レコードブーム再来? 昨年のレコード出荷、一昨年の二倍に 61
ストーリー by reo
原始世界に戻ろう 部門より
原始世界に戻ろう 部門より
ある Anonymous Coward 曰く、
NHK「かぶん」ブログの記事によると、レコードの出荷数が前年比の約 2 倍と大幅に伸びているのだそうだ。
音楽市場全体が 3000 億円規模であるのに大して昨年のレコード売上げは 6 億円ということで微々たるものではあるが、昨年はビートルズのアルバム復刻版などが相次いで発売されたことも要因として考えられるようだ。
日本レコード協会の統計 (スコア:3)
日本レコード協会の統計 [riaj.or.jp]を見てみると、国内生産2012年(1月~11月)累計の前年比、
CD合計邦盤は114%
CD合計洋盤は91%
アナログディスク邦盤は82%
アナログディスク洋盤は412%
邦楽CDは少し向上しているけど、洋楽アナログディスクの向上は半端ない。これは、報道にもある通り、うまいマーケティングによる特異現象なのでは。
懐古補正? (スコア:2)
>レコード業界に詳しい塙耕記さんは、「温かみのあるレコードらしい音に魅力を感じた人が、再びレコードに戻ってきているのではないか」と話しています。
「レコードらしい音」って具体的にはどういう音なんだろう。
イコライザーやらアンプやスピーカーでナンボでも音は変わると思うけど、それとは違う?
なんとなくAMトランジスタラジオから流れてくる音楽を想像してしまう。
Re:懐古補正? (スコア:4, 参考になる)
ダイナミックレンジの違いのよるところが大きいのでは、と推測してます。アナログレコードの
ダイナミックレンジは65dB前後、CDは96dBと大きく違いますからね。
レコーディングに関しては素人ですが、同じ楽曲をレコードとリマスタされたCDで聴き比べてみると、
マスタリングからレコード時代とCDでは違うようです。レコードは狭いダイナミックレンジを前提に、
CDはCDのダイナミックレンジを前提にマスタリングしているのではないかという感じで、それが
聴感上の大きな違いになっているんじゃないのかな、と。レコードが優しい音といのもその辺に
原因がありそうですよ。
人間が識別できる音のダイナミックレンジは120dBと言われていて、その意味ではデジタルのほうが
ずっと優れているのですが、広大なダイナミックレンジは一歩間違えば、耳に痛いとかうるさい
ということにもつながるわけですし。
Re:CDのダイナミックレンジは狭いですね。 (スコア:4, 興味深い)
ダイナミックレンジを圧縮していますね。
ローカライズとかコンプレッションとか?
でないと、カーステレオなんかで聴きにくいですから。
私も知り合いのコンサートを録音するんですが
録音機は96kHz24bitで録音出来ますが
後で変換した時に出るデジタルノイズが困るので
CDの規格そのままサンプリング44.1kHz、16bitで録音します。
録音して、そのまま聴くとレンジがありすぎるので
ローカライズしてダイナミックレンジを狭くします。
市販CDのように周波数特性は上と下でカットしませんけど
(だいたい市販のほとんどのCDは100Hz〜15kHzしか
入っていない。デジタル変換ノイズを回避するため
CDが発売された頃、f0〜20kHzと言われてきましたが
市販されたCDではカットされていますね。)
最近の再生機は100Hzと15kHz付近のボリュウムを上げ
ダイナミックレンジや周波数特性をよいように見せかけている。
結果、レコードの方が良い音なのは、
ノイズは入っていてもそのノイズの中の小さな音量の音楽を
ちゃんと人間の耳は聴いているのでダイナミックレンジは
広く、周波数特性も広いと言う事ですね。
これは、CDの音が悪いと言うのではなく、
貧弱になった再生機にあわせる事で
このような事になっていると思うのです。
世の中の多くの人が貧弱な再生機で再生しているのですから。
Re: (スコア:0)
え、レコードは再生したら音が劣化する?
