電子フロンティア財団、SNS上での検閲に関する調査で報告の74%はFacebook絡み
タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
電子フロンティア財団(EFF)は、SNS上での検閲をテーマにした年次報告書を発表した。このためのデータは、Onlinecensorship.orgで公開[PDF]されている。報告書は2016年4月から11月にかけてユーザーから収集したデータを元にしたもの。調査対象となったのはFacebookやTwitter、Instagram、YouTube、FlickrやGoogle+の6プラットフォームだという。検閲の報告のほとんどがFacebookで全体の74%を占めた。それに続いてInstagramが16%、Twitterが7%だった。
アクセス禁止の47%はヌードに関連したものだが間違いも多いようだ。インドでは服を着せた飼い猫の写真
を掲載した男性が一時的にアクセスがブロックされた。このほかにもコペンハーゲンの人魚姫の銅像や歴史的な資料を掲載したユーザーもブロックされたと報告されている。検閲報告のあった言語は英語が82%と最も多かった。米大統領選挙に関連する検閲も多かったとされる。EFFは、Facebookに対し削除プロセスをより透明にするよう警告している(Online CENSORSHIP、derStandard.at、Slashdot)。
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