「ワープロはいずれなくなるか?」という質問に30年前のメーカー各社はどう答えた? 233
ストーリー by hylom
PCでもなく携帯電話がメインの情報端末 部門より
PCでもなく携帯電話がメインの情報端末 部門より
週刊誌「DIME」の1989年の記事「業界公開質問状」のワープロ編が、DIMEのWeb版で紹介されている。この記事は当時のワープロ専用機メーカーに対し「ワープロは、いずれなくなるのですか」との質問を行い、その回答をそのまま紙面に掲載したもの。各メーカーはこの質問に対し、「ワープロは将来もなくならない」と回答している(@DIME)。
例えば東芝は、「将来的には、ワープロ10に対してパソコン1ぐらいの割合になる」、松下電器は「パソコン社会よりワープロ社会到来の方が早い」などと答えていたという。なお、NECはパソコンとワープロは内部的には同じものだとして、「どちらかが消えることになってもそれは単に名前が変わっただけ」とも回答している。
あくまで都市伝説 (スコア:3)
一方、某H社の営業は、客から「ねぇ、何で、ワープロ専用機の提案書が手書きなの??」と言われた
Re:あくまで都市伝説 (スコア:1)
その当時は実際別にいいものじゃなかったんだよ。
Re:あくまで都市伝説 (スコア:2)
当時のワープロはポケベルの様に文字列数行程度の表示が主流、
複数行化、カラー化するかどうかの時代だよ
いやいや、当初の一般向けワープロはデスクトップが主流で見た目はパソコンと同じでしたよ。大きなモニターがありました。ただ一般向けと言っても価格は 100万前後していました。もっとも、1993年に私が購入したノートパソコンの PowerBook 180 も80万円位しましたから、当時としてはそんなに非常識な価格ではなかったのでしょう。私が購入した「キヤノワード80」はオプションも揃えると150万位していた記憶があります。当初はこのデスクトップ型ワープロがどんどん普及し始めておりました。やがてタイプライターのような形の可搬型ワープロが登場しました。キーボードの上部に数行が表示される液晶モニター付きのタイプで10万円前後の商品が次々と売り出されるようになり、爆発的に一般家庭にも普及し始めました。廉価版だと1行のみなんてのもありましたよね。
パソコンもデスクトップ型とノート型があるように、ワープロもデスクトップ型とタイプライター型があったのです。(あの大きさと重さではとても「ノート型」とは呼べない。)なのでタイプライター型のワープロにのみ焦点を絞って「当時のワープロはポケベルの様に...」と断定してしまうのはいささか正確さに欠けると思われます。(そう言えば、もうワープロが登場し、爆発的に普及していった時代をリアルタイムで体験している世代はどんどん少なくなっているんですよねぇ...。)
Re:あくまで都市伝説 (スコア:3)
1993年に一式150万円していたキヤノワード80はググっても出てきませんね。ぜひ見てみたい!
1993年に購入したのはノートパソコンの PowerBook 180 だと書きましたが、キヤノワード80 を購入した年は上のコメントには書いておりません。どこから私が「1993年にキヤノワード80 を購入したという結論になったのか不思議です。先に書き込んだ別の枝スレにはキヤノワード80 の購入時は 1985年頃と書いております。
さらにそちらの方のコメントでは150万は「オプション込みで」(どれがオプションだったかもう覚えていません。自動給紙装置とかかな?)とも書いてあります。オプション無しの価格は記憶にありませんが、私が「ググったら」(キーワード:"キヤノワード80" 万円)本体価格は 138万円とありましたので、たぶん自動給紙装置込みで 150万になったのだと思います。全体のセットで買ったので給紙装置の個別価格自体は気にしてなかったのですが、後で明細を確認したら、あんなチャチなもので15万円位の価格設定になっていたのでのけ反った記憶があります...。事務機扱いになると、それぞれが目茶苦茶な価格設定になるんだなぁと驚いたものです。
http://itonokai.com/300_index/315_canon-tsushin/007_wa-puro.html [itonokai.com]
Re:あくまで都市伝説 (スコア:2)
インターネットでは色々な物が検索できますが、1995年辺りより以前の情報になるとグッと少なくなりますね。画像や写真でも1980年代になるとほぼ見付けられなくなります。「1990年の壁」なのか「1995年の壁」なのか...。自分の記憶の中では鮮やかに残っているものでも古い情報が検索できないのはとても残念です。
Re:あくまで都市伝説 (スコア:2)
このサイトの写真とそっくりのタイプライターです。ただし同じ型番かどうかはわかりません。
https://blogs.yahoo.co.jp/bunbun1d0306207/51715090.html [yahoo.co.jp]
Re:あくまで都市伝説 (スコア:2)
「カタタタタタタ」(派遣の?若手女性)
当時はまだ一般企業の事務職には「派遣」っていなかったんじゃないかしら? 若い OL も「正社員」だったのが普通の時代ですよね...。(遠い目...。)
Re:あくまで都市伝説 (スコア:2)
Re:あくまで都市伝説 (スコア:2)
それは家庭用ワープロの使い道じゃない?
