アカウント名:
パスワード:
地震でメディアを保管した棚が倒れるなんてことを考えると、テープも捨てがたい。リムーバブルHDDは壊れちゃうんでは?
容量は非圧縮容量、実際にはハードウェア圧縮がかかりますので2倍程度はバックアップできます。
これってデータの種類にもよるのですが, 通常, テキスト系が主のメールとかソースプログラムとかでもなければ2倍なんて圧縮率は期待できません. バイナリの数値データが入ってくると数10%程度の圧縮率に落ちますし, 特に容量面で問題になる静止/動画像データや音声データはただでも圧縮がかかりにくい上に, 現実的には圧縮がかかった状態でディスク上にあることがほとんどなので, ハードウェア圧縮は全く効かないと思った方が良いです.
ハードウェア圧縮はテキスト主体のファイルやデータベースを対象とする特殊な条件向けと考え, そういった場合でも実データを使用して統計的に圧縮率を評価するといったことを行わないと, 安定した運用にはなりません. むしろハードウェア圧縮は無いものとして運用設計した上で, 圧縮が効いた部分は媒体や時間に対するおまけと考えた方が良いでしょう.
で、ここ最近テープ関係の発表が相次いでいます (IBM の 160MB/s テープとか) が、DAT の欠陥はやっぱり遅いことで、10MB/s 程度では何十TB なんて代物をどうやっても何ともならないわけです。でも、PC サーバの装着率がそれなりにあるので、テープドライブ全体の出荷台数では 3/4 は DAT なんですけどね。保存性は DAT は兎も角 LTO だと結構長いですよ。また、単純な共同開発の話と言うより、「AIT はどうなるの」のほうが重要だったりします。
最近はMAID(Massive Array of Inactive Disks)つうのが勃興し始めています。 アレイ全体のうち動いているドライブが少し、というやつ。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall
ハードディスクでバックアップは? (スコア:0)
バックアップとして、リムーバル化したハードディスクで
バックアップすればいいのではと考えてしまうのですが
現場ではどうなんでしょう?
昔、全然関係ない業種で、DLTを導入したら
全然使わなかった覚えが・・
Re:ハードディスクでバックアップは? (スコア:4, 興味深い)
地震でメディアを保管した棚が倒れるなんてことを考えると、テープも捨てがたい。リムーバブルHDDは壊れちゃうんでは?
Re:ハードディスクでバックアップは? (スコア:4, 参考になる)
特に、金融や公益事業体などの規制産業や、行政といった分野では紙の代わりとして使われていますし、製造業では品質記録や製造履歴を10年以上保存することも多く、「昔の媒体も読める」という条件があるとどうしてもテープは外せません。最近は、内部統制との絡みでメールや財務情報の保存などで、一般企業にも需要が高まっていると思います
あと、意外なところではデータ転送用にテープ媒体は欠くことが出来ません。ネットワークが貧弱な拠点(離島、海上、人口希薄地域)や、性質上ネットワークを使うことが困難な用途(防衛部門や企業における機密情報の転送)では、テープに記録して輸送するということが多いですし、極めて大量のデータ転送の必要のある、スーパーコンピューターセンターへのデータ転送などでもテープは現役です
とはいえ、データ転送用途で最も需要が多いのは、金融と行政です。振込/振替データの転送などでは、電送よりもコストが安いので、さすがにオープンリールは一部の行政機関以外では死滅していますが、CMTが現役というところも少なくないと思います。企業側にとっても負担感が大きいので、ネットワークでの転送に切り替えて欲しいところですが、コストに無頓着な業界でもありますから、あと10年くらいは残るんじゃないかと思います
Re:ハードディスクでバックアップは? (スコア:3, 参考になる)
画像データ等をストレージマガジンラックで管理していますが、保存性などを考えるとHDDへの移行は現実的ではありません。
なんか混同されていると思いますが
- ディリーバックアップ等の短期繰り返しバックアップ用途
- 画像データや実験データの長期保存用途
は要求される仕様が違います。
Re: (スコア:0)
Re:ハードディスクでバックアップは? (スコア:1)
>リムーバル に一致する日本語のページ 約 110,000 件中 1 - 10 件目 (0.26 秒)
>リムーバブル に一致する日本語のページ 約 697,000 件中 1 - 10 件目 (0.06 秒)
微妙にリムーバルも多いな……と思って辞書をひいてみたら
「取り外し可能」がRemovableで、Removalは「除去」ってわけで。
Re:ハードディスクでバックアップは? (スコア:1)
・長い間電源を入れていないHDDは、起動しなくなることがある
・HDDを接続するインタフェース(IDE,SATA等)が時代遅れになっていて入手できない
ということが考えられます。テープドライブなら、インタフェースがSCSIでもUSBでも
同じように媒体を読み書きできますので。
Re:ハードディスクでバックアップは? (スコア:1)
ドライブの値段っていくらくらいなんでしょう?
