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ハードウェア

銃を自作するためのオープンソースCNC工作機械「Ghost Gunner」 47

ストーリー by hylom
日本でもチャレンジする人が登場しそうだ 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

銃を持つ権利を主張する団体であるCATICome and take it、銃を持つ権利を正当化するというスローガンでもある)が、オープンソースで開発された「Ghost Gunner」と呼ばれるコンピュータ数値制御(CNC)工作機械を使って銃器を製造するデモを行うという(hacked.comCATIプレスリリースSlashdot)。

Ghost Gunnerは、テキサス州のDefense Distributedという非営利団体が開発した工作機械。この団体は、米国の「武器を保有する権利」に基づき、防衛のための武器を開発することを目的としている。市販のCNC工作機械では、精度を求めると高価になり、いっぽうで安価な製品では精度が足りないことからGhost Gunnerが開発されたそうだ。

Ghost Gunnerで作成済みのデータを利用するだけであれば専門知識はほぼ不要で、軍用AR-15(いわゆるM16自動小銃)の約80%の品質を持つレシーバー(機関部)を簡単に作り出せるという。

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  • 安い中華CNCフライスで(Yaobangとか)アルミ合金程度なら余裕で加工できるからなあー。
    ソフトは別途調達だし、手直しは必要だけど、ボールねじだし精度はそれなりにある。

    問題は、バレルのライフリングをどう切るかだよなあ。
    バレルは流石にアルミじゃなくて鋼鉄だろうし、
    専用工作機械や器具が必要だからなあ。

    ##関係ないけどおすすめのCAM無いですかね?
    ##フリーソフトか、有償でも10万以下ぐらいで・・・
    ##用途的には3軸、数センチ四方の小物・高精度で、どちらかと言うとジュエリーのワックス加工とかに近い感じ。

    • > 安い中華CNCフライスで(Yaobangとか)アルミ合金程度なら余裕で加工できるからなあー。

      うちのはSX2(非CNC)ですが、A2017で幅5mm深さ5mmの切り代は十分行けます。S45Cだと幅2mm深さ1mm位の切り代ならなんとか。それ以上だと剛性が全然足りませんね。CNCだったら軽切削を繰り返すのでも良いかと。Ghost Gunnerもそういうもんでしょうし。SX3-CNCがどれほどのものかは、もうすぐ分かります(調達中)。

      > 問題は、バレルのライフリングをどう切るかだよなあ。

      銃身にライフリングを切る方法がいくつかありますが、簡単なのはrifling buttonという名前の工具を使う方法でしょう。カスタムメイドの銃身はこれでライフリングを切ります。米国だと通販でも入手出来るものですが、日本に輸入出来るかは不明ですね。しかし、簡単な工具ですから、それなりの腕と設備(旋盤とフライス)があれば自作可能でしょう。

      CAMってどのレベルでしょう?お絵かき?パス生成?Gコード生成?軸制御?ググると色々出て来ますが、どれがしっくり来るのかを調べるのが大変ですね。

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  • 80%加工済のローワーレシーバーですね。そういうものが売られています [aresarmor.com]。この80%加工済のローワーレシーバーの最終加工をする機械がGhost Gunnerなんですね。となると、そんなに加工自由度が無い機械なのかな?ちょっと残念。

  • 「いっぽうで安価な製品では精度が足りないことからGhost Gunnerが開発されたそうだ」と書かれてますが、これはどうでしょう。普通の三角ネジで「送り」を作るにしても、0.1mm程度の精度を出す事は出来るし、最近では結構簡単に手に入るボールネジを使えば0.01mm程度の精度を出すのは難しくないですね。

    やはり切削能力が違うんだと思います。日本で売られているCNCルータは、プラスチックやアルミの薄板の切削を目的としていて、切削能力がほとんどありません。対してGhost Gunnerは、卓上フライス程度の切削能力は持つものなのでしょう。

    これはちょっと欲しいですね。別にレシーバを削り出すつもりは無いですけど、アルミのちょっとした部品をNCで削り出せる機械が$1500なら、結構便利だと思います。

    • 精度の問題だと, 目盛りの読みでは精度が出たつもりでも, 工作機械自体の精度(あそび)や剛性, あるいは温度変化による変形で実際の精度は狂ってくるので, そう簡単じゃないと思います.

