SSDとHDDの容量単位の価格差の逆転が近い 119
ストーリー by hylom
夢のある話 部門より
夢のある話 部門より
taraiok 曰く、
ここ3年間ほどHDDの1GB当たりの容量単価は停滞したままだ。一方、SSDは容量単価の下落が第四四半期連続で1割ずつと劇的に減っている。HDDの1GB当たりの価格は2012年は6セント、2015年が9セントと1年に1セントずつ下落した。しかし、専門家によるとHDDの市場価格は2017年まで横ばいになるという。当面、1TBのハードディスクドライブの小売価格は約60ドルのままということになる(COMPUTERWORLD、Slashdot)。
対してSSDの1GB当たりの容量単価は2012年が99セント、2015年には39セントにまで下がっている。さらに、2016年には1GB当たり24セントまで下落すると見られている。現在の1TB SSDの平均小売価格は390ドルだが、2017年には1GB当たりの容量単価は17セントになり、このころには1TBのSSDの平均小売価格は170ドルになると予想されている。DRAMeXchangeによれば、2016年はコンシューマ向けノートパソコンの31%がSSDに、2017年にはこれが41%にまで上昇するとしている。
一番速い自動車と一番遅い飛行機、どっちが速い? (スコア:5, 興味深い)
矛盾した前提からはどんな結論でも導き出せる。という良い例だな。
「容量単位の価格差の逆転」といっているが、同容量の記憶量ごとで計算し直してみ?
500Gbyte 以下では「容量単位の価格差の逆転」はすでに起きているが
2T 以上では、SSD の性能向上が直線的に進んだとしても、5年は先の話だ。
または書き換え可能量でランク分けしてみたら?
SSD の勝つ見込みは当分(100年?)無いな。
Re: (スコア:0)
まさしく用途の問題だよね
写真とか動画をとっておきたいタイプなのでCDRの延長で構わないが、容量は多いほうがいいという人のニーズが有るのだろうか
データベースにSSDはまだ使えない・・・うちはコンパイルマシンもHDだが使い捨てと諦めてSSD使ってる所あるかな
Re:一番速い自動車と一番遅い飛行機、どっちが速い? (スコア:2)
データベースでもインデックス領域ならSSDもありなんじゃないですかね. メインフレームの昔からインデックス領域を電子ディスク(RAMディスク)上に構築するのはよく使われる構成ですから.
最悪, インデックス領域が壊れても元データから再構築可能ですし, インデックスでのアクセスパターンの小さいブロックサイズでのランダムアクセスは, SSDで有効なアクセスパターンですし.
Re: (スコア:0)
エンタープライズでもオールフラッシュの利用例がありますし、サンディスクがこないだ発表したエンタープライズ向けのオールフラッシュ「InfiniFlash」は3Uの筐体に8TBのモジュールを最大64枚、計512TBの容量があります。
すでに16TBモジュールのSKUが社内資料にあるという話なので、近い将来ペタストレージになるでしょうね。
で、これのウリは「$1/GB」を切っている事です。
Re: (スコア:0)
> または書き換え可能量でランク分けしてみたら?
