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「いっぽうで安価な製品では精度が足りないことからGhost Gunnerが開発されたそうだ」と書かれてますが、これはどうでしょう。普通の三角ネジで「送り」を作るにしても、0.1mm程度の精度を出す事は出来るし、最近では結構簡単に手に入るボールネジを使えば0.01mm程度の精度を出すのは難しくないですね。
やはり切削能力が違うんだと思います。日本で売られているCNCルータは、プラスチックやアルミの薄板の切削を目的としていて、切削能力がほとんどありません。対してGhost Gunnerは、卓上フライス程度の切削能力は持つものなのでしょう。
これはちょっと欲しいですね。別にレシーバを削り出すつもりは無いですけど、アルミのちょっとした部品をNCで削り出せる機械が$1500なら、結構便利だと思います。
精度の問題だと, 目盛りの読みでは精度が出たつもりでも, 工作機械自体の精度(あそび)や剛性, あるいは温度変化による変形で実際の精度は狂ってくるので, そう簡単じゃないと思います.
また, 加工部材の方も加工時の発熱による変形, 応力変形によるひけ, それに加工工具の摩耗など, 動的に精度に影響を与える要因もありますので, 加工条件のノウハウを蓄積するとか, 加工面をリアルタイムで計測して制御にフィードバックするとかしないと, なかなか難しそうな.
# アルミなんかだと柔らかいし, 熱伝導が良くて高温にもなりにくいので楽ですけど
> 精度の問題だと, 目盛りの読みでは精度が出たつもりでも, 工作機械自体の精度(あそび)や剛性, あるいは温度変化による変形で実際の精度は狂ってくるので, そう簡単じゃないと思います.
本式の工作機械なら仰る通りです。
ですが、卓上フライスのCNC化とか、このGhost Gunnerとかは、そういうもんじゃないですね。本式の工作機械からすれば、所詮はオモチャみたいなものですから。
Ghost Gunnerは、圧延鋼板やステンレス板を使っているとあります。こういう板を、下手をすればネジ止めで組み立ててある訳です。軸の駆動にしたって、パルスモータのオープンループです。ヘッドの支持機構にしたって、アリミゾやカミソリなんてもんは無いと思いますよ。
そんなシロモノで、機械の温度変化、加工材の変形や刃物の摩耗が問題になるかと言えば、多分ならないでしょう。三角ネジの0.1mm、ボールネジの0.05mmの位置精度だって十分だと思いますよ。遊びは片方向移動で、刃物の逃げはゼロカットで対応ですね。一応。
# アルミかあ。A2017はサクサク削れるので好きですね。A6063は粘るから嫌い。
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人生unstable -- あるハッカー
CNCルータなんでしょうね (スコア:1)
「いっぽうで安価な製品では精度が足りないことからGhost Gunnerが開発されたそうだ」と書かれてますが、これはどうでしょう。普通の三角ネジで「送り」を作るにしても、0.1mm程度の精度を出す事は出来るし、最近では結構簡単に手に入るボールネジを使えば0.01mm程度の精度を出すのは難しくないですね。
やはり切削能力が違うんだと思います。日本で売られているCNCルータは、プラスチックやアルミの薄板の切削を目的としていて、切削能力がほとんどありません。対してGhost Gunnerは、卓上フライス程度の切削能力は持つものなのでしょう。
これはちょっと欲しいですね。別にレシーバを削り出すつもりは無いですけど、アルミのちょっとした部品をNCで削り出せる機械が$1500なら、結構便利だと思います。
Re:CNCルータなんでしょうね (スコア:1)
精度の問題だと, 目盛りの読みでは精度が出たつもりでも, 工作機械自体の精度(あそび)や剛性, あるいは温度変化による変形で実際の精度は狂ってくるので, そう簡単じゃないと思います.
また, 加工部材の方も加工時の発熱による変形, 応力変形によるひけ, それに加工工具の摩耗など, 動的に精度に影響を与える要因もありますので, 加工条件のノウハウを蓄積するとか, 加工面をリアルタイムで計測して制御にフィードバックするとかしないと, なかなか難しそうな.
# アルミなんかだと柔らかいし, 熱伝導が良くて高温にもなりにくいので楽ですけど
Re:CNCルータなんでしょうね (スコア:2)
> 精度の問題だと, 目盛りの読みでは精度が出たつもりでも, 工作機械自体の精度(あそび)や剛性, あるいは温度変化による変形で実際の精度は狂ってくるので, そう簡単じゃないと思います.
本式の工作機械なら仰る通りです。
ですが、卓上フライスのCNC化とか、このGhost Gunnerとかは、そういうもんじゃないですね。本式の工作機械からすれば、所詮はオモチャみたいなものですから。
Ghost Gunnerは、圧延鋼板やステンレス板を使っているとあります。こういう板を、下手をすればネジ止めで組み立ててある訳です。軸の駆動にしたって、パルスモータのオープンループです。ヘッドの支持機構にしたって、アリミゾやカミソリなんてもんは無いと思いますよ。
そんなシロモノで、機械の温度変化、加工材の変形や刃物の摩耗が問題になるかと言えば、多分ならないでしょう。三角ネジの0.1mm、ボールネジの0.05mmの位置精度だって十分だと思いますよ。遊びは片方向移動で、刃物の逃げはゼロカットで対応ですね。一応。
# アルミかあ。A2017はサクサク削れるので好きですね。A6063は粘るから嫌い。