      また, 加工部材の方も加工時の発熱による変形, 応力変形によるひけ, それに加工工具の摩耗など, 動的に精度に影響を与える要因もありますので, 加工条件のノウハウを蓄積するとか, 加工面をリアルタイムで計測して制御にフィードバックするとかしないと, なかなか難しそうな.

      # アルミなんかだと柔らかいし, 熱伝導が良くて高温にもなりにくいので楽ですけど

      親コメント
      • > 精度の問題だと, 目盛りの読みでは精度が出たつもりでも, 工作機械自体の精度(あそび)や剛性, あるいは温度変化による変形で実際の精度は狂ってくるので, そう簡単じゃないと思います.

        本式の工作機械なら仰る通りです。

        ですが、卓上フライスのCNC化とか、このGhost Gunnerとかは、そういうもんじゃないですね。本式の工作機械からすれば、所詮はオモチャみたいなものですから。

        Ghost Gunnerは、圧延鋼板やステンレス板を使っているとあります。こういう板を、下手をすればネジ止めで組み立ててある訳です。軸の駆動にしたって、パルスモータのオープンループです。ヘッドの支持機構にしたって、アリミゾやカミソリなんてもんは無いと思いますよ。

        そんなシロモノで、機械の温度変化、加工材の変形や刃物の摩耗が問題になるかと言えば、多分ならないでしょう。三角ネジの0.1mm、ボールネジの0.05mmの位置精度だって十分だと思いますよ。遊びは片方向移動で、刃物の逃げはゼロカットで対応ですね。一応。

        # アルミかあ。A2017はサクサク削れるので好きですね。A6063は粘るから嫌い。

        親コメント
    • by Anonymous Coward

      Sable-2015でいいなじゃね?
      むしろnc旋盤が欲しい

      • > Sable-2015でいいなじゃね?

        うーん。コレットがER11、3.175mmで細すぎるのと、スピンドルスピードが低速で4000rpmと速すぎる、ですね。ほとんど何も加工出来ないでしょう。薄板を切る/削る以外はダメでしょうね。と言うか、CNC3040は持ってるんで、同じものを改めて買う必要も無かろうかと。

        > むしろnc旋盤が欲しい

        NC旋盤、欲しいですねえ。チェンジャが付いていれば最高。

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  • by Anonymous Coward on 2015年01月09日 8時42分 (#2740791)

    武器を保有する権利があるなら日本刀や出刃包丁の所持も認めてほしいものだ

    • by Anonymous Coward

      銃弾をはじき返す技能保持者なら認められたりして

    • by Anonymous Coward
      日本刀は美術品だし出刃包丁は料理道具で、所持に銃刀法の規制はかかんなくね?
      # だが牡蠣剥きナイフは禁止
      • 模造刀も銃刀法第二条の対象じゃないの?

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        • by Anonymous Coward
          模造刀とか軍刀とかは日本刀じゃないので。
          # 手づくりと手づくり風の違い
          • by cassandro (6035) on 2015年01月09日 14時44分 (#2741046)

            > 模造刀とか軍刀とかは日本刀じゃないので。

            模造刀は、銃刀法第二条の2の規制外にある刀の様なものです。刃が引いてあっても鉄その他の強靱な材質で作られたものは銃刀法で言う所の刀剣類となるので、そのため模造刀は亜鉛合金等の強度が無い材質で作られています。

            軍刀は、その拵え(外見)がサーベル類似の軍用のものを言う場合と、その刀身が伝統的な日本刀を異なる素材/製法で作られているものの2種類があります。拵えの話とすれば、日本刀に分類される軍刀は存在しますし、美術品としての所持も可能です(現在、日本刀は美術品としての所持のみ可能)。この前、二代と七代の和泉守兼定の軍刀を見せて貰ったんですが、二代なんて買える値段じゃないし、七代もちょっと手が届かなかったです。後者の刀身の問題の場合、これは日本刀ではありませんし、普通には所持する事は出来ません。

            刀剣類や刀の様な物の所持と携帯の規制は、根拠法が異なります。刀剣類の規定は銃刀法の第二条の2、所持の規制は第三条になります。携帯に関しては軽犯罪法第一条の二により規制されます。

            親コメント
          • by Anonymous Coward

            成人前の若い子でしょうか?

