アース処理がないLANでも、すべてSTPケーブルならば耐ノイズ効果が期待できる 57
ストーリー by nagazou
シールド 部門より
シールド 部門より
一口に有線LANといっても様々な規格があり、そこに使われるLANケーブルにもケーブル内部にシールド加工を施したSTPケーブルと、されていないUTPケーブルの2種類が存在する。ネットなどではこのSTPとUTPケーブルのどちらがいいかと議論になることがある。STPケーブルではアースが必須で、アースなしの場合は逆に通信障害につながる可能性があるとする意見もあるという。そこで、INTERNET Watchの記事では、LANケーブルメーカーの日本製線に話を聞いたそうだ(INTERNET Watch)。
ケーブルを製造する日本製線は、こうした議論をするユーザー向けに実際にアース処理を行うことが難しい家庭環境を想定、UTPおよびSTPケーブルに外来ノイズによる影響があるのかを検証した実験動画をYouTubeに上げたそうだ。結論では端から端まですべてSTPケーブルを利用した場合、アースなしであってもノイズを遮断する効果があったとしている。動画ではUTPケーブルのみを使った配線やSTPとUTPを混在させた場合は、ノイズの影響により速度が低下する。しかし、すべてシールドされた敗戦にした場合、シールドによってノイズが遮断されるため、その影響は受けないとのこと(日本製線株式会社 公式チャンネル)。
ケーブルを製造する日本製線は、こうした議論をするユーザー向けに実際にアース処理を行うことが難しい家庭環境を想定、UTPおよびSTPケーブルに外来ノイズによる影響があるのかを検証した実験動画をYouTubeに上げたそうだ。結論では端から端まですべてSTPケーブルを利用した場合、アースなしであってもノイズを遮断する効果があったとしている。動画ではUTPケーブルのみを使った配線やSTPとUTPを混在させた場合は、ノイズの影響により速度が低下する。しかし、すべてシールドされた敗戦にした場合、シールドによってノイズが遮断されるため、その影響は受けないとのこと(日本製線株式会社 公式チャンネル)。
血栓 (スコア:5, おもしろおかしい)
> しかし、すべてシールドされた___敗戦__にした場合
敗戦と決まったわけではありません。本土結線があります。
Re:血栓 (スコア:4, おもしろおかしい)
接地の事ですな。
Re: (スコア:0)
社名は日本製線だけどケーブルはフィリピン製なんだよな。
Re: (スコア:0)
とりあえず、線一本で繋がったか…
Re: (スコア:0)
ノーリターンですね
Re: (スコア:0)
線線恐々
Re: (スコア:0)
> しかし、すべてシールドされた___敗戦__にした場合
敗戦と決まったわけではありません。本土結線があります。
ええ今日は金曜日ですし夢は叶うはず
# DREAMS COME TRUE
Re: (スコア:0)
日本聖戦か
アース (スコア:1)
昔工場でモデムにアースを繋いだら、アースからノイズを拾ったのかエラーが出捲って、試行錯誤の末アース線を外して漸く安定した通信が可能になった経験がある。
Re:アース (スコア:2, 興味深い)
アースからノイズを拾ったのではなくて、
ノイズがアースに抜けていく回路が形成されたと考えるのが妥当かなと。
むかし、真空管ラジオの時代には「アースアンテナ」という使い方がありまして、
アース線をアンテナ端子に繋ぐんです。
すると、真空管ラジオですから電源端子からアンテナ入力、アースへとつながる回路ができて
電源線(100V配線)がアンテナとして働くというものでした。
ラジオなら放送電波ですが、モデムなら妨害電波です。
Re: (スコア:0)
ワンセグケータイでイヤホンケーブルが放送受信アンテナ代わりになってるアレですな
Re: (スコア:0)
その場合、アースは人体?
