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プリンター

米陸軍研究所、3Dプリンターで作ったグレネードランチャーを公開 43

ストーリー by hylom
現地調達 部門より

米軍が3Dプリンタでグレネードランチャーを製造したそうだ(ギズモード・ジャパンBusiness Newsline)。

このグレネードランチャーは「Rapid Additively Manufactured Ballistics Ordnance(RAMBO)」と名付けられており、40mm口径のグレネード弾を発射できる。バネなどを除くほとんどの部品が、金属を使った3Dプリントで製造されているそうだ。さらに、弾丸も3Dプリントで作られているという。

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  • by Anonymous Coward on 2017年03月22日 18時37分 (#3180636)

    まだ当分は、3Dプリントするより密輸したほうが安いよね。

    • by Anonymous Coward

      材料費比較は3Dプリンターでしょ。3Dプリンター本体も含めての比較だとアレだけど。
      でもそんなことよりも問題は弾丸(グレネード)。それが3Dプリンターだけじゃ作れない。

      • by Anonymous Coward

        ダイキャストやロストワックスとは比較にならないのでは?
        2次元なら金属板や段ボールやMDFをレーザーカットしたものが実用化されてると思うけど、残りの1次元の積層ピッチは量産化するにも簡単には克服できないと思います。

        • by Anonymous Coward

          ※主が言ってるのは「日本国内でグレネードランチャーを入手するなら、海外で販売されている完成品を密輸する方が安いよね。国内で3Dプリンター出力するよりも」という意味合いの質問かな。だからダイキャストやロストワックスはほぼ関係ない

      • by Anonymous Coward

        弾丸は雷管か信管が確保できればあとはなんとかなる。

    • by Anonymous Coward

      タバコはそろそろ密輸してももとが取れるようになってきたかもしれない

    • by Anonymous Coward

      M203の重量が1360g
      比重を7.9g/cm3とすると172cm3
      DMM.makeで、ステンレス粉末が1800円/cm3
      お値段は31万円ぐらい

      高強度のマルエージング鋼だと3400円/cm3
      お値段は58万円ナリ

  • by Anonymous Coward on 2017年03月22日 19時03分 (#3180651)

    50年ぐらい先、先進国の軍隊、特に歩兵は「最低限の装備(食料とか燃料とか)と、モジュール化された炸薬類」を物資として持ち込み、前線基地に設置された3Dプリンタで戦術的に必要な兵器を作成して戦う、みたいなことも起きるのかもしれない。

    戦況によって「密林地帯での戦闘だから少し短めのカービン銃を」とか「市街地を制圧するから屋内戦に備えてSMGを、ドア壊すのにショットガンも欲しいかな」とか、そんな感じで。

    作戦終了後どうするのかとか色々問題はあるだろうけど、あまり使わないけど不要とも言いきれない、みたいな武器まで持って行くのよりは有効かもしれないなあ、とか。

    #でも流石に戦闘車両や航空機まで作れはしないだろうしなぁ

    • by nemui4 (20313) on 2017年03月23日 8時09分 (#3180938) 日記

      >作戦終了後どうするのかとか色々問題はあるだろうけど、あまり使わないけど不要とも言いきれない、みたいな武器まで持って行くのよりは有効かもしれないなあ、とか。

      専用ディスポーザーに突っ込んで組成別に分解されてリサイクル素材にまとめられるようになってたりして。

      親コメント
    • 3Dプリンタってあらゆるものを作り上げることができるようになるけど、
      量産に向かないというか、数作れないんだよねー

      武器や兵器の重要な部品が壊れて交換が必要になったとき、スペアを保管している
      倉庫は現地からカナリ遠くて持ってくるまで時間かかってあかーん!ってな場合に役に立つ。
      それこそガンガン使う消耗品を3Dプリンタで作るなんて非効率なことはしないよ。

      今回のはそういうのもやればできるようになったよという観測気球なんだろうなー

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      50年ぐらい先、先進国の軍隊、特に歩兵は「最低限の装備(食料とか燃料とか)と、モジュール化された炸薬類」を物資として持ち込み、前線基地に設置された3Dプリンタで戦術的に必要な兵器を作成して戦う、みたいなことも起きるのかもしれない。