            去年?だったか、成人式に模造刀持ち込んでしょっぴかれたやつがいたような。
            あなたは持っていかないように気を付けて下さいね。

    • by Anonymous Coward

      アメリカって観光客にも銃を所持する権利ってあるんですかね?

  • by Anonymous Coward on 2015年01月09日 9時06分 (#2740803)

    自製できれば危険を冒して輸入する必要ないし

    • by cassandro (6035) on 2015年01月09日 9時36分 (#2740818)

      > 自製できれば危険を冒して輸入する必要ないし

      ヤクザ屋さんが自作というのは、一般論からすれば無理でしょう。大体の部品はGhost Gunnerやその他の工作機械で作り出せるとしても、銃身をどうするかの問題があります。

      旋盤があればバレルを削り出す事は出来ますが、1発目を撃った瞬間に銃身が炸裂して、指が無くなる、目が潰れる、下手すりゃ死亡って事になるでしょう。銃身は強度が求められるので、切削加工の後に鍛造や焼き入れが必要ですが、これは素人で出来るものではなく、結構な設備と経験が必要ですね。日本で銃身の焼き入れを専門業者にやって貰うにしても、形状が形状ですからねえ。速攻で警察がやって来るでしょう。

      Ghost Gunnerがレシーバを削り出す事が出来るというのには、アメリカの銃規制に関係があるでしょう。銃身を含め銃の大体の部品は補充部品として買う事が出来ますが(銃身は消耗品なので、これも買う事が出来る)、レシーバだけは規制で簡単に買う事が出来なかったと記憶しています。そのレシーバを自分で作れる機械なので、Ghost Gunnerなる機械は注目されているんだと思いますよ。

      親コメント
      • 弾も作れるの?

        親コメント
        • ウケを狙っているのかマジなのか、判断に迷う所ですが。

          > 弾も作れるの?

          ガソリンは、ガソリン自動車を使用するに欠くべからざるものではあるけれど、ガソリン自動車の部品では無いですね。同様に弾(弾頭にしろ実包にしろ)は銃の部品とは言えないでしょうね。

          なので「弾も作れるの?」に対する答は、

          あなた、一体全体、何を言っているんですか?気は確かですか?

          ですね。

          実包は複数の部品を組み合わせて作るもので、その構成部品はプレス加工、射出成形、鋳造、化学合成で作製されるでしょう。プレス加工や鋳造の代わりとして切削加工でも作製可能でしょうが、そういう愚かしい事をするのは間抜けか、それ以外の作製方法が取れない場合に限定されるでしょうね。

          親コメント
          • マジ罵倒コメサンキュー。

            火薬も必要そうだしやっぱり全部自製は無理で消耗品(弾やバレル)は別途調達なんすね。

            親コメント
            • > マジ罵倒コメサンキュー。

              いやいや。

              > 火薬も必要そうだしやっぱり全部自製は無理で消耗品(弾やバレル)は別途調達なんすね。

              やって出来ない事は無いでしょうが、結構な金、時間、そしてお勉強が必要なんじゃないですか?日本では敷居が高過ぎますね。

              米国の話としても、銃の自作はかなり高いものに付くと思いますよ。AR-15程度の銃なら、サクっと完成銃を買った方が安いと思いますね。

              だけど、この話はそういうゼニカネの問題じゃないんでしょうね。銃規制に反対する人達が、登録とかの規制に縛られない形で銃が持てる事をデモンストレートしている訳で。

              親コメント
              • >だけど、この話はそういうゼニカネの問題じゃないんでしょうね。銃規制に反対する人達が、登録とかの規制に縛られない形で銃が持てる事をデモンストレートしている訳で。

