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12502014 story
音楽

パナソニック、「テクニクス」ブランドのターンテーブルを復活 30

ストーリー by hylom
需要はどれくらいだろう 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

パナソニックが「テクニクス」ブランドのターンテーブルを来年度にも復活させると発表した(朝日新聞)。

テクニクスの音響機器は高い評価を受けた物がいくつもあり、ダイレクトドライブ方式を採用したターンテーブル「SL-1200」(1972年発売)シリーズは世界で350万台以上売れたそうだ。その後、テクニクス製品は2010年に生産を終了したが、ハイレゾを始めとした高音質音源の提供開始を受け、昨年、高級音響機器として復活した。

私もテクニクスの電子楽器を持っており、その実力は知っているだけに、ターンテーブルだけでなく他の電子楽器の復活も望むところだ。

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  • DJ界隈では「ターンテーブルといえばテクニクス以外あり得ない」レベルで普及してましたからね。どこのクラブも大体テクニクスのタンテが入っていると思います。 撤退が決まった時は非常に残念でしたが、復活して何よりです。 しかしPCDJ全盛のこの時代、タンテの新規需要があまりなさそうなのが懸念ですね。 #ミキサーではPioneer DJのブランドも迷走中ですが頑張って欲しいところ
  • これ [panasonic.co.jp]をみてこれ [itmedia.co.jp]を見ると、なにか不安がよぎるなぁ。大丈夫だといいんだけど。

  • by Anonymous Coward on 2015年09月03日 12時49分 (#2875803)

     ヨーロッパの放送局でも採用されていた高トルクのレコードプレーヤが復活するのは喜ばしいことです.
    ヤフオクのレコードプレーヤは,アイドラ,ベルトドライブ,ダイレクトドライブと,あらゆるジャンク品が出品されて,より取り見取りです.
     米国の放送局で使っていたアイドラ型のゴム製品などは今でもメンテ用品が手に入ります.
     音の良いベルトドライブのベルトも新品が手に入ります.
     音の悪いということで有名はダイレクトドライブも,見た目の良いのもたくさん低価格で購入できます.

     困ったことに,適度に音の良い,フォノ・アンプが市場にないのです.
     オペアンプ1個で作れば,RIAA特性やノイズ特性はとても良いものが数千円でできてしまうフォノアンプですが,そういうおもちゃでなくって,ちゃんとしたのがほしいのですが,数万円から十数万円の製品がないのです.

     さかのぼりすぎてPNPトランジスタ2石というようなものはいらないけど,オペアンプでいいのです.100円のオペアンプで十分に低雑音です.ただ,NF型とかCR型とか,RIAA特性カーブに合わせるだけではだめなのです.

    • こういう製品 [phasemation.jp]ではダメなんでしょうかね。
      親コメント
    • by Anonymous Coward

      最近の製品でもちゃんとしたアンプ(あるいはプリアンプ)には大抵フォノイコライザーが付いてるんですが

    • by Anonymous Coward

      何を求めてるのか全然わかんないんだけど
      100円オペアンプでアンプ作ってアルミ削り出しケースに入れて15万円くらいで売ったら買ってくれるってことかな

      • by Anonymous Coward

        フォノイコライザーだけ作ってほしいんでしょ

        狭い市場になりますね

        • by Anonymous Coward

          RFKZ0088とセットにして発売するとか

      • by Anonymous Coward

        PNPトランジスタが良くないようなので、NPNトランジスタかFETで作れば良いのでは?
        多分100円のオペアンプより複雑かつ低雑音になるかと

    • by Anonymous Coward

      ヤフオクで見てみましたが、数万円~十数万円のフォノアンプはいくつも出ているようですけど、
      今出ているものは全部だめなんでしょうか?

    • by Anonymous Coward

      リアルタイムイコライザー [fc2.com]がいいのですか?

      #YAMAHAもリアルタイムイコライザーがあったような…

      • by Anonymous Coward on 2015年09月03日 15時11分 (#2875903)

        フォノイコライザーは、規格で決まった周波数特性で変換するんですよ

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          現実に存在する電子製品のピックアップには、取り決めに過ぎないRIAAカーブとのずれが必ずある。
          だからピックアップ出力を、PC及びPCに接続したサウンド機器のマイク端子や、ピックアップ出力電圧に対応したPC接続計測器辺りに繋いで、演算補正してLINE出力で出力すれば、任意の補正が可能になる。
          普通問題になる演算遅延は、それが一定時間であるならば、レコードの再生には問題にならない。

          問題はその補正カーブをどう設定するかだ。

          • by Anonymous Coward

            録音時のRIAAカーブエンコードがそれなりなのに、再生時だけ厳密にしようと頑張っても無意味なのでは。

            • by Anonymous Coward

              結線用ケーブルとソフトだけがあれば良いという、コストメリットこそが本当の目玉です。

        • by Anonymous Coward

          周波数特性ではあいません.
          RIAAでは二つの時定数が決まっています.振幅特性だけ見れば,RIAAの特性に合わすことは簡単です.
          PNP2石の時代は,振幅特性を合わすために,位相がでたらめでした.

          いまでは,位相もあわせられますが,今度は逆に,作られた昔のレコードの位相特性は本当に規定通りなのかという問題にぶち当たります.

  • レコードプレーヤーカートリッジには、主として「MM(ムービングマグネット)型」「MC(ムービングコイル)型」がある(他の構造もある)。
    嘗て現在の様な高磁力材料磁石が無かった時代に、MC型カートリッジの方が出力電圧が低いが音が良いとの定評が確立し、今日に至っているが、これは高磁力材料磁石が当たり前にある現在でも妥当なのだろうか?
    単位質量辺りの磁力が増し、軽量化されたレコード針は、ほぼ進歩の止まったコイルの着いたレコード針より大質量のままなのだろうか?

