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ストレージ

HGST曰く、「データセンターでデータセンター向けHDDを使用しないと故障率が高くなる」 47

ストーリー by hylom
値段の違いだけではない? 部門より

HGSTの担当者によると、「HDDは用途に合わせたモデルを選ばないと壊れる」そうだ(AKIBA PC Hotline!)。

以前、米オンラインストレージ運営会社が「SeagateのHDDは壊れやすい」と発表したことが話題になったが、これはデータセンター向けのHDDを採用していなかったからだという。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2015年05月11日 12時15分 (#2812191)

    スピンドルはスピンアップ時に負荷が高いので
    適した止め方しないと寿命が縮むって
    当たり前のことしか言ってませんよ

    再起動や終了頻度や
    ファームとOS上での退避タイミング調整など
    ちゃんと適正に使った方がベターというだけ

    引用のSeagateのデータについては
    統計の取り方に偏りがないかは検証が必要

    # Seagateのファームバグがひどかったのはいい思い出

    • by Anonymous Coward

      > # Seagateのファームバグがひどかったのはいい思い出

      えっ。いい思い出なの?

      • by Anonymous Coward

        同業他社の人なんじゃね?

        • by Anonymous Coward

          過去形にしてしまって良いのか?の方かと

      • by Anonymous Coward

        ファームバグ品をしれっとセールしてる外道なお店は結構ありますので
        格安で買ってファームアップして使うといい思い出になりますよ

        • by Anonymous Coward

          ファームのアップデートって店でやるんかな?
          だとすると、やる手間惜しんでセールで処分するという選択肢はあると思う。

          • by Anonymous Coward

            手間というかね、開封品になっちゃう。 アップデートしなければバグが顕在化する恐れがあり、失敗すれば故障品、成功すれば開封品となってどうやっても定価で売りづらくなる。店にとっては結構嫌だろうなー。

            • by Anonymous Coward

              そんな善意の塊のお店なんて希少種ですよ
              ふつうはしれっと何も書かずに
              「単なるSALE」として開催します

              しかも安い理由を定員に聞いても
              「単なるSALE」と回答するっ徹底ぷり

              # 外道がデファクトスタンダード

              • by Anonymous Coward

                ああ、そうか、開封せざるを得ないか。

                >「単なるSALE」として開催します
                >しかも安い理由を定員に聞いても
                >「単なるSALE」と回答するっ徹底ぷり
                ># 外道がデファクトスタンダード

                情弱が割を食うのは世の理。
                自分でファームウェアアップデートすれば問題ないので。

              • by Anonymous Coward

                変な話だね。
                ファームが古いことがわからない客に売るんだったら、わざわざ値下げする必要なんてないじゃないか。

              • by Anonymous Coward

                > 変な話だね。
                > ファームが古いことがわからない客に売るんだったら、わざわざ値下げする必要なんてないじゃないか。

                ま、ここ最近多い得意のネタだからね。
                ネタを書くにしてももう少し考えてほしいね。

              • by Anonymous Coward

                さっさと厄介払いしたんだろ
                ばば抜きでばばを取りやすいように飛び出させておくのと同じ

  • by hgsdrk (13085) on 2015年05月11日 16時44分 (#2812340)

    エンタープライズ用の高価なHDDの代わりに、安価な一般向けHDDを使って、
    ぶっ壊れやすくなる分は冗長で乗り切る、というのが、RAIDの一面なので、
    そりゃまあメーカーの人はポジショントークとして、(高価な)専用HDD使ってくれ、
    と言うよね、といった感想しか抱かないのは、私の心が汚れてるせいでしょうか。。。

    • by Anonymous Coward

      以前のオンラインストレージ運営会社によるHDDの信頼性調査、HGSTが高評価 [srad.jp]で話題になったSeagateの3TBモデルの件は、評価対象となったST3000DM001が元々24時間運用対象外のモデルだった事を指しているのでしょう?