もちろんですよ、再生なんかするわけないじゃないですか。ジャケットの封は閉じたまま、CDをはるかにしのぐ美しい音質で再生されている様子を想像して楽しんでこそ真のオーディオマニアです。
# 真のオーディオマニア失格でいいのでAC
Re:懐古補正? (スコア:1)
その話というのは、彼の死ぬ一二年前のことらしい。ある日老いたるオーディオマニアが知人の許に招かれて行ったところ、その家で一つの器具を見た。確かに見憶えのある道具だが、どうしてもその名前が思出せぬし、その用途も思い当らない。老人はその家の主人に尋ねた。それは何と呼ぶ品物で、また何に用いるのかと。主人は、客が冗談を言っているとのみ思って、ニヤリととぼけた笑い方をした。老オーディオマニアは真剣になって再び尋ねる。それでも相手は曖昧な笑を浮べて、客の心をはかりかねた様子である。三度オーディオマニアが真面目な顔をして同じ問を繰返した時、始めて主人の顔に驚愕の色が現れた。彼は客の眼を凝乎と見詰める。相手が冗談を言っているのでもなく、気が狂っているのでもなく、また自分が聞き違えをしているのでもないことを確かめると、彼はほとんど恐怖に近い狼狽を示して、吃りながら叫んだ。
「ああ、夫子が、--古今無双のオーディオマニアたる夫子が、レコードを忘れ果てられたとや? ああ、レコードという名も、その使い途も!」
#しかし、オーディオマニアって何の名人なんだろう?
レコードらしい音 (スコア:1)
プチノイズとか?
数回の再生後の絶妙な色褪せた感とか?
Re: (スコア:0)
「レコードらしい音」って具体的にはどういう音なんだろう。
CDでもレコードっぽいプチプチノイズを入れておいたら満足したりしてw
Re: (スコア:0)
廃棄物ⅩⅢ号の心を掻き立てる音。
Re: (スコア:0)
ヒント:CDのサンプリング周波数
Re:懐古補正? (スコア:4, 興味深い)
サンプリング周波数を問題視する人は多く、問題がないとは言いませんが大きな問題ではないと
思いますよ。
まず、レコードを192kHzでサンプリングしてFFTで周波数成分を見ても22kHz以上の音などないに等しいです。
また20kHz以上の音が聞こえるという科学的根拠はないので、44.1kHzというサンプリングレート、
記録できる上限が22kHzというCDの規格で十分です。
で、現在のオーディオ用DACで使われている8倍オーバーサンプリングのインタポレーションフィルタや
ΔΣ変調方式のDACは22kHzまでの源信号をよく再現します。22kHzまでであれば、CDでもほぼ正確に
再現できるんですね。帯域的にはレコードと大差はないし、再現性という点では44.1kHzサンプリングの
CDのほうが上でしょう。
インタポレーションフィルタのようなものが音に影響をあたえるという意見もあると思いますが、アナログ
レコードのRIAAフィルタは±20dBというかなり乱暴なもので、インタポレーションフィルタのようなもの
の存在を問題視するのなら、RIAAフィルタのほうもかなりの問題だと認識するのが公平じゃないかと
思います。
Re: (スコア:0, おもしろおかしい)
CDの話題でオーバーサンプリングの話を持ち出してはいけません
インターポレーションフィルタによりリンギングが発生して音が悪くなるからです
テストCDを使ってCDプレーヤで再生した正極インパルスの波形は実に醜いリンギング波形になります
こんな波形を出力するCDプレーヤの音が良いはずがありません
これはオーディオマニアの常識です
>まず、レコードを192kHzでサンプリングしてFFTで周波数成分を見ても22kHz以上の音などないに等しいです。
FFTでは分析不可能な低レベルの成分がレコードの素晴らしい臨場感を与えているのです
媒質(空気)による音波の吸収の影響やHRTF(頭・耳介による周波数特性・指向特性)を問題にしてはいけません
Re:懐古補正? (スコア:3)
ネタにマジレスですが
>正極インパルスの波形は実に醜いリンギング波形
インパルス応答を問題視するのも意味がわからないですよね。アナログでもLPFはリンギングが
出るわけだし、実測したことはないですが多くのRIAAフィルタの過渡特性も酷いものだろうと
思うのですが。
美しい?Sinc波形を見せられて、これはダメだと感覚的に思ってしまうのでしょうが論理的では
ないなあ、と。
Re: (スコア:0)
×アナログでもLPFはリンギングが出るわけだし
○アナログ・フィルタでも設計によってはリンギングが出るわけだし
チャンネル・ディバイダなどではリンギングの出る特性のフィルタを使うことはありますね
(でもオーディオマニアはそれを無視する)
Re:懐古補正? (スコア:1)
オーディオマニアでオーバーサンプリングさせずにCDを再生している人、今やどれだけいるのだろう?