      戦況によって「密林地帯での戦闘だから少し短めのカービン銃を」とか「市街地を制圧するから屋内戦に備えてSMGを、ドア壊すのにショットガンも欲しいかな」とか、そんな感じで。

      作戦終了後どうするのかとか色々問題はあるだろうけど、あまり使わないけど不要とも言いきれない、みたいな武器まで持って行くのよりは有効かもしれないなあ、とか。

      #でも流石に戦闘車両や航空機まで作れはしないだろうしなぁ

      そして3Dプリンタの設置された生産ベースを取り合うストラテジーゲームが実現する、と。

    • by Anonymous Coward

      50年後なら兵士の生産も出来そうだけど。
      強いレア兵士の設計図とか開発されるかもしれない!

    • by Anonymous Coward

      今週のビックリドッキリメカ発進。

    • by Anonymous Coward

      え~と、現地の状況も作戦内容も確認せずに派兵するのが50年後ですか・・・
      補給の在り方が変わるとかでしょ。
      そもそも現地で生産なんて時間がもったいないわ、最初から完成品送れっての。

      • by Anonymous Coward

        少なくとも原料は物理輸送しなきゃいけないから、いまいち輸送革命にならないですもんね。
        逆に武器・兵器はその気になればある程度の汎用性を持たせた設計にしたり、使い手側が応用で対応したりできるし。

        SFとして考えるなら、「複雑な構造物は無理だが原料レベルのものは送れる物質転送機」みたいなのができたよ!ってギミックを置けば現地プリントの意義が産まれるかな。

        兵器より、フードプリンタとかエロプリンタとかの方が前線で需要があるかもしれない・・・。

        • by Anonymous Coward

          空中元素固定装置

          • by Anonymous Coward

            窒素と酸素、あと炭素と水素か・・・・
            構造物になりそうなのはカーボン系ぐらい?

    • by Anonymous Coward

      今でも本格的な総力戦が起きて、現在の技術で作れる細かな武器が出揃うと想像すれば相当気の抜けない戦場しか想像できない。
      カメラ・顔認証・IoTなんかを使ったブービートラップ、自動追尾の手榴弾、自動機関銃・狙撃中、大量の無人兵器、高度な監視、五感の混乱を狙った装置等々。
      そういう泥臭い、開発コストがさほどかからない諸兵器がスマホ並みに普及している戦場の歩兵ってのは生き残るのは容易じゃないでしょう。

    • by Anonymous Coward

      蓄積された戦闘経験から、自動的により進化した兵器が生み出されていくというあれ。

      • by nemui4 (20313) on 2017年03月23日 8時14分 (#3180942) 日記

        AGEシステムか・・・

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          AGEシステムは”進化”ってキーワードで期待させた割にはあまり活躍というか状況に合わせた兵器開発の場面は少なかったなぁ。
          次々進化していくと言えばモスピーダの敵(インビット/バトルウォーマー)でしょう。
          自動的に進化、ではなく女王が選別する形でしたが。

          なんか他にも敵が進化・適応していく戦争モノがあった気がするけど思い出せない。テッカマンブレードはちょっと違うし

          • by Anonymous Coward

            コブラに出てきた古代兵器はどうだろう?

            あと、外薗昌也のDr.モードリッドにもそんなのがいた記憶が。

            ゴーショーグンのビムラーはどうかな。

          • by Anonymous Coward

            雪風のJAMとか?

    • by Anonymous Coward

      なんかさ、プリンターという名前からレーザープリンターのように同じ内容のものがバカスカ出てくるのを想像する人が居るみたいだけど、そうじゃないから。

    • by Anonymous Coward

      2Dプリンタでペーパークラフトの銃を・・・ってのがありましたね。
      SFの発想を現実の技術が追い越してしまったんでしょうね。

      # このネタは実現されずに消えてくんだろうな

  • by Anonymous Coward on 2017年03月22日 19時07分 (#3180654)

    >バネなどを除くほとんどの部品が

    PIATの再来か!…と早合点しました。
    https://ja.wikipedia.org/wiki/PIAT [wikipedia.org]

  • by Anonymous Coward on 2017年03月22日 19時22分 (#3180660)

    96式40mm自動てき弾銃は、流石に薬莢が張り付かない豊和製か。(但し珍品のブローフォワードオペレーション)

  • by Anonymous Coward on 2017年03月22日 22時28分 (#3180765)

    ランボーありきじゃねーか知ってるぞ!