      個人的にもST3000DM001はとてもよく壊れるHDDだと感じていますけれどもw 本来ではない用途での評価である事はその通りだと思います。

    • by Anonymous Coward

      今は関わってないので知りませんが、昔の製品だと用途で差がありましたよ。
      長時間動作のものは長期間放置で固着するリスクが高いが、耐摩耗性に優れた軸受け。
      ノート向けの物はその逆といったような。

      普通の製造業と同じで、バスタブ曲線のどこのリスクを低減するか、用途に合わせて部品やファームウェアを変えてました。

  • 7200回転のものだと、Deskstar と Ultrastar って中味同じで選別してるだけだと思ってました。

    コンシューマ向けを手放したということは、もう7200レベルの新製品は出なくて、15000回転以上とかのハイエンドのみになるんでしょうか。

    • んなことはありません。MegascaleDCのような「遅い」ニアラインにも需要はあります。DisktoDisktoLTO用とか。
      微細化で線速度が昔のSAS2.5インチより速いので、5400rpmでも充分なのです。

      設計は共通でもRVS(三軸振動検出)とかERCのようなハイエンドのファーム機能はデフォルトで無効にされてますよ。
      Linuxのsmartツールで後から有効にできますけどね。
      基本的に同じものだってのはリテールボックスの中身の型番見ればわかることです。
      型落ちのLSI/AVAGOハードウェアRAID愛好家の間ではHGSTか設計が7k3000と共通の東芝DT01を使えってのがメジャーな意見です。
      (個人的な印象ではWD赤より新品が確実に帰ってくるMARSHAL扱いのBOX版DT01の方が音を除けば高級だと思います。ERCを有効にすれば)

      #9261-8iはヤフオクで新品が25000円で投売りされてますよ。8発のRAID6程度ならこれで充分です。
      #取り外し品のN8103-130(9260-8iの機能制限版。ごにょごにょで純正品からキャッシュをオミットしたものと同等になります)は10000円切ってます。
      #PromiseはUEFIにまともな対応しないのでCore2再利用以外では使えません。OEM品も同じ。
      #ただ、今はRAID機能なしのSAS/SATA HBAにFreeNASでスクラブ不要なRAIDZ2が一番幸せだと思います。RAID板の入手性に難があるので。

      PCB見る限り、DesktopHDDとか呼ばれている種別の安物にはこういう機能がないばかりか
      昔は当たり前だった加速度センサーがないものも存在します。(WD緑)プラッタに置きっぱなしにせず3秒でヘッドを退避させるとか、
      メカを「最適設計」する(いわゆるソニータイマー)、プラッタの潤滑剤で着陸してもクラッシュさせないとか、昔のハイエンドな
      手法とは違う考え方で設計されているようで
      私の保有していたST3000DM001-9yn166に至っては連続通電20000時間以内で8台中7台がぶっ壊れてRMA交換になりました。
      ファームウェアも最新のCC4Hにしたのに。で、帰ってきたのは1CH166って改良版の新品でした。きもいのでヤフオク行きにしました。
      某所のレポートにはありませんけど、出場所はいえませんがES.3も「厳しい数字」のようです。7200.14系は地雷が仕込まれてます。
      SeagateはES3よりエンタープライズな製品じゃないと厳しいようです。SMARTの数字はかゆいところまで手が届きますが。

      寡占市場の機能差別化は既存のユーザをしばしば怒らせますね。昔は緑でもERC/TLIRは有効だったんですが、いつのまにか・・・

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      私も元ネタ読んでて気になったんですが,HGSTっていまだにコンシューマ向けのTOURO作ってますよね……
      http://www.touropro.com/jp/product/touro-desk/ [touropro.com]

      TV録画用途を推してる = 24/365通電 = DC仕様HDDのオハコということで,作り続けてるのかな……

    • by Anonymous Coward

      Ultrastarも大容量は7200rpmだよ。
      値段とか用途はハイエンドだけど。

  • by Anonymous Coward on 2015年05月11日 12時25分 (#2812201)

    品質チェックで落とされたものを別製品に見せかけて
    ワンランク下の製品として売り出しているだけですね

    • by Anonymous Coward

      上澄みの選別品だけ売ってたら歩留まり下がって値上げするしかないんだけど

      • by Anonymous Coward

        GPUでもCPUでもやってるような
        当たり前のことでよね?
        ってことなんじゃないかと

        • by Anonymous Coward

          CPUやGPUは同じプロセスルールでもクロックが上がらないものがあるので選別に意味があると思うけど、HDDって選別できるものなの?
          選別するコストの方がかかると思うのだけど。

  • by Anonymous Coward on 2015年05月11日 12時26分 (#2812202)

    現在のデスクトップ向けHDDはいわゆるオフィスアワーの9-17の週5日駆動を前提としていて、一方NAS用とかは24時間365日駆動が前提です。
    ってーことを考えれば駆動時間ベースで4.2倍回すことになります。

    なんで、最近買うHDDはWD Red一択。

    • 週5日駆動なら、スピンアップ/ダウンは計10回、
      24時間365日駆動のサーバなら基本0回。

      • by Anonymous Coward

        PCがオンのままでも、長時間アクセスが無いとOSがHDDのスピンを落とすんじゃない?
        しばらく席をはずしていて、戻ってキーボードを叩きだすと、フィイインとHDDがまわりだす音を聞くことがよくあるけど。

        あと、以前勤めていた企業では、夜間にウィルスチェックやバックアップなどのメンテナンスを走らせるので、
        業務が終わってもログオフだけにしてPCの電源は落とすなとIT部門から言われていた。

    • by Anonymous Coward

      いやいや、時間って関係ないんじゃね?

