アカウント名:
パスワード:
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds
削った... (スコア:-1, フレームのもと)
いやぁ〜SONYに似合わない何とも力づくな方法だこと。
「量産のことは知らない。我々はR&Dが仕事。」という
いい意味開き直りで、この会社やっぱり先が無いなっと考えさせられましたね。
昔のSONYは、”参考出品”とか”試作機”とか書かれていても、本当は
もう量産始めてるんじゃぁ無いの?と思うくらい完成度たかったのに...。
Re: (スコア:5, 参考になる)
0.5mmとか0.3mm厚のガラスを貼り合せたあとで両面をゴリゴリ削って仕上げ厚0.4mmとか0.3mmとか普通にやってます。
その分コストがかかるんですが、薄さを追求する場合の最後のもう一押しの手は常に研磨です。
ガラス屋は現状の需要を捌くだけで目一杯という事情もあり、市場が確定するまでなかなか新しい厚みのガラスを作りません。なので、当座は量産で流れている出来合いのガラスを削って使い、ある程度の量が流れはじめたところでコスト削減の掛け声の下、ガラス屋にこんだけの量を買ってやるから薄いガラスを作ってね、と持ちかける訳です。
液晶メーカーも自分のところの製造ラインで想定してるガラスの厚みの範囲外のガラスは流せないので流せる範囲の厚みのガラスで当座流して、おいおい次期投資とかの際に薄いガラスでも扱えるようにしていくのが常套手段です。
Re: (スコア:5, 参考になる)
どっちにしろ、最低でも張り合わせの工程まではある程度の厚みを持った物を使うんですよ。
主に、あまりにも薄くしたガラスを大判の状態で運搬するのは大変だからです。
=-=-= The Inelegance(無粋な人) =-=-=
Re:削った... (スコア:0)
1枚のガラス基板にノートPC向けで2面付とか4面付とかしていくと結構な大きさになるので、
そこそこの厚みがあっても簡単に割れます。
(6面付しようとするとガラスが自重で割れる率が上がるので、当時いた会社ではやっていなかった)
自分が液晶用フィルタ製造メーカに居た頃(約15年前)はガラス厚0.7mmを主に取り扱っていましたが、
年に1回位は持ち方が悪くて割ってましたorz
#会社がバレそうなのでAC
Re: (スコア:0)
それと「耐久性が問題」と言ってしまうと「R&Dの連中はろくなものを持ってこない」と小言を言う製造部門の人と同じレベルになってしまいますよ。
ここは、「製造工程でうまくハンドリングできないのが問題」と言わなきゃ。
ガラスが薄くなったり大きくなったりすると簡単に割れるようになるのは端的に言ってたわみ量が大きくなるから。
だからそのたわみ量をうまくコントロールしながらハンドリングできるラインを作るのが製造工場の使命なんだけど、それを「耐久性に問題がある」と言い放っちゃう人がいるから困るよね。確かに製造が作りやすい設計にすることは必要だしする必要はあるけど、商品の価値を決定する性能を製造能力の無さでスポイルされるのは製造部門として恥ずかしくないのかね、と思うことが良くあるよ。年がら年中同じものを変わらず作り続けていられれば楽で幸せなんだろうけどね。
Re:削った... (スコア:1)
大判のガラス = 分断前のガラスって意味なので。
=-=-= The Inelegance(無粋な人) =-=-=