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電力

9月に発生した北海道全域停電、発電所だけでなく基幹送電線も地震直後に停止していた 62

ストーリー by hylom
この対応は難しい 部門より
maia曰く、

9月6日に起きた北海道全域停電だが、午前3時8分の地震直後に道央と道東を結ぶ3つの基幹送電線(狩勝、新得追分、日高)が停止していた。苫東厚真火力の3機と合わせると、6つの重要設備が停止した事になる(電気新聞)。

国際基準では1箇所の故障対応で「N-1」という基準があるが、事実上N-6の事態が起きた事になる。北電は地震直後から需給バランスを取るべく、計3回(8分、21分、25分)の強制停電(負荷遮断)を行っていたが(朝日新聞)、苫東厚真1号機が出力低下して最終的に停止した25分において、強制停電の甲斐なく全域停電に至った。

基幹送電線の故障で道東・北見エリアの43万kWの水力発電が停止したことも大きな要素と考えられるが、今後の検証課題のようである。

  • by jizou (5538) on 2018年10月03日 21時36分 (#3491496) 日記

    ぐぐったら、こんな資料がありました。
    https://www.occto.or.jp/pressrelease/2018/180919_hokkaidokenshoiinkai.html [occto.or.jp]

    録画も。
    https://www.youtube.com/watch?v=dIFmk_bhbqM [youtube.com]

    ご参考まで。

    ここに返信
  • by Anonymous Coward on 2018年10月03日 17時31分 (#3491363)

    言いたいことはわかるが、送電線が停止って違和感あるな。

    発電所は停止するのはイメージしやすいが。

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      超電磁タツマキくらった後のマグマ獣みたいな感じですよね(余計わからない

    • by Anonymous Coward

      変電所あたりがダウンしたと勝手に理解して読んでみた。

    • by Anonymous Coward

      送電線の中で電気が止まってジッとしてるイメージが。。。

      #そんなこたぁねぇとわかっちゃいるがイメージせずにはいられなかった

      • by Anonymous Coward

        あれだ、大規模ドミノ倒しで幹線のドミノがコケずに耐えた感じ

    • by Anonymous Coward

      その直前には揺れて(揺られて)いましたから。

  • by Anonymous Coward on 2018年10月03日 17時35分 (#3491364)

    こういう、見る機会のない専門系新聞ってなんかわくわくするな。

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      電波新聞もあるよ。

      • by Anonymous Coward

        電波新聞はhylameほどじゃないが、もう少し校正をきっちりやって欲しいと思う。

  • by Anonymous Coward on 2018年10月03日 17時46分 (#3491370)

    当初は、電力需要が少ない時間帯で苫東厚真に発電が集中してたのが、痛かったという話だったけどこの内容を見ると、分散してても厳しかったのように思えるな。
    想定が甘かったというのはあるにしても、こういう極めてまれな事例に対する回避策ってのは今の考え方だと無理があるのかねぇ。
    今年は、災害の当たり年でどうしても大規模停電が起きてしまうけど、リスクや危機管理の見直しは避けられないだろうな。
    ちゃんとできるかどうかは電力会社と行政次第だろうけど。

    ここに返信
    • by simon (1336) on 2018年10月03日 18時29分 (#3491395)

      当初は、電力需要が少ない時間帯で苫東厚真に発電が集中してたのが、痛かったという話だったけどこの内容を見ると、分散してても厳しかったのように思えるな。
      想定が甘かったというのはあるにしても、こういう極めてまれな事例に対する回避策ってのは今の考え方だと無理があるのかねぇ。

      つまり広域連携(本州と北海道をつなぐ電線「北本連系」)を太くする、津軽海峡以外にもケーブルを敷設するとかすればいいいのかな?
      あとは発電所も各地に分散させて一か所に集めない、とか。
      お金はかかるけどそこは冗長性を持たせて安全を確保するためだから仕方ないよね。
      無駄と冗長性は同義語の裏表なのだ。