      いまどきのデスクトップって省エネ設定をしていれば、結構な確立でHDD止めてませんか?
      スピンアップが問題なら、動いている時間だけが問題とは思えないけど?

      • by Anonymous Coward

        スピンダウンが行われないことも放熱とかで問題になるんじゃね

      • by Anonymous Coward

        今時のディスクトップにHDDはないですね

    • by Anonymous Coward

      WDのスピンダウンは悪名高きInteliPeak
      8秒ごとにピックアップ退避で
      プチフリ三昧な壊的ライフ

      WDIDLE3 for Windows [google.co.jp]でググると幸せ

  • >データセンター向けのHDDを採用していなかったから

    これって、SeagateのHDDだけはデータセンター向けで無かったと言う意味なのか、
    コスト削減の為に全てコンシュー向けの安価な機種を使っていたと言う意味なのか、どちらなんだろう

    それによって相当意味が変わるような。
    前者の場合はあからさまにSeagateをハメにいってるが、
    後者の場合は、高品質なものは結果が違うという事を示唆するが、同一クラスの中でSeagateは品質がいまいちであると言う結論にかわりは無い。

    • by Anonymous Coward on 2015年05月11日 12時46分 (#2812218)

      記事をたどって元のレポートを見ましたが、リストに上がっているドライブの中で少なくともSeagateのドライブでデータセンター向けのモノは一切なく、すべて
      コンシューマー向けの普通のBarracudaシリーズでニアライン向けのBarracuda ESすら使われておりません。
      対して他のメーカーを見ると、WD Greenなどのコンシューマー向けもありますが、WD RedやらHGST Megascaleなどニアラインからデータセンター向けのモノが
      見受けられます。

      ということで印象としては限りなく前者に近いです。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        うーん、あそこの方針は「今手に入るうちで安いHDDを並べる」だから。単に用途にとらわれず、同じ価格帯のHDDを買っただけでは。(HGSRのHMSシリーズは同じ容量のDeskstarとそんな値段が変わらないか安い。0S03361とかだろうから。)
        ただ、WD Greenの3TBは初期テストの段階でエラーを沢山出したので本番では買ってない、みたいな事は書いてあった。これを「コンスーマHDDは業務に向かないように、ちょっとテストすればNGになるようにしてあるWD偉い」となるかは知らないけど。

    • by Anonymous Coward on 2015年05月11日 12時57分 (#2812224)

      このHGSTの人はわざと話をずらしているか、レポートを読んでいないかのどちらかだと思います。

      Backblazeのレポートで話題になったのはSeagateの3TB(ST3000DM001)の異様な壊れっぷりです。
      データセンター向けではない4TB(ST4000DM000)では通常の故障率であることがレポートでも述べられています。

      HGSTの人が示したグラフではメーカ別での故障率しか出していません。対象としている話題が違うんのです。
      http://i.gzn.jp/img/2014/09/24/hdd-reliability-sep2014/001_m.png [i.gzn.jp]
      http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/img/ah/docs/701/123/in12.jpg [impress.co.jp]

      親コメント
      • https://www.backblaze.com/blog/3tb-hard-drive-failure/ [backblaze.com]
        これか。3割が壊れたとある。

        比較対象として表されている四機種のHDDは全てデータセンター向け機種ではない無いな。
        そして、飛び抜けてST3000DM001の成績が悪い。同じSeagateの別の機種とも3倍以上違う。

        また、データセンター用ではないが、NAS用とされているWD REDであっても、HGSTのデスクトップ用とほぼ変わらない成績になってるね。

        後者って言う事でよさそうだ。
        そして、HGSTであればDC向けでなくてもそれなりに動くとも言えなくも無い。
        NAS用とうたって無くても高信頼性のHDDを供給しているHGSTだが、逆に高付加価値の高いタイプが売れない。
        自社製品が有利だというレポートに対しても、競合他社を擁護してまで用途にあったものを買え、と言わなきゃならない理由はここにあるのかも。

        親コメント
      • by Anonymous Coward

        「3TBは異様に壊れて、4TBは普通」といえるのか、その資料からでは分からないよ。
        なぜなら、3TBのものと4TBのものとでは使用時間が違うから。

        4TBモデルは導入間もないからまだ壊れていないだけで、これから壊れるという可能性もある。

    • by Anonymous Coward

      いや、普通seagateのDC向けモデルを選ばなかったから、と読むだろう。
      リンクされてる過去ストーリーだと省電力ためにすぐにヘッダが退避して
      しまうモデルもあるわけだし、想定用途によって設定が違うんじゃないの。

      あと、同一クラスというのがどこから持ってきた話なのかよくわからない。

      • by Anonymous Coward

        だれも、根拠の無いお前の「普通」なんて聞いてないのよ
        わかったかい?

