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原子力発電所に貯蔵している、使用済み核燃料は資産からごみ屑になってしまうと電力会社の財務のバランスシートが崩れてしまうのではないか?
プルサーマルは?
私はプルサーマルには否定的だけど、プロトニウムの処理というなら高速炉は必要ない。高速炉は効率的にPu239を作るための炉。
ひどい理解の人になると、なんか、高速増殖炉があると廃棄物がなくなるみたいな妄想を時々見る。
だいたい、「増殖」炉だよ。増えるんだよ。(まともに動かして5年で倍くらい?)
高速増殖炉をやろうって言うのは、もともと、「資源のない日本で永続的に燃料を作れる」ってふれこみ。でもPu239はU238が原料だから、結局はウランを圧縮したやつは別の原発で使うし、ウラン自体は輸入するわけで、ふれこみ自体が嘘に近い。ウラン炉との平行運用が前提。
それで、軽水炉で出来たPu240や241は「再処理」しても何処にも使われない。
当然だけど、プルトニウム炉であろうとウラン炉であろうと、同じようにCs137とかの高エネルギー廃棄物は出る。もちろん、ちゃんと処理しなくてはならない。
永続的に、も誰かの妄想に巻き込まれてるような。
自分が聞いた妄想だと、ウラン資源は限られていてそのまま使っていると実は石油よりも早く枯渇する程度。高速増殖炉で割り増ししてやれば、それを高々数世紀程度にまでは引き延ばせる、とかだったと。
プルサーマルは損切りにはなるぐらいかな。
資料2-1 高速増殖炉「もんじゅ」の経緯と現状について [mext.go.jp]
高速増殖炉サイクルの意義①(エネルギー安定供給・安全保障)<原子力の特長>①発電コストにおける燃料費の割合が低い②一度装荷した燃料は約1年間使い続けられる→準国産エネルギーと言われる所以高速増殖炉サイクルを実用化すれば、ウラン資源の輸入はほとんど不要となり、ほぼ準国産エネルギーとなる。(続き)高速増殖炉サイクルの意義②(廃棄物対策)○使用済燃料は、プルトニウムをはじめ、半減期の長い放射性物質を大量に含有。○高速炉の中性子は、これらを核変換し半減期の短い物質に変換することが可能であり、放射性廃棄物の環境負荷を大幅に低減する可能性がある。フランス・アメリカも高い関心を有している。
高速増殖炉サイクルの意義①(エネルギー安定供給・安全保障)
<原子力の特長>①発電コストにおける燃料費の割合が低い②一度装荷した燃料は約1年間使い続けられる→準国産エネルギーと言われる所以
高速増殖炉サイクルを実用化すれば、ウラン資源の輸入はほとんど不要となり、ほぼ準国産エネルギーとなる。(続き)高速増殖炉サイクルの意義②(廃棄物対策)
○使用済燃料は、プルトニウムをはじめ、半減期の長い放射性物質を大量に含有。○高速炉の中性子は、これらを核変換し半減期の短い物質に変換することが可能であり、放射性廃棄物の環境負荷を大幅に低減する可能性がある。フランス・アメリカも高い関心を有している。
稼働できなければいずれの意義も絵に描いた餅だが、お互いこの辺がごっちゃになっていないか。
そこまで割り切ってしまうと,再処理でプルトニウムを濃縮せずにワンウェイで埋没処分した方が経済的だし,アメリカ都の関係も幸せになる。
そういっているのが、この記事。文科省ともんじゅの地元だけが存続要望って。
> アメリカ都の関係も幸せになる。
完全にアメリカの属国扱い:-P
まぁ処分の方は他の廃棄物と同様、規制値以下に薄めて撒けばOK(表現が雑すぎるが)にできればいいんでしょうけどね。
# 一国を丸ごと国内の行政区画に入れちゃうとか、むしろアメリカを属国扱いしてません?
「高速増殖炉 倍増時間」なんかで検索すると色々引っかかりますが50年から100年くらいで、倍になるらしいです。
電力会社のバランスシートのためだけに、もんじゅに税金をつぎ込むとおっしゃる?それはもうだめだね。
そこで某教授がおっしゃるんですね。「東電つぶれたらみんな困るだろう?」って。
法律上使用済み核燃料棒が資産と決まっているだけなのでそのへんの法律を変更せずに塩漬けにすれば済む。会計法規上の扱いを変更しなければ地下数百メートルに埋めようが停止中の原子炉に入れておこうがどの道法律上は資産扱い。銀行や投資家から金を借りるときに困るかもしれないが彼らは名目ではなく実質を見るので実質的に負債状態の現状から何も変わらない。(彼らは言いすぎかもしれない。特に株主連中は阿呆が多い)電話加入権なんかいい例だろうな。
電力会社のバランスシートが傾いたら結局消費者に戻ってくるのでは?
独立行政法人日本原子力研究開発機構核燃料サイクル工学研究所の予定通りの廃止解体や、日本原燃株式会社六ヶ所再処理工場打ち切りじゃなくて、国立研究開発法人日本原子力研究開発機構敦賀本部高速増殖炉研究開発センターもんじゅ打ち切りで、「原子力発電所に貯蔵している、使用済み核燃料は資産からごみ屑になってしまう」とする論理を説明頂きたい。
横からだけど,高速増殖炉ができない場合,核燃料サイクル計画そのものが見直され,より処理費用がかからないワンウェイなる可能性があるからじゃないかな?
