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iPhone

Apple、サードパーティーのiPhone修理業者が正規サービスプロバイダーと同等のサービス提供を可能にする新修理プログラムを発表 16

ストーリー by headless
提供 部門より

Appleは8月29日、Apple正規サービスプロバイダー(AASP)以外のiPhone修理業者も純正部品などを入手可能にする、新修理プログラム「Independent Repair Provider Program」を発表した(ニュースリリース9to5Macの記事Mac Rumorsの記事iFixitの記事)。

新修理プログラムは保証外の修理を対象としたもので、サードパーティー修理業者は規模の大小にかかわらずAASPに提供されるのと同じApple純正部品やツール、トレーニング、修理マニュアル、診断機能などを同価格で利用できるようになる。プログラムにはiPhoneの保証外修理を行う業者が参加可能で、参加のために費用はかからない。ただし、部品の再販業者や卸売業者は対象外となる。修理担当者がAppleCareサービス認定資格を受ける必要はあるが、プログラム参加が認められた業者は認定費用が免除される。プログラムは当初米国で開始され、他国にも拡大していく計画だ。既にAppleはサードパーティー修理業者に純正部品を提供するパイロットプログラム20件を成功させているという。プログラムを本格展開することで、ユーザーが安心してサードパーティー業者の修理サービスを利用可能になるとのことだ。

iFixitはAppleの発表を歓迎しつつ、3月に入手したパイロットプログラムに関連するとみられる部品価格表で一部の部品が正規の保証外修理を利用するよりも高額だったことや、認定が公平に行われるのかどうかについてなど、注意深く見守る必要があると述べている。

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  • by Anonymous Coward on 2019年08月31日 22時46分 (#3678309)

    スーパーカブもどきをつくって庶民の足にしたのは良かったけど、中国国内でパーツつくるコストが高くなったからベトナムに工場つくった
    そしたらベトナムの方が品質の良いパーツを作るようになったもんだから、コピー品に悩まされてたホンダがベトナムの工場を買収
    ホンダは質の良い工場を手に入れ、ベトナム工場は本田から直々に買収されたことで箔がつき、消費者はパーツの不具合も減って関係者全員ハッピーと同じような話かな?

     (中国メーカー「えっ??」)

  • 既報ではAppleの純正品を使用しても正規のバッテリーかどうかを確認できないと表示され、健康状態は表示されない [apple.srad.jp]とのことだったけれども、

    Apple正規サービスプロバイダー(AASP)以外のiPhone修理業者も純正部品などを入手可能にする、新修理プログラム

    というのが今回からの施行だとしたら、以前のストーリで「純正品を使用した」という主張がそもそも嘘(横流しとか別ルートで入手は純正品とは言わない)なので、サードパーティの信用度は低くなるなぁ。

    • それは2台のiPhoneのバッテリーを相互に入れ替えたという話です。

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      • by Anonymous Coward

        中古品の共食い整備でエラーが出た、というストーリーだったのか。
        そうは読み取れませんでした。失礼しました。

        まあでも純正品でも新品じゃないし、修理部品ではないので、ミスリードを狙っていると感じますし、その点でサードパーティの信用度は回復しないですね。

        • 整備のためではなく、噂を確かめるための実験です。iPhoneのバッテリーに関していえば、iFixitは新品の互換品(一部は自社ロゴ入り)を保証付きで販売しているので、他の個体からの入れ替えをサービスとして行うことはないでしょう。

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        • 非難されてるポイントをいまいち掴みそこねてる感。非純正部品を検知しているのではなくて、バッテリの製造番号が変わった後で新構成の登録作業が行われないと非純正修理が行われた、としてハネてるんだと思います。

          既にTouch IDやFace IDにおいて、認証センサーを交換した後は必ず、Apple Storeや認定業者にしか貸し出されない特殊な装置で登録作業をしないと生体認証が作動しないという設計が取られています。この「上納金を収めない修理業者や利用者の端末に対して、機能を制限する」という行為が非難の対象になっています。

          生体認証については、攻撃者を通す不正な偽部品が使われるかもしれず、Apple Storeの信頼された作業者が構成を確認して登録すればその心配がない、という説明は可能です。ただ納得は得られていませんし、バッテリに対しても通用しませんからふたたび揉めている状況かと思います。

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    • by Anonymous Coward

      パーツの製造者がサードパーティーに販売すればAppleのプログラムを使わずとも入手できるし、そうして流通した物もAppleから委託された正規の製造者がAppleの規格に沿って製造し要求品質を満たしていれば、パーツとしては「純正品」です。
      安全性を含む所定のスペックを満たしているなら、流通経路は関係ありません。流通経路の違いを示す言葉は「リテール」「バルク」「横流し品」「盗品」です。
      例えば、Appleの都合で最終製品(iPhone)の生産計画が縮小されてしまい、パーツが余って製造者側に在庫として残ったものを正規のルート以外に販売していれば「純正品」の「横流し品」です。

      • メーカーが規定した方法で売れば正規品、それ以外は非正規品。
        と言う事だと思います。

        パーツ製造者の製品が幾らアップルの規格に沿って製造し要求品質を満たしていたとしても
        アップルの許可を得を得ずに売れば“パーツとしても非正規品”ですよ。

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        • by Anonymous Coward

          それは、誰から見た立場で語るか次第。
          立場によって正義が変わるのと同じ。

          • 恐らくこのACさんは、「非正規部品が検知されている」という前提に立ちつつ、反射的に問題を矮小化しようとしているのではないかと思います。そのために流通経路とか部品が「Appleに反抗している」と認定しうる条件を求めているのではないでしょうか。

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          • by Anonymous Coward

            基本的にパーツが正規品かどうか判断する(出来る)のは、
            最終製品メーカーであるアップルのみだと思います。

            立場が変わったとしても、これは変わらないのではないでしょうか。

          • by Anonymous Coward

            > それは、誰から見た立場で語るか次第。
            > 立場によって正義が変わるのと同じ。

            オレサマが言ってることは全て正しい
            反論は認めない、って言ってるだけですね。

            • by Anonymous Coward

              正にアメリカを体現している。

        • by Anonymous Coward

          サプライヤーとApple間の契約が公開されていないのにそう言い切るのは単なるレッテル貼りかと

          • by Anonymous Coward

            すみません、私の読解不足で“サプライヤーとApple間の契約が公開されない”の
            文意が上手く読み解けませんでした。

            サプライヤーとアップル間に契約関係が生じているのであれば、
            メーカーが規定した方法に該当すると思います。

            契約関係が生じて無いのなら、非正規品てはないでしょうか。

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目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond

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