Gavotte Ramdiskをまだ試していないので従来の知識の範囲での話になりますが、 Windows XPではRAMディスク由来のデバイスにスワップファイルを置けません。設定しても実際に作成されません。 国産RAMディスクとして有名なERAMにおいて実デバイスに偽装したRAMドライブであっても駄目で、OSに制限でもあるのかな?と思うのですが。
8. pagefile support
you can set pagefile to FixMedia type disk w/ pre-formated system.
if you need other MediaType or re-format, use the addswap.exe utility:
addswap r:\pagefile.sys 16 32
create pagefile r:\pagefile.sys with min=16M max=32M.
いったい何に使いますか? (スコア:1)
Re:いったい何に使いますか? (スコア:5, 参考になる)
電源を落とせば消えても構わない各種テンポラリやバッファの置き場、圧縮ファイルの一時解凍先や、ダウンロードデータ・編集中のデータ保存先、
また、設定がiniに保存される等インストーラーを必要としないソフトをポンポン置いていけば、簡単に軽くなります。
1GBもあればCD-ROMのイメージすら置けます。
パフォーマンスだけでなく、古典的な理論ではありますがいまだ有効であるHDDの負荷を減らす効果もあります。
HDDが一台か複数台あって効率的にデータを分散しているかでも相当な差がありますが、
RAMドライブを活用すればするだけ、パフォーマンスも負荷も比例的に上がるのです。
ただ、Vistaの場合はVista自身がこれに遠くない動作を勝手にやってくれるので、32bit環境なら3GBまでは好きに使わせてあげるのが吉です。
#Windows 2000なら、スワップファイルをRAMドライブに置くことすらできました。
#メインメモリを512MBに制限して768MB以上のRAMドライブにスワップを置くのですが、これが本末転倒の様に見えて効果大です。
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DAW (スコア:3, 参考になる)
最近のHDは速くなったので、DAWでオーディオファイル数十本のプロジェクトくらいではあんまり違いは出ないのではないかと、みんなが予想しましたした。、が、実際にやってみると低レイテンシー時の挙動とか、使用可能なプラグインの本数にかなりの差が出ておどろきました。
再生する前に、ロケートした瞬間に一気に大量のデータをRAM(普通の)にバッファするときなど、どんなDAWでもチャンネル数が増えると速いマシンでも出そろうまで数秒かかったりするのですが、これが一瞬だったのが印象的でした。
こういうことがあったのでiRAM導入を本気で考えていましたが、当時からオーディオ関係のカードでスロットが一杯で、なかなか手を出せずにいました。
もちろん、電源切ったら消えてしまいますから録音には危なくて使えないですよ。しかしいったん録音とアレンジが済んでミックス作業に入ってしまえば、更新されていくデータは数メガバイトのプロジェクトファイルだけですから、これだけをHDにキープしていけば大丈夫です(本気で使うようになったら作業フォルダを監視させて、特定のファイルタイプはコピーを残すようになんか追加すると思います。その程度であのパフォーマンス向上が望めるなら(cpuタイム的に)安いものです。)。
新しいオーディオファイルが増える場合もタイムコンプレッション、ピッチ修正など、記録の残る編集(私のDAWでは後にいつでも再構築が可能です、ちなみにセッションファイルという名前がしっくりくるやつだとちょっとだけ面倒ですね。w)だけですから、ミックス前に必要なファイルをRAMディスクにコピーして使えば余裕で実用になるとおもいます。
ので、この分野の方で勇気のある方は試してみることをお勧めしますよ。w
わたくしは今週にでも秋葉にいって、RAM買ってきて試そうと思ってます。
うまくいけばDAWユーザーが一番恩恵を受けるかもしれません、これ。
Re: (スコア:0)
うちはメインメモリを4GB載せて、XP x64上でキャッシュ優先、DAW側でOSのキャッシュを使う設定にしていますが、2度目以降の再生では実際にディスクアクセスがゼロになります。こちらの方が透過的で、不安定要因を入れることもなく、データの揮発もなく、良いと思うのですが…。32bit環境へのこだわりがある場合は止めませんが :D
Re:DAW (スコア:3, 参考になる)
短いイベント、1小節~8小節とか、が、曲中コピーしてあるような状態のトラックはキャッシュにおさまるのです。、、が1トラックあたり、8MBまでだったかな?、そんなもんしかキャッシュしないんですよね。だから長い1本棒がたくさん置いてあるような、よくある受け渡し後のプロジェクトだと必ずディスクアクセスが頻繁に起こるのです。そういうプロジェクトだとロケートのレスポンスがめにみえて速くなりますし、その他のファンクションもなぜかもろもろ速くなります。それとバスへの負荷が分散するからでしょうか、プチが発生するCPU使用率も上がりましたよ。
私もやはりキャッシュするから大差ないと考えたのですが、結果はこちらの環境ではちょっと意外なものでした。
>オンメモリ仮想ディスクは以前試しましたが、オーディオファイルを選択的にメインメモリに載せられるメリットと、プロジェクト毎の準備の手間やデータ安全性のデメリット、あるいは環境の安定を考慮した結果、ペイしないという判断をしたことがあります。
安定性について、ソフト的にはスワップファイルを置けるくらいの出来でしたらオーディオファイルを置いたところでなんの問題も無いと考えます。以前試したやつは、古くて信用できなかったです。
