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2019年1月10日のハードウェア記事一覧(全6件)
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ハードウェアハック

映像出力端子がないGPGPU向けグラフィックカードをゲームで活用する方法 38

ストーリー by hylom
普通にGPGPUとしてもお買い得だと思う 部門より

仮想通貨ブームがひと段落したことから、最近ではマイニング向けハードウェアの価格が下落している。グラフィックカードも例外ではなく、特に映像出力を備えないGPGPU向けグラフィックカードは大きく値下がりしており、たとえば映像出力なしのRadeon RX470(8GB)が税別5,980円で投げ売りされたりしている

しかし、Windows 10ではこういった映像出力なしのGPUとマザーボード内蔵GPUを組み合わせて利用することが簡単にできるそうだ(「Misc Mods」ブログの「マイニング専用グラボをゲームに転用してみる」記事)。

ブログの著者がIntel UHD630との組み合わせで実際に試したところ、多くのゲームを実際に起動/プレイできたという。

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ストレージ

HDD復活への道 76

ストーリー by hylom
まだまだ増える 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

過去50年間、ハードディスクの面記録密度は年間平均で40%ずつ増加してきた。しかし、現在その増加率は年間約10%にまで減速している。この問題を解決するため、HDDメーカーのSeagate TechnologyとWestern Digitalが解決に乗り出している。両社が取ったアプローチは別々だ。

Western Digitalは2017年10月、「マイクロ波アシスト磁気記録(MAMR)」を採用した製品を出荷すると発表した。今年の後半に約16TBの容量を持つモデルが出荷予定だ。さらに2020年までに40TBの容量を持つMAMRドライブを出荷する見込みだという。SeagateもHDDのプラッタの一部を熱することで、記憶容量を増加させる「熱アシスト方式(HAMR)」の製品を2020年までに出荷する。こちらは20TBの容量のモデルが予定されている。SeagateもHAMRを用いて40TBの容量を持つ製品が出荷可能だとしている。

低速で安価な磁気ドライブと高速で高価なSSDの間にはまだ高い需要がある。両社いずれかのソリューションが優れていることが証明されれば、240億米ドルの磁気ストレージ市場は再構築され、次の磁気ストレージ10年間の成長に繋がることになるだろう(IEEE SPECTRUMSlashdot)。

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変なモノ

水に直接電流を流して加熱する充電式水差し 63

ストーリー by hylom
熱湯は出せるのだろうか 部門より
nemui4曰く、

水を注ぐ際に加熱することで瞬時にお湯を出せるという水差しが発表された(Engadget Japanese)。

この製品はHeadworksという企業が開発した「Duo」という製品。グラファイト製の電極を使い、水に電流を直接流すことで水自体の電気抵抗で加熱を行う。内蔵バッテリーで駆動し、満充電時で約4カップまでの加熱ができるという。温度は1度刻みで設定でき、今年後半までに200ドル以下で発売する予定だそうだ。

もしかして純水に近いほど加熱しやすい? 従来の電気ケトルと比較すると高いけど、出始めはこんなもんすかね。

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テクノロジー

ムーアの法則を延長する「空気チャンネルトランジスタ」または「金属空気トランジスタ」 35

ストーリー by hylom
時代は3次元か 部門より
maia曰く、

豪RMIT大学(メルボルン)の研究者が、金属ベースの空気チャンネルトランジスタ(ACT:Air Channel Transistor)を開発した。ACTは35nm未満のエアギャップによって対向した電極を使い、基板から垂直方向にトランジスタを構成していく(GIGAZINEIEEE SpectrumNano Letters掲載の論文)。

35nm未満は大気中の平均自由行程以下であり、散乱の影響がない。空気中、真空中、高放射線下でも作動する。微細化ではなく立体構造によってトランジスタの密度を増加させることができ、またシリコン半導体製造に比べて処理工程が簡素化され、製造コストを大幅に削減できる。現在は電極にタングステン、金、プラチナを用い、概念実証を終えた段階だが、ACTの理論速度はTHz(テラヘルツ)であり、今後10年間で商用レベルのトランジスタを開発するという。

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AMD

NVidia、ついにAdaptive-Sync/FreeSyncに対応 17

ストーリー by hylom
選択肢が増えればどっちでも良い 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

NVIDIAが「G-SYNC Compatible Monitors」プログラムを発表した(4Gamer自作とゲームと趣味の日々マイナビニュース)。

1月15日リリースのGeForceドライバを導入することで、プログラムによって認証されたモニタとNVIDIA製GPUにおいてAdptive-Syncが利用可能になるという(プレスリリースG-SYNC対応製品リスト)。

これまで可変リフレッシュレートはG-SyncとFreeSyncで対立していたが、事実上G-Syncの敗北と言ってもいいかもしれない。やはりVESAに取り込まれただけFreeSyncが有利ということか。

それはともかく、4k HDR FreeSycn対応ディスプレイを買ったタレコミ子は勝ち組。

「G-SYNC」はNVIDIAが2013年に発表した可変リフレッシュレートのための規格(過去記事)。ディスプレイに専用モジュールを組み込むことで実現するとされていたが、その後AMDが対抗となる「FreeSync」という規格を発表。FreeSyncは専用モジュール不要という利点もあり、その後VESAによって「Adaptive-Sync」という名称で標準化されていた

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AMD

AMDとNVIDIA、ともに新GPUを発表 28

ストーリー by hylom
AMDはレイトレーシングにはまだ対応しないのか 部門より

1月7日、NVIDIAが新GPU「GeForce RTX 2060」を発表した。リアルタイムレイトレーシング機能を備えたGeForce RTX 20シリーズのミッドレンジモデルで、北米での予想価格は349ドル、1月15日発売予定とのこと(4Gamer)。

すでに各メディアがベンチマークテストを含めたレビューを公開しているが(4GamerITmediaPC WatchASCII.jpマイナビニュース)、ハードウェア的には上位モデルのRTX 2070/2080と同じ設計で一部のユニットを無効化したもののようだ。

これらレビュー記事を見る限り、レイトレーシングを利用しない場合の性能的には現行モデルの上位製品であるGeForce GTX 1070と同等という感じのようで、またレイトレーシングに関してはパワー不足が感じられるようだ(こちらについてはパッチで性能向上が期待できるとの話もある)。価格面での懸念も挙がっており、現行モデルのGeForce GTX 1060の発表時価格よりも100ドル高く、さらに国内では米国よりも高めの販売価格が設定されることが多いことから、人気が出るかどうかは価格次第という評価が多い。

また、1月9日にはAMDが新GPU「Radeon Ⅶ」を発表した。Radeon Ⅶは新たなアーキテクチャ(第2世代Vegaアーキテクチャ)を採用し、7nmプロセスで製造されるという。現行モデルと比較すると同じ消費電力で25%高い性能を発揮できるとされており、NVIDIAの最上位GPUであるGeForce RTX 2080を超える性能だという。北米での予想価格は699ドルとのこと(4GamerITmediaPC Watch)。

発売は2月7日とのことで、詳細についてはまだ明らかにされていないが、メモリ容量は16GB、メモリ帯域幅は1TB/秒。RX Vega 64と比較してゲームでのパフォーマンスは1.8倍、メモリ容量は2倍、メモリ帯域幅は2.1倍になっているという。

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身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人

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