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テクノロジー

二次電池材料として注目される亜鉛 20

ストーリー by hylom
期待 部門より

Anonymous Coward曰く、

昨今、二次電池(蓄電池)の材料として亜鉛が注目されているそうだ(SankeiBiz)。

亜鉛は近年二次電池の材料として広く使われているリチウムより安価で、また過熱・発火の危険性が低いというメリットがあるという。充電速度が遅いという欠点もあるが、これらは技術開発によって解消されつつあり、すでに亜鉛ベースの二次電池を実運用向けに提供している企業もあるそうだ。

なお、日本メーカーでは日本ガイシが試作品を開発しており、2020年中に本格的な生産を目指すという。すでに米国保険業者安全試験所(UL)による検証も受けているそうだ(日経新聞)。

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  • by pongchang (31613) on 2020年03月31日 7時31分 (#3788359) 日記
    https://www.fujitsu.com/jp/group/fql/services/environmental-quality/gr... [fujitsu.com]
    こんなイガイガ・トゲトゲがセパレータを突いて破くので、碍子のセラミック
    日本触媒は鉱物粉末
    https://www.shokubai.co.jp/ja/news/news0393.html
    • by Anonymous Coward

      リチウムイオン電池もこんな結晶出来て劣化していくんだっけ

      • by Anonymous Coward

        金属リチウム二次電池が実用化しなかった理由がこいつ(ウイスカー)だったと聞いている。

    • by Anonymous Coward

      ブレークスルーがあって、金属負極も行けそうって話も出てきてますね。
      https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/mag/ne/18/00001/00114/ [nikkei.com]

  • by Anonymous Coward on 2020年03月31日 7時53分 (#3788365)

    充電速度が遅くてもそれが実用範囲なら
    電池の容量や持ちが良くて電池性能の劣化が遅くて安いなら大歓迎
    # 実際はどうかわからないけど

    • by Anonymous Coward

      簡単に取り外し交換可能なら充電時間が長くても気にならないのになぁ。

      • by Anonymous Coward

        サンケイの記事についている絵を見ればわかりますが、これは液体の電解質を循環させながら充放電させるフロー電池、または再生燃料電池と呼ばれるものの一種です。
        電池の本数を変えずに容量を増やす時は「取り外す」のではなく、単純に液体を増量します。
        あくまで定置用で価格・安全性・寿命が重視される用途に使われるもので、体積・重量・性能が重要になる自動車には向いてませんし、ましてや皆さんが期待しておられるパソコンやスマホには論外です。

        • 充電が遅くて安価で安全なら、太陽電池パネルと組み合わせて、
          こういうの [offgridbox.com]に良さそうですね。

          親コメント
        • by Anonymous Coward on 2020年03月31日 10時19分 (#3788451)

          ソーラー発電所の安定化装置に利用できそうですね。

          親コメント
        • by Anonymous Coward

          ナトリウム硫黄電池(NAS)みたいなものか。
          NASは高温状態じゃないと動作しない面倒があるから、亜鉛が常温なら置き換えが進むのかもね。

          • 常温で液体だったらわざわざ溶融塩電池にする意味がないすよ
            // 冷えてるときは安全なのがミソ
            親コメント
            • by Anonymous Coward

              何で?
              無駄なエネルギー使ってるから高温なのはデメリットだと思うけど。
              火災事故も起きてるし…。高温関係無いかもしれないが。

              常時使ってるわけだから、冷えてる時安全、ってのもほとんどメリットではないと思うな。

              • by Anonymous Coward

                きっとnekopon氏がイメージしているのは、大陸間弾道ミサイルなどに使われる熱電池ではないかな。
                こいつらは、使わないときは安全で放電せず、かつ使わない期間が生涯の大半という要求仕様。

        • by Anonymous Coward

          一方、NGKの記事はニッケル亜鉛電池の製品化に一歩近づいたという話で、私たちにとっても身近な話題かもしれません。
          材料の改良が進んで亜鉛特有の欠点が改善されれば、ニッケル水素電池よりエネルギー密度が高く、リチウムイオン電池より安価で安全という位置づけになりそうです。

          現在、海外で単三・単四サイズのニッケル亜鉛電池が発売されています。
          亜鉛電極に起因する繰り返し寿命の短さと充電速度の遅さがネックで、容量的にもニッケル水素電池に対する優位性が感じられないことから、普及に至っていません。
          セルあたり電圧は1.6Vなので、乾電池サイズのニッケル水素電池が1.2Vしかないことに不満を覚えていた一部のみなさんには歓迎される要素かも。

          • by Anonymous Coward

            一次電池だけど、初期電圧がマンガン/アルカリ乾電池よりも高くて、対応機器が限定されて消えていった乾電池もあるからなー

    • by Anonymous Coward

      用途次第ですね。
      なんでもかんでも大電流・高密度でなければいけないって訳でもないので、
      コスト的に見合えば使い道も出て来るでしょう。

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