先日の 1TB までのテープドライブは 400 万円くらい?
1TB の HDD が 1.5 万円くらい?
100 コ買って長期保存しての生存率を考えると HDD のほうが安上がりな気がします。
テープドライブの実績はそれなりにあるのでしょうけど、ちっとも良さがわかりません。
転送帯域も値段も体積も。
保存中の振動にはテープメディアは強そうですけどね。
Re:ハードディスクでバックアップは? (スコア:3, 参考になる)
http://www.express.nec.co.jp/catalog/option.pdf [nec.co.jp]
の最後のページ
チェンジャではないシングルドライブで定価は以下のとおり
DAT72 (36GB,3MB/s) 103,000円
DAT160 (80GB,6.9MB/s) 165,000円
AIT3Ex (150GB,18MB/s) 328,000円
AIT5 (400GB,24MB/s) 598,000円
LTO-3 (400GB,80MB/s) 740,000円
LTO-4 (800GB,120MB/s) 1,100,000円
容量は非圧縮容量、実際にはハードウェア圧縮がかかりますので2倍程度はバックアップできます。
但し、メディアの価格も比例して上がります。
LTO-4であれば販売価格でも1本15,000円弱みたいですね。
Re:ハードディスクでバックアップは? (スコア:1)
これってデータの種類にもよるのですが, 通常, テキスト系が主のメールとかソースプログラムとかでもなければ2倍なんて圧縮率は期待できません. バイナリの数値データが入ってくると数10%程度の圧縮率に落ちますし, 特に容量面で問題になる静止/動画像データや音声データはただでも圧縮がかかりにくい上に, 現実的には圧縮がかかった状態でディスク上にあることがほとんどなので, ハードウェア圧縮は全く効かないと思った方が良いです.
ハードウェア圧縮はテキスト主体のファイルやデータベースを対象とする特殊な条件向けと考え, そういった場合でも実データを使用して統計的に圧縮率を評価するといったことを行わないと, 安定した運用にはなりません. むしろハードウェア圧縮は無いものとして運用設計した上で, 圧縮が効いた部分は媒体や時間に対するおまけと考えた方が良いでしょう.
Re:ハードディスクでバックアップは? (スコア:3, 参考になる)
で、ここ最近テープ関係の発表が相次いでいます (IBM の 160MB/s テープとか) が、DAT の欠陥はやっぱり遅いことで、10MB/s 程度では何十TB なんて代物をどうやっても何ともならないわけです。でも、PC サーバの装着率がそれなりにあるので、テープドライブ全体の出荷台数では 3/4 は DAT なんですけどね。保存性は DAT は兎も角 LTO だと結構長いですよ。また、単純な共同開発の話と言うより、「AIT はどうなるの」のほうが重要だったりします。
Re: (スコア:0)
苦しいような…IDEならUSBに変換も出来るし、SCSIは廃れっぷりは異常なん
じゃないかと。
320GBのDATが普及しない可能性を考えれば、テラバイトHDDにバックアップし
た方が賢いという選択は十分にありえるような気がします。
Re:ハードディスクでバックアップは? (スコア:1, 参考になる)
こないだ、9801時代にお世話になったMOドライブ(SCSI)を
WinXPな今のPCに、それ経由でつないで、
10年ものの媒体を読み書きしました。
#ドライブの回転部のほうが怪しいことになってたけど、まあなんとか動いた。
ただ、同アダプタの入手性がどうかは把握していません。
私としても「そのうち無くなるよな」と思って数年前に確保しといたものなので。
ただ…いまさらMOドライブの遅さで何かをやる気にはなりませんが。
いま100MくらいならHDDやフラッシュメモリ媒体に数秒で読み書きできちゃいますが、
MOだと数分ないし十数分待たされました。
Re:ハードディスクでバックアップは? (スコア:1)
オフ会とかで、ドライブとメディア持ち寄って
