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2023年5月26日のハードウェア記事一覧(全2件)
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バグ

東海理化製ゲーミングキーボード、販売を延期。秒間20回以上の連打は想定外 40

ストーリー by nagazou
モニターにそういう人はいなかったか 部門より
東海理化は22日、16日から販売されていた国産ゲーミングキーボード「ZENAIM KEYBOARD」で、特定条件でスタビライザーに動作不良が発生しうる事が判明、該当箇所が改善されるまで製品の販売を延期すると発表した。このキーボードは、自社開発となる世界初のロープロファイル磁気センサースイッチを採用、販売価格が4万8180円と高額だったことから話題を呼んでいたという(スタビライザーの改良および販売延期のお知らせ PC WatchGAME Watch)。

トラブルの詳細を報じているGAME Watchの記事によると、スタビライザーを使用しているスペースキーやエンターキー、左シフトキーにおいて、キーの端の部分を連打するとキーキャップが外れてしまうという動作不良が発生するという。記事の中でメーカー側は、1秒間に20回以上連打するような、激しい使用シーンや同等の激しいタイピングに対する想定はしていなかったと述べている。なお、このGAME Watchの記事を書いた方はこのキーボードを購入したうちの一人で、到着後にスペースキーの両端がグラグラしている違和感を覚えたという。他のキーについてはほぼ遊びはなかったとしている。

東海理化はリリースで、キーボードのスペースキーの押し方、使われ方に対して、検証・評価が不十分だったと述べている。改善をおこなったものの販売に関しては2023年8月中を目安としていると記載。またすでに購入したユーザーに関しては、改善後に同社で組み換え作業を実施するとしている。
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テクノロジー

名古屋大学と物材機構、エネルギー密度10倍のスゴい「キャパシター」開発 33

ストーリー by nagazou
10倍パワーとか中二病的 部門より
名古屋大学の長田実教授と物質・材料研究機構の佐々木高義フェローらは、分子レベルの厚さ(1.5〜3nm)で高い誘電率と絶縁性を備えたナノシートを開発した。この新しいナノシートは、174J/cm3~272J/cm3という世界最高クラスのエネルギー密度を達成しているという(名古屋大学発表[PDF]Nano Letters掲載論文TECH+ニュースイッチ)。

誘電体キャパシタは充電時間が数秒と短く、長寿命、高出力密度といった優れた特性を持つ。しかしエネルギー密度が低く、一度に多くのエネルギーを蓄積できない点が課題となっていた。研究チームが発見した常誘電体ペロブスカイトナノシートは、巨大分極(高誘電率化)と高耐電圧化が同時に実現するというユニークな特性があったことから、今回、蓄電キャパシタ用の誘電体として使用された。実験の結果、1立方センチメートル当たり272ジュールと、従来材料の同10~150ジュールと比べると2から10倍の密度になったとしている。これは、リチウム二次電池や電気二重層キャパシターに匹敵するものだという。
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目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond

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