小泉環境相、太陽光パネルの住宅への設置義務化も視野へ 197
あと処理が大変なことになりそう 部門より
このインタビューによれば、環境相は、2030年度に設定されている2013年度比で26%減という温室効果ガス削減目標を達成するには、住宅への太陽光パネル設置義務化を「視野に入れて考えるべき」との考えを示したというもの。当面の目標として、2030年までの期間に国や自治体の庁舎や農地などへの太陽光パネル整備を求めていくとしている。
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2019年より配信されている人気バトルロイヤルゲーム「Apex Legends」だが、チートツールへの対策と対策避けが繰り返された結果、最近出回っているチートツールはその存在を隠すためにUEFI上で実行されるものになっているという(発端となったツィート, ツィートのまとめ)。
UEFIはかつてのBIOSを置き換えるものとしてPCで普及が進んだもので、OSより上位のレイヤーで動作する。そのためアプリケーションからは検知する事が不可能で、こうなってくるとPC上でのチートツールの排除はほぼ不可能なのではないかと分析されている。
対策としてSecureBootを必須にするなどコンシューマ機のようなガチガチの環境をPCに持ってくる手も上げられているが、既存のユーザーを切り捨てることになるため、実現は困難に感じる。進化するチート技術に対して、どう対策をしていけばいいのだろうか?
自動車産業の半導体不足が問題になる昨今だが、ITmediaの「半導体不足は「ジャストインタイム」が生んだ弊害、TSMCが急所を握る自動運転車」という分析記事が興味深かったので共有しておく。
記事を要約すると、半導体不足と言われているが実際には生産力自体はあまり変わっておらず、一方で自動車メーカーがコロナによって一時的に減産を行った際に半導体の発注も減らしてしまった結果、TSMCの空きラインを他の産業が年単位で確保してしまい、改めて再発注しようとしてもラインが確保できなかったのではとなっている。
記事では、半導体の製造はリードタイムが3~4カ月かかるため、また現在の最新プロセスはTSMC等の限られた工場でしか生産できないため、圧倒的に売り手市場であること自動車メーカーが認識しておらず、いまだ昔の考えで下請けにするようにジャストインタイムを適用したためこのような事態に陥ったと結論している。自動車産業は新しい時代に適応していけるのだろうか?
目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond