PFUが裁断なしにスキャンできるドキュメントスキャナを発表 129
ストーリー by hylom
ページめくり代行は違法か議論したい 部門より
ページめくり代行は違法か議論したい 部門より
PFUがドキュメントスキャナ「ScanSnap」の新モデル「ScanSnap SV600」を発表した(プレスリリース)。 書籍などを裁断せず、そのままスキャンできるのが特徴。TarZ 曰く、
「自炊」の諸問題が再燃する危機。これはけしからん。そしてA3までスキャン可能!
類似の製品でエリアイメージセンサを使った安価なものは見たことがあるが、これはちゃんとラインCCDセンサを使っている。
直販価格は5万9,800円。スキャン時間は見開きで3秒以下、ページめくりを検出して自動でスキャンを実行する機能も搭載されている。
首ふりセンサー部 (スコア:4, 参考になる)
A3でカラー/グレー600dpi、白黒1,200dpi相当というから、相当な画素数になる。性能としては前者を基準に考えればいいと仮定すると、単純計算で9920×7086=約7000万画素相当。さすが、ラインCCDセンサーで、ヘッドを首ふりさせているだけの事はある。
つまり首ふり機構が主要な可動部になる。フラットベッドスキャナの末路はセンサーの搬送機構の故障だから、やはり可動部がネックになるのは同じか。
あと、平面資料向きの商品企画なので、そこは評価するとして(それはさておき)、(ないものねだりにはなるが)半開きの書見台のようなクレードル形式(120度~130度くらいかな)が課題になる。本のデジタル化のネックは、のどの開きで、180度開きは一般化しにくい。ページの反りも少ないから、押さえて平面を保つのもやりやすい。開発中止になった、ION AUDIOのBOOK SAVERも角度はそんなもの(GIGAZINE [gigazine.net])。
Re:首ふりセンサー部 (スコア:2)
詳しい情報がなかなか見当たらなかったのですが、光学解像度218~285×152~283dpiでしたか(PC Watch [impress.co.jp])。カメラから近いところが高く、遠いところが低いんでしょうねえ。3ライン...?(よく分からん
速攻WBSで取り上げられている (スコア:2)
「ちょっと微妙な商品」から「いま話題の商品」を紹介するようになったのだ。
首振りも良い感じだし,補正も文字に限れば問題なさそうですね。
自炊の目的は何か? (スコア:2)
最近の私の読書スタイルとしては。
1)気になる本があればまずカーリルで図書館の蔵書検索。
2a)蔵書があればそのまま予約
3a)読み終わって読み返すべきと思えば自分で購入(ほとんど該当なし)
2b)蔵書がなければ購入(購入については再考しますが)
3b)読み終わって読み返すべきと思えば保管、読み返す必要がなければブックオフで換金
4)置き場所がなくなってくれば幾つか選択して、それらをキンコーズで裁断してもらい自炊して紙の書籍は廃棄する
という流れが定着してきました。自炊していない頃は、本への愛着ではなく「必要になるかも」という未知なる不安からついつい残してしまうという状況でした。
なので私の自炊目的は単純に保管場所の節約です。非破壊自炊ができることはキンコーズに払う200円程度がウクに過ぎない。その代わりにしいられる作業が膨大かなぁと。
そんな私には非破壊で自炊できるメリットがピンとこない。紙の本と電子化されたデータの両方が欲しければ、それこそブックオフで買いたして自炊したら捨てれば良い訳で。ブックオフでも高額な場合には諦めるとか、値段下がるまで待つとか。いらなくなった人からもらうとか。
もちろん、そんな理由で最初から電子書籍と紙の本両方ある場合は電子書籍を買うことがほとんどです。
多少荒れそうなネタ振りしてますが、問いかけの目的は。どう言ったニーズがあって、どれぐらいの数でそれが支持されるんだろうというのが知りたいです。自炊も定着してきたと思います。自炊が楽しい人ばかりでなく、目的持って日々?自炊してる人がかなりの数いると思うので教えてください。
職業としてのプログラマ
Re:自炊の目的は何か? (スコア:1)