電源消えればはもちろん消えますからデータの安全性は最低ですよね。でも上にも書いたとおり、更新されてくのはプロジェクトファイルだけ(と、レンダリングですね。)なので、それだけ別の場所に移していけば問題ないんじゃないでしょうか。
準備の手間ですか、、マルチもらったら(もしくはできあがったら)作業用のディスクにどーせコピーしますから、そのときに一緒にやればいいかな、、そしていったん混ぜ始めたら再起動することはないですから、やはりそれほど面倒はないかな。(どうせ裏でBOINC-SETI走ってますから再起動するのは1週間に1度とかそんなもんです。)んでトイレ行く時にでもHDと同期すればいいんじゃないかな。
私の環境は特殊かもしれませんが、ペイする、、気がします。
>こちらの方が透過的で、不安定要因を入れることもなく、データの揮発もなく、良いと思うのですが…。32bit環境へのこだわりがある場合は止めませんが :D
その通りです、その通りなのですが、
プラグインやハード(dspやらシンセのUSBドライバやら)で64bit対応していないものがいまだ大量にあっていまのところ移行してもトレードオフいっぱいなんですよね。ていうかそんなこといってると一生32bit XPと心中か。w
(でもそのへん、win 64よりosx(86)用のほうが明らかに多いので、実はOSXに移るほうが楽なんじゃないかな、どうせ移行に苦労があるならそろそろmac osに戻りたいです・・。)
人間的にどっちにしても不安定要素でいっぱい(DAWはすこぶる安定してますけど)ですからw、あと一つ増えたところでどうということはないのでとりあえずやってみます。御意見ありがとうございます。長文失礼致しました。
Re: (スコア:0)
(ジャンクションの使い方勉強しなきゃ)
Re: (スコア:0)
Re:DAW (スコア:1)
#クリエイティブ用途のソフトは、世界も思想もマッチョやGeekや理系とはまったく別と思ったほうがいいと思っている
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Re:いったい何に使いますか? (スコア:1)
# ハイバネーションするとRAMの中身は消えるのでご注意下さい
Re:いったい何に使いますか? (スコア:2, 参考になる)
Windows XPではRAMディスク由来のデバイスにスワップファイルを置けません。設定しても実際に作成されません。
国産RAMディスクとして有名なERAMにおいて実デバイスに偽装したRAMドライブであっても駄目で、OSに制限でもあるのかな?と思うのですが。
前述の通り、Windows 2000なら通ります。
元々スワップがあることを前提にして動く上に2000は巨大なメモリの使い方がうまくないので、
素直にメインメモリ量を制限して、1.5倍のスワップをRAMドライブで用意するのが効果的です。
Gavotte Ramdiskならスワップも飛ばせるのでしょうか?となると、かなり強力だと思いますが。
XPは、2000よりもよりスワップを積極的に利用してメインメモリを空けておこうとしますからね。
#Q-SOFTのRAMディスクは(小額ながら)有料ですが、Gavotte Ramdiskは無料でVista 64bitもOKである点が大きいな
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Re:いったい何に使いますか? (スコア:2, 興味深い)
スワップファイルを置けましたよ。
ローカルディスク扱いになってます。
ただ1GB程度しかスワップ設定してませんので
パフォーマンスは体感できませんでした。
そのた参考:http://qqqq111.at.infoseek.co.jp/memoryutility.html
Re:いったい何に使いますか? (スコア:1)
なんかユーティリティが入ってます。
#試してない。素直にPhotoshopの仮想ディスクにした。
---にょろ~ん
Re:いったい何に使いますか? (スコア:1)
XPの場合最近のソフト環境ではメインに1.5GBほどほしいので、よく考えるとちょっと割り当てが歪になる気がしてきましたが、工夫のしがいはありそうです。
=-=-= The Inelegance(無粋な人) =-=-=
32bit・・・? (スコア:0)
#既にVista x64で人柱中なのでAC
Re: (スコア:0)
なぜスワップ0MB設定にしないのか理由を知りたい。
Re:いったい何に使いますか? (スコア:1)
そして重ねて言いますがWindows2000は大量のメモリを積んでも、効率よく使ってはくれません。1GBぐらいから先は費用対効果が微妙です。
大量にメモリを積んでもスワップを使う動作が無くなることは全く無く、HDDへのアクセスは避けられません。
ならばスワップ自体を加速させて、全てのメモリ+スワップの動作をHDD外で行おうとする設計思想です。
OSに素直な動作をさせようという宗教的な物、と言われればそうかもしれませんが…。
ただ、メモリ大食いのアプリを動かすとなると、メインメモリが空いていないことには話にならないので、状況によります。
でも、多くの環境で一律に効果があるのは、やっぱりHDDのアクセスを避けることです。
だからHDDを高速なものにしたりデフラグしたりするとベンチマークテスト結果以上に実効速度が上がる訳で。
#エッジの効いたチューンアップTipsには、やっても全く意味がなかったり机上の空論だったりするものもあるんですよ。
#だから、まずスタートメニューのウェイトを削る方が体感的にてきめんに効くし、それだけで十分だって(笑)。
#そして、後は標準的な動作状態をさせつつ足腰を強化するのが一番です。
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