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13111110 story
ハードウェア

サンワサプライ、心拍数や操作状況を測定・記録できるマウス2製品を発売 30

ストーリー by hylom
1週間で飽きそうな気もする 部門より

サンワサプライが心拍数やマウスの操作状況を測定・記録できる有線マウス「MA-HLS1」およびワイヤレスマウス「MA-WHLS1」を発表した。価格はそれぞれ5,940円、8,100円(税込)。

マウス側面に心拍数センサが搭載されており、親指をセンサに添えることで数秒で心拍数を測定できるという。またマウスのクリック数や移動距離の計測も可能で、定期的に心拍数やマウスの使用状況を測定することで体調の変化を確認できるとしている。

心拍数を計測できるマウスとしては過去にも他メーカーから発売されているが(過去記事1過去記事2)、ゲームプレイヤー向けという位置付けだった。

13107198 story
EU

太陽電池パネルを敷き詰めた世界初の道路がフランスで開通、1kmの区間で費用は500万ユーロ 51

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電気の道 部門より
headless曰く、

世界初だという太陽電池パネルを敷き詰めた道路が22日、フランス・ノルマンディー地方の小さな村、トゥルーブル・オー・ペルシュに開通した(プレスリリース:PDFArs TechnicaGuardianThe Verge)。

この「Wattway」と呼ばれる道路はスラドでも以前話題になった1,000kmにわたる太陽電池発電道路計画の試験段階となるもので、今後2年間の試験期間を通じて耐久性や予期した通りの出力が得られるかどうかなどを検証する。Wattwayを開発・設置したColasでは、フランス国内4か所の駐車場でテストを行っているが、一般車両が通行する道路に設置するのは初めてとのこと。

今回開通したWattwayは2車線道路の1車線分1kmの区間で、合計2,880m2の太陽電池パネルが敷き詰められており、年間280MWhの発電を見込む。1日平均の発電量は767kWhだが、夏のピーク時には1,500kWhに達するという。Wattwayの太陽電池パネルは薄型で柔軟性があり、既存の道路に直接貼り付けて使用できる。

開通式を行った環境・エネルギー・海洋大臣のセゴレーヌ・ロワイヤル氏は、フランス国内の道路1,000kmごとに1kmのWattway区間を設置したいとの考えを示している(フランス国内の道路の総延長は100万kmとのことで、合計1,000kmになる)。しかし、道路面に水平設置するWattwayは太陽に向けて設置するのと比べて効率が低い。フランス北西部のノルマンディー地方は年間の日照時間も短く、1kmで500万ユーロという費用もあって、再生可能エネルギーの開発においてWattwayよりも優先すべき事項があるといった批判も出ているようだ。

13101857 story
原子力

高速増殖炉「もんじゅ」の廃炉が決定 73

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どうしてこうなった 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

ナトリウム漏洩や機器の誤作動、装置の落下といった度重なる事故や多数の機器点検漏れ、虚偽報告などが原因で長期に渡って運転が停止されている高速増殖炉「もんじゅ」について、政府が廃炉を決定した(日経新聞毎日新聞朝日新聞)。

いっぽう、もんじゅが設置されている福井県の西川知事は廃炉について認めない方針を示している。

13097419 story
テクノロジー

ゲームやWeb閲覧中に人の接近を検知して警告表示を行うデバイス 33

ストーリー by hylom
Don't-move 部門より

ゲームやWebサーフィン、動画視聴などに没頭している際、人が近づいてきたら画面上に警告を出す、というデバイスが開発中だ(TechCrunch)。

このデバイス「Sentry」は現在Kickstarterで資金募集が行われているもので、57ドルの出資で1台のSentryが提供される。赤外線センサを搭載し、5mの範囲に人が近づくと画面にポップアップを出してそれを知らせるという仕組みだ。また、将来的にはVRデバイス上でのメッセージ表示などにも対応する予定だそうだ。