タイプライター型(可搬型)の廉価タイプのワープロ専用機ですよね。最近の若い方々はデスクトップ型のワープロ専用機と言うものも存在していたという時代をご存知ないのでしょうねぇ。
一般家庭では80年代後半にタイプライター型ワープロが爆発的に普及しましたが、1980年代初頭から企業だけではなく、プロの文筆家たち(作家、評論家、翻訳家、等々)は本格的なデスクトップ型のワープロ専用機を使っていましたよねぇ。性能・機能および使いやすさが全然違いましたからねぇ。
販売メーカーである以上当たり前 (スコア:3, すばらしい洞察)
薄々将来はワープロはなくなるだろうなと思っていたとしても、ワープロを販売している以上自分たちの商品が将来廃れますよ、なんてことを公式に言えるわけがない
当時 (スコア:2)
まだ続巻執筆中だった銀河英雄伝説で手紙をワープロで書く場面があって、「アホやろ」と思ったもんだ。
何しろ会社にあったワープロは結局使い方も覚えず自腹で買ったパソコンで文書書いてたもんな。
当時はセキュリティがうるさく言われてなくて持ち込みパソコンを使っても良かったが今じゃダメね。
the.ACount
今ひとたびメーカーに問うなら (スコア:1)
・PCはいずれ無くなるか?
・スマホはいずれ無くなるか?
なんて質問になるだろうかと思ったが、いかんせん、PCもスマホも国内電機メーカーの多くは
自社生産から撤退済みで、あまり聞けるところがない。
SONYと任天堂に
・家庭用ゲーム機はいずれ無くなるか?
というのも聞いてみたい。
出版社や本屋に
・紙の本はいずれ無くなるか?
てのも面白いかも。
Re:今ひとたびメーカーに問うなら (スコア:2)
「インターネットはいずれ無くなるか??」
「今、上映中のディズニー映画で、ラルフとか云う大男がブッ壊してた」
Re:今ひとたびメーカーに問うなら (スコア:2)
・AIで御社の事業はなくなりますか?
・中国、インド企業の台頭で御社の事業はなくなりますか?
とかだろう
Re:今ひとたびメーカーに問うなら (スコア:2)
逆に、「ああ、駄目ですね」と妙に何かフッ切れた感じで言う経営者と、「いや大丈夫ですよ」と死んだ目で言う経営者が居た場合、どっちの言ってる事が信頼性が高いと思いますか??
Re:今ひとたびメーカーに問うなら (スコア:1)
前者2つは10年、後者2つは5年前に聞きたい感じの質問だな。
Re:今ひとたびメーカーに問うなら (スコア:1)
「セガってだっせーよな」は20年前か
Re:今ひとたびメーカーに問うなら (スコア:2)
IPv6の方がIPv4よりも先になくなるような気もします。
Re:今ひとたびメーカーに問うなら (スコア:2)
例えば,IPv8ができたときに,IPv6は移行してなくなっても,IPv4は残るというような意味です。
キングジムのポメラもあるし (スコア:1)
過去のメーカーが今作ってないってだけで、文書作成専用機が滅んだわけではないよね。
Re:キングジムのポメラもあるし (スコア:3)
Re:キングジムのポメラもあるし (スコア:3)
CSVはいまだにISO-2022-JPで返すところが多いね。(Amazonでさえそう)
Excelの古いのがUnicode対応していないための対応なんだけれども。
Re:キングジムのポメラもあるし (スコア:2)
Excelって365の最新バージョンでもUnicode非対応じゃないですか?