      • by Anonymous Coward on 2018年10月03日 18時44分 (#3491400)
        もともと泊と厚真のバックアップ構成から一方に縮退したのが現状なわけで
        片面死んだRAID1をいつまでも運用してたらいつかはこうなることは分かってた
        • エネ庁専門家会合、苫東偏重リスクを12年から指摘 [mainichi.jp]

          資源エネルギー庁の電力・ガス基本政策小委員会で、12年から今年5月まで毎年指摘を続けた。泊原発停止後、道内最大の苫東厚真火力発電所に供給の負担が集中したが、小委報告書によると、同発電所がトラブルで停止した場合の影響を懸念。

          石狩湾新港のLNGとか北本連係の増強とか、施策は打っていたので、無策だったわけでもない。当然ながら、老朽火力の代替という側面もある。再エネ導入にも、その裏付けとなる火力は欠かせない。ただ、基幹送電線がこれだけアウトになると、どうだったか...

          --
          #説明責任はないです
        • by Anonymous Coward

           それでも、やることはやってたというのが、実際のデータを見たうえでの感想。
          あえて問題点を言うとしたら、供給過小(周波数が基準より下)の時点で強制停電の解消を始めたことか。

        • by Anonymous Coward

          原発は、周期的に定期点検で休止するものだから泊が停止状態にある事象は想定されていなけばいけないんだけど。
          まさか、原発は無停止で数十年動いているとは思ってないよね。

          • by Anonymous Coward

            泊発電所は3号機まであるのだから、順番に定期点検すればいいと思うのだけど。
            また、泊発電所が停止状態なことも想定して、火力にも余裕を持たせていたんだと思うよ。
            泊発電所と苫東厚真発電所の両方が停止するのは備えていなかっただけで。

            • by Anonymous Coward

              > また、泊発電所が停止状態なことも想定して、火力にも余裕を持たせていたんだと思うよ。

              火力に余裕が足りないことは前から分かっていて、そのために石狩湾に火力を2015年から新設中だったけど
              残念ながら今回には間に合わなかったと。営業運転開始は2019年2月の予定らしい。

              ただ北電の投資額を見るとまだ安全審査に通ってない泊原発が一番多い状況なわけで、
              その分の投資をもっと火力に振り向けてれば、新設火力の完成はもう少しは早くなってたかも。
              どちらにせよこの状況だと、全域停電が起きてた可能性は高そうですが。

      • by Artane. (1042) on 2018年10月03日 23時38分 (#3491542) ホームページ 日記

        そもそも、道央地域がボトルネックになるのがわかってて、送電網の冗長化とか道東・道南が巻き添えにならないような送配電網を作れなかった問題が大きかったと思います。
        http://www.hepco.co.jp/corporate/company/ele_power.html [hepco.co.jp]

        道央地域にもう一本・今あるラインの中間あたりを通る超高圧線を構築するとか、道央が死んだ時に極力早い段階で他の地域を切り離して送配電網を維持するように出来てれば…という事が相当あるように思いますけど。
        まぁ、北海道電力の経営状態はあまり良くないようなので、国がきちんとそういう辺りの投資をしてればよかったと思いますけど。原発にばかりかまけてないで。

        --
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        • by Anonymous Coward on 2018年10月04日 0時14分 (#3491551)
          送電網に関しては現状で良くない?
          道央圏は2重化された環状線になっていてトポロジー的な弱点はなく
          今回もそこは事故の原因になっていない
          このトピで言っている送電網の問題というのは
          非常時に速やかに起動できる水力が全部新得変電所の向こうにあって
          (道央圏唯一の水力発電所の京極揚水発電所は故障中だった)
          新得と道央を結ぶ3重化された送電網が同時に全滅したところ
        • by Anonymous Coward

          まぁ、北海道電力の経営状態はあまり良くないようなので、国がきちんとそういう辺りの投資をしてればよかったと思いますけど。原発にばかりかまけてないで。

          北海道電力もJR北海道みたいに、独力では現在の電力供給を維持できないと白旗を上げればいいものを、余分なプライドが。
          なお泊原発の再開を納得させられるだけの資料を作るだけの技術力もない模様

