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交通

中国ではすでに電池交換式EVが走っている 157

ストーリー by hylom
まだ先は見えぬ 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

電気自動車(EV)というと水素自動車に比べ、エネルギーチャージの時間がかかるのが欠点といわれていて、じゃあ、電池交換式にすればいいのに、と思われるかもしれないが、実は簡単ではない。

今の電気自動車のバッテリーは航続距離を増やすために重量が200~300kgあり、これを取り外し可能にすると、衝突時の安全を確保するためには丈夫に作る必要があり、車重が重くなってしまう。どうせ重くなるのであれば、電池交換式にするよりも、バッテリーを増やして航続距離を増やす方がよい場合もある。

このように電池交換式EVは、なかなかに難しいところがあるのだが、中国では電池交換式のEVが普通に走っているという(@papipuperon氏のTweet)。電池交換にかかる時間はわずか3分。トヨタのMIRAIの水素充填時間が3分なので、遜色がない。

EVの航続距離が十分になる、もしくは水素自動車が普及すれば電池交換式は時代のあだ花となるかもしれないが、ガソリンエンジンが主流になる前は電気・蒸気・ガソリンが覇権を争った過去もあるので、電池交換式EVが一世を風靡するかもしれない。

中国では上海蔚来汽車(NIO)が2017年に電池交換式の電気自動車を発売し、中国の主要都市でバッテリー交換ステーションの設置も進められているという(日刊工業新聞WIRED)。

  • by Anonymous Coward on 2019年05月15日 16時02分 (#3615001)

    朝日新聞1929年5月15日5面「モーター・セクション/自動車界の革命児、電気自動車」によると当時のデトロイトでは市内のあちこちに充電済み電池の供給所があるとかさらっと書いてある。
    戦前からあったわけで別に新しい話ではなかろう。
    当時においてもメンテナンスコストが低く低燃費・長寿命だが、走行距離が少なく充電に時間がかかりスピードが遅い、と現在と大して変わらない事が書いてある。

    ここに返信
    • by Anonymous Coward on 2019年05月15日 17時33分 (#3615106)

      ちなみに「たま電気自動車」(1947年、昭和22年)も電池交換式でした。
      タクシー用途だと充電してる暇はないってことかな。交換バッテリーは営業所で充電して置いておけばいいし。

      朝鮮戦争で鉛が高くなって製造中止。
      ガソリンが流通しだしたので普通のガソリン車を作るようになった。
      この会社が後にプリンス自動車になって、日産になって、今はリーフ作ってる。

    • by Anonymous Coward

      そんなに先進的だったデトロイトはなんで衰えたんやろ?

      • by Anonymous Coward

        日本のせい。割とマジで。

  • by Anonymous Coward on 2019年05月15日 15時48分 (#3614989)

    採用の電気自動車の生産開始だったか予約開始ってニュースを
    数年前に見た気がするけど、どうなったんだろう。

    ここに返信
    • by Anonymous Coward on 2019年05月15日 15時56分 (#3614994)

      リチウムイオン: 700Wh/L
      ニッケル水素電池: 300Wh/L
      SCiB(Liイオンの亜種): 200Wh/L
      スーパーキャパシタ: 30Wh/L

      リチウムイオン以外は急速充電できることがメリットだが
      急速充電も既に電池性能より建物内配線や原発の容量不足に制約されている
      スマホと同じく小細工するより大容量リチウムイオン電池を使った方が筋が良い

    • by Anonymous Coward

      回生用とかには使われてるだろ。
      リチウムイオン電池と容量比べするには、「御冗談を」ってレベルだけど。

  • by Anonymous Coward on 2019年05月15日 16時30分 (#3615028)

    現状のうだるほどかかる充電時間に比べて3分は流石に魅力ある。

    だが要は充電時間が短くなれば、問題は解決するわけで。
    交換式のメリットはそう長く続かない。デメリットは多い。だから普及はしないと思われる。
    充電時間の短縮がどのくらい進むかが問題だが。

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      実際進めようとした日産もポシャッたしなあ。

    • by Anonymous Coward

      日本だと、メーカ・車種ごとに全部カートリッジが違っていて、充電ステーションに行くと「この車種用は置いてません」とか言われるんだよ。

      • by Anonymous Coward

        リチウムイオン電池パックがいつまでも統一されないのは日本関係なくどこの国・メーカーでも同じ
        あれは違うスペックで調達された電池で問題が無いようにわざとやっている
        実際にその心配がない業務用カメラ業界などでは統一されている

        • by Anonymous Coward

          もう全部18650で統一しよう
          それなら個数のちがいだけで全部いけるっしょ

          手間は知らん

          • by Anonymous Coward

            Ultrabookになる前の液晶ヒンジの間に4セル仕込んでたタイプは中身全部18650だよ
            違う時代や違う健康状態の18650を混ぜて火災を起こされたくないからわざと「パック」にしている
            統一できないのではなく流用されては困るからわざと変えている

          • by Anonymous Coward

            18650電池いくつか持ってるけど、サイズが微妙に違ってて別の充電器に入らないことがある
            +極の出っ張りがなくて短いものもあるし、あれ本当にちゃんとした規格なの?

    • by Anonymous Coward

      スマホと同じで交換機構なんか省いて無限にバッテリーを肥大化させるのが正解
      ガラケー以前と以後で携帯の電池容量は一桁くらい正味の容積も何倍かに膨れた

      • by Anonymous Coward

        「ガラケー以前」というとMotorolaのTACS端末とかが出回ってた頃か?