> SSD の勝つ見込みは当分(100年?)無いな。
その辺のコンシューマーが今時のSSDの書き換え可能量を使い切るのには
100年あっても足りなさそうだがな
Re:一番速い自動車と一番遅い飛行機、どっちが速い? (スコア:1)
書き換え可能量を使い切るより書き換えなかったことによる揮発のほうが心配だ
上昇? (スコア:3, 参考になる)
下落してないじゃん。2012:9 -> 2015:6が正しい。
矛盾したことを書いていると気付かないのだろうか。
Re: (スコア:0)
なんか気になってタレコミ元を見たら、
先日のUSBエントリで突っ込まれまくってるtaraioke氏だった
#まぁ、そういう人なんだなぁと生暖かい目
Re: (スコア:0)
誤解を招くように、わざとか違ってるじゃないかと思う記事に比べて
単純ミスであとの文章で気づくからいいじゃないの
単価だけならそうかも (スコア:2)
運用のコスト考えるとSSD選択することが増えたので、単価が狭まってくるとSSDの方が一気にとってかわるかもしれない
分野によっては (スコア:0)
自動車装着のカーナビは数年前まではHDDナビが全盛でしたが、ほぼフラッシュメモリを使ったメモリーナビに駆逐されてしまいました。
現在はパイオニアのマイナーチェンジ継続生産モデルが残るのみです。
さほど大容量を要求しない(大きいものでも100GB程度)反面、熱や振動等、環境の要求は厳しく
高耐久の専用品が必要な上、占有面積も大きい。
フラッシュメモリの価格が下がった現在、デメリットばかりが目立つ形です。
Re: (スコア:0)
駆動部がある時点で車載用途としてダメですね。
Re:分野によっては (スコア:1)
外付けHDDが売り出された当初は、稼働中に他人に持ち上げられて悲鳴を出しそうになったな。
今はそんなことはなくなった。
前提がデタラメ (スコア:1)
3TBのGB単価が3円を切るぐらいでしょ
それに対してSSDはやっと30円を切るかどうかってぐらいなんだけど、
何をどう計算するともうすぐ逆転するなんて話になるんだか
#逆転どころかコールド負け
俺はその変身をあと2回残しているこの意味がわかるな? (スコア:0)
SSDの方もNANDフラッシュの微細化は止まり、積層化でコスト削減を図っている。
でも積層化はこれまでの微細化のように、何世代も容量単価を下げることができるような気がしない。
せいぜいフリーザ様の変身回数ぐらい?
個人的にはSSD 10TBが今のHDD 3TBぐらいのお値段の時代が来てほしいが、順調に容量単価が向上すれば2025年?(計算してない)
Re: (スコア:0)
> 個人的にはSSD 10TBが今のHDD 3TBぐらいのお値段の時代が来てほしいが、順調に容量単価が向上すれば2025年?(計算してない)
その頃には3D XPointとか不揮発性メモリが台頭してくるんじゃないかな
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20150729_713996.html [impress.co.jp]
# 順調に容量単価が向上すれば~は尽きまじ
1TBのHDDは値下がりしなくても、より大容量のHDDの容量単価は下がるんじゃないの? (スコア:0)
4TBのHDDは現時点で17000円くらい。
8TBのHDDは現時点で30000円くらい。
既に1TBあたり4000円前後ですね。
1TBのHDDに限定した話?
Re: (スコア:0)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20101225/etc_hdd.html [impress.co.jp]
2010年に500GBのHDDが4~5千円になってから今いくら?
Amazonで調べたら6k…だと…?(320GBも5k)
320GBHHDと比較すればもうSSDいいところまで行ってますね。
HDD自体に3~4千円掛かっちゃうから、1TBで計算する意味が全くわからんよね。
明らかに不利な条件をHDD側に与えてるのが丸わかりで、だからどうしたという印象しか出てこない。
Re: (スコア:0)
HDDの価格はスケーラビリティがありません。
SSDはチップを増やせばいいだけだから、単純に容量に比例する。
そしてHDDの致命的な点は容量が増加すればするほどバックアップコストが高くなるということ。
Re: (スコア:0)
そしてHDDの致命的な点は容量が増加すればするほどバックアップコストが高くなるということ。
容量が増えてもバックアップのコストが増えないんなら、是非ともSSDを使いたいです。
Re: (スコア:0)
RAID組んだら常にスペアディスクが必要だね。あとメンテナンス要員。
実際に運用したら雲泥の差が出ますよ。
はい。プラッタ一枚増し!! (スコア:0)
>HDDの価格はスケーラビリティがありません。
プラッタ増やせば直線的に容量増やせるんですが。
Re: (スコア:0)
ほう、高さは無限大にできるんですね。知りませんでした。
Re: (スコア:0)
それはSSDに対しても言えることですな。
#高さと面積の差はあるが
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
今日でも実用的(ケースに収まるという意味で)に、5インチフルハイト(或いはダブルハイト)HDD程度までは、スケーラブルにディスク面積を増やせるのでは?