古い本の電子化ですが、その本自体を残したい理由は何でしょうか?電子化すると同じ内容のものが今後は劣化することなく読めます。にもかかわらず本の形で保持しなければいけない理由を知りたいです。その理由によっては電子書籍があっても紙の本を買いつづけるという事もあると言うことですよね。
持ち運びに便利になるというのは確かにそう思います。苦労せずに多くのものを携帯したいというのは、音楽でも同じことが先に起こっていました。つい最近までCDを1枚、10曲ぐらいを携帯するのが普通だったのが、今では数百曲、さらには千曲越えなんて状況もありえます。本でも同じことが言えて、アメリカみたいに単行本がない場合には本を持ち運ぶのは苦労すると言います。
印刷については電子化しなくてもコピー機でできますよね?電子化する真の目的は何でしょうか?引用というのはスライドに射影することをイメージするのでしょうか?単純に見せたいのであればこれも実物の本を持って該当ページを示すことでできますよね。
学会誌を廃棄したいのは場所の節約以外に何があるのでしょうか?
個人的には自炊というのは今後も行われていくのか?と言う疑問に答えを出したいために聞いてみました。
いただいた目的を整理すると、紙で持っている本が古い、紙の本は持ち運びに不便、紙の本では利用に負荷がかかる、紙の本を捨てたい。となり、紙のデメリットから脱却するために自炊をしている。言い換えると電子書籍が手に入るのであればそちらを選ばれることで、自炊はしなくなるという解釈でよろしいですかね?ただし学会誌のような紙で送られてきちゃうものが存在する限り、自炊はなくならないことも想定できる。
自炊がなくなるか否かを確認したいのは、自炊は今後も必ず行われていると考えるべきか、今だけ過渡期のために暫定的な対処をすればいいだけなのか、どちらのスタンスをとるかで規制する内容が変わってくると想像するからです。
職業としてのプログラマ
Re:自炊の目的は何か? (スコア:2)
やっぱり紙のユーザビリティは問題にする人はいますね。反応として紙の本を書き込みなどをしながら読むので、読み終わってから、書き込みも一緒に取り込みたいといったニーズはあるのかと予想してました。
やっぱり自炊はなくならないと思った方がいいですね。
職業としてのプログラマ
Re:自炊の目的は何か? (スコア:2)
中身と同じく本自体の価値ってあるんですn。
職業としてのプログラマ
日記の方でも書いたことですが (スコア:1)
これを使うと、裁断スキャンに比べて異常に人件費がかかるため、裏ワザ「流用」を使わない限り自炊代行の商売になりません。
裏ワザは裁断スキャンでもダメですから問題ない。
個人が個人的にスキャンすることを法的に問題にするのは今のところしてませんから、
それが非破壊かつ安上がり(カッター要りませんから)にできたとしても文句を言われる筋合いはないのでは。
「本の悲鳴」も聞こえませんし良いことしかない。
Re:日記の方でも書いたことですが (スコア:4, 興味深い)
日記の方で出てた問題になりそうな点は、
友達から、あるいは図書館で本を借りてスキャンして返す。
ブックオフで買ってスキャンしてブックオフで売る。
のようなことが容易にできてしまう点。
あと、
破壊スキャンではあまり問題にされなかった、
『自炊とか言ってる奴らは、スキャン後転売するんじゃないのか?』
という誹謗が再燃すること。
ですかね。
Re:日記の方でも書いたことですが (スコア:2)
>あるいは図書館で本を借りてスキャンして返す。
新品、あるいは古本が容易に入手可能な最近の本ならばらしてスキャンの方が手間賃考えれば圧倒的に楽・安価なんで問題なし。
むしろ図書館にしかないような絶版本・稀覯本のスキャンにこそ威力を発揮しそうです。
とりあえず、著作権切れ文献を片っ端からスキャンしまくって、青空文庫なり杉田玄白なりグーテンベルクなりで公開されると嬉しいな。
Re:日記の方でも書いたことですが (スコア:1)
> 『自炊とか言ってる奴らは、スキャン後転売するんじゃないのか?』
それこそ法律を盾に批判してる連中相手であれば、別に何か問題でも? と返せば済む気がしますが。
# それすら面倒なので電子版買い直してるけど
Re:日記の方でも書いたことですが (スコア:1)
それのどのあたりが問題なのか教えていただけますか?
完全に私的複製の範囲内で、問題点が見当たりません。
Re:日記の方でも書いたことですが (スコア:4, 興味深い)
合法ですが、それでも問題になりそうな気がします。
このような状況が簡単になって、やる人間が増えてくれば、
どこかで著作権者や出版社が文句を言い出すに違いなくて、
文句を言うだけならいいですが、私的複製に制限がかかる方向に移行すると、
これまで平気だったことも平気じゃなくなる可能性があってイヤ。
で、ここからは個人的感覚ですが、このスキャナで簡単にできるようになる、
『スキャンした後原本を売る』とか『借りた本をスキャンして返す』という行為は、
『よくない(=あらためて議論されたら、これを違法とする方向になってもおかしくない)』と思う。
Re:日記の方でも書いたことですが (スコア:2, 興味深い)
法律を覚え始めた人にありがちな勘違いなんだけど、法律が先じゃないんだよね。
社会的に問題となることがあってから法律が作られるの。
スキャン済みの書籍が派手に中古市場に出回るようになれば、社会問題になるのはわかりきってる。
譲渡権の消尽あたりが見直されることになるだろうね。
Re:日記の方でも書いたことですが (スコア:1)
変化の契機は必ず「都合の悪い声がデカイモノ」が発端になるのが問題。
結局、そのものとしてどうあるべきか?とか社会全体としてどうあるのが最適か?は議論されない。
議論しても、学者が絵空事をとか言われて潰され、売れない書籍にこっそり載るだけ。
変化を待つのには大賛成!
しばらく状況を見て、機械の売れ具合とか、中古本の流れとかを正確にウォッチしてから議論しないと。
もちろんその前提には現状の把握、該当する法律、条文が制定された時の状況や想定範囲も把握する必要がある。
職業としてのプログラマ
Re:日記の方でも書いたことですが (スコア:2)
現行の著作権法をざっと見ました。昔とそれほど変わってないじゃんと思ったのは勘違いかな?20年以上前の私が学生の頃でも、「レコードって、オイ!」というツッコミがあったよ。一応、私はCD世代なので。
改正されてるけど、多くの場合は条文の追加と削除がメインで、前提となる法理からの再考は行われませんよね。
一度複製してしまえば、同じ品質で複製の複製を作成できるデータを作り出せる、スキャナの存在を意識して追加している部分が見受けられないんですけど。総則の定義の部分は相変わらず「有形」となっていて、複製物は元と完全に同一ではない前提が見えてしまうんです。
法解釈や有力な学説、判例がその部分はカバーと言われると、それは違うでしょ?と言わざるを得ないし。
建付としてスキャナがなかった頃の法律をどうのこうのしても仕方がない状況じゃない?それより明文として条文に盛り込もうよということです。
職業としてのプログラマ
Re:日記の方でも書いたことですが (スコア:1)
本当に1970年導入された自動複製装置に電子データとして複製するスキャナが含まれているんでしょうか?当時はビデオデッキでビデオテープをビデオテープに複製すること、コピー機で紙を紙に複製することしか想定していないのでは?
ご指摘の書籍、公衆用自動複製装置、暫定猶予措置の部分から、1970年当時にスキャナのような技術を想定していたというロジックは見当がつきません。ここでは当時のスパーなどに置いてある10円入れてコピーできるコピー機でも書籍はコピーしてよいという現状の追認ですよね。
今後も以下の議論の取っ掛かりである「現時点の定義で考えるとスキャナは自動複製装置に含まれるであろう。」を維持できる根拠は何ですか?