#GoogleはUnicodeでCSV吐くしExcelはそれ読めないし、私はNumbersで読ませて解決しているけどWindowsユーザーの皆さんは同じ状況ではどうするのかと…
Re:キングジムのポメラもあるし (スコア:2)
Excelって365の最新バージョンでもUnicode非対応じゃないですか?
365になって状況が変わったのかは未確認ですが、BOM付だと関連付けで開いたときに正常に開けます。
https://doruby.jp/users/ueki/entries/BOM%E4%BB%98%E3%81%8DUTF-8%E3%81%... [doruby.jp]
「ファイルを開く」で開くのであれば、文字コードをしてしてやれば開けます。
が、そういう手間を省くためにシステム化してんだよ!って話があったりで要件によってそれじゃぁ意味無いってことでISO-2022-JPで提供するほうがユーザサポート的には安定そうではあります。
Excelで開かずにデータ連携させるのにそのCSV使いまわそうとすると、なんとも手間だったりしますが。。。
Re:キングジムのポメラもあるし (スコア:2)
ISO-2022-JPで提供するほうがユーザサポート的には安定そうではあります。
素人の素朴な質問です。自分は多言語ユーザーなので Excel 上でバンバン ő とか ű とか ö́ とか ǘ とか、ș とか ł とか Unicode 文字を使っているのですが、ISO-2022-JP の CSV ではどうやって対応するのでしょうか?
Re:キングジムのポメラもあるし (スコア:2)
ISO-2022-JPで提供するほうがユーザサポート的には安定そうではあります。
素人の素朴な質問です。自分は多言語ユーザーなので Excel 上でバンバン ő とか ű とか ö́ とか ǘ とか、ș とか ł とか Unicode 文字を使っているのですが、ISO-2022-JP の CSV ではどうやって対応するのでしょうか?
私はそういうのに関わったことないので分かりませんが、システム設計者によって結構対応方針違いそうなやつですね。。。
Re:キングジムのポメラもあるし (スコア:2)
なるほど。確かに仕様上は「Unicode 対応」のようですね! しかし、Unicode の入力方法が「文字バレット」からの選択では現実的には実用になりません。キーボードからの入力手段が提供されていないと使い物にならないのです。
多言語ユーザーの場合は様々な補助記号の付いた特殊文字を日常的にかつ頻繁に用います。なので入力方法がとても大事になってきます。
例えば、同じ Apple の製品でも Mac は多言語入力が快適にできるのに、iPhone ではできない理由は、iPhone の場合は、Windows と同様に、いちいち言語ごとにキー配列を交換しなければならないからです。これは文字パレットよりははるかに快適ですが、「多言語」ユーザーにとってはいちいち言語を切り替えるのはとても面倒なだけではなく、同じ文字や記号の位置が言語によってクルクル変わるので混乱してしまいます。その点、Mac の場合は ABC Extended(拡張ラテン文字入力)というキー配列が用意されており、これをデフォルトに設定しておけばラテン文字を使う言語の特殊文字はほぼ全てこのキー配列だけで入力できてしまえるのです。いちいち言語を切り替えたり、言語を意識したりする必要がないのです。iPad Pro のみは外付けの Smart Keyboard を付けることで ABC Extended が使えるようになるので、iPhone よりはマシですが、それなら最初から MacBook Pro で入力した方が楽な訳です。
Windows は ABC Extended のようなキー配列は簡単にフリーウェアでも誰でも提供できそうなものなのですが、誰も提供していないようです。なぜか Microsoft も提供していない。(探してみたのですが、見つかりませんでした。もしかしたら、今ではもうどこかにあるのかもしれませんが。)二言語ユーザー程度ならば Windows でも困りませんが、言葉通り「多言語」ユーザーの場合は、Windows だと使えません。ポメラはさらにそれ以下のようです...。
ポメラで快適に多言語入力ができるのなら試してみようかなとも思ったこともあるのですが、今回ご紹介いただいたマニュアルをざっと拝見しても、どうも「単に仕様に上げるために付けただけの機能」という感じですね。設計者が多言語入力と言うものを理解していないのがわかります。と言うか、たぶん、設計者の発想は、Shift JIS だけでは入力し切れない旧字体や異体文字を入力できるようにするために Unicode にも対応したのでしょうね。外国語のことは全く考えていない。だから、そういう文字の入力なら文字パレットでも構わないという発想だったのでしょう。
※ 「ラテン文字」は日常的には「アルファベット」と呼ばれているものですが、アルファベットはラテン語や英語等を表記するラテン文字以外にも、ロシア語などのキリル文字や、ギリシア語のギリシア文字、アルメニア文字やグルジア文字、コプト文字等も含むので混乱を避けるために「ラテン文字」という正式な名称を用いております。
Re:キングジムのポメラもあるし (スコア:2)
キャリアメールも今はUnicode使えたかと。
メール自体 UTF-8 で作成されるようになったのですかね?