    • by Anonymous Coward

      > 充電時間の短縮がどのくらい進むかが問題だが。

      東芝は電池開発を加速している。現在使用している負極材であるリチウムチタン酸化物(LTO)から [toyokeizai.net]
      高容量な新酸化物負極材としてニオブチタン酸化物(NTO)を開発。次世代2次電池として試作済みだ。

      これを搭載した小型EVの場合、6分の充電で従来の3倍となる320キロメートルを走行することが可能で、
      2020年代前半の量産を視野に入れている。

  • by Anonymous Coward on 2019年05月15日 16時32分 (#3615032)

    “充電待ち”はたった2分!? 驚きのEVが中国で人気 [archive.org]」
    (本家は1年で記事廃棄の方針みたいなのでInternet Archiveのリンクです)

    ここに返信
  • by Anonymous Coward on 2019年05月15日 16時51分 (#3615051)

    このビジネスモデルは以前にイスラエルで試されたことがあるし、テスラも試したことがあるけど、見事に失敗している。
    問題は二つあって

    1) 三分の交換時間を実現するためには充電済みの予備バッテリーを潤沢に抱えておく必要があるが、この在庫品のコストは充電所が負担するしかない。バッテリーは高いので、普通に充電するのに比べ大幅に料金を値上げしないと資金を回収出来なくなる。
    2) 電気自動車のバッテリーは全体コストの多くを占める高価な部品で、しかも使用につれて容量が劣化していく。交換したバッテリーを右から左に貸していくモデルにすると新品を回収されて容量がだだ減りしているオンボロをつかまされることも十分想定される。一方、テスラのように顧客のバッテリーはあくまで預かるだけで替えのバッテリーを貸す、という形を取ることも可能だが、そうすると1)の問題が大幅に悪化する上、バッテリー交換をいつでもどこでも出来る、ということは不可能になり、自前のバッテリーを預けたところに必ず戻らないといけなくなる。極めて不便。

    これらの問題を踏まえても交換式にメリットを見出せるのは自前で大量の車を保有して稼働させる事業者、つまりタクシーや運送会社だけなのだが、価格帯を見る限りこの車はマイカーを目指しているのだろう。だったら失敗するのはほぼ確実。

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      これ、元のTweet見ると、「タクシーとして」ってなって居るよ。
      多分そっちが大本の顧客で、一般はオマケなんだろうね。
      ま、今の日本でも一般人でもLPG車を持てるって程度か。

    • by Anonymous Coward

      100万人規模の都市圏内のみで使う車両をスコープとして、市政府が運営補助金を出し、
      法規制を掛けて、バッテリーのリユース・再資源化等も含めてやるなら回るんじゃないの。
      大気汚染対策などとも包括的に考えればペイできることもあるでしょう。

      半径100km人っ子一人居ない無人の荒野・山脈に走り出すための車両と混同して考えてはいかんとおもうよ。

    • by Anonymous Coward

      長々と一所懸命に書いたのに、その会社はタクシー会社なので全部無駄になっちゃいましたね。

      大気汚染対策が急務な中国の話だっていうのも重要なファクター。

      • by Anonymous Coward

        そのタクシー会社が最初で最後の個客だとすれば、それは事業としては大失敗だ。

        タクシー会社にしても1台や2台を導入するだけではこの事業はなりたたず、
        数十台~数百台まとめてリプレースするような時でないと導入できない。
        このため実際に導入できるタクシー会社はごく一部のはず。

        世界重のタクシー市場を独占できるか?ムリでしょ。

        • by Anonymous Coward

          できない理由は世界一の日本。

    • by Anonymous Coward

      テスラがやっていたのは補助金目当てだからアリバイ作ってすぐやめたよ
      あそこは補助金とか政府の認可対策なら何でもやる印象
      ドイツでも外せないパーツを100万円のオプション扱いにして補助金弁償させられてたし

  • by Anonymous Coward on 2019年05月15日 16時56分 (#3615057)

    一時電池式電気自動車と同じく、二次電池交換式電気自動車はこの問題が付き纏う。
    交換毎の費用は同じだろうから、また相当な残電力が残る電池を交換するのは決断が要るし、ミスれば立ち往生。
    ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日(そういや舞台の多くは中国だった)に登場するシズマドライブ自動車や、タンク交換式LPG自動車と同じ。

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      全部リースとかになればまだ可能性はあるんじゃ。
      自動運転車が本当に自動運転車になれば可能性も有るかも知れん。
      運転免許を保持するオーナーが保有車両の維持責任も持っているけど、
      完全に自動運転になるとそれ以外のパターンも考慮必要だろうし。

      リースよりもシェアの方が主流になるかも知れないけど。

    • by Anonymous Coward

      >交換毎の費用は同じだろうから、また相当な残電力が残る電池を交換するのは決断が要るし

      前回バッテリーを交換してからの走行距離を見ればよいのでは?
      交換のたびに支払うのではなく、走行距離に応じて月末に請求が来る、
      みたいな感じでもよさそう

    • by Anonymous Coward

      そういうバッテリー交換式は大抵、大きなバッテリー1本じゃなくて、小型のものを2本積むようにしていて、
      片方ずつ使い、空になった方を交換するという方法をとるんだよ。

  • by Anonymous Coward on 2019年05月15日 18時09分 (#3615135)

    未来は、でっけーミニ四駆が車道を走っているのかな

    ここに返信
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