その界隈で最新の話題であるdCS Vivaldiですら、オーバーサンプリングさせるのが普通の使い方ですよね。
(まぁいろいろな工夫が合っての現状のようですが)
Re:懐古補正? (スコア:1)
最近あんま原音再生って言わないんじゃないかなー
私の知る範囲だけかも知れないけど。
好きな音出ればいいじゃないか。と。
Re: (スコア:0)
表現がおかしいな。RIAAは高域と低域をイコライジングしているだけですよ。
テープも普通にイコライジングします。
最新のサンダーボルトのLVDSだって、高域のイコライジングすることによって10Gbpsの領域でメタルで伝送ができるのですよ。もっとも、コネクタの直下にドライバICを仕込むという大変な伝送速度ではあるけど。
Re: (スコア:0)
> まず、レコードを192kHzでサンプリングしてFFTで周波数成分を見ても22kHz以上の音などないに等しいです。
LP末期はデジタルマスタリングされたものが多かったと思いますが、どの時代の盤の話でしょうか。
録音~カッティングまでの過程で一度でもデジタル化されていれば、その時点で高域はカットされて当然では?
現在新規に制作される盤はどうなんでしょうね。
デジタルで編集しておいて「アナログの方が原音に忠実」とか語ってないよね、まさかね。
Re:懐古補正? (スコア:3)
>LP末期はデジタルマスタリングされたものが多かったと思います
なるほど、それはあり得ることですね。調べたのは80年台初頭のものでテープ由来の
ヒスノイズも聞こえますが時代的にマスタリングの過程でデジタルを経ている可能性は
否定できませんね。
>現在新規に制作される盤はどうなんでしょう
現在はDSDや192kHzなど高いサンプリングレートでミックスダウンまで行われている
そうで、CDのマスターにするときに44.1kHzにリサンプルされるようなので、元の音源を使えば
問題ないと思われます。80年代当時がどうだったかは知りません。
ただ、20kHz以上が聴感に影響を与えるというのはちょっと考えにくいものがあります。
20kHz以上が聞こえるという有意なデータは私が知るかぎりないです。
ここからは仮説ですが、CDの音が悪いといわれる原因として考えられるのは22kHz以上
を強力なデジタルフィルタでカットする必要があることではないかと見ています。
フィルタのたぐいは極力減らしたほうがいいことは自明で、その意味ではアナログレコードも
RIAAのプリエンファシスとデエンファシスという特性を劣化させる要素を持っており
CDより優れているとは言えないというのが先に書いたことです。
おそらく最も理想的なのはDSDや192kHzなどでサンプリングしたデジタルでしょう。
可聴域に影響が小さなLPFだけでも対応でき、入り口と出口でフィルタを減らすことができるからです。
Re:懐古補正? (スコア:2, 興味深い)
> おそらく最も理想的なのはDSDや192kHzなどでサンプリングしたデジタルでしょう。
> 可聴域に影響が小さなLPFだけでも対応でき、入り口と出口でフィルタを減らすことができるからです。
現役音屋です。制作プロセス用でしたら、私もこれらが現時点でのベストと考えています。アナログ主体の制作プロセスならDSD、デジタル主体ならハイレートPCMが扱いやすいですねー。
ハイレートPCMに関してはご指摘の通りです。D/A変換時のLPF(多くはチップ組み込みのSCFと外付けアナログフィルタの組み合わせ)の通過域・遮断域の要件がゆるくなり、位相を犠牲にしたフィルタ設計をやらずにすみます。
DSDに関しては、方式上超高域でのダイナミックレンジが少なめという欠点はあるものの、レコーディングの実務としてはPCMより色付けが少ないようで重宝されるようです(<伝聞なのは専門じゃないため。「アナログラインをそのまま記録したみたいだ」という感想が出るとのこと)。ただDSDのままだとデジタルでの加工性が悪いので、アナログ機材を中心に置く構成にするか、DXD(384kHz/32-bit float)に変換した上でデジタル加工になります。ちなみにPCMでも384kHzくらいになると、インパルス応答もそこそこDSDに近づいてきて良い感じです。
# うちも早くポスプロ環境を384kHzに移行したい
Re: (スコア:0)
DSD録音からマスタリングして、SACDとLPレコードとCDを同梱販売、
なんてやってくれると面白そうですね。
ああ、SACDはCD-DAトラック内蔵でないヤツで。
# SACDトラックとCD-DAトラックが同一ディスクだとリッピングできなかった記憶が
Re: (スコア:0)
ここらへん [amazon.co.jp]を持ってますけど、普通にリッピングできましたけど?