                やってる人達はそういうスタンスでしょうけど、利用できる人達にとってはそうでもないほうが多くなりそう(性悪説)。
                NRAとかがこれにたいしてどういうスタンスを取るのか気になります。
                同調、反発、無視
                やっぱり普通に規制しようと議員を動かすのかな。
                テロが絡むとか煽れば世論を誘導して弾圧できそう。

                親コメント
          • by Anonymous Coward

            弾がなく銃だけあっても使い物にならないでしょ

        • by Anonymous Coward

          現行の銃器との互換性があるような弾は難しいでしょうが
          紙薬莢を使うようなマスケット銃の弾は作れるのでは。

        • by Anonymous Coward

          アメリカならホームセンターで弾買えるんでしょと

      • by Anonymous Coward

        >1発目を撃った瞬間に銃身が炸裂して、指が無くなる、
        はじめからケジメをしていたと思えば・・・

      • by Anonymous Coward

        素人目には全自動小銃用銃身の様に、運用中に焼き鈍しが入る物を焼き入れして、良いのだろうかと思ってしまう。
        単発銃なら、耐磨耗性を上げる為に銃身内に、焼き入れする意味は分かるが。
        下手に銃身に焼き入れをすると、却って割れ・破裂が起きそうな気がするのだが、実際の処どうなんだろうか?

        • そろそろ、このトピもクロージングかな?

          > 素人目には全自動小銃用銃身の様に、運用中に焼き鈍しが入る物を焼き入れして、良いのだろうかと思ってしまう。
          > 単発銃なら、耐磨耗性を上げる為に銃身内に、焼き入れする意味は分かるが。

          鋼の熱処理については、こんなページ [jpo.go.jp]とかこんなページ [shimane-u.ac.jp]を参照してください。

          多分誤解があると思います。

          焼き入れは変態点温度(800℃位、明るい赤色)まで加熱した鋼を急冷する処理、焼き鈍しは変態点温度まで加熱した鋼を徐冷する処理です。これは宜しいかな?

          自動小銃を撃ちまくって銃身が変態点温度まで上がるなんて事になると、銃身が軟化して曲がるなんて事が起こりますが、その前に腔発が発生するなんてアブナイ状態になります。そして銃身を包んでいるフォアガードが溶けるとか燃えるでしょう、AR-15のプラスチック製のやつなら。フォワガードを支えている左手は大火傷ですね。つまり、銃身が赤く輝くまで撃ちまくるなんてのは無理です。

          バイポッドとかで支えている、いわゆる機関銃だと、手の火傷は無いでしょうが、銃身が曲がる、腔発が発生する事には代わりは無いですね、極めて危険です。大体、M60の様な機関銃は、撃ちまくって加熱した銃身を交換出来る様に、耐熱手袋とか交換銃身を持って行きます。銃身が赤くなるずーっと前に銃身を交換するんです。

          なので、銃身の焼きが戻るまで撃ちまくるなんてことはしませんし、そんな事は無理でしょう。大怪我を覚悟とか命と引き替えになら、まあ出来ない事も無いでしょうが。万一銃身の焼きが戻ったらオシャカですね。

          銃身を鍛造したり焼き入れしたりするのは、耐磨耗性を上げる為じゃありません。少なくとも、主たる目的は耐磨耗性ではありません。ざっくり言うと、鋼の硬度は鋼の強度なんです。なので、鍛造や焼き入れの目的は、銃身の強度を上げるためですね。

          親コメント
          • by Anonymous Coward

            正しいか否かは分からないが、焼きを入れても、鋼は基本的に縦弾性係数(ヤング率)は変わらないらしい。
            にも拘らず焼きが入ると強度が上がると云う事は、弾性限界或いは破断限界が上がると云う事の筈だが、焼きは均一に入らない筈だから、残留応力がかかって下手をすると弾性限界や破断限界が低下しかねない。
            それともマクロに見ると残留応力のせいで縦弾性系数が上昇して、固くなるのだろうか?

