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電力

光ファイバーによる送電で動作する海洋観測システムの実験に成功 24

ストーリー by hylom
光で送電 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

古河電機工業などが、光ファイバーを用いた送電で動作する海洋観測システムの実証実験に成功したそうだ(ASCII.jp)。遠距離の監視・観測に用いるセンサーシステムには信号ケーブルと同時にセンサー用の電力線も必要だが、海中の電力線は腐食しやすいという問題があった。

今回の光給電システムは、光ファイバーを通したレーザー光を太陽電池を用いて電気に変換するというもので、敷設するのは光ファイバーだけで済む。ただし、1回線で送れる電力は75mWと微量であるためそのままではセンサーを駆動できず、電力を蓄えて一定間隔でセンサーや光モデムに給電するという工夫を行なっているという。

監視カメラを動作させるのにも成功しているそうなので、西之島のリアルタイム中継を実現したら良いデモになるのではなかろうか。

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  • 古河電気工業 (スコア:2, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2015年07月30日 22時00分 (#2856017)

    元記事からまちがっていますが、古河電気工業です。

    # スルー力が足りなくてすみません。

    • by Anonymous Coward on 2015年07月30日 22時28分 (#2856026)

      ああ、コメントタイトルとコメントで同じこと指摘しているのですね。

      「北干住」の件みたくしばらく何が違うのか悩んでしまいました。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      タレコミ主は三菱の刺客の可能性が・・・?

    • by Anonymous Coward

      気のせいってことで

  • by Anonymous Coward on 2015年07月30日 18時11分 (#2855888)

    と、太陽電池素子や充電池の劣化

    どっちが早いの?

    • by Anonymous Coward on 2015年07月30日 18時32分 (#2855904)

      光発電素子や蓄電池は劣化よりも、技術進歩よりも高効率化によってリニューアルしたほうが安くつくタイミングで交換でしょ。

      ちなみに海底ケーブルは25年程度らしいが、2003年熱海の切断のように、地形により力が加わったり地磁気などによって腐食が早まることがあるらしい。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      交換する場所が違うから比較するのは交換コストの方じゃないですかね?
      海中の電力線交換は大変ですし

      • by Anonymous Coward

        んでも、海上・地上設置の機器なら
        わざわざファイバーの光じゃなく
        普通に太陽光で発電すれば、っていう身も蓋もない話が・・・

        • by Anonymous Coward

          海中だから。

          • by Anonymous Coward

            わたしも元コメの人と同じことを思いましたが元記事をみてわかりました(汗)
            機器も海中なんですね。

        • by Anonymous Coward

          ん?両方海中ですが末端だけで済むのと数kmとかになるような電力線だとコスト全然違いますよね?っていうことなんですが

  • by Anonymous Coward on 2015年07月30日 23時08分 (#2856039)

    深海での使用実績ってないのかな?
    最悪事故っても、水溶性の放射性物質が出ない限り現実的な問題はなさそうだし。

    • by Anonymous Coward

      使用実績は知らないけどアポロ13が破棄したのならトンガ海溝に沈んでる

    • by Anonymous Coward

      海底設置の地震計の電源として原子力電池を使いますよ、だから投棄じゃありませんよ・・・

      という建前で、大量のプルトニウムを搭載した原子力電池付き地震計を海溝に沈めて放射性廃棄物を始末する、というのはできないのかな?

  • by Anonymous Coward on 2015年07月30日 23時27分 (#2856048)

    元記事の写真を見ると回路基板はアマチュアの電子工作レベルのもの
    日米間の海底ケーブル(光になる前も後も)では海底の中継器に給電してるが、そのためにケーブルが腐食しやすいなどという話は聞いたことが無い
    要は夏のネタ枯れ時期を狙ったマスコミ向けの話題提供にすぎない

    • by Anonymous Coward

      低コストのケーブルだと腐食しやすいとかじゃね?
      日米間海底ケーブルって半端なコストじゃないと思うけど。
      定期起動で済むような観測でガチガチに腐食対策したくない気持ち分からんでもない。

      # 用途が微妙、というのは判るが。

      • by Anonymous Coward

        低コストケーブルだって引っ張りや曲げ保護用のスチールワイヤ(テンションメンバ)入ってるし。
        フレッツ光の屋内ケーブルは2本のテンションメンバがついていて最初見たときはメタルの電話線を兼ねるケーブルかと思いましたもん

    • by Anonymous Coward

      海洋観測システムの~という話題なのに、なぜ海底ケーブルの話を持ち出すの?
      数千メートルの海底に長期間定置するシステムと、遠距離の監視・観測に用いるセンサーシステムって全然違うよ?

  • by Anonymous Coward on 2015年07月31日 4時03分 (#2856100)

    したら光ファイバーで電力供給もできるのに

    • 導電性→腐食しやすい

      で、結局意味ない気がするな。
      電気を通す材質を引っ張れるのなら、通信も電力線経由でできるだろうし。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        超電導物質は大体セラミック(酸化物)なので、伝導性と腐食のしやすさに絶対的な関係があるわけじゃないと思うな。金属なら陽極で陽イオンになろうとするのを止めることはできないかもしれないけど。

        • by Anonymous Coward

          非金属の酸化物で超電導が実現された事例ってありましたっけ?

  • by Anonymous Coward on 2015年07月31日 23時56分 (#2856678)

    懐中電灯の灯りで発電してるイメージ。。

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