もちろんSACDの再生環境はありません
Re: (スコア:0)
犯罪者にならないように。
Re: (スコア:0)
ヒント:レコードのS/N比と歪み
Re: (スコア:0)
「レコードらしい音」って具体的にはどういう音なんだろ ドらしい音」って具体的にはどういう音なんだろ ドらしい音」って具体的にはどういう音なんだろ ドらしい音」って具体的にはどういう音なんだろ ドらしい音」って具体的にはどういう音なんだろ ドらしい音」って具体的にはどういう音なんだろ
#壊れたレコードのように
Re: (スコア:0)
感覚でいうと、ドラムの音などが、CDだと管弦楽器のようなどちらかというと高音主体なのですが、
レコードの場合タイコのようなずっしりした音に感じます。
ただ、当時はそれほどCDに入れるための録音技術がなかったためにそうだったかも知れません。
実家を出てからレコードを聴いていないのと、環境等のため音楽を聴くことはできなくなりましたが当時はそんな感想でした。
逆に言えば、ジャズなどはCDで聴くほうが好きでした。
Re:懐古補正? (スコア:1)
そういう場合って、「レコードのような音場」をイコライザーとかで作り出してもだめすかね。
それができるイコライザー乗っけたアンプなりヘッドホンなりを作ったらレコード好きな人たちに売れたりして。
実際、何処までいっても「それはやっぱり違う」んだろうけどさ。
Re:懐古補正? (スコア:1)
良く分かります。
特に、安いCDプレーヤーですと、増幅回路をケチっているので、高音がヒステリックになります。
耳に付く音なので、高音主体と感じるわけですね。
対して、レコードは、一部のオーディオマニアが信じているのとは異なり、その高域性能は針の接触径に依存します。
針の接触径以下の溝も拾いはしますが、それはただ暴れているだけですね、砂利道を走る車の振動と同じで、制御された音ではありません。つまり、レコードはそもそも高域が出ない、から、それがヒステリックになることもない。
一方で、レコードの針が拾うのは、主に溝によってもたらされた振動ですが、ぶっちゃけ振動なら何でも拾います。
スピーカーの音圧や、床からの振動、駆動モーターの僅かなブレも、几帳面に拾って、増幅してくれます。
それらは、主に低周波(高周波はインシュレータでダンピングされてしまいます)ですので、低域が豊かに感じられるわけです。
と言っても、プレーヤー側でも対策していますから、マイクのハウリングほど顕著には出ませんが。
オーディオ評論家の故・長岡鉄男氏は、レコードプレーヤーも振動対策を徹底するとCDプレーヤーの音に近づいてくる、と言っておられました。私の家にレコードがあったのなんて、ほんの子供のころのことですので、実のところ、どうかは知りませんが。
レコードをやたら持ち上げる知人が、プレーヤーをカラーボックスの上に置いて聞いており、思いっきり床の振動を拾った音を聞いていました。この知人は、さすがにどうかと思いますが、聴感の好みはそれぞれですし、おっしゃっている事は説明可能で、けっして気のせいではありませんので、それはそれで良いと思いますね。
Re:懐古補正? (スコア:1)
1つは、ジャズ、1つは、クラッシック、1つは特徴なしでした。
特に、クラッシックのスピーカーはどんな音楽をかけても眠くなるような音になりましたが、好きなスピーカーでした。
原音に忠実ではないですが、聞いていて気持ちいい音が1番だと思います。
Re:懐古補正? (スコア:1)
なるほど、針で直接こする(?)から素材の影響がモロに出るんですね。
子供の頃に雑誌とかのオマケについてきたペラペラのソノシート(材質はなんだろう)を何枚か持ってたんだけどあれもまた独特の音があったんだろうなぁ。
本棚に仕舞っておいたのに、いつの間にか親に捨てられてた・・・
レコード買ってます (スコア:2, 興味深い)
レコードは今でもよく買います。
ただし、その理由はタレコミのリンク先にある
