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ビジネス

日本のオーディオ機器メーカーは「測定結果にこだわるオカルトな迷信に束縛されている」という説 138

ストーリー by hylom
測定結果を無視するオカルトな気がするのだが 部門より

先日オーディオ機器メーカーのオンキヨーが米サウンド・ユナイテッドなどにホームAV事業を売却することが報じられた(日経新聞)。また、パイオニアも香港の投資ファンド傘下となっているなど、国内オーディオ機器メーカーはいずれも不振だ。この理由として、国内メーカーは「世界の若者のニーズをつかめない」という話がMAG2NEWSで取り上げられている。

記事によると、日本メーカーには若い人が入ってこない、また海外でも若者カルチャーにリーチできないという。さらに、『日本勢は「測定結果にこだわる」とか「重ければいい音」だというオカルトな迷信に束縛されている』という。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 「測定結果にこだわる」? (スコア:5, おもしろおかしい)

    by NOBAX (21937) on 2019年06月05日 19時14分 (#3628434)
    高級オーディオメーカーとは何社かお付き合いがありますが
    測定結果に拘るメーカーなんて見たことないですよ。
    計測機で測れるのは「音」であって、「音楽」は測れません。
    そもそも、計測機で測定できるレベルのノイズや歪などは製品として
    論外なので、メーカーは技術者の耳に頼っています。
    音作りの参考になるのは人間の耳しかありません。
    • by Anonymous Coward on 2019年06月05日 22時22分 (#3628580)

      タレコミもこのコメントも全く意味不明なんだけど。
      以前オーディオメーカーで設計の仕事してましたが、自分とは別の世界に住んでるんだろうかと不安になる。

      >計測機で測定できるレベルのノイズや歪などは製品として論外なので
      これは全く反対で、計測機で測定できるレベルのノイズや歪を人間が聞き分けられないことはあっても、逆には遭遇したことがありません。
      人間の耳がダメとかそういうことではなく、人間の耳に心地よいノイズとか歪があるのは確かで、開発を計測器だけに頼るわけにはいきません。
      ただ、計測機で測定できない小さい値を人間が聞き分けられるということは無いです。

      タレコミにある海外メーカーは測定結果にこだわらないかのような話も眉唾。
      海外に売るときもしっかり測定結果や数値比較は重要だった。中国、韓国、北米、EU圏はそう。
      単純に日本で受け入れられて他で受け入れられないのは、元記事にもある「フラット特性の信仰」が問題でしょう。
      その国ごとの好みをリサーチして開発しないから売れないのであって、測定するしないとは関係ない。

      親コメント
  • ひどい妄想記事 (スコア:4, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2019年06月05日 22時37分 (#3628592)

    この説を提唱している冷泉彰彦はコラムニストであり、音楽関係者ではない。そして有料メルマガの内容はクソデカ主語に彩られた何の裏付けもない筆者の妄想。

    何も知らない読者は自信満々の断定口調(ただしソースはない)にコロッと騙される。齋藤ウィリアム某がやったように。

  • そりゃ音系ハードウェア産業は衰退するわ

  • 部屋に立派な物を置くだけで自慢できる時代でもないので。

  • 黒いワンボックスカー(軽を含む)のスピーカだと思う。

    #あれって何がいいんだろう?レゲエ音頭とかかかってると少し笑ってしまう。歌詞と違ってなんも感謝してねぇ。

  • メーカーもユーザーも同じだから素人は入れない世界。

    --
    the.ACount
  • 何十W出力できるアンプ持っててもそんなでかい音鳴らせるところに住んでないしね。
    プリアンプとパワーアンプを分けて置くほどの設置スペースもない。
    あと、技術力の進歩によってスマホ+ヘッドホンで十分高音質出るからね。

    • by Anonymous Coward

      まるでフール・フォー・ザ・シティの世界だ

    • by Anonymous Coward

      高々20kHzまでの信号だしね。技術的にもノウハウ的にも枯れきってるでしょ。だからオカルトに行ってしまう。

  • by shesee (27226) on 2019年06月05日 18時49分 (#3628417) 日記

    ただ単に、日本の音響機器メーカーはハードウェアの成功体験から抜けられないだけでは
    オカルトなんて、WALKMAN時代からあったよ

  • by Anonymous Coward on 2019年06月05日 18時07分 (#3628380)

    そのオカルトな迷信が大好きみたいですよね。

  • by Anonymous Coward on 2019年06月05日 18時15分 (#3628386)

    日本勢の問題点って売れない原因が既知だと無条件に現状追認して改善を打ち切ることだろ
    何故か売れません→ここが悪いからです→でもそれが前例なので「何故か」の理由として扱うことは認められません→のループ
    そんで別にそれでも管理職は定年退職まで安泰だと思ってるから打ち切って問題ないと思ってんじゃないの