    スラド民がもじった事のある名前とか、どんなのあるんですかね。
    #学生の頃、頭文字をとると友達の名前になる提出物とか大量に作りました。

    • by Anonymous Coward

      ランボーの新作ができるので、そのタイアップで映画にも登場、ランボーの息子がISIS相手に3Dプリンタで現地生産した特殊な形状の弓矢で大暴れ…とか?

      • by Anonymous Coward

        エンドロール後にランボーが「俺にも一つ作ってくれ」とかw

    • by Anonymous Coward

      らんらんらん

      ん~ん~ん~

      ぼーーーん

      #内Pで三村が時々やってた力業。アイウエオ作文かよ

    • by Anonymous Coward

      「恣意的」の意味を辞書で引いてこい。

  • by Anonymous Coward on 2017年03月22日 22時59分 (#3180781)

    そこそこの強度がある筒と雷管叩ける撃針があればいいのだから
    結局、火薬という重要なアイテムがないと機能しないしニュースにするほどの事とは...

    • >バネなどを除くほとんどの部品が、金属を使った3Dプリントで製造されているそうだ。さらに、弾丸も3Dプリントで作られているという。

      弾丸を含めた本体構成部品の殆どを3Dプリンターで製造できたのが今回のニュースですね。
      今までは各部品ごとに個別に製造依頼していたのかもしれないので、かなり進歩したんじゃないかと邪推。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      「そこそこの強度のある筒」を3Dプリンタで作るのが、そもそも難しかったのでは。
      民生品だけど、普通のプラモデルより脆そうだったよ。

      #よくあるのよね。「○○さえできれば簡単!」
      #「バグさえ出さなければプログラムは完璧。」
      #「完璧な仕様さえ作れば納期は守れる」etc
      #うん、それムリ。

      • by Anonymous Coward

        いやー、すでにロケットエンジンの重要部品に使われてるですよ、3Dプリンタ。
        少なくとも2014年には使われてます。

        液体酸素のバルブとかで、極低温で極めて強い振動がかかる部品ですから、かなり頑丈なんじゃないですかね。
        このニュース聞いた時、3Dプリンタの認識が一変しました。製造業の世界変わりますよ。

        • by Anonymous Coward

          ん~、3Dプリンタって基本粉末冶金でしょ?延性やばね性を求められる用途には不向きだし、
          (だから今回も「バネ以外」)別コメにあるように大量生産にも向かないし。
          それなりの位置を占めるとは思うけど、世界が変わるというほどではないかな。
          #何か別のブレイクスルーがあれば別だけど

          • by Anonymous Coward

            今の電子ビーム積層造形は物によっては「強度特性は従来の鍛造材と同等程度 [goo.ne.jp]」のレベルまで持って行けるようですよ。

            それに、これまでは加工や鋳造型の加工技術的な制限のため、
            複数のパーツに分けて作ったあとに溶接やボルトなどで組み合わせて
            作っていたような複雑な形状の部品を、つなぎ目無しの1つの部品として作ることができる。
            そういう場合は、従来方式では達成できなかったレベルの
            強度改善や軽量化、コンパクト化などのメリットが得られるわけです。

            すでに我々の身の回りにある見慣れた機械類も、3Dプリントの部品が使われることで、
            もっと小型で軽量で性能が良いものになるかもしれない。そう考えると、世界が変わるというのも
            あながち大げさではないかもしれませんよ。

            大量生産は3Dプリンターを横に並べていけばいい話ですしね。

            • by Anonymous Coward

              ふむふむ・・・

              でも、電子ビームだと真空系だしやはり大量生産ではなく一品もの、あるいは少量になるんじゃないでしょうか。
              #シリコンチップみたいに形状がそろっているならともかく。
              装置のほうの数をそろえるにしても、リニアにしか増えないから厳しいと思う・・・・

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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー

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