            焼きを入れても縦弾性係数が変化しないのなら、銃身の内圧に耐える必要強度を有する肉厚があれば、耐磨耗性だけ確保できれば、焼きを入れる必要はなくなるのではないのだろうか。
            無論銃身質量をなるだけ下げたい運用要求には反するが、内圧による銃身内径増加を加味した初期内径(同一縦弾性係数、高強度材、薄肉銃身よりは、大内径にしておく必要はある)にしておけば、焼きを入れずとも充分ではないか。

            • この辺の事をお勉強したのはもう30年も前なので、記憶違いがあるかも。その場合はご容赦。

              それから、もしかして「焼き入れ」が本当に焼き入れのみで焼き戻しを行わない事を意味していると考えておられるのかな?だとすれば、これは失礼。常識的に考えれば、焼き入れのみで焼き戻しを行わない熱処理は現実には普通あり得ないので、焼き入れ-焼き戻しを「焼き入れ」と言っています。

              > 正しいか否かは分からないが、焼きを入れても、鋼は基本的に縦弾性係数(ヤング率)は変わらないらしい。

              まあ、そう言って良いでしょう。実際には焼き入れによってヤング率は若干低下します。

              ヤング率は弾性領域での応力に対するひずみの量を示すものであって、弾性限/降伏点の高さを示すものではありません。まずは、これが第一の誤解なんでしょ。

              > にも拘らず焼きが入ると強度が上がると云う事は、弾性限界或いは破断限界が上がると云う事の筈だが

              焼き入れによって、弾性限及び降伏点、そして引張強さが上昇するのは鋼の一般的な性質ですね。引張強さは破断前の最大引張応力ですから、引張強さが高い事はモロに破断限界が高い事になりますね。

              > 焼きは均一に入らない筈だから、残留応力がかかって下手をすると弾性限界や破断限界が低下しかねない。

              そして、ここですね。

              残留応力の存在が即ち弾性限及び降伏点、破断限界の低下を招くとは限りません。残留応力は外力によって発生するもので、焼き入れの場合も同じ。材料の強度を考える場合、残留応力を一律に無くすのではなく、好ましくない残留応力は減らし、好ましい残留応力を積極的に残すのが普通のやり方でしょう。銃身の焼き入れ時の冷却は、銃身を立てた状態で行うのが普通で、圧縮残留応力が残る様にしています。これは脆性破壊や疲労破壊に対抗する、好ましい残留応力ですね。

              > 焼きを入れても縦弾性係数が変化しないのなら、銃身の内圧に耐える必要強度を有する肉厚があれば、耐磨耗性だけ確保できれば、焼きを入れる必要はなくなるのではないのだろうか。

              既に述べた様に、ヤング率は、弾性限/降伏点/引張強さ、つまり強さとはあまり関係ありません。

              材料の強度の無さを厚みでカバーする事はあるでしょう。ですが、それはあまりエンジニアリング的とは言えませんね。
              軍用銃は猟銃に比べて重いものですが、それでも要求を満たす最低の重さにしてあるのです。不必要に重くなればどうなるかと言えば、その分兵士の携行品を減らす事になります。鉄砲が重すぎて弾薬を持って行けませんでした、なんてのは、全くの馬鹿の骨頂でしょ?
              猟銃にしても、銃身は薄くなる方向に進んでいます。バーミント等、銃身が元々厚い銃にしても、薄くなる方向に進んでいるんです。

              もし、世の中の人が総じて、不必要にクソ重い銃が大好きだと思うのであれば、そういう銃の製造業者になれば良いんです。米国なら銃製造業者になるのは簡単ですし、日本にしたって不可能って訳ではありません。あなたの思惑通り、不必要にクソ重い銃が大好きな人がいっぱいいれば、喜んで買ってくれるでしょうよ。持ってる軽い銃を捨ててね。軽い銃しか作っていない既存の銃製造業者を蹴散らして、大富豪になれるでしょうよ。