Re:アース (スコア:1)
Re: (スコア:0)
昔工場でモデムにアースを繋いだら、アースからノイズを拾ったのかエラーが出捲って、試行錯誤の末アース線を外して漸く安定した通信が可能になった経験がある。
お勤め先はアース制約ではありませんでしたか?(違
Re: (スコア:0)
なお、データセンターやオフィスビルでは、機器のアースとして保安接地と機能接地(電源のアースとは別に信号などに使う電圧を安定させるためのアース。STPケーブルにまつわるアースの話で「電源のアースとは別」という表現がよくされるが、まさにそれ)があり、この両方を個別に接地するTT接地が日本では主に使われている。この方式が、かえってループ電流の原因になることもある。
保安接地だったんじゃ?
生半可な知識が一番危ない (スコア:0)
アースからノイズを拾う、という時点でありえない話です
アースの電位は常に0V。常に0Vの場所がアースです。ノイズが流れ込んでくるならそれはアースじゃありません。ただのアンテナです。
アースがちゃんと接地されていなくて、アース線経由で他の装置のノイズがモデム側に流れ込んだとか、そういうたぐいの事故でしょう。
工場ならまずは正しく接地されているのか確認すべきですね
Re:生半可な知識が一番危ない (スコア:2, 興味深い)
この前
「なー、このアース、24Vかかってんだが?」
って言ったら、
「良かった。今回は200Vじゃなかったんだね」
ってポリアンナ返し喰らった。
事前に入っている筈の機器が無かったのは、設置して即修理に回ったからだそうな。
#ええ、タグも無視して全部再確認しましたよ。
Re: (スコア:0)
お客さんから一昨日から100V30Aな機械で接地必須な製品の筐体触るとピリピリするとTEL。
現地で調べたら過日の工事でアースとコールドが逆になっていた模様。
勘弁してください。
Re: (スコア:0)
その昔、仕事先でLANの調子がかなり悪くてコネクタから10BASE2のケーブル外したら
「この端子握るとピリピリ来るんですけど、手で体感できるほどの電圧かかってるっておかしいですよね?」
「なんだと!?」
ということがあったなぁ
(その後どう対処したかは聞いてない)
Re:生半可な知識が一番危ない (スコア:2, 興味深い)
アースの電位は常に0V。常に0Vの場所がアースです。ノイズが流れ込んでくるならそれはアースじゃありません。ただのアンテナです。
アースがちゃんと接地されていなくて、アース線経由で他の装置のノイズがモデム側に流れ込んだとか、そういうたぐいの事故でしょう。
工場ならまずは正しく接地されているのか確認すべきですね
「アースの電位は常に0V」なんていうのは直流程度で、だけ。それもアースに電流が流れていないことが前提であって、「D種接地で100Ω以下」程度の抵抗値はあり得るから、何十台も機器が繋がると数百mV位は振れ得る。
Gbit/sクラスの信号に対してアース線なんて波長の何十倍もあるのだから、等電位なんて無理。アース線はあくまでも保安用に過ぎず、信号からしたらアンテナと同じ。
Re: (スコア:0)
保安アースに電流を流してはいけません。
筐体(=保安アース)は直流的には浮いていないといけない。
接地抵抗を言うなら、複数点のアースをつなげてしまうのもアウト。
Re: (スコア:0)
あっ。だからといってシールドの意味がないと言っているわけではないですよ。電界性のノイズに対してはコモンモード成分しか受けなくなるから、差動信号であれば遮蔽効果は出ます。但し、一方で浮遊容量は大きくなりがちで減衰量も多くなるでしょうから、距離とノイズ源の大きさとでトレードオフになるんじゃないでしょうか。
Re:生半可な知識が一番危ない (スコア:1)
それぞれ接地して電源供給を受けてる二台の機器を多少の長さのケーブルで直結してGNDレベルが合わないのはそう不思議でもないと思いますが。
# 昔「電池のマイナス極はアースと同じ電位」と主張してる初心者向けサイトがあってなかなか厄介だった
Re: (スコア:0)
音響スタジオ、また個人宅でも多数の機材からなるDTMシステムではアースが難物で、
接地を厳密にやったつもりでもループができてノイズ発生とかよくありますね
Re: (スコア:0)
知識がDC(直流)止まりの生半可なコメントですなぁ
Re: (スコア:0)
電位の基準を無限遠点に取るくらい荒唐無稽な御伽話だな
Re: (スコア:0)
モデムのアース線をつなげる事でグランドループが形成されたとか?
