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2022年12月14日のハードウェア記事一覧(全2件)
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入力デバイス

エッジ幅が約2mmで綴じしろの影が映らずにページの端まで読み取れる非破壊ブックスキャナ 32

ストーリー by nagazou
ちょっと高いなあ 部門より
サンワサプライからスキャン領域が本体のギリギリまであるブックスキャナ「400-SCN063」が発表された。この製品ではガラス面までのエッジ幅が約2ミリとなっており、冊子を開いた時に内側にあたる「ノド」の部分まで綴じしろの影が映らずにページの端までスキャンできるのが特徴。これにより、A4サイズまでの本を裁断せず、非破壊でスキャンできるとしている。厚さ4cmまでの本に対応する取り外し可能な原稿カバーを搭載する。価格は7万4800円となっている(サンワサプライリリースPC Watch)。
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原子力

ウクライナの電力システムは、核戦争を想定して作られている 33

ストーリー by nagazou
そういう仕組みなのか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

サッカーW杯で日本対クロアチア戦が行われていた時、ウクライナは70発ものミサイル攻撃を受けた。70発のミサイルのうち61発は打ち落とされたが、9発はモルドバなどに着弾した(BBCロイター)。

ウクライナの電力システムは核戦争が起きた時を想定して作られた、ある種の循環システムになっており、ある地域の発電所がダメになっても、他の地域の発電所から電力が供給される。そのため、攻撃を受けていない地域も、攻撃を受けた地域が出ると、その分の電力が失われる。ミサイル攻撃の影響でキーウも一日のうち、3時間ぐらいしか電力が供給されなかったという。ウクライナといえば、寒い印象があるが、キーウの気候は北海道出身の日本人によると、北海道に似ているらしい(デイリー新潮)。

ウクライナの集合住宅はセントラルヒーティングで、建物内を循環するパイプに火力発電所や原発でできたお湯を通して、建物全体を温めるのが一般的。しかし、ウクライナでも新しい住宅は30階以上のタワマンが多く、しかもオール電化が多い。
三時間しか電力が供給されないと凍えそうだし、エレベータは使えなさそうだ。日本のYahooのコメント欄ではタワマン批判が多い印象だが、ウクライナでも盛り上がっているのか、気になる。

上記の話は、デイリー新潮が首都キーウ在住でボランティア活動をするパルホメンコ・ボグダンさんに取材したときに語られた話で、ボグダンさんは日本語でキエフからレポートを続けている(BOGDAN in Ukraine)。日本の視聴者からもカップ麵や使い捨てカイロが送られており、役に立っているとのこと。今までウクライナでは使い捨てカイロは一般的ではなかったようだ。

産経新聞の10日の記事によれば、ウクライナ国営電力会社「ウクルエネルゴ」のボロディミル・クドリツキー会長は、電力インフラの約5割が損傷していると回答したという。特に火力、水力発電所が被害を受け、送配電システムも深刻な損害を受けたとされている。復旧作業は24時間態勢で実施しているとのこと(産経新聞)。

なお日本政府は13日、ウクライナの越冬支援に約250万ドル(約3億4千万円)の緊急無償資金協力や、国際機関を通じた発電機などの供与を決めたと述べた。補正予算にウクライナの周辺国を含め約5億ドルの支援を盛り込んだともしている(産経新聞)。

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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy

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