みずほ銀行の8月システム障害、特定型番のHDDで不調などが要因との報告 106
報告 部門より
故障したHDDに関しては、同一製品で読み取り不良などが今年は昨年に比べて2倍くらいのペースで起きていた。この製品は2015年に導入していたが、一定の年月が過ぎた段階でこの型番に偏った形で故障率が高くなっていた。この会見の中で、同行の石井哲執行役が、ディスク装置が2重に故障することは極めてまれ。「ITベンダーからは4000年に1回と言われた」という発言があったことが話題となっている。いくらなんでも4000年持つものは存在しないだろうとするもので、SNSなどでは単体のHDDのMTBF(平均故障間隔)を、ミラーリングしているため自乗したものではないかなどといった憶測が出ている(日経クロステック、Twitter)。
なお9月8日に100台以上のATMが一時停止した件では、ネットワーク機器に静電気などが生じエラーが発生したと見ているとのこと。