2017年夏の電力は余った 139
次の課題は安定供給 部門より
日経ビジネスが、「ついに大手電力が「再エネは怖い」と知った(2018年は日本の電力市場の転換点になる)」というなかなか興味深い記事を掲載しています。
印象的な文章をピックアップすると、
2017年は「電力需要が高まる夏になっても大手電力各社の火力発電所がフル稼働しない状況」
「広がった太陽光発電によって、昼間の電力需要が賄われた」
「電気事業連合会が公表しているデータを見ると、リーマンショック前の2007年をピークに需要が減少している」
「設備の省エネ化が猛烈に進み、設備投資すればするほど需要が減る時代になった」
など。この記事を読んで初めて、昨年の夏は電力の供給余力、節電に関するニュースがまったくなかったことに気がつきました。電力が余るということは、原子力発電所も余る時代が到来するのでしょうか?