接地の電位差問題 (スコア:1)
日本だと等電位接地してないので「アースを取る」のが本当に正解なのか悩むことが多い。
平時はいいんだけど、異常気象で落雷も多い国になってるのに何でTT接地ばかりなんだ?
Re: (スコア:0)
だって、NTTの局舎以外で、建物自体も接地している施設が日本にどれだけあると?
ケーブルを伸ばすとどうなっただろうか (スコア:1)
実験では、机上で巻いて束ねてある。
ケーブルを空間的に伸ばすと、誘導ノイズがどうなるだろうか。
机上でコイルさせることで誘導ノイズが打ち消されてないだろうか。
机上でコイルさせたケーブル束の向きを変えると蛍光灯のコイルと結合するだろうか。
平衡伝送とシールドの効果 (スコア:1)
なんか変な誤解がちらほら…
STPケーブルなら機器同士のGNDが接続される
→されません。Ethernetのポートは内部回路に対しDC的には絶縁されてます。コネクタにシールドがあろうがなかろうが同じ。
アースの電位は0V
→既にいくつかのコメントに書かれてるようにそんなことは無い。
こっからは持論
Ethenetケーブルは平衡伝送(ツイストペア)なんで、外来ノイズが来てもペアに「同じ」ように乗る分には受信側で影響を排除できます。問題はノイズの乗り方がペアに対して「同じ」ではなくバランスが崩れた状態で乗ったとき。これは受信側でノイズを分離できません。
STPケーブルはシールドによって、ケーブルのペアに対して乗るノイズを均一(またはそれに近い状態)にすることにより、十分に通信速度向上が期待できるんじゃないかと思います。
メディアコンバータ (スコア:0)
ギガビットでいいなら、中国メーカーのメディアコンバータが安いので、もはや光でいいじゃんって感じ
Re: (スコア:0)
100mのSTPとメタルポートのみのスイッチ2台の合計と、
100mのマルチモード2芯とSXトランシーバ2個とSFP搭載スイッチ2台の合計
いくら安くても光の方が安いってことはないでしょうに
Re: (スコア:0)
コメ主はSTPよりSFPの方が安いとは言ってませんよ。
中国製のメディコンが比較的安いから長距離配線でトラブルを避けるならファイバーの方がいいということでしょう。
あとメディコンは直接LCケーブル挿せるのもあるので、光トランシーバは必ずしも必要ではありません。
なんだかなぁ… (スコア:0)
ネットワークがループすることによって、ループ電流が生じることを無視してないか?
なんでしつこくすべて接地しろと言われるのか考えてほしい。
日本製線の実験を疑う訳じゃないけど、こういった曖昧な知識や限定的な経験則が結果としてエセCat.7やエセCat.8を世に蔓延らせる原因になってるんですよ。
Re: (スコア:0)
日本製線にたいして、曖昧な知識とか限定的な経験則と言ってる?
あそこは、頑なに Cat7 や Cat8 という表現を使ってないから今の所は好感をもっています。
# なによりケーブルが気持ちいい。
ケーブル抜き差しで止まっちゃう L2SW 売ってる某大手のネットワーク屋が
Cat7 使って接地しろとか言ってたりして何がなんだかね・・・
# GG45 や Tera ではない
Re: (スコア:0)
そうです。
正直なところ日本製線の意図をはかりかねているといった感じですが。
私は日本製線が言っていること疑っているわけではありません。
似たような話はBICSIからも出ています。
http://www.pennington.net/archives/cabling/BICSI_Mythbusting_Shielded_... [pennington.net]
ですがアースがなかったり、全てアースされてない場合に問題が起きる環境が存在することも事実なんです。(BICSIが
Re: (スコア:0)
ネットワークがループするのと、アースにループ電流が生じるのとは関係無くない?
