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日本

2011年から2014年の間、電気料金上昇が原因で少なくとも1280人が亡くなっているという推計 89

ストーリー by hylom
電気がないと人は死ぬ 部門より

2011年から2014年の間、少なくとも1280人が電力料金の上昇が原因で無くなっているとの統計分析結果が公表されている(@happysakiko1のTweetWorld Nuclear News)。

この調査結果は、ドイツの独立系研究所IZA Institute of Labor Economicsが発表した「Be Cautious with the Precautionary Principle: Evidence from Fukushima Daiichi Nuclear Accident」という論文(PDF)にまとめられている。この論文は福島第一原発事故の影響を分析するもので、コロンビア大学のMatthew Neidell氏と名古屋市立大学の内田真輔准教授、ヴェローナ大学のMarcella Veronesi氏の共著となっている。

原発事故の影響で日本各地の原発が停止されたが、これによって輸入化石燃料による発電量が増え、その結果電力料金が上昇した。論文ではこの際に冬期の電力消費量が減少したことや、気温が低い時期の死亡率が上昇したことに着目、電力料金の上昇によって冬期の死亡率が上昇したと推測している。

また、化石燃料による発電量増加によって大気汚染が引き起こされる点にも言及している。

  • by NOBAX (21937) on 2019年10月31日 20時56分 (#3709347)
    4年間で1280人死亡だと、年間320人。
    日本人の死者は大体100万人。
    割合は0.032%。
    統計的に意味があるのでしょうか。

    震災による死亡者は15894名なので、
    このうち1280人が電気料金の上昇で亡くなったと
    主張するのなら意味があるかも知れませんが。
    ここに返信
    • 月別死亡数は季節変動していまして、夏が少なく、冬が多くなります。
      これは、毎年期的に増減するので、統計上、期待値を計算できるわけです。

      たとえば、インフルエンザの流行年は死者数が期待値の信頼区間を超えて多くなります。
      この差を超過死亡と呼び、あるシーズンにおける「インフルエンザによる死亡」は
      流行との相関を見た上での、超過死亡概念で求められています。

      この研究は超過死亡と電気料金の相関を見るものです。その結果、相関ありという結論がデています。

      なお、気温と死亡率に相関があるのは知られていますし、論文中でも検討されています。

    • そもそもタレコミの内容が間違っています.

      元論文の主張は,
      福島原発の事故が原因で死んだ人の数よりも
      その後,原発の安全確認のために日本国内の原発を停止させたことが原因で死んだ人の数の方が多い
      というものです

      実際の死者の数,死因が原発事故である人数と,死因が電気代上昇である人数,どちらも推定値ですが
      重要なことは電気代上昇の方が死者が多い点です.

      つまり「原発は危険だ!」と言う恐怖に駆られて「安心・安全」を優先した結果,死者が増えてしまった.
      これは本末転倒であり,当時の日本人はもう少し理性的に判断すべきだった.と言う主張です

      だから論文のタイトルも
      Be Cautious with the Precautionary Principle: Evidence from Fukushima Daiichi Nuclear Accident
      となっています.

      意訳すると「費用対効果をちゃんと考えろ:福島第一原発事故から得た教訓」と言う感じでしょうか.

      • by Anonymous Coward on 2019年11月01日 10時06分 (#3709534)

        >「原発は危険だ!」と言う恐怖に駆られて「安心・安全」を優先した結果
        稼働させつつ各原発を点検するという事もできたかもしれないけど、地震大国だからいつどの原発に何が起こるかわからない。
        原発がある地域の安全性を無視していいのであれば稼働させ続けることも可能だったかもしれないけど、安全じゃないかもしれない原発が地震等により緊急停止して電力供給できなかった場合の死者も想定しないといけないし、それだったら計画的に止めて備えておいた方が被害を抑えられるとも考えられる。

        適切に避難できれば事故そのものによる死者はゼロになるからそっちの方がいいという判断になるのかもしれないけど、避難を余儀なくされた/される人たちの「被害」の事も考えないといけないし、避難を起因とする自殺とかも含めればゼロにならない可能性が高いわけで。

        もちろん、稼働させていようがいまいが何事もなかったら停止したことによる損失しか残らないけど、それは結果論でしかない。

        だから、
        >これは本末転倒であり,当時の日本人はもう少し理性的に判断すべきだった.と言う主張です
        ではなく、こういう事実があったので今後対応する際は教訓にしましょう、という主張なのではないでしょうか。

      • by Anonymous Coward on 2019年11月01日 1時24分 (#3709442)

        あらゆる理由で電気料金を高止まりさせていた総括原価方式は
        元々大量の人間を殺していた可能性があるってことになりそうですね……

      • by Anonymous Coward

        どこで聞いた話だったか、とある合成甘味料に発がん性の疑いが生じたけど、仮にそれを禁止して全部を砂糖に置き換えると、カロリー増からデブが増える分、平均寿命はむしろ下がると推定された、みたいなのもあったなぁ。

        結局、発がん性があるのは、合成甘味料の成分そのものではなく当時の合成手順で混入する不純物だった事がわかり、合成の工程を変えてそれが入らないようにして問題は抜本的に解決したとかだったと思うけど。

      • by Anonymous Coward

        ホンコレ。
        ヒステリーで人は死ぬんだよ。

    • by Anonymous Coward on 2019年10月31日 22時00分 (#3709384)