●スキャナの複製は合法である(みんな合意できている)
スキャナによる複製は自動複製装置による。よって自炊は合法であり、自炊後の紙の書籍は捨てるなり、あげるなり、売るなりできる。だから今回の機器でスキャンすると、紙の本はブックオフで合法的に換金できるぞ。
●社会的な問題から法律は変わるという意見
現時点で合法でも、社会的に問題になったり、権利者が動き出せば合法でなくなることもあります。また、文化庁と書協で協議している。ただし、今は規模が小さな中古本市場が、スキャン後の本を売れるようになったところで問題になるほどのインパクトあるかは疑問の余地がある?
一方でスキャナがなかったときに法律が作られている。スキャナが普及したらそれを想定した形で法律を変えるべき。スキャンした本を売ることなんて考えてなかったから、出版業界には危機感のでは?
●議論の余地がないという意見
著作権法は頻繁に改正されている。平成24年に改正されているため、既にスキャナは想定されている。スキャナの私的コピーは認められており、今後も問題視されない。
(明示されてませんが、主張としてはそうならないと雑音と同じ)
●スキャナ含まれてる?(私の意見)
改訂されていても電子データを作るスキャナの概念が追加されていない。そんな状況で、解釈論や学説、判例をもってどうのこうのしても意味がない。スキャナを追加しよう。
●1970年から自動複製装置の概念がある
スキャナも含まれる。
私的にはそう言われましても。そこが変わっていくのではないかという話であって、含まれ続ける理由を説明して欲しい。
職業としてのプログラマ
Re:日記の方でも書いたことですが (スコア:1)
DVDの私的複製ができなくなったのは、CSS解除が複製にあたらなくされたんですね。パソコンが自動複製装置にから外されてるのではないですね。勘違いしました。
自分の蔵書を自炊で電子化していきたいので、DVDみたいにスキャナでの電子化は私的複製に当たらないと改正されないようにするにはどういう予防措置を取ればいいんだろうか?
私の案はスキャナの類を追加定義して、その場合の私的複製も合わせて定義すれば守られると考えてました。もっと簡単な方法がありそうですね。
職業としてのプログラマ
Re:日記の方でも書いたことですが (スコア:1)
gdgdと権利叫ぶ前にまっとうな電子書籍システム用意して需要を消滅させれば話が早いのにね。
Re:日記の方でも書いたことですが (スコア:1)
本を読むときとスキャンするときでは「ページめくりの手間」の重さが段違いだと思いますよ。
読みながらスキャンするなら気にもならないでしょうけど、スキャン作業専念の場合はきっと面倒に感じると予想します。
読んでいる最中にはページめくりは気になりませんが、特定の一節を探してページめくりするのは面倒だったりしませんか?
#業務で多数のファイルを管理するときに
#「製品1グループごとに移動させてからファイル名を設定する」場合と
#「多数の製品グループのものをまとめて移動させておいてあとから一気にファイル名を設定する」場合、
#「あとから一気にファイル名を設定する」作業のほうがイヤになります。
ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
Re:日記の方でも書いたことですが (スコア:1)
従来通りの裁断式でも、本を分解・裁断するときに怪我したり(※)、ページがくっつかないように良くほぐさなきゃいけなかったり、それでもドキュメントフィーダがジャムったり(笑)と、それなりの手間はかかりますよね。
それを考えると、前準備のいらないこのスキャナは、トータルの手間ではそう変わらないのじゃないかという気も……。
※数年前、ローラーカッター式の裁断機で中指の先をざっくり切ってしまってからは、腰が引けてスキャンしなくなってしまいました。
(今も傷跡がうっすら残ってます)
Re:日記の方でも書いたことですが (スコア:1)
読みながらスキャンすればいいだけ。
個人的に欲しい (スコア:1)
家族、とくに親戚の子供には見せられるようなものじゃないけど好きな漫画や小説をしまう場所に困らなくなる!