    • MMとMCの違いですが、可動部の質量もありますが、もっとも大きな違いはそれぞれの磁石の作り出す磁界の磁場分布の違いです。レコードの溝に刻まれた起伏の変化に応じてコイルと磁石の相対位置関係が変化し起電力を生じるのですが、同じ動きでもコイルが切る磁束がMMとMCでは違ってきます。
      また、磁石の磁力が強くなると、磁気飽和が起こるので軟磁性体で磁気回路を作りにくくなりますし、自己減磁もありますので、強い磁石の特性を引き出すには、従来のMMやMCの構造そのままというのは難しいかもしれませんね。
      あと、レコード針は、溝をトレースするスタイラスと、動きを上記の磁石やコイルに伝えるカンチレバーがありますが、カンチレバーもある程度剛性が必要なので、磁石が強くなったからと言って、可動部質量全体でみればそれほど軽くもできないでしょう。HDDのシークタイムがなかなか短縮できないのと似たような感じです。そういえばテクニクスのピックアップで、カンチレバーにボロン素材を使ったものがあれましたっけ。
      #オカルト前夜のハイファイオーディオも復活してくれればいいのに。

      親コメント
      • レコードという物理メディアを介して、音をやり取りする必要がなくなりましたからねぇ。それこそ、歴史的遺産の意味しか、もうのこっていない気がします。

        カッティングマシンの特性、カートリッジの特性、カートリッジから出てくるレベルの低い信号を増幅するイコライザアンプ....
        スタジオで作った音楽データを、そのまま配信できる今の時代には、もう必要ないですよね。

        まだまだ改善が必要なのは、音をデータに変えるところと、データを音を変えるところの性能かなぁ。
        いいマイクと、いいスピーカーが、これからもっと必要とされる気がします。
        何か、革新的な技術はないかなぁ。

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          > まだまだ改善が必要なのは、音をデータに変えるところと、データを音を変えるところの性能かなぁ。

          商売優先でマスタリングをしている連中の耳が改善されればそうとう良くなると思う

          • by Anonymous Coward

            消費者が「そういういい音」を買わない限り改善はしないですよ。
            彼らマスタリングしている連中はコンプかけまくった音が売れると探り当てたわけですからね。
            消費者全体の嗜好傾向が変わり、
            それがエンジニア連中に伝わって変革されるのって10年くらいはかかるんじゃないすかね。
            まず最初のステップの嗜好が変わることが難しいですね。

    • by Anonymous Coward

      安価で小型・高精度のセンサーが溢れかえっている今なら、他の方式を検討してもコスト・性能的に許容できる可能性があると思う。

      MM型にホール素子を磁気センサに使うとか、コンデンサ型や圧電型を再発掘とか。
      出力レベル・特性の補正はどうすんだよ、ってのは従来のフォノイコライザー相当の機能は
      カートリッジ内にADCとDSP内蔵してカートリッジが自分で補正してやってもいいんじゃないかな。

      • by Anonymous Coward

        いやそれより、レーザーターンテーブルというのがあって

        実物は見たことが無い

        • by Anonymous Coward

          私もレコード盤からできうる限りの情報を引き出すにはレーザーが有利だとは思います。
          発売当時はいろいろな問題があったけれど、今ならほとんど解決できると思いますよ。

          ただアナログ・レコードを使うような保守的なオーディオ界の住人が、どこまで従来の
          フレームワークから逸脱したやり方を許容するのかは疑問では有ります。

          • by Anonymous Coward

            従来の回転しながら再生にこだわらないなら、一度じっくり時間をかけてレコードの形状を計測し、
            そのデータを読み出しながら再生するのが良いかと。
            レコードそのものの流通は色々と面倒なので、形状のデータをダウンロード方式で販売すれば
            多くの人が手軽に「レコード再生」を楽しむことができるでしょう。

            この方式の場合、最終的には録音データを物理的なレコードを経ずに、ダイレクトにデジタル
            形状データに変換することになるかと。

            • by Anonymous Coward

              3Dプリンタで再生するなら形状データでいいけど、
              音楽再生するならわざわざ形状データ使わずに素直に音楽データにコンバートして使った方が簡単なんですが
              「物理的なレコードを経ずに」だったら尚更です

              #メリットがあれば別でしょうが思い浮かばない

              • by Anonymous Coward

                多分、そういうツッコミ待ちのネタだと思う。

              • by Anonymous Coward

                もうさ、ようやくハイレゾとかできてアナログはデジタルより優れてる、って頑固に言い張ってた人たちの退路できたんだからそこは塞がずそっとしておいてあげようよ

            • by Anonymous Coward

              従来の回転しながら再生にこだわらないなら、一度じっくり時間をかけてレコードの形状を計測し、
              そのデータを読み出しながら再生するのが良いかと。

              そのセンサーには原子間力顕微鏡を使えば、レコードプレーヤーピックアップらしく針で探針することになるし、解像度は折り紙付きだ。
              ただ細か過ぎてデーター量と読み込み時間と、序でにレコードプレーヤー+ピックアップ価格も相当な物になるだろう。

    • by Anonymous Coward

      スタイラスに付いた芯無しコイル(MC)と
      スタイラスに付いた磁石(MM)では、
      いまだに芯無しコイルのほうが軽いでしょう

      20年前に、MM,MC(各々25,000円)を持っていましたが、明らかにMCのほうが良かったです。
      MMはSHURE Type5、MCはオーテクでしたので、これで言い切ってしまうのもおこがましいのですが

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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー

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