
ドットインパクトプリンタは死なず、エプソンが21年ぶりに新製品 79
ストーリー by nagazou
昔、中古探して譲ったことがあったな 部門より
昔、中古探して譲ったことがあったな 部門より
エプソンがドットインパクト方式のプリンタを更新した。106桁の水平型ドットインパクトプリンタ「VP-F2400」、「VP-F2100」および、ネットワークインターフェイス付モデル「VP-F2400N」、「VP-F2100N」の4機種が9月5日に発売される(エプソン、PC Watch)。
新たに登場したVP-F2400/VP-F2400Nは、2001年1月発売の現行モデル「VP-2300」の後継モデル。用紙の厚さに応じて自動的に紙厚を調整する「自動紙厚検知機能」を搭載した。また106桁プリンタにすることで小型/省スペース化を実現し、VP-2300と比較して設置面積を76.8%削減できたとしている。なお旧モデルでは発売時期の関係でWindows 9xシリーズやWindows 3.1向けドライバが配布取れていたが、VP-2400はWindows XP以降のサポートになるとしている。なおMS-DOSはサポートするとのこと。
あるAnonymous Coward 曰く、
新たに登場したVP-F2400/VP-F2400Nは、2001年1月発売の現行モデル「VP-2300」の後継モデル。用紙の厚さに応じて自動的に紙厚を調整する「自動紙厚検知機能」を搭載した。また106桁プリンタにすることで小型/省スペース化を実現し、VP-2300と比較して設置面積を76.8%削減できたとしている。なお旧モデルでは発売時期の関係でWindows 9xシリーズやWindows 3.1向けドライバが配布取れていたが、VP-2400はWindows XP以降のサポートになるとしている。なおMS-DOSはサポートするとのこと。
あるAnonymous Coward 曰く、
良く考えたら身近な宅配便の伝票もまとめて印刷するならドットインパクトプリンタ使うしかないんだな
×21年ぶり ○3年ぶり (スコア:4, 参考になる)
今回は「2001年発売でこれまで現行だった機種の後継機種を発表した」だけで、
他にも最近発売されたドットインパクトプリンターはありますので、
これを「エプソンが21年ぶりに新製品」というのはミスリーディングがすぎます。
エプソンのドットインパクトプリンターのラインナップ(現行機種14機種) [epson.jp]から、新しいもの [epson.jp]をピックアップしたら、
2022年発売: VP-F2400: 今回製品で、2001年発売機種の後継機種
2019年発売: VP-F4400: 2001年発売機種の後継機種で、このときもスラドのストーリーにもなった [hardware.srad.jp]
2018年発売: VP-D1800、VP-D800
2014年発売: VP-D1300、VP-D500
2012年発売: VP-F2000、VP-930
といった感じ。エプソンはそれなりな頻度で新製品出してきて、ドットインパクトプリンタの新製品としては3年ぶり程度。
複写伝票 (スコア:2, 興味深い)
産業廃棄物の紙のマニフェストが複写式なので、ドットインパクトを捨てられないという話は聞いたことがあります。
電子マニフェストもありますが、紙の方が便利な場合もあるそうです。
Re: (スコア:0)
小規模な会社だと「マニフェストは紙でお願いします」ってこと結構有るんだよな。
DX (スコア:1)
宅配伝票一つとっても今はバーコード貼るだけでいいやんって思うし、メルカリやってるJKもそうしているけど今このプリンタ使っている人はまたこのプリンタ買って、
住所をきっちり古い伝票に印刷しているのね・・
プリンタ壊れても何か変えようとせず、やっぱりこのプリンタを買う人がいる。
生産性向上のため、カーボンコピーはハンコに次いで現場から無くさないといけないもんじゃないかな。
Re:6連伝票 (スコア:3)
他社との取引なので自社一存でDXなどと戯言を言っても受け入れてもらえないし
現状のままでも取引に支障が出なければ、無駄な投資をするわけがない
ドットインパクトプリンタを使うような企業は
相応の技術力や営業力を持ったところが多く
外部の圧力が利かないのだ
Re: (スコア:0)
宅配伝票だけでなく、会計やら取引の明細とか伝票やら
手書き複写とドットインパクト複写に同じ用紙で対応しないといけなかったりすると
ノンカーボン・カーボン紙ってまだ需要が有るんですよね・・・
#自社だけ対応すればよいものだと簡単なんですが、
#取引先とか、業界内とかスコープの広い用紙・様式だったりすると