iPhone が登場した時には、iPhone から送信されるメールは当初は全て UTF-8 でした。UTF-8 ならば何語でも表示できるし、いちいち他の不完全な文字コードで送信する必要はないとの合理的な判断からだったと思います。
ところが日本のガラケーで iPhone のメールを受信すると、特に au の場合が一番悲惨で、1文字でも ISO-2022-JP で対応していない文字が含まれていると、メール全体が文字化けしてしまい、一切読めなくなってしまっておりました。ところがドコモの場合は、最初から Unicode でないと表示できない文字のみ「・」で置き換えられるという仕組みで表示していたので、メールの一部の文字は読めなくても全文は何となく読めたのでした。
その後、Apple も仕方なく (?) 日本語のメールの場合は ISO-2022-JP だけで送信できるメールは自動的に ISO-2022-JP で、ISO-2022-JP で表示できない文字が含まれている場合は UTF-8 で送信するように仕様変更されました。
暫くして au 等も「Unicode 対応!」を謳うようになりましたが、別に ISO-2022-JP で定義されていない文字も化けずに表示されるようになった訳ではなく、単にかつてのドコモと同じように ISO-2022-JP で定義されていない文字が「・」で置き換えられただけで、結局は Unicode の文章はきちんと表示されないままだと言うことがわかりました。
つまり、
「Unicode 対応!」=「ISO-2022-JP のままだけれど、Unicode 文字は『・』で置き換え、メール全文が文字化けしないようになりました」
というだけのように私は理解しておりましたが、現在では普通に文字化けせずにキャリアメールで „műbőr [ˈmyːbøːr]” とか „Straße [ˈʃtrɑːsə]“ とか „Nicolae Ceaușescu [nikoˈla.e t͡ʃe̯a.uˈʃesku]“ とか、“Hồ Chí Minh [ho˨˩ t͡ɕi˧˦ mïŋ˧˧]” とか «Михаил Сергеевич Горбачёв» とか «ἡ ἄναγνώρις τῆς ἄγνοιᾱς» (hē anagnṓris tẽs ágnoiās) とか、《태왕사신기》(太王四神記)とか、「毛泽东」とか、「深圳市」とか、”עמוס גיתאי„ (Amos Gitai) とか、„ქეთი მელუა“ (Keti Melua) [Katie Melua] とかいった文字が入力できたり、表示できるようになっているのでしょうか?(たぶん、ガラスマはきっと表示できるんでしょうね?)
