世界の石炭火力発電所、今年はほぼ半数が赤字との推測 11
ストーリー by hylom
どうなる石炭火力 部門より
どうなる石炭火力 部門より
Anonymous Coward曰く、
英環境関連シンクタンクのCarbon Trackerが世界中で稼働している6696の石炭火力発電所と、計画中の1046の石炭火力発電所について採算性を調査したところ、うち46%が今年は赤字となる見通しであることが分かったという(Carbon Trackerによる発表、Reuters、Slashdot)。
卸電力取引市場などでの収入や、運営コスト、炭素価格などから推測したもの。また、2019年に赤字と推測される石炭火力発電所は41%で、2030年までに赤字となる石炭火力発電所は52%に上昇するとの見通しも示した。再生可能エネルギーや安価なガスによる発電が影響しているという。
化石燃料からの投資撤退 (スコア:3)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57715610W0A400C2000000/ [nikkei.com]
投資家団体「ダイベスト・インベスト」によると、世界で1100以上の団体が化石燃料からの投資撤退を表明済みだ。これらの団体の総運用資産は12兆ドル(約1300兆円)にのぼるという。
もう石炭は時代遅れ
Re: (スコア:0)
ダイベストインベストは再生可能事業に投資する環境パヨクの団体、ということを頭に入れた上でこの文章を読みましょう
Re: (スコア:0)
今まさに新しい石炭火力電力発電所を新設してるのが日本という国ですけどね
日本の3メガバンクも石炭火力への新規融資を停止 (スコア:2)
https://jp.reuters.com/article/sumitomomitsui-idJPKCN21Y0CI [reuters.com]
三井住友フィナンシャルグループ(FG)は16日、新設の石炭火力発電所への支援を「原則として実行しない」ことを明記した融資方針を発表した。石炭火力発電所への新規融資を巡って、みずほFGは全面停止するとし、三菱UFJFGも原則実施しない方針を打ち出しており、3メガバンクが足並みをそろえる。
ようやく日本でも
課税してやめさせようとしてるのだから当然 (スコア:0)
課税している国では採算がとれなくなって下火になり、それによって課税しない国では石炭の需要減による価格下落で活発になる。
Re: (スコア:0)
石炭には重機で掘ってトラックや列車で輸送するコストがかかりましてね。地面に管を突き刺したら勝手に吹き出てきて、パイプラインで需要地まで送れる天然ガスには勝てないんです。日本で石炭がまだ使い物になるのは天然ガス田から国内へのパイプラインがサハリンからのを除きほとんど存在しないからです。課税とか関係ないです。むしろ各国では石炭は優遇されてます。
Re: (スコア:0)
最近油も安いし(減産に合意したようだが)。
Re: (スコア:0)
> 地面に管を突き刺したら勝手に吹き出て
そんな条件のいい天然ガスは早晩取り尽くすのでは? 石油もはじめの頃は勝手に吹き出してたし
そのころ日本では (スコア:0)
総括原価方式により赤字を回避していた。
Re: (スコア:0, すばらしい洞察)
むしろ優遇してるから潰れないんだなぁ