13094160 story
任天堂

任天堂が米特許商標局に提出したNintendo Switch関連の文章が公表される。HMD関連の図も含む 10

ストーリー by hylom
噂 部門より

任天堂が米特許商標局(United States Patent and Trademark Office)に提出していた特許/商標関連の書類が公表された。Nintendo Switchには2つの分離可能なコントローラが接続されているが、これに関する情報のほか、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)に接続して利用する使い方も想定されているようだ(NeoGAFEngadget Japanese)。

文書には公表されているSwitchとほぼ一致するようにみえる図面も含まれており、さまざまな情報が推測できる。また、この図面では(Wii Uゲームパッドと比べると)かなりSwitch本体の厚みは薄いように見受けられるが、本当に製品版がこのサイズになるかは不明だ。本体の回路構成図では二つの「スロット」や磁気センサ(電子コンパス?)、環境光センサ、加速度センサ、角速度センサなどの記載がある。さらに各コントローラにも加速度センサや角速度センサ、バイブレータの記載が見られる。

さらに興味深いのが、Switch本体を挿入して利用するHMDについての記載もある点だ。これら文書に記載されているものが実際の製品にどれだけ反映されるのかは分からないが、Samsungの「Gear VR」などスマートフォンをディスプレイとして使用するHMDが製品化されており、こういった方式でVRに対応するのは現実的ではある。

13092125 story
電力

超臨界水を使った発電計画を模索するアイスランド深層掘削計画 41

ストーリー by hylom
地下深くから 部門より
taraiok曰く、

アイルランド南西にあるレイキャネス半島の火山の中心部で、アイスランド深層掘削計画(IDDP)なる計画が進められている。この計画は地下5kmのボーリング孔を掘り、そこにある液体でも気体でもない「超臨界水」を活用して発電を行うというものだそうだ(MIT Technology ReviewBBCThe Science ExplorerSlashdot)。

通常の地熱発電では2~3kmの深さまでボーリングを行うのが一般的だが、この計画では5kmまで掘り進むという。この位置には最大500℃の高温の岩石と水の深い源泉があると期待されているという。

火力発電では、水蒸気の圧力や温度が高ければ高いほど熱効率が高くなる。超臨界水を使えば高い効率で発電が可能で、従来の地熱発電の10倍の電力出力を得ることができるという。とはいえこの計画にはリスクもあるようだ。2009年に行われたIDDP-1として知られる計画では、2100mまで掘り進んだもののマグマ層に達したため中断されたという。

13088980 story
クラウド

Pebbleスマートウォッチ、2017年中は現在と変わらず使用可能に 4

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延命 部門より
先日主な資産をFitbitに売却し、製品保証の打ち切りを発表したPebbleだが、FitbitではサービスやソフトウェアなどPebbleエコシステムのすべての要素について、2017年中は現在と変わらず使い続けられるようにすることを決めたそうだ(Pebble Developer Blogの記事9to5Googleの記事Ars Technicaの記事The Vergeの記事)。

これにより、Pebble SDKやCloudPebble、Timeline API、ファームウェア、モバイルアプリ、開発者ポータル、アプリストアなどは当面現在と同じように利用可能となる。また、クラウドサービスが終了しても機能が大きく失われないようにするため、モバイルアプリの更新を行う計画だという。

フィットネストラッカー機能のPebble Healthはクラウドに依存しないため、今後も引き続きPebbleのモバイルアプリやApple HealthKit、Google Fitとの組み合わせで使用できる。一方、サードパーティーのサービスに依存する音声認識やメッセージング、気象情報などの機能については、いつまで継続可能か検討しているとのことだ。

なお、Kickstarterの直近のプロジェクトに関しては、製品を受け取っていない支援者への返金が発表されていたが、支援額の一部しか返金されなかったという報告が多数出ているようだ。何らかの手違いの可能性もあるが、Pebbleからのコメントは出ていないため詳細は不明だ。
13088970 story
Blackberry

BlackBerryブランドのスマートフォン、TCLが世界での製造・販売ライセンスを得る 6

ストーリー by headless
独占 部門より
BlackBerryは自社でのハードウェア開発を終了し、ソフトウェア開発に注力する方針を示しているが、BlackBerryブランドのハードウェアは中国・TCL Communicationが開発・製造・販売・カスタマーサポートの提供を行っていくことになったそうだ(プレスリリースThe Vergeの記事Consumeristの記事Softpediaの記事)。

