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齢三十路にして、ここの意味わからない。フィボナッチ数は
1,1,3,5,8,13,21,34,55,89,144,233,377,…
ですよね?「フィボナッチ数“列”は2/5」って何のこと?
植物の葉の付き方を考えると,ある葉から順に一枚ずつ上の葉へと見ていったとき,m枚目でn周して元の葉の真上に来ます.この時の葉の付き方をn/m葉序と言います.例えば,最初の葉(0枚目)から数えて8枚目の葉が真上に来てそれまでに3周したなら(つまり1枚進むごとに360*3/8=135度ずつ回転する),3/8葉序と言うことになります.さて,このn/mの葉序,植物の種類によって数字は違うのですが,通常はその値がフィボナッチ数列のある項を使ってFi/Fi+2となっていることが知られています.#と言っても,通常出てくるのは1/2(i=1),1/3(i=2),2/5(i=3),3/8(i=4),5/13(i=
ある特定方向からの光に対してならそっちを向けたパネル一枚が一番効率が良いのが確かなのですが,現実世界では時間変動により光の入射方向が変わります.そのため,「様々な方向から来る光を,出来るだけ少ない葉でがっちりキャッチする」という植物の特性が有利に効いてくるわけです.(無駄な葉が多いと,植物的には養わなきゃいけない量が多く,また時刻によっては他の葉の陰になる部分が増えて非効率的)#もちろん,追尾式の発電パネルなら話は別ですが.
実はさらに季節的な要因で照射角度が変化するため,どういった葉の付き方が一番効率的か,
>少ない太陽電池パネルで効率よく発電するなら普通に並べるのが一番.
違うよ。ある瞬間に関してはそうだけど、一般的な場合だと入射方向が変化するから必ずしもそうはならない。・パネル枚数が有限・それに比べて使える敷地が広い(つまり、一本の「発電タワー」の作る影が隣のタワーに影響しない)・光の入射方向が経時変化するという条件だと、向きを変えたいくつかのパネルの集合系の方が高効率。(それが今回の報告でもある。もっと以前から同じ研究はあるけど)
もちろん、最適条件は「平面状に並べたパネルを、常に太陽光の入射が法線となるように追尾する」だけど。また、当然ながら、パネル枚数に比べて使える敷地が十分狭い場合は底面一面に敷き詰めるのが当然効率が高くなる。
>重なりあって陰が出来る植物の葉は非効率.
今問題にしてるような配列だと、軸方向の並進量をある程度大きく取ると重なりはほとんど問題にならない。
これはどういう原理からでしょうか?ポインタとか示してくれるとありがたいです。
経時変化(日単位、年単位)を考えても一枚なら最高効率角度が決まるのでその角度以外ならば必ず効率(というか、年間発電量)は下がるように思えるのだけど。これは、直射光以外も考えているのだろうか?
そうか、自己増殖するソーラーパネルを作ればバッチリなんだ! ってあれ?
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あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall
「フィボナッチ数列は 2/5 」 (スコア:0)
齢三十路にして、ここの意味わからない。フィボナッチ数は
1,1,3,5,8,13,21,34,55,89,144,233,377,…
ですよね?「フィボナッチ数“列”は2/5」って何のこと?
Re: (スコア:5, 参考になる)
植物の葉の付き方を考えると,ある葉から順に一枚ずつ上の葉へと見ていったとき,m枚目でn周して元の葉の真上に来ます.この時の葉の付き方をn/m葉序と言います.例えば,最初の葉(0枚目)から数えて8枚目の葉が真上に来てそれまでに3周したなら(つまり1枚進むごとに360*3/8=135度ずつ回転する),3/8葉序と言うことになります.
さて,このn/mの葉序,植物の種類によって数字は違うのですが,通常はその値がフィボナッチ数列のある項を使ってFi/Fi+2となっていることが知られています.
#と言っても,通常出てくるのは1/2(i=1),1/3(i=2),2/5(i=3),3/8(i=4),5/13(i=
補足 (スコア:5, 参考になる)
ある特定方向からの光に対してならそっちを向けたパネル一枚が一番効率が良いのが確かなのですが,現実世界では時間変動により光の入射方向が変わります.そのため,「様々な方向から来る光を,出来るだけ少ない葉でがっちりキャッチする」という植物の特性が有利に効いてくるわけです.
(無駄な葉が多いと,植物的には養わなきゃいけない量が多く,また時刻によっては他の葉の陰になる部分が増えて非効率的)
#もちろん,追尾式の発電パネルなら話は別ですが.
実はさらに季節的な要因で照射角度が変化するため,どういった葉の付き方が一番効率的か,
Re:補足 (スコア:-1, オフトピック)
○「様々な方向から来る光を,密集して重なりあった葉でも効率よくキャッチする」という植物の特性~
少ない太陽電池パネルで効率よく発電するなら普通に並べるのが一番.
重なりあって陰が出来る植物の葉は非効率.
Re:補足 (スコア:4, 興味深い)
>少ない太陽電池パネルで効率よく発電するなら普通に並べるのが一番.
違うよ。ある瞬間に関してはそうだけど、一般的な場合だと入射方向が変化するから必ずしもそうはならない。
・パネル枚数が有限
・それに比べて使える敷地が広い(つまり、一本の「発電タワー」の作る影が隣のタワーに影響しない)
・光の入射方向が経時変化する
という条件だと、向きを変えたいくつかのパネルの集合系の方が高効率。
(それが今回の報告でもある。もっと以前から同じ研究はあるけど)
もちろん、最適条件は「平面状に並べたパネルを、常に太陽光の入射が法線となるように追尾する」だけど。
また、当然ながら、パネル枚数に比べて使える敷地が十分狭い場合は底面一面に敷き詰めるのが当然効率が高くなる。
>重なりあって陰が出来る植物の葉は非効率.
今問題にしてるような配列だと、軸方向の並進量をある程度大きく取ると重なりはほとんど問題にならない。
Re:補足 (スコア:1)
これはどういう原理からでしょうか?
ポインタとか示してくれるとありがたいです。
経時変化(日単位、年単位)を考えても一枚なら最高効率角度が決まるので
その角度以外ならば必ず効率(というか、年間発電量)は下がるように思えるのだけど。
これは、直射光以外も考えているのだろうか?
Re: (スコア:0)
そうか、自己増殖するソーラーパネルを作ればバッチリなんだ! ってあれ?