      なんで全体の死者数と比べたのか分かりませんが、例えば台風19号の死者数が100名に満たないから誤差の範囲で死者は無いものと見做されても困るかと思います。
      震災関連死者数にもカウントされない被害が見えたのは興味深いとおもいます。
      夏の熱中症を考えるともっと増えるでは無いかとか、
      電気料金の上げ方を変えた方がよかったのでは無いかとか、
      生活保護世帯ならば電気料金免除されている筈だから個別にケースを見ていかないとわからないのでは無いかとか、

    • by Anonymous Coward
      その前に単なる推測であって統計にもなってない
    • by Anonymous Coward

      夏期はどうなんだろう。その分、減ってたりしないのかな。

      次にちょっとでも何かあったら死んじゃうぎりぎりの人が、暖房不足で冬に死ぬか、十分に暖房を使って冬を越して夏の暑さで死ぬか、とかまで気にし出すと切りがないし。

      • Re:誤差? (スコア:3, 参考になる)

        by Anonymous Coward on 2019年11月01日 9時12分 (#3709507)

        夏季は、エアコンにかかる電気代が高い!とかいう理由で
        エアコン使わずに熱中症で死亡する例が増えているから、
        わざわざTVなどで、エアコン使えと注意しているけど。
        電気代値上がりも影響してるのかな、どうだろ。

      • by Anonymous Coward

        別コメにもあるけど、夏は夏で熱中症や食中毒他で増えている気がしますね・・・・

  • by Anonymous Coward on 2019年10月31日 21時51分 (#3709382)

    > 原発事故の影響で日本各地の原発が停止されたが、これによって輸入化石燃料による発電量が増え、その結果電力料金が上昇した
    もうひとつ見過ごせないなのが「再エネ賦課金」。2019年度で2.95円/kWh、総額で2.4兆円。元論文の主旨に沿って言えば「再エネで人が死ぬ」ってことになるのかな。

    ここに返信
    • 命の数でしか「数字」にならないんでしょうけど、電気料金が高いと製造業の国際競争力が削がれるのは言うに及ばず、全産業の足かせになってるわけで。
      それがまわりまわって社会の貧困を呼び、死にはしないが生活に困窮する人々を大量に生み出して、瀬戸際に追い込んでる状況をもっとあぶりだすような研究が出てくればいいんですけどね。
      あんまり新しいデータはないけど、「電気料金」「国際比較」とかで検索すると他の国の電気代が出てくる。やっぱり日本は高いよね。
      電気は輸入できないから、庶民にできるのは、せいぜい電力自由化を最大限に利用することかな。
      経産省におかれましても、総務省じゃないけど「2年縛りヤメロ」とか強力に業界を指導していただいて、ホイホイ電力会社を渡り歩く人が得をするようになれば、少しは料金下がるのでは?

      • by Anonymous Coward

        そういう間接的な影響まで欲しいですね。
        まあどんだけのデータ解析しなきゃならんのか予想もつかないけど…

  • そりゃ、どんだけお漏らししても何の責任も取らなくていいなら原子力の方が安いけどな?

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      なぜ放射脳は無辜の人の死に対して詫びる事すら出来ないのか。
      恥を知りなさい。

    • by Anonymous Coward

      >どんだけお漏らししても何の責任も取らなくてい

      それは、火力も、太陽光も、風力も同じで問題起きても何の責任とってない。
      なら、安い方が幾分マシ。

  • by Anonymous Coward on 2019年10月31日 21時38分 (#3709373)

    (例え恣意的であっても)統計値は事実だとして、そこから導き出す推論が期待値山盛りの甘々解釈ではただの駄文
    お前フクシマ言いたいだけちゃうんかと。小一時間(ry

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      電気代や温度を上げても下げても、別の理由で死者が増えてそれがゼロや出生率が増えるわけでもないなら、検討する価値もないな。

  • by Anonymous Coward on 2019年10月31日 23時33分 (#3709417)

    この手の調査は「どこまで波及効果をたどるか」でいくらでも変わる印象。
    たとえば東日本大震災以前は食い扶持に困っていて、いつ餓死してもおかしくなかった左翼活動家が居たとして、原発云々の騒ぎで金めぐりが良くなった、なんてケースもあるかもしれない。その人数は死者の数から減算すべきなのだろうか。

    身近な話で言えば、節電だ節電だって騒いで、エアコンの設定温度を28度にした挙句、実際には30度オーバーになった部屋で体調を崩した人を数人見かけた。
    そのうち幾人か(たしか2人)は個人事業主で、体調崩してしばらくしてから解約されてたけど、次に仕事が見つからなかったら餓死したのかもしれない。そういうのは震災による電気不足の死者としてカウントされてるのだろうか。されてるわけないよね。

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      統計って言葉の意味ご存知なんですかね…
      一つ一つ数えたわけじゃないぞ?

  • by Anonymous Coward on 2019年11月01日 7時57分 (#3709489)

    擬似相関なのでは?
    住宅環境の悪化が死亡率に影響を及ぼしているとか。
    または、0.032%なのであれば偶然性を排除できないですし。

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      そういうことを考えたいなら元の論文を読みましょうよ。
      論文の方を読むのが大変だったらせめて0.032%云々のコメントを読んでください。
      後者が考慮に値しない讒言だってのはすぐ判るはずです。

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