それぞれがパソ通でダウンしあったデータの同期をしたり
(かーなーりー時間かかったが)
今じゃやる気になりませんが、思い出としては楽しかったです
USBのアダプタでその頃のデータを発掘できるのか、面白いかも
でも、X680x0の、小文字可能なFAT読めるのだろうか
Re:ハードディスクでバックアップは? (スコア:1)
最近のWindowsは試してませんが、単にファイル名が小文字なだけだったら、Windows95では問題なく読めます。
ただし、X680x0のHuman68kは、FATのディレクトリエントリを独自に拡張してファイル名の18+3文字を実現していましたが、
同じ領域をWindows95以降はLongFileNameに使っていますので、Win95で書き込むとX680x0で見るとおかしなことになったり…
あと、Windowsは読むだけでも勝手に何か書き込んだりするので、念のため、ライトプロテクトをかけておくのが大切。
…っていうは緊急手段としておいといて、普通に読み書きするならDiskExplorer [vector.co.jp]やxtools [biglobe.ne.jp]といったツールを使う方がいいと思います。直接ファイルアクセスだとファイル名の9文字以降は消えちゃうし、TwentyOneを使って8文字までで見るとファイル名がダブった場合、2ファイル目以降へのアクセスが面倒です。
Re: (スコア:0)
単に OS が書かない・読めるけど大文字小文字を区別しない、というだけです。
セクタ直接読み書き系ツールでは小文字も構わず書き込むものがよくありました。
Re:ハードディスクでバックアップは? (スコア:1)
DIR を取ったらファイル一覧は見えますが、MS-DOSだと、小文字のファイルは読めませんよ。
たとえば「FileName.TXT」ってファイルがあったとして、
「TYPE FileName.TXT」とやっても「指定されたファイルが見つかりません」となります。
#このあたりは、X680x0使いの常識。 [srad.jp]
でも、ファイル名のワイルドカード指定はできたりするので、
「REN F*.TXT FILENAME.TXT」ってやったら、全部大文字の「FILENAME.TXT」に出来たりとか。
Re: (スコア:0)
今から6-7年レンジじゃ考えられませんて。
(特にDiskじゃIDE(SATA)なんて怖くて使えません。)
まあそれは完全にオフトピな話題なので置いといて。
DAT320には速度アップに努めてもらいたいもんです。
OSのバックアップ程度なら、DATがドライブもメディアも値段が手頃
かつDiskよりは安心ってことで使い勝手がいいんだけど、
7MB/s 程度の速度はやや厳しいかも。
(OSのバックアップ程度ならそれでもどうにかなるレベルなんだけどね)
ぶっちゃけ容量は、72GBか160GBで当面足りそうだし。
ヘリカルスキャンを相手に何を夢見ていると言われそうだが、願望は願望ってことで。
Re:ハードディスクでバックアップは? (スコア:1)
電気代が槍玉に挙げられる時代ですので、それなりの訴求力があるようです。
それならバックアップのときだけディスクアレイの電源を入れれば?
と思うわけですが、これまでそういう運用をしている例は聞きません。
なんでだろう?
ところでテープって表面積はHDDよりかなり広いのに容量小さいですよね。
やっと320GBなのか、という印象です。
人生は七転び八起き、一日は早寝早起き
MAID (スコア:2, 参考になる)
最近はMAID(Massive Array of Inactive Disks)つうのが勃興し始めています。 アレイ全体のうち動いているドライブが少し、というやつ。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
詳しいことは知りませんがもしかすると、
そのぶん冗長だから強い、ってことなんじゃないですかね。
そうでなきゃ、誰があんなペラペラの樹脂テープに大事なデータを安心して預けるもんか、
って感じなんじゃないかと思います。