Windows Insider Program、Redstone 4ビルドを受け取る新オプション追加
タレコミ by headless
headless 曰く、
Microsoftは25日、Windows Insider ProgramでWindows 10 Fall Creators Updateのリリースビルドをスキップし、開発ブランチのビルドを引き続き受け取るオプションを「ファースト」リングに追加した(該当記事、要フィードバックHub、 On MSFTの記事、 BetaNewsの記事、 Windows Centralの記事)。
MicrosoftではFall Creators Updateのリリースに向け、リリースブランチ「RS3_RELEASE」をフォークする一方、開発ブランチ「RS_PRERELEASE」ではその次のリリースに向けた作業を開始しているという。
今回追加されたのは「設定」アプリの「更新とセキュリティ→Windows Insider Program」の「What kind of content would you like to receive?」というオプションだ。デフォルトの「次のバージョンのWindows」は従来通りの動作で、今後はFall Creators Updateの一般リリースまでRS3_RELEASEビルドの提供が行われる。現在停止しているWindows 10標準アプリの更新もFall Creators Updateの一般リリース後に再開される。
一方、「Skip ahead to the next Windows release」を選択すると、引き続きRS_PRERELEASEのブランチのビルドが提供されることになる。Windows 10標準アプリもストアで更新が提供される。こちらはファーストリング限定であり、選択すると自動でファーストリングに切り替えられる。また、ファーストリングのユーザーはFall Creators Updateのリリースに向けたフィードバックで重要な役割を果たすため、このオプションを選択できるユーザー数には制限が設けられるとのこと。
なお、現時点のRS_PRERELEASEブランチは、フォークされたばかりのRS3_RELEASEと実質的に同じだが、今後しばらくは不安定なビルドの提供が続くことになる。また、新たなRS_PRERELEASEビルドをインストールした場合、通常のリング設定へ戻すにはWindows 10の再インストールが必要となる点にも注意してほしい。このオプションはFall Creators Updateの一般リリースとともに削除され、以降はリング設定に応じたビルドの提供に戻るとのことだ。