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テクノロジー

MIT、カーボンナノチューブ半導体で16bit RISC-Vプロセッサを作成 24

ストーリー by hylom
ブレイクスルー 部門より

Anonymous Coward曰く、

米マサチューセッツ工科大学(MIT)が、カーボンナノチューブを使った16bitのRISC-Vプロセッサ実装を行ったことを発表した(PCWatchGIGAZINEArs TechnicaSlashdot)。

このプロセッサではカーボンナノチューブを使った電界効果トランジスタ(CNFET)を14000個以上使用しており、既存の商用RISC-Vプロセッサと同等に動作したという。

カーボンナノチューブによるプロセッサ構築には製造工程でカーボンナノチューブの一部が金属化することで性能低下や動作不良が発生するという課題がある。この対策としては高純度のカーボンナノチューブが必要だが、研究者らは新たな手法によって要求されるカーボンナノチューブの純度を99.99%にまで下げることに成功したという。そのほか、このプロセッサの製造にはさまざまな新技術が導入されているそうだ。

  • by Anonymous Coward on 2019年09月03日 15時10分 (#3679426)

    カーボンナノチューブの塊が半導体になるからそれを使う、みたいな話なんですね。ナノチューブの細い管で回路を編むか作るかのようなのをイメージしていたので意外。

    ごそっと塊として使っちゃうとせっかくの特殊な構造が生きてこなくてもったいなさそうな気がするんですが…。スパゲッティーを型に入れて固めます、みたいな。「極小の中空の管が固まったもの」はそれはそれで、特殊な結晶構造並に特殊な構造ではあるということでしょうか。

    ここに返信
  • by Anonymous Coward on 2019年09月03日 15時54分 (#3679462)

    ユニバーサル基板上にはんだごてで16bitのRISC-Vプロセッサ実装する代わりに、何らかのベース上にカーボンナノチューブと電子顕微鏡で配線するような話?

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      さらにその上でZ-80エミュレーターを走らせたい

  • by Anonymous Coward on 2019年09月03日 16時20分 (#3679488)
    • Si ケイ素 (Now)
    • SiC 炭化ケイ素
    • GaN 窒化ガリウム半導体
    • C Diamond ダイヤモンド半導体
    • C CNT カーボンナノチューブ半導体 (New!)

    個人的には、本命「ダイヤモンド」、対抗「炭化ケイ素」、穴「カーボンナノチューブ」

    なお今回のRV16X-NANOは10KHzで動作確認できた模様。
    今後の動向が楽しみですな。

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      一般用途の半導体ならケイ素からの置き換えは100年たっても無いでしょう
      高電圧用途なら窒化ガリウムがどんどん高性能化していくでしょう

      • by Anonymous Coward

        > 一般用途の半導体ならケイ素からの置き換えは100年たっても無いでしょう

        100年経ったら、「半導体でトランジスタ作ってスイッチングして論理回路」というやり方自体
        他のものにガラッと変わっているかもよ。

        • by Anonymous Coward

          光論理集積ゲートとか?

          • by Anonymous Coward

            光回路は結局、回路幅を波長より小さくできないという原理上の限界で集積度を上げられないので、
            集積度は必要ないけどとにかく高速動作とかいうような特定用途にしか使われないだろう。

            • by Anonymous Coward

              光で並列処理ができるんじゃなかったかな?

  • by Anonymous Coward on 2019年09月03日 15時59分 (#3679466)

    >要求されるカーボンナノチューブの純度を99.99%にまで下げることに成功したという
    とはこれ如何に?

    ここに返信
    • カーボンナノチューブにはキラリティの違いで、半導体として振る舞う半導体ナノチューブと、
      電子伝導度の高い金属ナノチューブがあって、従来は両者の作り分けが困難だった。
      最近になって触媒の最適化で作り分けが出来るようになり、ついにはLSIを作れる程純度が向上した、という話。

      • by Anonymous Coward on 2019年09月03日 17時11分 (#3679547)

        違うよ。
        金属ナノチューブが混在する、99.99%という低い純度でも動作するような回路設計ができるようになった。
        ってのがトピックだよ。

        超ゆるゆるの純度でもokってこと。だから「要求される純度を下げるのに成功した」のだな。
        ※「要求される」を省力するから意味不明に感じるんだろうなぁ…。

    • by Anonymous Coward on 2019年09月03日 18時33分 (#3679620)

      論文によれば、同等の動作をしようと思ったら今までは99.999999%の純度が必要だったのが、99.99%ぐらいでも動く実用的な回路構成を考えた、という感じらしい。

    • by Anonymous Coward on 2019年09月03日 16時15分 (#3679481)

      スピリタスじゃないと満足しないところを焼酎で満足させた。

    • by Anonymous Coward

      今までは99.999999%とかじゃないとダメだったんでしょ。

      • by Anonymous Coward

        今までは99.999999%とかじゃないとダメだったんでしょ。

        不純物度合いがなんか無性にこう言いたくなるな

        逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ…

        • by Anonymous Coward

          一瞬「それは99.89%でしょ」と書きたくなって「ここに返信」ボタンを押したものの
          そうか、オーナインシステムの方か

    • by Anonymous Coward

      本来であればもっと高純度のカーボンナノチューブが必要になるところを99.99%での作成に成功した、ってことじゃないの?

    • by Anonymous Coward

      半導体用シリコンの純度は99.9999999%とか99.999999999%とか言われる世界です。
      比較的不純物に寛容な太陽電池用途ですら99.99999%が求められます。
      99.99%というのは驚異的なレベルのユルさです。(実用になるならね。)

      • by Anonymous Coward

        シリコンとカーボンナノチューブの製造純度に何か相関性でもあるの?
        同じ純度を作るのに難易度にだって差が有るのだから指定純度が緩くともそれが比較して製造し易いって事にはならんのではないかと。

        • by Anonymous Coward

          「99.99%が純度を下げたことになるの?」という質問に対して同じ半導体業界での例を挙げただけなのだが、なんでそう喧嘩腰に揚げ足を取りにくるの?

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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー

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