#中々更改されて行かないという・・・
Re: (スコア:0)
仕事のやりかた変えないところ、システムを変えないところですね
感圧紙の連続帳票は単価高いし、20年ぐらい前は一度の印刷の複写であることを証文のように重要視する人がいたけど、そういった方は退職されて今はいないですねぇ
宅配便は無理かもしれませんが、伝票と領収書が同一になってるような印刷をする必要であるところも、ミシン目が入ったA4に打ち出してピリピリ手で切るのが楽
(客が用紙が切れた明日には欲しいと大騒ぎしてもコピー用紙とハサミでどうにかしろと言えるし)
Re: (スコア:0)
ウチの会社は逆で、宅配伝票要にドットインパクトを使ってたんだけど、数年前にレーザープリンタ用に
システム更新。
でも、ドットインパクトプリンタが未だに壊れないから現役で使ってる。
しかも故障時を考慮して予備機がもう一台。
はてさて、いつまで付き合うことになるのやら。
Re: (スコア:0)
次のシステム更新の際に「ドットインパクトプリンタあるじゃん、ならコレそのまま使おう」ってなる予感。
Re: (スコア:0)
バーコード印刷するのにプリンタ使うの面倒じゃん
手書きコピー伝票は楽
Re:DX (スコア:1)
Re: (スコア:0)
業務用アプリからなにから一切合切ぜーんぶ変えたら数百~千万ぐらいかかるとかでは。
壊れたプリンター交換するだけで済むなら安い物じゃない。
Re: (スコア:0)
電力会社の営業所の窓口で電気料金を払えた時代は膨大な数のIBM 5577が動いてましたね。
半ばお役所みたいな場所且つ台数もとんでもないので気軽に帳票変更なんてできませんでした。
メインフレームからLAN(イーサネットではなくトークンリング)から端末までIBM縛りでした。
年表 https://www.jbat.co.jp/impact/product/5577-HISTORY/post.html [jbat.co.jp]
最新型のM01が40万円、M03が50万円、M05が60万円(これらは速度の差)と
そこいらのカラーレーザーより高級品です。
発売時期の関係で・・・ (スコア:0)
旧モデルでは発売時期の関係でWindows 9xシリーズやWindows 3.1向けドライバが配布されていたということなら、
新モデルはXPなどサポートせずWindows8.1以降に限定すべきだ。
サポート (スコア:0)
> なおMS-DOSはサポートするとのこと。
プリンタって線の先につながっている相手のOSまで認識して動いているんだっけ?
たとえば「ESC/Pをサポートします」って言われたら理解できるけど、
その ESC/P データを送ってくる相手が DOS なのか Linux なのか Windows なのか、判るのか?
#わたしの知らない高度なプロトコルがあるのか?
Re:サポート (スコア:2)
あと、Windowsのプリンタドライバって、文字のビットパターンを送信してませんでしたけっけ?(うろ覚え)
MS-DOSの時代には、文字コードを送っていたから、「文字コード送ってきても対応可能」の意味なのかもしれないと思ったり。
¶「だますのなら、最後までだまさなきゃね」/ 罵声に包まれて、君はほほえむ。
Re: (スコア:0)
フォントデータの件もありますが、DOSだとUSB-I/FとかEthernetは多分(直接)使えないので
古き良きパラレルI/Fであるセントロニクス準拠I/Fを持っているのではないでしょうか。
(optionかもしれませんしアダプタ的なエミュレートかも)
Re: (スコア:0)
インタフェースはIEEE1284(Nibbleモード)規格準拠双方向パラレルI/F・USB I/F と Ethernet I/F(ネットワーク対応機種のみ)なので、いわゆるセントロをサポートしていますね。
まあ、パラレルI/F を持っているのと DOSをサポートする というのは全然関連のない別の話ですけど。
Re: (スコア:0)
別の話ではあるけどDOSから使えるプリンタIFは限られてるので「全然関連のない」ではないな。
Re: (スコア:0)
Apple の LaserWriter だっけ、フォントデータをプリンタ側に持たなきゃならないんでSCSI接続のハードディスク付きのプリンタがあったはず。
バカ高かったんだよな。Postscript って言葉を初めて聞いたのがそのプリンタ関連の話題だった。
あ、これ だ。
Re: (スコア:0)
DOS対応ということは、ビットイメージではなく文字コードを送って、プリンタのフォントで印刷している。
PC-PR201互換モードとかESC/Pモードが残っているんでしょう。80桁や136桁以外に106桁なんてできたのか?