Re: (スコア:0)
Shugart Associateの SA-400型FDDとか、Seagete TechnologyのST-506型HDD(あるいはそれらと同一サイズの記憶装置)を内蔵していた時代もあったからね。
いまでもATXタワーケース(5インチベイ4台以上)なら各1台実装可能だ(笑)
# インターフェースのことは知らん
Re: (スコア:0)
8TBで136万です。スケーラブル!
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/20151022_727035.html [impress.co.jp]
Re: (スコア:0)
外付けで大容量が必要な顧客もそれなりにいるが、内蔵記憶装置の置き換えとなると市場規模が違う。
財布とも相談して、ギガバイトだと足りなくなりそうだがテラバイトならどうにかなるだろうと余裕を持たせると、
ちょうどいいPCの内蔵容量が1TBなので、需要が相当大きい。
第一生命、IBMフラッシュストレージ採用の件 (スコア:0)
トータルで見ればSSDのほうが安かったらしい。そりゃHDDで多重バックアップすりゃ高いよな。
案外クラウドのほうからHDDが排除されるかもしれない。
Re: (スコア:0)
WD-SanDiskの件を見ても、HDD専業は風前の灯火なのかもしれないね。
HDDの処分 (スコア:0)
ってことは、あと3年ぐらいでHDD全部処分したほうが良さそうだな
Re: (スコア:0)
処分はともかく、
新たにHDD買う要因は減ってきてますね。
容量問題さえなければ、SSDのほうがいいわけだし。
昔みたいにコントローラー問題とかも聞かないし。
耐久度は? (スコア:0)
書き換え回数や長期使用での耐久度も勝るならHDDがいらない子になっちゃいますね
品質 (スコア:2, 興味深い)
耐久度以前に、「バイト単価最安のHDD」と「バイト単価最安のSSD」の品質の差がありすぎる。
HDD業界だと、出荷チェックで蹴られるような不良品を集めて来ても、
組み立てて製品化できないけど、SSDなら余裕で出来てしまうし。
そこまで酷くはないにせよSSD製造なら、ちょっとした資金があれば、新ブランドをひっさげて値段のインパクトやらで業界に華麗に登場、
当初はすぐに壊れるような製品を売り捌きつつ、ってなことがいくらでも出来るし。
それを承知で、とにかく安いSSDに手を出して速い環境を安くで構築しつつ、バックアップを密に、ってな運用はありうると思うけど。
#というか、実際にやってみて、まったく予想通りに、データ全損、バックアップがあって良かったね、の結末に落ち着いたけど。
なので、一番安いSSDのバイト単価をうんぬん言っても、一番安いHDDと同じ使い方が出来るわけがないので、意味がない。
最低限「あそこのSSDは壊れやすいよね」という評判が立つと困る程度のブランドが確立されてるSSDでないと。
Re:耐久度は? (スコア:2)
いつか必ず壊れるSSDと、ある日突然壊れるHDD。という印象。
個人的感覚では、もうSSDの方が信頼できるかな。
使ってると確実に劣化していく、というのは確かに気分が悪いんだけど、
バッテリーの劣化に比べればどうということもない。
Re:耐久度は? (スコア:1)
SSDは耐久性に劣る等は過去の話で、都市伝説だとする記事を最近見たのですが
http://ascii.jp/elem/000/001/018/1018193/ [ascii.jp]
この記事の信ぴょう性はいかほど?