    • by Anonymous Coward

      むしろ、
      「あのデータはSeagateのデータセンター向けHDDじゃないから故障率が高い、あれは用途が違うからでSeagateの実力ではない」
      とSeagate擁護してるように見えてきた。

  • by Anonymous Coward on 2015年05月11日 12時44分 (#2812216)

    考え方次第では。

    データセンター向けでも壊れるときは壊れる。
    故障率を考えて、データセンター向けを使うよりコンシューマー向けの安いのを使ったほうがコスパよければ、
    コンシューマー向け使うセンターだってあるよね。

  • by Anonymous Coward on 2015年05月11日 13時02分 (#2812233)

    どゆこと?

    • by Anonymous Coward

      昔は日立だったけど買収されて日立じゃなくなったので、
      HGSTという名前はブランディングのために残すけど
      HはHitachiの略じゃなくなった。

      • by Anonymous Coward

        Hは日立のHですよ。HGSTは日立、下僕、すごい、東芝
        この四語の頭文字です。

  • by Anonymous Coward on 2015年05月11日 21時17分 (#2812577)

    これが Backblaze のリポートを交えて、HDDメーカーの中の人がまとめた見解とされると、補足も含めて非常に丁寧に報告を作成した Backblaze の人はがっかりするんじゃなかろうか。特にデータセンター向けのHDDの方が故障率が低いというのは Backblaze の別リポートで明確に「そのような傾向は見られない」と否定されてますよ…。現状は追加投資に見合った効果が得られないと明言されてる。

    ひとまず参考になりそうな補足リンクを:
    Hard Drive Stats - FAQ | Backblaze Blog
    https://www.backblaze.com/blog/hard-drive-stats-faq/ [backblaze.com]

    > Q: Why don’t you use enterprise or NAS drives?
    > A: We’ve done a bit of analysis and in our environment there really is not much of a difference between enterprise and consumer hard drives. You can read our findings on our “Enterprise Drives: Fact or Fiction” blog post, but the TL:DR version is that their higher cost does not make up for their performance.

    Enterprise Drives: Fact or Fiction?
    https://www.backblaze.com/blog/enterprise-drive-reliability/ [backblaze.com]

    > So, Are Enterprise Drives Worth The Cost? From a pure reliability perspective, the data we have says the answer is clear: No.
    > Enterprise drives do have one advantage: longer warranties. That’s a benefit only if the higher price you pay for the longer warranty is less than what you expect to spend on replacing the drive.

    あと、なんでST3000DM001がここまで極端な故障率を見せているかの考察も興味深いので、お時間があればぜひ。

    Dissecting 3TB Hard Drive Failure Rates
    https://www.backblaze.com/blog/3tb-hard-drive-failure/ [backblaze.com]

    > The drives in question were produced beginning in Q3 of 2011. It was during this period that the Thailand Drive Crisis began. As a reminder up to 50% of the world’s hard drive production was affected by the flooding in Thailand beginning in August 2011. The upheaval that occurred to the hard drive industry was well documented. The drive manufacturers generally did not discuss how specific drive models were impacted by the Thailand flooding, but perhaps the Seagate 3TB drives were impacted more than other models or other vendors. One thing is known, nearly every manufacturer reduced the warranty on their drives during the crisis with consumer drives like the Seagate model ST3000DM001 being reduced from 3 years to 1 year.
    > While this particular 3TB model had a painfully high rate of failure, subsequent Seagate models such as their 4TB drive, model: ST4000DM000, are performing well with an annualized 2014 failure rate of just 2.6% as of December 31, 2014.

  • by Anonymous Coward on 2015年05月12日 6時49分 (#2812720)

    Seagateのはタイの洪水対応でメーカーに乞われて寿命を限定出荷した品が横流しされた品だと聞いたよ

    • by Anonymous Coward

      タイの洪水が終わって大分だつけど
      2015年初夏の時点でもST3000DM001は売られていて
      加えて故障報告を散見するように思うよ

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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン

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