両社は長期の契約を締結し、BlackBerryがソフトウェアとブランドの使用権をTCLにライセンスする。これにより、TCLはインドおよびスリランカ、ネパール、バングラデシュ、インドネシアを除く全世界でBlackBerryブランドのスマートフォンの独占的な製造権および販売権を得ることになる。なお、インドネシアでは現地通信会社のジョイントベンチャーにBlackBerryブランドをライセンスしており、インドの企業とも契約を進めているとのこと。

TCLはTCLブランドのほか、Alcatelブランドのスマートフォンを製造・販売しており、北米では4位、全世界でもトップ10に入る携帯電話メーカーだという。昨年初めにはPalmブランドを買収しているが、現在のところ製品は発売されていない。BlackBerryのDTEK50とDTEK60はTCLとの提携により開発されたもので、Alcatelブランドのスマートフォンがベースとなっている。

BlackBerryが今年リリースした端末はDTEK50とDTEK60の2機種のみで、いずれもキーボードを搭載していない。ただし、北米TCLの社長Steve Cistulli氏は来月開催されるCES 2017に関連して、「Remington No. 2 of 1878」とツイートしている。Remington No. 2は1878年に発売されたタイプライターということもあり、QWERTYキーボードを搭載するBlackBerry端末の予告とみられている(CrackBerryの記事)。
13086339 story
電力

Apple、MacBook Proで苦情の多く出ていた不正確なバッテリー残り時間表示機能を削除 72

ストーリー by headless
削除 部門より
Appleは13日にリリースしたmacOS Sierra 10.12.2で、バッテリーの残り時間表示機能を削除したそうだ(Mac Rumorsの記事9to5Macの記事The Guardianの記事The Next Webの記事)。

バッテリーの残り時間はその時点の使用状況に基づいて予測されるのだが、実際の残り時間を正確に予測するのは困難だ。省電力機能の強化されたプロセッサーを搭載する最新モデルでは特に影響が大きい。2016年モデルのMacBook Proではバッテリー持続時間が最大10時間となっているが、使用状況によっては充電100%で3時間台と表示されることもあり、苦情も出ていたようだ。9to5Macによると、新しいMacをセットアップした直後にはiCloudの同期機能がバックグラウンドで実行されることなどにより、バッテリー持続時間が大幅に短くなるという。
13080642 story
携帯電話

HMD Global、Nokiaブランドのフィーチャーフォンを発表 3

ストーリー by hylom
日本では入手が難しそう 部門より
headless 曰く、

HMD Globalは13日、Nokiaブランドのフィーチャーフォン「Nokia 150」およびデュアルSIMモデル「Nokia 150 Dual SIM」を発表した。HMDは12月1日にNokiaブランドで携帯電話市場に参入し、Microsoftが発売したNokiaブランドのフィーチャーフォンを引き継いでいたが、HMDとしては初の端末リリースとなる(プレスリリース製品情報データシートPDF)。

両モデルのスペックはデュアルSIMサポート以外共通で、ポリカーボネートボディーに2.4インチQVGAディスプレイとキーパッドを搭載し、OSはSeries 30+。リアカメラは30万画素で、LEDフラッシュを搭載する。100番台のモデルだが、画面サイズが大きく角の丸みが小さいこともあり、フロントカメラのないNokia 216のような雰囲気だ。

通信機能は2Gデュアルバンド(GSM 900/1800MHz)で、通信速度については記載されていない。また、アプリや機能としてはFMラジオやMP3/ビデオプレイヤー、ゲーム、フラッシュライトなどが紹介されているが、Webブラウザーやメッセンジャーアプリには言及がない。

最大通話時間は両モデルとも22時間で、最大待ち受け時間はNokia 150が31日間、Nokia 150 Dual SIMが25日間となっている。サイズは118.0×50.2×13.5mm、重さは81.0gで、カラーバリエーションは白と黒の2色。予想小売価格は税別で26ドル、2017年第1四半期から発売予定とのことだ。