Re: (スコア:0)
HDDの場合はロードアンロード回数とか運用時間で故障確率が上がるけど、SSDは総書き込み量でしょ。
例えばSSDに100TBWとか決まってて、これを大きく超えると故障する。それ以外は普通の拡張基板と同じ。
最近はサーバ向けと一般向けで速度の他にこの数値が削られていて、壊れやすくはなってると聞く。MLCは
ダメだなんて言われてた頃のやつは大きめに余裕が取ってあるとかなんとか。でも基本的には総書き込み
バイト数が故障確率に一番寄与してるはず。
Re: (スコア:0)
SSDは総書き込み量超過で書き込めなくなる前に不良セクタ数とか増えるから分かるけど
HDDは壊れるときに直前のSMARTの値とかあまりあてにならないからなあ
だいたい普通に使ってれば総書き込み量超過なんてまずないと思うけど
SSD結構たくさん使ってるけどどれも5%いってない
Re: (スコア:0)
SSDの場合、空き容量の違いで寿命も左右されるので「総書き込み量」だけで判断はできませんね。
HDDは空き容量10%でもそのへんを気にせず変えるのは優れていると思います。
Re: (スコア:0)
データはDドライブ以降のHDDに格納、Cドラにはofficeなどのアプリがあります。
ユーティリティソフトのMagicianで調べると、
書き換え保証は73TBWで、2013年購入から2年経過で4.54TB書き換えています。
これから計算すると書き換え寿命は32年となります。
それより前に買い替えるのは間違いないです。
Re:耐久度は? (スコア:1)
微細化が進むにつれて、1つ1つのセルの耐久性は悪くなっています。
消去回数の方は、容量の増大とコントローラの頑張りで実用レベルを保っていますが、リテンションの問題は悪化する一方です。
NANDに書いたデータは10年持つなんて昔の話で、今は1年しか保障できませんし、使い込んでへたったら更に短くなります。
将来的にはバックグラウンドで古いデータをリフレッシュするようになるかもしれませんが、通電せず放置されたらお手上げです。
NAND SSDの価格が落ちるより (スコア:0)
3D Xpointが先に来ないですかね。来ないか。
https://en.wikipedia.org/wiki/3D_XPoint [wikipedia.org]
突っ込みどころが多すぎる (スコア:0)
(2011年~)2012年ってタイの洪水でHDD価格が2倍(一時的には3倍)に跳ね上がった年です。影響が無くなって価格低下が順調に戻ったのは、2014年位~です。人類史上4番目の経済被害を出した自然災害の影響をもろに受けてた時期を含められても。比較するにしても既に割高な1TBを持ってくる理由が分かりません。今のHDDの1GBあたりの最安値は3TBで2.8円(価格.com)ですし。2017年のSSD予想の17セントじゃあ、為替にもよりますが、今と比べて5~10倍の差があるんですが。HDDもヘリウムガス充填とか出てきて、容量が増えてきているのにGBあたりの価格が今後動かないとかあり得ないんですが。
日本語の記事がおかしいだけで、元記事だと1TBに限定する理由でも書かれているのでしょうか。
Re: (スコア:0)
HDD業界は寡占化が進んでるので、これ以上価格が下がるとは思えないですが。
Re: (スコア:0)
HDDはすでに8TBで3万円弱まで落ちてますね。
てかもう一般向けが8TBまでいってたのか。
で、寡占がどうかしましたっけ。
近いって? (スコア:0)
変化の速いコの業界。近いといえば、2~3年ぐらいだという感覚なので
2017年ぐらいには逆転するのかと思ったら…
SSDのバックアップ (スコア:0)
ここ見てると、HDDのバックアップコストが~
って意見があるけど、HDDとSSDでバックアップ事情に何か違いがあるの?
自分は全く同じだと思ってたのだが。
Re:SSDのバックアップ (スコア:1)
Re:現実上まだまだ。 (スコア:1)
HDDが3本と読めるのですが、どういう構成で計4本なのか情報不足です。