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原発建屋の燃料プールを空にして運用しようと言う議論が起こらないのはなぜなんだろう。一度事故が起きると複数の原子炉の状態を監視しつつ、燃料プールをも気にしなければいけないなんてリスクが大きすぎると思う。すこしでもリスクを下げる努力をしているのだろうか。
それに燃料プールの対処が先にくることで原子炉への対処が遅くなり、廃炉までの期間が長くなる。コンクリートだって劣化するだろうし、原子炉の配管やセンサーは廃炉まで持つのだろうか。
危機感の無い事業者の記者会見を見て、そんな事を改めて思った事件でした。
「プールを空にして運用」の意味がよくわからないのですが、次のどれでしょうか?
(#2346487) ですが、福島第一原発以外で安全性の高い原発を再稼働させる時の話です。事故が起こった場合、燃料プールに残された使用済核燃料にこんなに苦労している実態があるのだから、再稼働させる前提として「燃料プールに燃料棒を置かない」という条件があっても良いのにと言うことです。だから3番目に近いんだけど、一時保管施設が無いために輸送可能な状態まで冷却が終わった燃料棒まで置きっぱなしという状態を是正してくれと言うことで「原発運用を発明する」と言うより原点に戻る感じでしょうか。まあ、燃料プールの燃料棒が冷却し終わって0本になるまで運転してくれるなという思いは強いですが。
ついでに(#2346636) さんに頂いたコメントにフォローすると、乾式キャスクが有効ならば買ってくれば良いし、燃料棒移送のリスクは核燃料サイクルが順調に行われている場合でも発生する問題です。結局は解決しなければならない問題だから再稼働させたいなら避けては通れないと思います。
とりあえず福島第一原発では敷地内に別途燃料プールを新設するとかいう話があったような
当面4号機の燃料プールから取り出した燃料棒を保管する為のものでしょうけど、事故が起こる前にこれをやって置けばずっと安全で楽なわけです。各原発にも同様の施設を作って、燃料棒の総保管数を増やさない(燃料プールを空けるためだけに使用する)事を約束すれば地元の理解も得られやすいのではないでしょうか。要は燃料プールが一時保管施設になってしまっていて、原子炉の事故に巻き込まれると危険度が増すので、個別に対処可能な距離で運用して欲しいと言うことですね。
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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie
原発再稼働の議論をする時に (スコア:0)
原発建屋の燃料プールを空にして運用しようと言う議論が起こらないのはなぜなんだろう。
一度事故が起きると複数の原子炉の状態を監視しつつ、燃料プールをも気にしなければいけないなんてリスクが大きすぎると思う。すこしでもリスクを下げる努力をしているのだろうか。
それに燃料プールの対処が先にくることで原子炉への対処が遅くなり、廃炉までの期間が長くなる。コンクリートだって劣化するだろうし、原子炉の配管やセンサーは廃炉まで持つのだろうか。
危機感の無い事業者の記者会見を見て、そんな事を改めて思った事件でした。
Re: (スコア:0)
「プールを空にして運用」の意味がよくわからないのですが、次のどれでしょうか?
Re:原発再稼働の議論をする時に (スコア:0)
(#2346487) ですが、
福島第一原発以外で安全性の高い原発を再稼働させる時の話です。
事故が起こった場合、燃料プールに残された使用済核燃料にこんなに苦労している実態があるのだから、再稼働させる前提として「燃料プールに燃料棒を置かない」という条件があっても良いのにと言うことです。だから3番目に近いんだけど、一時保管施設が無いために輸送可能な状態まで冷却が終わった燃料棒まで置きっぱなしという状態を是正してくれと言うことで「原発運用を発明する」と言うより原点に戻る感じでしょうか。まあ、燃料プールの燃料棒が冷却し終わって0本になるまで運転してくれるなという思いは強いですが。
ついでに(#2346636) さんに頂いたコメントにフォローすると、
乾式キャスクが有効ならば買ってくれば良いし、燃料棒移送のリスクは核燃料サイクルが順調に行われている場合でも発生する問題です。結局は解決しなければならない問題だから再稼働させたいなら避けては通れないと思います。
当面4号機の燃料プールから取り出した燃料棒を保管する為のものでしょうけど、事故が起こる前にこれをやって置けばずっと安全で楽なわけです。各原発にも同様の施設を作って、燃料棒の総保管数を増やさない(燃料プールを空けるためだけに使用する)事を約束すれば地元の理解も得られやすいのではないでしょうか。要は燃料プールが一時保管施設になってしまっていて、原子炉の事故に巻き込まれると危険度が増すので、個別に対処可能な距離で運用して欲しいと言うことですね。