漢字ROMとかとっくに入手できないから、モダンな内部構造でエミュレータ的なことをしているんでしょうね。
Re: (スコア:0)
>漢字ROM
第2水準とかありましたね。
いまならエミュレータもなにも、24dotくらいのフォントなら組み込んであるメインCPU内蔵ROMにそっくり入ってしまいますよ
こないだ買った数千円のレシートプリンタにも漢字フォント入っていました。(中文フォントですけどw)
# 当然外字も使えるんでしょうね
Re:サポート (スコア:1)
> ESC/Pの文字コード
一バイト文字はASCIIコードというか、PC-8001由来の文字コードそのまま
8bit領域の後半は、半角カナとNEC由来のGRPH文字。
JISカナでは80~9F/E0-FEは不使用領域で、PC-8001由来のGRPH文字はそこに割り当てられてた。
一方、SJISでは、2バイト文字か1バイト文字かの判別を容易にするために、
SJISの1バイト目を80~9F/E0-FEに割り当てたので、SJISの世界ではGRPH文字が使えなくなった。
日本語(漢字)はJISコードで、いわゆるKANJI-IN/KANJI-OUTで1バイト文字と切り替え。
SJISじゃないから、GRPH文字領域もそのまま出力印字可能。
日本語文字で実際に対応してるのは第1・第2水準までだと思う。
KI/KOで1バイト文字と2バイト文字を切り替えるので、
第3水準は第1第2と同じ面に文字を割り当ててるので原理的に対応可能だけど、
第4水準は別の面に割り当ててるので原理的に対応不可能。
Re:サポート (スコア:1)
まさにESC/P(またはESC/Pスーパー)をサポートしますって話だろう。
インクジェット系で採用してるESP/P-R(ラスター)の場合は
漢字ROMが入ってないのでMS-DOS対応は無理。
Re: (スコア:0)
これっぽい。
Wikipediaの ESC/P [wikipedia.org] に
Re: (スコア:0)
WikipediaだとESCがEscapeシーケンスのことのように書かれているが、Epson Standart Codeの略じゃなかったっけ。
Re: (スコア:0)
電話サポートの話とかじゃね?
Re: (スコア:0)
この場合の「MS-DOS環境でのサポート」といえばMS-DOSで(少なくともEPSONの社内環境では)動作することを確認し、検証できる環境があるということを指すと思われます。
#EPSONではないけどプリンタ屋だったので...工場とか印刷会社等は末永く使うので、特定業種向けの息の長い製品だと製品サポートが続いている限りは販売開始時のサポート環境は残しとかないといけないのよね...
Re: (スコア:0)
そりゃOSはわからないけどお客さんからの問い合わせでLinuxとかNetBSDとか言われても対応が難しいからじゃないでしょうかね?
Re: (スコア:0)
MS-DOSに関しては、プリンタ側でエミュレーションモードを切替え出来るって事じゃ無いの?
それ以外のWindowsの場合は、純正ドライバの事だと思うけど。
Re: (スコア:0)
ドライバ提供の話では?