Re: (スコア:0)
ループ電流という言い方は間違いですね、申し訳ありません。
アースがないとノイズがループする場合がある、ということです。
アースとグランド (スコア:0)
アース(接地)がされてなくても、グランド(FG)がちゃんと繋がってれば効果はあるよって結論なんです?
Re: (スコア:0)
アースやグラウンドってのは目的(ケーブルの手前)の話であって、どっちにしろ接地は接地なんじゃないの?
ユーザはあんまり気にしなくてよいのでは? (スコア:0)
確かにシールドしていればケーブルへのノイズは減るんだけど、シールドがアンテナ代わりになって、NW機器へのノイズを増やしちゃうんですよね。ハードウェア作る際のEMC対策ならともかく、家庭やデータセンタでユーザとしてLANケーブルを使う分にはあんまり変わらんですが。
端から端まですべてSTPケーブルで性能が上がる理由 (スコア:0)
差動伝送のLANケーブルにシールドを設けて期待する効果は、コモンモードノイズを減らすことですよね。
アースの効果は一部コメントでも指摘されてますが、DC的な電位を揃えることしかなく、LANの信号周波数に対してはインピーダンス高すぎて無意味です。
さて、全ての機器がSTPケーブルで接続され、アースに接続されていない状態でどうなるか?
STPケーブルのシールドを介して、すべての機器の基板グランドが接続され、同一電位になります。
ケーブルのシールドはアースの配線よりインダクタンスがずっと低く、LANの信号周波数でも低いインピーダンスが期待できます。
送信側のドライバICも、受信側のレシーバICも基板のグランド=シールドの電位基準で動くことになり、コモンモードノイズを低く抑えることが期待できます。
これは、アースに接続されていても、いなくても同じ効果を期待できます。
アースに接続されていれば、アースの電位基準でシールド電位が0V、信号線の電位が+0.5V±0.5Vぐらいになる。
アースに接続されていなくて、シールド電位がアース基準で+10Vぐらいになったとしたら、シールド電位が+10V、信号線の電位が+10.5V±0.5Vぐらいになる。
どちらの場合でも、シールド電位に対する信号線の電位は安定していて、コモンモードノイズが無くなる。
アースに対するシールドの電位がたとえ不安定に変動しても、基板も信号線の電位も一緒に変動するので、差動モードのノイズとして現れません。
こういう理由で、アースに接続されていなくても、すべての経路をSTPケーブルで接続すればシールド電位が安定して効果を発揮するのではないかなぁ。
Re: (スコア:0)
ここで言うアースは低インピーダンス接地のことで、通常の接地とは違いますよ。
Re: (スコア:0)
RJ45のコネクタにはシールド線が繋がっているコネクタの金属部と接触する金属部分がないものも存在します。
こういうコネクタがある以上「すべての機器の基板グランドが接続される」とは断言できません。
運がよければそうなるかもね、程度のモノですね。
Re: (スコア:0)
低価格のネットワーク機器で、RJ45コネクタがグランド用の金属コネクタになってるの見たことないわ。
まあ、STP対応してないんだから、当たり前なんだけど。
Re: (スコア:0)
元々の動画が、「アース処理をしていなければSTPケーブルに効果が無い」という命題の反証動画なので。
別に「アース処理に関わらず、STPケーブルには効果がある」と言ってるわけではない。
#4062534も反証の物理的な考察をしてるだけ。
Re: (スコア:0)
一行で書くと、筐体、コネクタ、ケーブル含めシールドが切れていなければ接地関係なくファラデーケージとなる。
Re: (スコア:0)
ファラデーケージだけでは弱いかな。
シールドが基板と(というかトランシーバICと)同電位になることが重要。
またStp信者か? (スコア:0)
ピュアヲタと同じ臭いがするぞ