        • by Anonymous Coward

          あとはソ連の問題も思い出してやってくれ。
          航空自衛隊の基地は千歳・三沢くらいだから、発電所を守れるところってなると渡島~石狩~日高あたりだろう。
          ソ連崩壊から27年になるけど、発電所を作るには時間がかかるからな……

    • by Anonymous Coward

      > ちゃんとできるかどうかは電力会社と行政次第だろうけど。
       
      ちゃんとやるにはきちんと金かける必要がある。それは電気料金の値上げに直結するから
      利用者側の覚悟も必要じゃないですかね。

    • by Anonymous Coward

      停止しないことを前提に計画してるから想定外になるわけなので、最悪の状態、例えば全て停止することを前提に復帰のための計画を立てとけばいいんじゃないかな。

      水力発電を起動するための手順だとか、重要施設のみに優先的に給電する手順とか、色々想定はできたと思うのだよね。
      全域停電は起きない、という前提で計画策定しかしてなかったんじゃないかと思う。

      ※浸水しない前提での原発計画とかと一緒で、最悪を想定すると起きちゃう気がする、的な言霊信仰があるんじゃなかろうかと疑ってる。
      ※最悪な事態にならないように計画しろ! とか言われて、想定することすらタブーになったりね…。

      • 「そんなレアケースの事が起こるのを想定して追加されるコストを、お前は責任取れるのか?レアケースが起こらなかったら責任取れ」って稟議とかでねじ込まれることって結構あるんじゃないかと思いますけど。
        特に、この30年間弱というのは「ムダを省くことが正義、筋肉質にならないといけない」って社会全体が邁進してた狂気の時代ですからね。この件に限らず冗長性や余裕を無理してでも持たせないと、国全体・社会全体が衰退してしまうし、不測の事態で大ダメージが出てしまうのですが。

        --
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      • by Anonymous Coward

        確かに、電力会社であれば全停止を考えた(なるべく全停止に至らない)対策って必要だと思うよなぁ。それで商売してるんだから。

        #関係ないけど
        電力全停止した時に水力発電を”起動”するって出来るのかな?
        落水の力でまずは微量の発電をして制御系コンピュータを起動して...な感じか?
        車の”押しがけ”みないたもんか?

        • by Anonymous Coward

          バッテリーで制御系や駆動系を生かすんじゃ?

  • by Anonymous Coward on 2018年10月03日 17時47分 (#3491374)
    苫東厚真の総出力が165万kWで、予備率は129万キロワットの計画外停止を想定って、厚真が止まったら即想定外でお手上げということでしょ。
    いうなれば設計の時点で厚真が単一障害点となってる計画的な停電なわけで、北本連系とか他の発電所とかは全然関係ない話だ。
    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      今回の話は籠だか運ぶ人だかも壊れたって話でしょ。

      • by Anonymous Coward
        狩勝、新得追分、日高の送電線が停止すると道東方面の送電網がまとめて孤立します
        それゆえむしろ負荷を遮断してそれ以外の道内全域の停電を防ぐために有利に働きます
        • by Anonymous Coward

          送電線故障のとこ、資料 [occto.or.jp]によると道東・北見の需要減が13万kwに対し、水力の供給減が43万kwになってるよ。

    • by Anonymous Coward

      設計の時点では原発が計算に入ってたからな
      止まってるので次を作ってるとこだった

      • by Anonymous Coward

        電力広域的運営推進機関がシミュレーションしたことがあるが、
        泊が運転している状況で最大火力発電サイトに相当する規模の脱落が
        発生した場合、予備力3%を基準として151万kWの供給力不足に陥るって
        結果がある。
        問題は北海道電力の系統の迂回路の少なさ(極一部だけのループ系統)と、
        管内電力需要自体の少なさに対して供給力の分散が出来ていないところにある訳で、
        泊みたいなでかいのは安定運用の面からするとぶっちゃけ『邪魔』。

        • by Anonymous Coward

          泊が動いていればブラックアウトしなかった可能性もあるんですが
          何を根拠に邪魔って言ってんの?