Re:キングジムのポメラもあるし (スコア:2)
多くの日本人にとって、日本語が扱えればそれでいいんです。
ええ、それはわかっています。ただ、いつまでも、例えば大学のシラバス入力サーバで参考文献がきちんと入力できないとかいう状況はやはりなんとかなって欲しいものです。
#ところで、引用符を使い分けているところに妙に感心してしまいました。ハンガリー語とドイツ語では同じように見えて、閉じる方は逆向きとか。
気付いていただけましたか♪
ついでにフランス語とイタリア語を追加すれば、
« Le Tokaji aszú – Vin des rois, roi des vins » と «E pur la terra si muove» とか♪
Re:キングジムのポメラもあるし (スコア:2)
ASCIIで済んでる連中は単に文字コードの名前をUTF-8に差し替えとけばネイティブ共には何の支障もないし
日本語のサイトの場合でも Shift JIS で作成したサイトのソースの先頭に “charset=utf-8” と入れるだけじゃダメなんですかね? いや、ずっと以前、自分で作っていたウェブサイトで ウェブエディタが UTF-8 に対応したので、ソースファイルの先頭に “charset=utf-8” と打ち込んで、例えば「ő」と入力していた文字を „ő” に置き換えてスッキリさせてから公開したのですが、普通に何の問題もなく UTF-8 のサイトとして見ることができたもので、日本語のサイトを UTF-8 化するのはそんなに大変なことなのかなぁと...。(あ、そうか、エンコーディングを UTF-8 に変更した段階で GoLive のようなウェブエディタが必要な変換処理をやってくれていたのか?)
すみません、素人で。
Re:キングジムのポメラもあるし (スコア:2)
例えば「ő」と入力していた文字を „ő” に置き換えて
おっと、意味が通じなくなってしまいました。そうか、参照文字も変換して表示されちゃうのですね。元の記号を全角にして書いてみます。
例えば「ő」と入力していた文字を „ő” に置き換えて
Re:キングジムのポメラもあるし (スコア:2)
案の定、シラバスに参考文献等を入力すると、次々にエラーが出まくり、コンピューターの専門ではない一般教授陣はパニクりました。大学ですから当然洋書率は高いのですが、é だとか ç だとか ö 等は全滅。しかし、彼らはそれがなぜダメなのかが理解できない...と言うか、そのせいで先に進めないということ自体思い至らない。さらに驚いたのは、この手の特殊文字が入力できないだけではなく、書誌では頻繁に出て来る「&」が入っているとアウト。著者名とかタイトルにはよく使われる文字です。まさかこれのためにエラーになってるなどとは誰も思いません。(ちなみに Shift JIS だと & はなぜダメなんですか?)ユーザーインターフェースがタコで、単にエラーが出るだけで、なぜダメなのかがわからない仕組みでした。
ちなみに、他大学のシラバスも非常勤で入力したことがありますが、utf-8 非対応のものが多いですね。
先ほど某政府機関からメールが届きましたが、Word のファイルが添付されていましたが、ファイル名の日本語部分が全て「?」に置き換わっておりました...。サイボウズを使っているらしく、エンコーディングは ISO-2022-JP でした。サイボウズからのメールは鬼門です。
Re:キングジムのポメラもあるし (スコア:3)
Re:そもそも日本ではワープロ(専用機)が流行った試しはない (スコア:5, 参考になる)
結果、日本でワープロが売れるのは連文節変換プログラムの誕生を待つ必要があり、つまりマイコンどころかPCの方が先だったので専用機は全く流行らなかった
いやいやいや。日本語文書作成は当初はワープロ専用機の方が断然優れて高機能でしたよ。PC のワープロソフトは当初は単に「何とかパソコン上でもワープロ機能を実装しました」という程度だったはず。だからワープロ専用機が爆発的に売れたんで、「専用機は全く流行らなかった」というのは事実ではない。PC のワープロ機能が少しずつ注目されるようになったのは、PC-98 上で「一太郎」が走るようになってからではなかったかしら? それだって、当初はワープロ専用機に比べると競争にならなかったと記憶しています。あくまでも「当初」ね。だから PC ワープロソフトに対してワープロ専用機の方が優れていて、圧勝していた時期は5~10年間位はあったんじゃないかしら?(一般向けワープロ専用機が登場したのは 1979年、ワープロ専用機の家庭普及率が最高に達したのが 1998年、パソコンの売り上げがワープロ専用機を逆転したのが 1999年、最後のワープロ専用機が発売されたのが 2000年。)当初は「キヤノワード」や JDL の「文作くん」なんかは高機能高価格のデスクトップ機でしたが、1980年代半ばから小型のタイプライター型のワープロが登場し始め、各社色々出していますが、東芝が出した Rupo が登場してから一気に家庭用ワープロの普及が進んだように記憶しております。
それでもPC-98が50万とかしていた時代は廉価版としての価値はあったかもしれないが、
「PC-98が50万とかしていた時代」に「キヤノワード80」は150万位してました(各種オプションを漬けての値段です)。当時としては珍しい白い背景に黒文字で表示する Mac のような画面で、スキャナや作図機能も付いておりました。「文作くん」とどちらにするか悩んだのですが、結局、ハードディスクを内蔵していた「キヤノワード80」にしました(1985年だったと記憶しております)。非常に重宝しましたし、稼いでくれましたが、パソコン (MS-DOS) に乗り換えた時に外字が全滅し、それ以来外字は絶対に使わない派になり、Unicode 登場に感涙した者です。
Re:そもそも日本ではワープロ(専用機)が流行った試しはない (スコア:2)
ワープロの時代遅れ感がでたのは、PCとカラープリンタとの接続が楽になり
手軽にカラー印刷ができるようになってからかな?
