
細い管に液体金属を流すと微弱な電気が発生することが発見される 37
ストーリー by hylom
流れが起電力に 部門より
流れが起電力に 部門より
東北大金属材料研究所の研究チームが、酢銀やガリウム合金などの液体金属流から電気エネルギーを取り出せることを発見した(河北新報、プレスリリース、Nature Physics掲載論文)。
金属の流れによって生まれる渦により電子が回転し、電力が生まれるという仕組みだそうだ。生まれる電力は流体速度に応じて変化するとのこと。実験では液体金属を直径0.4mmの管に流すことで、100ナノボルト程度の電圧を取り出すことに成功したという。微弱な電力で駆動するデバイスの電源や、流体速度の観測などの応用が期待できるという。
これはいわば、 (スコア:1)
マイクロ単位で地磁気の元であるダイナモ効果が発現している証?
マイクロ単位の地球核のミニチュアか…
Re:これはいわば、 (スコア:1)
ダイナモって言葉の定義次第なんですが、「地磁気の元であるダイナモ効果」とは近いようで大分遠いです。
今回の実験が成立しているのは直径0.4mmの管だからなんですよ。管と液体金属の摩擦が始まりで、それが管の細さによって電圧として成り立つんです。