今回の新機種固有の機能を使用できるようなドライバが MS-DOS 用も出してくれるってことではないかと。
ESC/P だけなら従来のドライバで今回の新機種も互換で使用できると思います。
Re: (スコア:0)
むかしのプリンタは、プリンタのROMにフォントとかが入ってて、
文字コードを送ればプリンタ側に内蔵されてるフォントで印刷とかできるんだよな
いまでも互換性のために残されてる機種も多いが、消えた機種もある
Re:サポート (スコア:1)
現行のレーザプリンタなんかでもプリンタにフォント積んでいますよ。平成明朝とか平成ゴシックとか。
Re: (スコア:0)
ステータス表示とかに使ってんのかな
ホストPCからそのフォントを使う状況ってあるのだろうか
今どきのレーザープリンタ使うならビットマップだよなぁ
ESC/P持ってるなら使うだろうけど
# TrueTypeフォントってESC/Pで使うるのだろうか
Re:サポート (スコア:1)
フォントデータを送らないので、原理上、印刷が速くなります。画面表示と印字結果が違うことになるので意識的に使ったことはないですが。
富士ゼロックス社のプリンタなどはデフォルトで「TrueTypeフォントをプリンタフォントで置き換える」になってます。日本語環境だどステータスの印字なんかにも必要ですね。ESC/PとかPR-201互換環境はどうなるか判りません。
Re:サポート (スコア:1)
PC側の処理、ネットワークの速度、出力機のプロセッサ等の能力が向上していますのでよほど大量のデータを送らないと違いがわからないのではないかと思います。9枚/分のプリンタを使っている頃はプリンタフォントに置き換えの高速出力(といっても少し速いだけ)実感できました。4枚/分の頃のプリンタにはどんなフォント積んでたのかな?PR-201互換モードあったからなにがしかのフォントは積んでたとは思うけど、TrueTypeが策定されたかどうかの頃で、まだ平成明朝とかない時代だったしな。
Re:富士ゼロックス→富士フィルムビジネスイノベーション (スコア:1)
専ら「富士」の方が省略されてゼロックスって呼ぶのが普通だったので、
省略の方しか残らなくて言いにくくて仕方がない。もう元ゼロックスでいいや。
Re:サポート (スコア:1)
全てかどうかは知りませんが、、、、
表示パネルで使うとか。
実際の印刷は全てラスターなので、搭載フォントは使用せず、、、
搭載フォントを使ったら、画面表示と同じ印字はできない。
ただ、本体のステータス印字とかは別。
初期の頃は、英字で済ましたらしいが、自国語での表示/印字は必要。
あ、ESC/P互換モードにも必須か、、
でもレーザーで互換モードをサポートしてるのは今、あるか?
Re: (スコア:0)
CP/M や OS-9 や N88BASIC はサポートしてくれんのか。
Re: (スコア:0)
N88BASICではハードコピーのコマンドに対応しているかとかで
プリンタ側の対応も必要だった気がする。
あれはどうしてだったのかなあ
ビットマップ出すあたりのコマンド体系だったかなあ。
ESC/Pとか影も形もない時代、PC-PR201がデファクトなるちょい前かな。
Re: (スコア:0)
N88日本語BASIC(86)のDiskに入っているユーティリティでメモリスイッチを設定することでプリンタ種別を設定するようなっていましたね。
このあたり [fc2.com]のページが詳しいですね。
スクリーンショット込みで載っています。
紙厚 (スコア:0)
>用紙の厚さに応じて自動的に紙厚を調整する「自動紙厚検知機能」を搭載した。
プリンタのほうで「紙厚」を調整できるのか?
#たぶん、インパクト圧・・・なのかな?
Re:紙厚 (スコア:1)
エプソンの自動用紙厚検知機能の説明によりますと
用紙面と印字ヘッドの間隔を設定する方法は手動と自動(自動用紙厚検知機能)があります。
だそうです。
https://www.epson.jp/products/dotprinter/guide/#anc3 [epson.jp]
Re: (スコア:0)
「紙厚」っていう設定項目があるんじゃない?
Re: (スコア:0)
厚み方向のヘッド位置調整でしょう
インパクトプリンタの欠点は騒音と揺れですね
ビャービャーとうるさいし
棚は揺れるし。
昔は揺れ緩和の「ころ」をプリンタの下に挟み入れるようなシカケもありました。
# その昔それと知らずユニハンマプリンタ買ってしまったのでAC
# ヒドイプリンタだった
Re: (スコア:0)
騒音は仕方ないけど、揺れならライン型ドットインパクトプリンターで解決。
ググってみたら、NECがまだ販売しているみたい。
https://jpn.nec.com/printer/dot/klp/index.html [nec.com]
なお、単票用紙は使用できません。
Re:紙厚 (スコア:1)
これをまだ買わないといけないシステムが残ってるのか....
売っているのも奇跡だと思うけど、
システム導入でこれが出てきたら泣くと思う。
106桁プリンタにすることで小型/省スペース化を実現 (スコア:0)
引き続いて同エンジンを使った136桁モデルが出るって事だな。
模型ユーザーとしては (スコア:0)
インクリボン式プリンタも復活してほしい、けど無理だろうなぁ。
印刷後の耐水・耐溶剤の強度が、他の種類のプリンタとは段違いなんだよね。
Re: (スコア:0)
ドットインパクトプリンターもインクリボン。
多分、昇華型プリンタの事だよね。
マイクロドライ [wikipedia.org]とかの。