  • 『日本勢は「測定結果にこだわる」とか「重ければいい音」だというオカルトな迷信に束縛されている』

    というオカルト

    • by Anonymous Coward

      と思いたいAC

      #以下無限ループ

    • by Anonymous Coward

      計測結果に拘るのがオカルトって意味分からん。
      だれか説明して\(^o^)/

      • by Anonymous Coward

        計測結果の意味を理解せずに信じてたらそれはオカルトか宗教ですよ

        • by Anonymous Coward on 2019年06月05日 18時56分 (#3628424)

          スピーカーから出た音をわざわざ再びマイクで拾って、その「周波数特性」をグラフにしたものです。つまり、低い音から高い音までが「フラット」、要するにある高さの音が特に大きく再生されたり、小さくなったりするのではなく、全体的にまっすぐに満遍なく再生できるのが「特上」だとされます。これが日本式の信仰です。

          マイク、アンプ、スピーカの伝達関数の積の周波数特性がフラットであれば、その部分が仮想的に存在しないものとして扱えるので音源と人間が同一室内にいるのと同等で環境としては最善と思うんだが
          違うのか?

          親コメント
    • by Anonymous Coward

      そもそも日本市場って十分大きいの?
      オカルト製品追いかける勢相手の仕事なんてやめちゃえばいい
      若い人はイヤホン・ヘッドフォンで聴いてるし、昔ながらのオーディオファンは耳が遠くなってるし、商売にならんのでは?

      • by Anonymous Coward on 2019年06月05日 20時23分 (#3628491)

        2000年頃は、まだオーディオマニアはよく見かけるもので
        AVラックに、7,8台の機器を並べている人もいましたし
        2000年台半ばは、5.1chスピーカーもよく見かけるものでした…

        でも、2010年代に入ってからは
        そういうオーディアマニアの引越しはめったに見なくなり
        5.1chスピーカーも、同様に見かけなくなりました。

        プリンターも2010年代に入ってからは、所有する世帯が少なくなり
        デスクトップPCや一体型PCも
        あまり裕福じゃなさそうな世帯からはめずらしくなっています。

        音楽の消費が、TVとスマフォに偏っているのは間違いないと思います。
        ウーファーすら、体験したことが無い人が多いんじゃないかと思います。

        親コメント
    • by Anonymous Coward

      日本人にとっては「重ければいい音」だというのは失礼だよな。
      低音だけではなく高音も強調されてて中音がスカスカの、ドンシャリが好きなのにな。

    • by Anonymous Coward

      > 日本のオーディオ産業は(中略)「検査結果が良ければ高級」というオカルト信仰
      > 「周波数特性」をグラフにしたもので(中略)全体的にまっすぐに満遍なく再生できるのが「特上」だとされます。これが日本式の信仰
      > 英国のスピーカー産業などは(中略)本当に音楽の好きな技術者が自分の耳で判断してチューニング

      科学的な根拠を持ってるのがオカルトで、音楽好きの人がチューニングするべきってもう何言ってるかわかんない。

      日本の弱ってるメーカーに対して、オーディオ界でのパワーワードである「オカルト」のレッテルを張ってマウントとってホルホルしているようにしか見えない。

      そもそも、日本の音響機

  • 「個人の感想です」なオカルトばかりなような

  • by Anonymous Coward on 2019年06月05日 18時42分 (#3628407)

    「オーディオの科学」
    http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm [www.ne.jp]

  • by Anonymous Coward on 2019年06月05日 18時42分 (#3628410)

    とわに尽きせぬ永遠の課題。日本の機材はデータ結果はいいが、実際聴くと、硬い・機械的・暖かみがない。1970年代から延々と続く、日本の音響メーカーの音質論議。楽器の倍音が最後まで再生されていない。所詮デジタルデータなんだから、滑らかさがない。昔のFMファンとかレコパルとか、古本屋を漁ってみたくなったよ。ありがとう。(でも、今は海外資本の下にいるのに、日本のとはこれいかに)
    古い音響機器販売店の視聴室でレコード聴くと良いんだなあ、いまだに。ゆっくり時間をかけて聴きに行ってごらんなさい

  • by Anonymous Coward on 2019年06月05日 18時44分 (#3628414)

    日本のメーカーはスペックシートの数値より「調整してるエンジニアの感性」を大事にして、商品に持たせるべき高音質を決める

    日本の大衆ユーザは測定値や波形を出すブロガーなどの情報を比較して、自分が買う商品を決める

    中華メーカーは、日本のユーザの購買行動を元に、高音質ではなく波形や測定値を出せる調整をする

    日本の大衆ユーザには中華メーカーが多く売れる。 おそろしく単純な話

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