13077569 story
バグ

NETGEAR製ルータに脆弱性、対策の1つは「脆弱性を使用しhttpdを停止させる」 19

ストーリー by hylom
どでかい穴 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

NETGEAR製の複数の家庭向けルーター製品に、外部から任意のコマンドを管理者権限で実行できるという脆弱性が発見された(JVNVU#94858949)。

問題のある製品はR6250およびR6400、R6700、R6900、R7000、R7100LG、R7300DST、R7900、R8000、D6220、D6400。脆弱性の内容は、「http://<ルーターのIPアドレス>/cgi-bin/;<実行するコマンド>」というURLにアクセスするだけで任意のコマンドが実行できるというもの。認証などは行われず、コマンドは管理者権限で実行されるという。

対策としてはリモート管理機能を無効にする、アップデートが提供されるまで製品を使用しないといったもののほか、この脆弱性を利用してkillallコマンドを実行しhttpdを停止させる、といったものが挙げられている。ただしこの場合、ルーターを再起動するとhttpdは再起動されてしまうとのこと。

13077537 story
音楽

仮想現実アースを提供する電源アクセサリ 48

ストーリー by hylom
Virtual-Reality地球 部門より

「仮想現実アース」をうたうオーディオ機器向けアクセサリ「Forcebar EP」が発売される(AV Watch)。

オーディオ機器の筐体や使用していないRCA端子をこの製品と接続することで電磁波の不要輻射を低減しS/N比の向上が期待できるという。「内部抵抗を0Ωに近づけている」とのことで、製品を0Ωのアースに接地するのと同様の効果が得られるそうだ。

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人工知能

AMD、機械学習向けのGPUアクセラレータ「Radeon Instinct」を発表 16

ストーリー by hylom
AMDも 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

AMDが機械学習向けのアクセラレータボード「Radeon Instinct」を発表した。GPUを使って機械学習処理を高速化するというもの。演算能力が異なるMI6/MI8/MI25という3製品が発表されている(4Gamer)。

昨今ではGPUを使った人工知能関連処理実装の研究が進められており、AMDの競合であるNVIDIAは車載向けの人工知能エンジン「DRIVE PX 2」を発表するなど先行していた。また、Googleもディープラーニング(深層学習)専用のプロセッサを開発している

13077310 story
テクノロジー

半透過スクリーンを使って立体的に表示される「バーチャルホームロボット』発売へ 40

ストーリー by hylom
Pepperより実用的では 部門より

ボックス内に立体的に投影されるキャラクターとコミュニケーションを取ることができるシステム「Gatebox」の予約販売が開始された。価格は税別29万8,000円(ITmediaTechCrunch)。

Gateboxは「好きなキャラクターと一緒に生活できる」というコンセプトの「バーチャルホームロボット」と称されている。さまざまなセンサを搭載しており、ユーザーと音声で対話することが可能。ユーザーの操作に応じて様々なモーションで反応するという。スケジュールの確認や目覚ましなどといったパーソナルアシスタント機能も備える。

今回Gateboxでは人気ゲーム「ラブプラス」のキャラクターデザインで知られる箕星太朗氏がデザインした「逢妻ヒカリ(アヅマヒカリ)」というキャラクターが実装されているが、今後別のキャラクターの展開も検討しているとのこと。

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ゲーム

早くもPSVRをPCで動かす非公式ドライバが登場 22

ストーリー by hylom
さっそく 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

価格の安さからPCでも使いたいという声が散見されたPlaystation VR(PSVR)だが、早くもPCで動かすための非公式ドライバ「Trinus PSVR」が登場したようである(Trinus PSVRの配布ページSeamlessふかふかな日々)。

TrinusPSVRではPSVRでSteamVR対応ゲームを起動させることができるとのことで、デモ動画も公開されている。まだ開発の初期段階とのことで、VRコントローラには未対応。また、非VRゲームもマウスエミュレーションを使ってプレイできるという。

現時点では実用は難しいだろうが、まずPCで動かすことはできたということで、今後のバージョンアップに期待したい。

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犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward

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