やはり1990年代になってから、パソコンの方が色々できて、ワープロにも使える。ワープロ機能はまだ専用機に比べるとイマイチだけれど、他の機能が便利なので、多少の不便には我慢するかといった感じでしたかね? そのうち、一太郎や他のワープロソフトの機能もだいぶマシになってきていましたしね。そう言えば、MS-DOS の時代には DynaBook だったのですが、ワープロは何を使っていたのかなぁ? 一太郎ではないことは間違いないのだけれど...。まぁ、メインは専ら MIFES でしたが...。あ、思い出した! 高電社の Koa-Techno Mate だった!
結局、ワープロ専用機がパソコンに敗退することになった最大の理由は1990年代に入ってから爆発的に流行り始めたパソコン通信だったんじゃないかと思っています。ワープロ専用機も頑張ってパソコン通信機能も実装し始めましたが数行のディスプレイではやはり無理があったのだと思います。
Re:そもそも日本ではワープロ(専用機)が流行った試しはない (スコア:2)
これ知りませんでした。
mini7はMS-DOSでラットトップどして使っていた人はいましたね
Re:そもそも日本ではワープロ(専用機)が流行った試しはない (スコア:2)
Re:そもそも日本ではワープロ(専用機)が流行った試しはない (スコア:2)
ちなみに、ある日突然ハードディスクがガリガリと音を出したと思ったら、モニターに「ハードディスクの寿命です」とか何とか出てからご臨終遊ばしたのには驚きました。
Re:そもそも日本ではワープロ(専用機)が流行った試しはない (スコア:2)
数の上でワープロ専用機が多く出回ったのは、単純にPCより価格帯が顕著に低かったからではないですかね。
Re:そもそも日本ではワープロ(専用機)が流行った試しはない (スコア:2)
プロテクトでガチガチになっていたら一太郎の天下は無かったろうし
記憶違いだったらごめんなさい。当時、「一太郎」をパソコンの内蔵 HDD にインストールしようとすると、「一太郎」はハードディスクをおもむろに初期化して、すでにインストールされている他社のソフトなども全部消去し、「一太郎」専用マシンにしていたように記憶しているのですが? とんでもない仕様だったと思っています。まぁ、それだけ当時の HDD は容量も少なく、複数のソフトをインストールして使うという発想がまだまだなかった時代だったからかも知れません。
「駅すぱあと」もフロッピーで提供されていたのですが、ボチボチ HDD 内蔵のノートパソコンも出回り始めていたので、同社に「是非ともハードディスクにインストールできるように検討していただきたい」と要望を出したら、暫くして HDD にインストールできるようにしてくれました。不正インストール防止のためにオリジナルのフロッピーに HDD 情報が書き込まれ、パソコンを交換する時には一度 HDD からオリジナルのフロッピーに鍵を書き戻し、新たに新しい HDD にインストールできるようにするという仕組みで、当時としてはよく考えられていたと感じていました。その時「一太郎」の HDD インストールの仕組みを聞いたので呆れ果てた記憶があります。自分は「一太郎」は使っていなかったので、ことの真偽はわかりませんが...。
Re:そもそも日本ではワープロ(専用機)が流行った試しはない (スコア:2)
当時自分で使ってなくて真偽の程も分からない話で他人に何を伝えたいんだろう?
