米海軍、ホルムズ海峡でイラン無人機を電子攻撃で撃墜
ストーリー by hylom
物理的サイバー戦争 部門より
物理的サイバー戦争 部門より
7月18日、ペルシア湾とオマーン湾を結ぶホルムズ海峡で米海軍の強襲揚陸艦ボクサーがイランのドローンを撃墜したことが明かされた(Yahoo!ニュース、日経新聞)。
米トランプ大統領によると、イラクのドローンは警告を無視してボクサーに接近したため撃墜したという。この際、攻撃手段として妨害電波を使った電子攻撃が使われたとも報じられている。
いっぽう、イランは19日、同海峡で英国の石油タンカーを拿捕した(朝日新聞、日経新聞、BBC)。また、リベリア船籍の別のタンカーも一時的に拿捕されていたという。イラン側は問題のタンカーが規則違反を行ったために拿捕したと主張している。
ホルムズ海峡はペルシア湾からアラビア海を経由してインド洋に抜けるための海路の要所となっており、イラクやクウェートなどが石油を輸出するタンカーの多くがこの海峡を通過する。6月には日本のタンカーらが攻撃される事件も発生しており、ホルムズ海峡でのこういった紛争は世界の石油供給に影響を与える可能性がある。
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