英Arm、チップ設計を引き続きHuaweiにライセンスできると判断 32
ストーリー by hylom
米国はどう出る 部門より
米国はどう出る 部門より
headless曰く、
英Armが同社のチップ設計について、Huaweiへのライセンス供与を継続できると判断したそうだ(Reuters、Register、DIGITIMES、The Verge)。
Armは5月、Huaweiが米国の輸出制限の対象になったことを受け、取引を停止したと報じられていた。しかし、Armの親会社ソフトバンクグループ会長の孫正義氏は6月、Armは英国企業であり、英国原産の技術であれば米国の輸出制限の対象にならないとして確認を進めていることを明らかにしていた。
今回Armは同社のv8およびv9技術が英国原産の技術であると判断。Huawei子会社のチップメーカーHiSiliconにArmv8-Aアーキテクチャーとその次の世代のアーキテクチャーのサポートを提供できるとの考えを示している。Armは本件について米当局と緊密に連絡を取っており、米商務省のガイドラインを守りつつHuaweiやHiSiliconと取引していくとのことだ。