評判の「一太郎」なるワープロをインストールしてみたかったのですが、当時、あちこちの雑誌で「『一太郎』をハードディスクにインストールすると、まずハードディスクが初期化されるので注意!」という記事(複数)を読んでいたので、怖くて試せなかったのですよ。
ですから、当時(1990~91年頃?)の状況を知っている方には是非本当はどうだったか教えていただきたいのですよ。ご存知ですか?
Re:そもそも日本ではワープロ(専用機)が流行った試しはない (スコア:2)
英語圏で言うところのタイプライターは戦前からあったし、向こうでは今でもわりと沢山の作家がPCではなくタイプライターで執筆活動しているが
私は英語圏のことは全く疎いですが、欧州生活も長く、欧州の作家や詩人の友人・知人も(大御所も含め)結構おりますが、未だにタイプライターを使っている者を1人も知りません。(彼らは職業柄典型的な文系でメカ音痴ですが、それでもパソコンは使っています。専らワープロ専用機代わりに。ああ、でも今ではネットサーフィンもやってますね。)
「未だにタイプライターで執筆している作家などいるはずがない」と言うつもりはありませんが(きっといるでしょう)。恐らく現在では「白い鴉」並みに希有な存在だと思います。
「向こうでは今でもわりと沢山の作家がPCではなくタイプライターで執筆活動している」という情報はいったいどこから得たものなのでしょうか?
Re:そもそも日本ではワープロ(専用機)が流行った試しはない (スコア:1)
かな漢字変換の実装ってPCよか専用機の方が先なんだけど
https://ja.wikipedia.org/wiki/JW-10 [wikipedia.org]
この人なんでこんなバカなこと言ってんの?
Re:そもそも日本ではワープロ(専用機)が流行った試しはない (スコア:3, 参考になる)
世帯じゃないけど、1999年ピークで40%以上 [hatena.ne.jp]あったみたいだね。
確かに当時は家はもちろん高校の部室にすらワープロあった。
Windows95とインターネットで完全に追いやられた形かな。
Re:そもそも日本ではワープロ(専用機)が流行った試しはない (スコア:2)
まさしくそのページに載っている写真の装置の入力デバイスが漢字タブレットですよ。
和文タイプライタに倣った並びに文字を印刷した板状の装置の上でペン状のポインティングデバイスで入力したい文字を指示するんです。
現物は見たことないけど、初期の日本語入力方式がいろいろ試行錯誤されていた時代に、キーボードから入力するのと並んで選択肢のひとつでした。
Re:そもそも日本ではワープロ(専用機)が流行った試しはない (スコア:2)
プリンタ云々も有るけど、ワードプロセッサは日常的に持ち運びできる大きさ・重量だったのに対し、PCはデスクトップ機が主流だった。
職場以外でも作業しやすい方が流行るのは、致し方ない。
Re:そもそも日本ではワープロ(専用機)が流行った試しはない (スコア:2)
ワードプロセッサは日常的に持ち運びできる大きさ・重量だったのに対し、PCはデスクトップ機が主流だった。
いやいや、それは、あくまでも可搬型・タイプライター型の家庭用ワープロ専用機の話で、企業や文筆家たちが使うワープロ専用機はデスクトップ型が主流でしたよ。タイプライターが型が爆発的に普及したのはワープロ専用機時代の後半ですよね。
パソコンにデスクトップ型とノート型があるように、ワープロ専用機もデスクトップ型とタイプライター型がありました。(私はデスクトップ型の「キヤノワード80」を常用しておりました。車1台買えた価格でしたけれどもね。)
Re:ワープロ専用機は消えたかもしれないけど (スコア:3)
Re:ワープロ専用機は消えたかもしれないけど (スコア:2)
Excelは最新のワープロになってるしね...
Re:ワープロ専用機は消えたかもしれないけど (スコア:2)