
新たなAmiga互換機、開発中 25
ストーリー by hylom
日本で言うX68kのようなポジションなのか 部門より
日本で言うX68kのようなポジションなのか 部門より
Amiga向けのアクセラレータボードを開発しているApollo Teamというプロジェクトが、Amiga 1000/500/2000などと互換性のあるAmigaを開発しているという。
同プロジェクトはすでにAmiga 500/600のCPU部分に被せるよう接続することでCPUの高速化やストレージ/メモリの強化、マイクロSDカードスロットやデジタルビデオ出力の追加などを行える「Vampire 68080」という製品をリリースしている。現在開発されている「Vampire V4」はスタンドアロンで動作するシステム、もしくはAmiga 1200向けのアクセラレータボードとして動作し、512MBのDDR3メモリ(最大1GB)、IDEインターフェイス、デジタルビデオ出力、ブートROM、マイクロSDカードスロット、USBインターフェイス、イーサネットインターフェイスなどを搭載するようだ。
Vampire V4は2017年後半に発売予定とのこと。同社は最初にアクセラレータボードをリリースし、その後にスタンドアロンシステムを作りたいとしている(The Register、VAMPIRE V4[PDF]、Slashdot)。
Vampire 68080 (スコア:3, 興味深い)
68080とはなかなか大胆なネーミング。AmigaのMPUにはモトローラの680x0が採用されていますが、実際に送り出されたMPUは68060まで。68080なんてMPUは存在しません。
で、こいつのMPUはFPGAで実現されていて「Faster than a 68060 at 100MHz」なものだそうです。Amiga 500/600は68000 7MHzなのに対し、実機よりも150倍ぐらい速いらしい。FPGAでそれだけのものが作れるとは、なかなかすごい時代になったものです。
メインメモリと外部ストレージとか映像出力などの基本的なコンピュータとしての機能は全部ドーターカードに載っているので、
もはや本体は増設ハードウェアとのインターフェースだけに成り下がる感じなんでしょうけど、
MPUだけがこれだけ速くても、周りが足を引っ張らないようにするのが大変そう。
増設機器を繋がなければ爆速だろうけど、増設機器を使わないのならわざわざMPU載せ替える意味がないだろうしなぁ…
以下。昔話的なMPU解説。680x0は、x=偶数が拡張版で、x=奇数が改良版。
68000: 16bitCPU(Intel の8086的)。各レジスタは32bitなのが使いやすい。Amiga 500/600 はこれ。
68010: 68000の改良版だけど改良が微妙なので、ほとんど採用なし
68020: 32bit化。クロック当たりの速度は68000より2倍ぐらい速い。UNIX ワークステーションなどで多く採用。Amiga 1200。
68030: 68020のMMU内蔵版(Intelの80386的)。680x0の最盛期。Amiga 3000。
68040: FPU内蔵、1命令当たりの必要クロックを高速化(Intelのi486DX的)。68030より2倍ぐらい速い。Amiga 4000。
68060: パイプライン2本で高速実行(IntelのPentium的)。68040ピン互換で68040より2倍ぐらい速い。もう末期で、たぶんAmiga 4000T以外に採用なし。
てなラインアップ。
Re:Vampire 68080 (スコア:1)
68010は68000では不可能だった仮想記憶が使えるようになったのでSun-2などのワークステーションやミニコンにそれなりに使われたよ。
あまり使われなかったのは、
68008 外部8ビットデータバス、Linusがプログラミングを始めたことで有名なSinclair QLに搭載
68012 アドレスバス31ビット
とかじゃね。
Re:Vampire 68080 (スコア:1)
68010は68000では不可能だった仮想記憶が使えるようになったので
オンデマンド・ページング機能で、
ページング(HDD⇔メモリの転送処理)に飛べるけど、戻ってこれない、ってやつでしたっけ。
なので、68000 で仮想記憶を使うマシンは、68000を2機積むとか、ページング用プロセッサ乗せるとか、やってましたね。
Apollo Domain (OSはAegis)とかかな、他には何があったっけ。