#遊びに来るたびに本を漁って行くので冷や汗もの
ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
スキャナーでなくコピー機なら (スコア:1)
この形式のものを10年以上前に見たことあります。
製本雑誌のように重いものとか傷んでいるものをコピーするのに重宝していました。
コピー機だったので当然スタート用のフットペダルがついていましたが
これにはオプションでもつかないようですね。そこはちょっと残念かな。
Re:スキャナーでなくコピー機なら (スコア:1)
裁断不要で本をスキャン PFU、書画カメラ風ドキュメントスキャナ「ScanSnap SV600」 [itmedia.co.jp] (ITmedia)
によると、
--
ページをめくったことを自動検出し、連続スキャンできる「ページめくり検出」機能を搭載。
--
とあるのでフットペダルはそれで代用していると思います。
# 物理的なものの方が信頼できるのかもしれませんが。
もしOCRを前提とするなら (スコア:1)
経験的には通常のドキュメントスキャナでグレースケール600dpiが「最低限」のラインなので, 今回のものの歪み補正600dpiがはたして実用に耐えうる物なのか, しばらくは人柱待ちですね.
Re:もしOCRを前提とするなら (スコア:1)
カタログというか, セリフ(ヒゲやウロコ)が無いフォント(たとえばゴシックとか)なら, 行けそうなかんじですね.
でも残念ながら, 製本された文書ってセリフ付きの明朝体とかが使われていることが多いので.
非破壊スキャナが破壊するもの (スコア:1)
いつかは出てくると思ってたけど、思ったよりもずっと早く出てきたなぁ。
正確なところは実機のレビュー待ちになりますが、湾曲補正機能の性能によっては社会問題になる可能性があります。
動画を見る限り、「読みながらスキャンする」という作業が可能で、読むついでであればページめくりの手間もさほど気にならないでしょう。
従来の断裁スキャンとどちらが手間かと言われると、むしろこちらの方が手軽かもしれません、
で、これを使ってやられると、出版社が大いに困るのか
・図書館で借りてきた本をスキャン
・ブックオフで買ってきた本をスキャンしてまたすぐに売る
・友人、知人に借りた本をスキャン
このあたり。
これが定着してしまうと、話題作、ベストセラーと呼ばれている本が、発売日から一定期間を過ぎるとととたんに売れなくなります。
現在の出版社は、ほとんどが赤字すれすれで新刊を沢山出して取次の一時金で資金を回しつつ、たまに出るベストセラーで回収して総合的に黒字に持ってくるというモデルになっています。
著作権法の出版権の仕組みや高度な取次流通システムなどのおかげで、業界ぐるみで自転車操業することを可能にしており、このシステムのおかげで、日本では世界一豊富な品揃えの世界一高品質な書籍を世界一安い価格で入手することが出来るわけです。
しかし、非破壊スキャンによる図書館や古書店を経由した二次流通が増えてくると、中古市場に一定数の数が提供された時点で新刊の売れ行きがぱたとやんでしまうことになります。
この結果、ベストセラーによって回収出来ていた利益が大幅に減ることになり、おおよそ全ての出版社の資金繰りが猛烈に悪化していくことになります。
出版社がつぶれてしまえばやがて新刊の提供そのものがされなくなりますので、取次から書店から印刷所まで一蓮托生であぼんしてしまうことになります。
つまり、紙の書籍にまつわるエコシステムそのものが破壊されてしまうと言うことです。
その結果、電子書籍への移行が行われるということもあるかもしれませんが、混乱から立ち直るのは相当な期間を要することになるでしょう。
その混乱の間に多くの作家が廃業し、電子書籍で提供される本のクオリティも大きく下がってしまうことになります。
これが考え得る最悪のシナリオです。
実際には、そうならないように国ぐるみでいろんな対策をとってくると思います。
例えば、図書館の本はすべて館外持ち出し禁止になるとか、三ヶ月程度で薄れてろくに読めなくなるようなインクで本が印刷されるとかね……。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:非破壊スキャナが破壊するもの (スコア:1)
考え過ぎじゃないかなあw
エコシステムの破壊、なるほど。
で、ブックオフって知ってます?