プルサーマルだけだと,現状ではプルトニウムの再処理時の年間生産量では余剰がでてしまう。そもそもプルサーマル専用炉の大間原発も運転できるか疑問が生じている。
ワンウェイになってしまうとと使用済み核燃料は廃棄物でしかないから,資産計上する
日本は具体的な利用目的のない、余剰のプルトニウムは持たないとの方針を内外に宣言している。プルトニウム利用の本命である高速炉は短期的には実現は難しく、また、原発の増設が難しく、厳格な安全基準に満たない原子炉が廃炉になっ
もんじゅへの原料として、今は資産として貯蔵、計上する理由があるが、ワンウェイでなくても再処理とかだと大きな減損しないといけないから?
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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike
使用済み核燃料 (スコア:2, 参考になる)
原子力発電所に貯蔵している、使用済み核燃料は資産からごみ屑になってしまうと
電力会社の財務のバランスシートが崩れてしまうのではないか?
Re:使用済み核燃料 (スコア:2)
プルサーマルは?
私はプルサーマルには否定的だけど、プロトニウムの処理というなら高速炉は必要ない。
高速炉は効率的にPu239を作るための炉。
ひどい理解の人になると、なんか、高速増殖炉があると廃棄物がなくなるみたいな妄想を時々見る。
だいたい、「増殖」炉だよ。増えるんだよ。(まともに動かして5年で倍くらい?)
高速増殖炉をやろうって言うのは、もともと、「資源のない日本で永続的に燃料を作れる」ってふれこみ。でもPu239はU238が原料だから、結局はウランを圧縮したやつは別の原発で使うし、ウラン自体は輸入するわけで、ふれこみ自体が嘘に近い。ウラン炉との平行運用が前提。
それで、軽水炉で出来たPu240や241は「再処理」しても何処にも使われない。
当然だけど、プルトニウム炉であろうとウラン炉であろうと、同じようにCs137とかの高エネルギー廃棄物は出る。もちろん、ちゃんと処理しなくてはならない。
Re: (スコア:0)
永続的に、も誰かの妄想に巻き込まれてるような。
自分が聞いた妄想だと、ウラン資源は限られていてそのまま使っていると実は石油よりも早く枯渇する程度。
高速増殖炉で割り増ししてやれば、それを高々数世紀程度にまでは引き延ばせる、とかだったと。
プルサーマルは損切りにはなるぐらいかな。
妄想に妄想で話を続けられてもなー (スコア:1)
資料2-1 高速増殖炉「もんじゅ」の経緯と現状について [mext.go.jp]
稼働できなければいずれの意義も絵に描いた餅だが、お互いこの辺がごっちゃになっていないか。
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re: (スコア:0)
そこまで割り切ってしまうと,再処理でプルトニウムを濃縮せずにワンウェイで埋没処分した方が経済的だし,アメリカ都の関係も幸せになる。
Re:使用済み核燃料 (スコア:2)
そういっているのが、この記事。文科省ともんじゅの地元だけが存続要望って。
> アメリカ都の関係も幸せになる。
完全にアメリカの属国扱い:-P
Re:使用済み核燃料 (スコア:1)
まぁ処分の方は他の廃棄物と同様、規制値以下に薄めて撒けばOK(表現が雑すぎるが)にできればいいんでしょうけどね。
# 一国を丸ごと国内の行政区画に入れちゃうとか、むしろアメリカを属国扱いしてません?
Re: (スコア:0)
だいたい、「増殖」炉だよ。増えるんだよ。(まともに動かして5年で倍くらい?)
「高速増殖炉 倍増時間」なんかで検索すると色々引っかかりますが
50年から100年くらいで、倍になるらしいです。
Re: (スコア:0)
電力会社のバランスシートのためだけに、もんじゅに税金をつぎ込むとおっしゃる?
それはもうだめだね。
Re: (スコア:0)
そこで某教授がおっしゃるんですね。「東電つぶれたらみんな困るだろう?」って。
Re:使用済み核燃料 (スコア:1)
法律上使用済み核燃料棒が資産と決まっているだけなのでそのへんの法律を変更せずに塩漬けにすれば済む。会計法規上の扱いを変更しなければ地下数百メートルに埋めようが停止中の原子炉に入れておこうがどの道法律上は資産扱い。
銀行や投資家から金を借りるときに困るかもしれないが彼らは名目ではなく実質を見るので実質的に負債状態の現状から何も変わらない。(彼らは言いすぎかもしれない。特に株主連中は阿呆が多い)
電話加入権なんかいい例だろうな。
Re: (スコア:0)
電力会社のバランスシートが傾いたら結局消費者に戻ってくるのでは?
Re: (スコア:0)
独立行政法人日本原子力研究開発機構核燃料サイクル工学研究所の予定通りの廃止解体や、日本原燃株式会社六ヶ所再処理工場打ち切りじゃなくて、国立研究開発法人日本原子力研究開発機構敦賀本部高速増殖炉研究開発センターもんじゅ打ち切りで、「原子力発電所に貯蔵している、使用済み核燃料は資産からごみ屑になってしまう」とする論理を説明頂きたい。
Re: (スコア:0)
横からだけど,高速増殖炉ができない場合,核燃料サイクル計画そのものが見直され,より処理費用がかからないワンウェイなる可能性があるからじゃないかな?
プルサーマルだけだと,現状ではプルトニウムの再処理時の年間生産量では余剰がでてしまう。そもそもプルサーマル専用炉の大間原発も運転できるか疑問が生じている。
ワンウェイになってしまうとと使用済み核燃料は廃棄物でしかないから,資産計上する
Re: (スコア:0)
もんじゅへの原料として、今は資産として貯蔵、計上する理由があるが、
ワンウェイでなくても再処理とかだと大きな減損しないといけないから?