          • by Anonymous Coward
            未知の断層が揺れて震源に最も近かったのが
            火力発電所でよかった、と考えることにしている
            • by Anonymous Coward

              >泊みたいなでかいのは安定運用の面からするとぶっちゃけ『邪魔』

              って言ってるわけだから、火力か原子力化に関係なく
              でかいから邪魔って言ってるわけだよね?

              冬にブラックアウト発生すると、札幌圏だけで
              1万人近くが凍死する見積なんですが
              軽々しく邪魔とか何様なんだろうとしか

              • by Anonymous Coward

                消費に対して供給安定性を高めようと思えば、事故で大きな穴が開く巨大な一基は邪魔ですよ。
                予備も巨大にせざるを得ないし、巨大な予備は何基も用意できるものじゃない。
                ただ一つの予備しかなく、定期メンテなどでスタンバイしてない間は綱渡りになる。
                小規模な供給源を数多く用意するほうがいい場合もあります。

              • by Anonymous Coward

                デカイのが脱落するとヤバイという話だろ?
                小さな発電所でカバーすればいいという考えなんだろ
                ガスタービンなら停止状態から17分で発電可能だけど
                今回の場合なら間に合わないから
                普段から低出力で運転していれば対応できた可能性もあるけど
                送電網の都合で完全にカバーするのは難しいし
                だからといって各エリアに予備発電所を設置して運転続けるとなると
                デカイのは結局邪魔なだけ
                泊が動いていたところでリスクが減るどころか増えるのは美白
                ブラックアウトが怖いならそれこそ自家発電でバックアップするしか無いし
                実際それで乗り切ったところもある

                もちろん柏に原発無いし
                頭悪い妄言こそ人命に関わると思うよ

              • by Anonymous Coward
                泊にしろ厚真にしろ巨大な1基と言っても別にギガワットのが1基ぽつんと置いてあるわけじゃないでしょ
    • by Anonymous Coward

      卵を同じ籠にいれなくても全部壊れることもある訳で、いつかのリーマンショックのCDSように。
      今回の教訓は、空くじでなければ当たる可能性が必ずあるって事なんだと思う。

  • by Anonymous Coward on 2018年10月03日 19時57分 (#3491452)

    台風25号で、北海道含めまた停電あるんですね。
    しかも今度は円の右側になる地域が殆どだから。

    ここに返信
  • by Anonymous Coward on 2018年10月04日 3時04分 (#3491582)

    電力自由化したんだしNTTにPoE流してもらえないかな
    電話も停電しないし電気料金もとれる
    LEDと電話と最低限のネットができるならさほど困らないし

    ここに返信
  • by Anonymous Coward on 2018年10月04日 7時10分 (#3491602)

    >『超稀頻度リスク』をどこまで想定してどう対応するのか
    超稀頻度リスクは発生させないようにするのではなく、発生前提で事後対策を充実させた方がコスパが良いのではと思う。
    原発も超稀頻度リスクがあるけれど、そんな事象は発生しないという前提にするのは止めるべきだと思うんだ。
    結果的に原発は廃止すべきだという結論になったとしても。

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      超稀でも許さない勢力がいるから、リスクはないものとして対策できないというのもあるかと
      対策しようとするとリスクがあると認めるなら運用止めろと言い出しかねないからやれない

      • by Anonymous Coward

        それを言うなら、災害だらけの島に一億超の人口を抱えること自体がリスク。早くD計画やらないと。

      • by Anonymous Coward

        超稀頻度でも発生すると致命的なら運用止めろと言うのは正しい見解かと

        • by Anonymous Coward

          頻度が低くても発生すれば致命的と知っていても、人は飛行機に乗る。

          • by Anonymous Coward
            それでも他の交通手段よりははるかに安全だけどね
            車に轢かれて死んだって致命的なのは大差ない
  • by Anonymous Coward on 2018年10月04日 9時43分 (#3491688)

    北電は 129万kW減まで耐える設計だったが、
     送電系死亡→水力の43万kWも受電できず→火力165万と合わせて210万kWのマイナス
    というドミノが発生したように読み取れる。

    泊があれば、メガソーラーがあれば、というレベルを超越してね?

    ここに返信
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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell

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