Re:非破壊スキャナが破壊するもの (スコア:1)
規制側の都合のいい理由にはされるだろうけど、売り上げが落ちる直接原因にはならないでしょ。
これで売り上げが落ちるためには一家に一台レベルで普及しないとだけど、そんな未来くるわけないじゃん。
Re:非破壊スキャナが破壊するもの (スコア:1)
>日本では世界一豊富な品揃えの世界一高品質な書籍を世界一安い価格で入手することが出来るわけ
そんな間違ったことを信じているのは、出版社の人だけかも。
店頭ではなく出版の時点で品揃えは偏っているし、誤字脱字はおろか校正しているのかというレベルの低品質で、売れ筋の本など価格は世界いと高いといっても過言ではない。
お金によって物を書いたり刷ったり流通したりする文化が消滅するのは、文化を振興するために有益かもしれない。
Re:非破壊スキャナが破壊するもの (スコア:1)
いや、PC Watchのそれはレビュー記事じゃ無いだろjk…。
きっと (スコア:0)
レゴマスターが自動めくり機をつくってくれるよ。
あと、立体物もスキャンできていいね。ねことか。
図書館が繁盛しそうだ (スコア:0)
これをつかえば図書館で借りた本をスキャンして返却できるから、図書館が繁盛しそうだ。
Re:図書館が繁盛しそうだ (スコア:1)
紙資料のpdf化スキャンをやったことがありますが、ADFの方が絶対に楽。
本を見開き1ページずつ読ませて行く作業だと、紙の枚数だけ1つずつ手を動かして…なので
薄い本(物理的に本当に「薄い本」)なら手間も耐えられるかもしれませんが、
新書程度でも音を上げるんじゃないかな(笑)
もしかして、スキャナを設置して時間貸しすれば、利用時間が伸びて稼げる?
でも途中で「バイト代払うから代わりにやってぇ~」と泣きつかれそうな予感。
※「自」炊じゃないとダメですからねぇ。
用途が限られるような… (スコア:0)
結構バックリと開かないといけないのではと思います。
また、ページを押さえている指は写り込まないのか、も気になるところ。
Re:用途が限られるような… (スコア:1)
具体的にどの程度補正できるのか(指の映り込みとか含め)はINTERNET Watchの記事が参考になるかと。
付属のソフトで、指やクリップの映り込みをレタッチできるとか。
PFU、オーバーヘッド構造で非接触型の「ScanSnap SV600」
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20130613_603568.html [impress.co.jp]
Re: (スコア:0)
> 見開きにした本の湾曲を自動的に補正する
とあるので、ぱっくり開かずページをガッツリ押さえなくともスキャンできるかと。
品質には妥協の必要があるでしょうけど。
綺麗にスキャンしたければやっぱ裁断したほうがいいでしょう。
こだわる人は両方買わなきゃならんのかなw
PFU (スコア:0)
HHKといいスキャナといい、PFUは大手(富士通)の関係会社なのにニッチに喜ばれるいい仕事するなあ。
Re:PFU (スコア:1)
まずは和田先生の論文読めよ
http://www.pfu.fujitsu.com/hhkeyboard/pfutechreview/ [fujitsu.com]
http://www.wide.ad.jp/project/document/reports/pdf1995/part19.pdf [wide.ad.jp]
A3スキャナより安いじゃないか (スコア:0)
価格的にA3フラットヘットスキャナより安いね。
#A3フラットヘッド買うよりも、A3複合機買った方が安いのは知ってる
あとさ、最大読み取り寸法なんだが432mm×300mmになっている。
これ、縦方向がA4のままで、幅がレターまで拡張した、雑誌でよくある「A4ノビ」あるいは「A4変形版」の見開きが乗せられるサイズ。
これはいい。PFU本気だわ。
Re:A3スキャナより安いじゃないか (スコア:3)
×フラットヘット
×フラットヘッド
○フラットベッド
Re:速読みたいにパラパラ開くだけでスキャンしてくれるスキャナ (スコア:2, 興味深い)
それはまさしく石川先生がドヤ顔で出てこられるネタ.