              ボク的には、そんな間抜けな銃はご免ですけどね。

              親コメント
              • by Anonymous Coward

                もし、世の中の人が総じて、不必要にクソ重い銃が大好きだと思うのであれば、そういう銃の製造業者になれば良いんです。米国なら銃製造業者になるのは簡単ですし、日本にしたって不可能って訳ではありません。あなたの思惑通り、不必要にクソ重い銃が大好きな人がいっぱいいれば、喜んで買ってくれるでしょうよ。持ってる軽い銃を捨ててね。軽い銃しか作っていない既存の銃製造業者を蹴散らして、大富豪になれるでしょうよ。

                ボク的には、そんな間抜けな銃はご免ですけどね。

                M2 ?

    • by Anonymous Coward

      銃本体は3Dプリンタでなくとも町工場レベルで作れるでしょ。(品質はそれなりでしょうが)
      面倒なのは銃弾、厳密に言えばその火薬。

      一説には、日本の裏社会では銃本体より弾の方が貴重なんだとか。
      インクジェットプリンタみたい。

      • by Anonymous Coward

        黒色火薬だったら、幾らでも作れるのでは?

        木炭も、硝安も硫黄も、大量に買えますよね。

        • by Anonymous Coward on 2015年01月10日 4時45分 (#2741407)

          (半)自動小銃(拳銃)には、火薬燃焼滓の少ない、無煙パウダーが必須で、10発内外ならともかく、火薬燃焼滓の多い黒色火薬カートリッジで、(半)自動小銃(拳銃)を運用するのは相当無理があるはず。
          加えて信頼性のある実用銃用黒色火薬雷管の製作の方が困難ではあろう。
          単発ボルトマチック小銃時代の黒色火薬カートリッジでも、黒色火薬のみの雷管は少数派だったのでは?

          親コメント
    • by Anonymous Coward

      某修羅の国で押収された武器を見た限りじゃ
      もっと強力なブツが必要とされてるみたいだけどね

    • by Anonymous Coward

      昔は自製がメインだったんですよ。
      単に輸入の方が楽でお安くなったってだけで。

  • by Anonymous Coward on 2015年01月09日 10時41分 (#2740863)

    実際に活用するのはイスラム過激派

    • by Anonymous Coward

      彼らなら自作品より本物を調達しちゃうんじゃないのん?
      っつーか派とか組織とか関係ないよね。
      これで怖いのは当局とか銃砲店とかが把握してない銃入手ルートが出てくること、であって、どんな属性の人が使うか、ではない。
      例えば仮にイスラム過激派を全員国内退去させられたとしても、この作成法が広まることは(とりあえず政府にとって)脅威だ。

      • by Anonymous Coward

        自作銃より北朝鮮や中共のコピー品の中古の方が安価では?

    • by Anonymous Coward

      残念ながらアメ公バカだなと心底思う時がある。
      今回の件がそう。

  • by Anonymous Coward on 2015年01月09日 11時06分 (#2740878)

    どうしてもゴルゴ13が「軍用AR-15(いわゆるM16自動小銃)の約80%の品質を持つレシーバー」を使わなければいけない状況に持って行って、その状態でどの程度の射撃ができるのか検証してくれると面白い………

  • by Anonymous Coward on 2015年01月09日 11時32分 (#2740891)

    こんなので自作しなくても俺の股間のマグナムが火を噴くぜ!

    • by Anonymous Coward

      マグナム撃てるデリンジャーもありますもんね。

      • by Anonymous Coward

        物凄い量が発射されるんですね

    • by Anonymous Coward

      信頼性が低かったりして。

  • by Anonymous Coward on 2015年01月09日 17時27分 (#2741154)

    日本で銃火器が作れても意味ないですが。
    あっちは管理されていない銃火器が増えるとイロイロ大変そうですねぇ。

    日本の場合は、火薬を使用しないで強力な殺傷力を持つ空気銃・ガス銃・バネ銃を
    プリントアウトされる方がリスクが高いのかな?

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アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家

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