http://www.k2.t.u-tokyo.ac.jp/vision/BFS-Auto/index-j.html [u-tokyo.ac.jp]
速読みたいに... iPhone上のJUCIE (スコア:2)
「パラパラ」でなく3秒おきくらいに「パラーリ」「パラーリ」
でよければiPhone上のスキャンアプリ(カメラアプリ)
JUCIEでしょうか。
『最速自炊カメラ「Jucie」』をiPhone4で試してみた。 [youtube.com]
僕はあまりじっくり使ってないので評価できませんが。
ある程度のわりきりで、納得できるかも。
Re:速読みたいにパラパラ開くだけでスキャンしてくれるスキャナ (スコア:1)
下敷きみたいに本に挟むとその2ページスキャンしてくれるスキャナ欲しいなあ。
スキャナ部を厚さ1~2ミリにしてもらわないと見開きページとかで中央のロスが大きくなりそうだけど。
Re:速読みたいにパラパラ開くだけでスキャンしてくれるスキャナ (スコア:1)
なるほど、その大きさになってしまいますか。
と言うか下敷き状にセンサを敷きつめたらコスト的に大変な事になりますよね(^^;
トライマグニスコープ (スコア:2)
まだ出来ていないのですけど。
星を継ぐもの [wikipedia.org]
Re:速読みたいにパラパラ開くだけでスキャンしてくれるスキャナ (スコア:1)
つまり、Google Glassを使えと。
単純にパラパラめくる動画を撮影して、再生して読むとか。
動画ファイルの再生時にページめくり感知してそこまで進めるってできるかな?
もしかして一度動画ファイルにしてからOCRでテキスト化するスタイルの方が楽か?(解像度とかいろいろ問題はあると思うけど)
#存在自体がホラー
Re:書籍スキャナー (スコア:2)
Webカメラで簡易自炊装置を作ってみた事があったのですが、
・OCR ができるレベルは無理
・動画モードではなく静止画モードで動かせばなんとか
・あまり画素数の多さは必要ないかもしれない(300万ぐらいでも文庫本の活字が読めるぐらいのものは撮れる)
・ただし、ピントが調節できない事が多い(自動フォーカスされたりする)、手動でピントを調節できないとかなり難しい
画素数より光学的な要素の必要性が大きいと思う
簡易自炊レベルの撮影ができたのはいいのですが、ページめくり->撮影の仕組みが面倒でいまのところほったらかしです。
・ページめくり自動感知は難しい(もしかすると状態によってその都度調整がいるかもしれない)
・インターバルタイマーの人的な動作だと撮影間隔を十分にとると時間がかかり、そのペースだと速読で読めるんじゃないかと思える
・このストーリーでUSBフットスィッチの存在を知ったのでそれが使えないかなあと考えている
というか、積読対策としての自炊にある程度時間かけるなら、その時間で読めばいいんじゃないかと作ってから気が付いた。
#存在自体がホラー
Re:書籍スキャナー (スコア:1)
図書館でも普段は閉架に入れておいてデータで観覧させるような本当に貴重な本を電子化するサービスを行っているプロの業者があります。
たとえば大日本印刷は最大手ですし、図書館流通センター、紀伊國屋書店などもサービスを行っています。
そのほか、電子書籍でも紙をスキャニングして作成しているものも存在します。