>温かみのあるレコードらしい音に魅力を感じた
といったものではなく
1)レコードでしか聞けないモノがある
(CD等で復刻されていない)
2)レコードのほうが安い
(CDだと中古でも1000円くらいするものがレコードのジャンク品だと100円から)
といった理由です。
なのでもっぱら中古レコードです。新品を買うことはまずありません。
入手先はヤフオクもありますが、
http://www.amazon.co.jp/dp/4309909515/ [amazon.co.jp]
に載ってるような全国の中古レコード屋です。
旅行には必ずこの本を持っていき、その地のレコード屋を回ります。
去年テープレコーダの出荷停止の記事があったけど (スコア:1)
SONY はUSB 端子がついたステレオレコードプレーヤー [www.sony.jp]を生産していたりするのね。
# 最後にレコードプレーヤを見たのはいつだろう
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
LPで聴く訳 (スコア:1)
Re:LPで聴く訳 (スコア:3)
歳のせいです。
Re:LPで聴く訳 (スコア:1)
気のせいでしょうか。
聴く側の気合が足りないせいでしょう。
# 自戒をこめて。
Re: (スコア:0)
作る側からするとアルバム全体で曲のバランスを考えて、通して聴いた時の事を考えながら作り上げるんですが、リスナー側からすると聞きたい曲だけ聞いてあとは聞かないという行動が簡単にとれてしまうので、そうするといわゆるアルバムの中でこそ生きる曲の魅力が全く発揮されないまま聞かれずに終わってしまったりするんですよね。
なので最初の1回ぐらいは、アルバム順で通して聴いてあげてほしい。
Re: (スコア:0)
CDや本が売れなくなってきた件 [hiroko.com]でも読みたまへ
最近の邦楽でも (スコア:1)
全体の出荷数に影響しているかは分からないけれど、日本でも少しずつ「レコードでのリリース」という形態が意識されてきていて、去年だと、アジカンの新譜の限定盤としてCDにLPが付いているもの [sonymusic.co.jp]があったり、けいおん!のドーナツ盤 [tbs.co.jp]が公式リリースされたりした。
インディーズレーベルだとアナログリリースが活発な所も多々あり、ここ [kakubarhythm.com]とかここ [roserecordsshop.com]とかここ [tumblr.com]とかアナログ限定での販売となっている商品がある。
音質面での差異だったり、コレクターズアイテムとしての販売だったり、アナログリリースの理由は色々あるけれども、邦楽の新しいリリースを追いかけているとややマイナーな音楽ならアナログリリースにぶつかることは今でもよくあるし、その頻度は増えているように感じる。フェスとか行くような人だったら家にレコードプレイヤーがあるのは珍しくない。
レコードデビュー (スコア:1)
去年くらいからレコードで音楽を聴き始めました。
いやそれより前から持ってはいたんですが、再生環境の方がなかったのを整えたんです。ミキサーの出力をCDラジカセ(ED-57)のAUX INに突っ込んでるだけなんですが。
確かに音が違うんですが、「良い」のか「悪い」のかは良く分かりませんね。
ただ「楽しい」って感覚はあります。物欲を満たしてくれるのかもしれませんね。
「デジタル化できない」(変換できない)ってのが大きいのかなあ。
# ZAZEN BOYSが新譜をアナログで出してくれたのは嬉しかった
Re: (スコア:0)
>「デジタル化できない」(変換できない)
何故?
Re:レコードデビュー (スコア:1)
言い方が変でしたね。完全な変換はできないということです。
CDなら完全なバックアップができますが、レコードは何かしら変化が起きてしまうので。
CDの限界に気がついた人が多くなったのでは?! (スコア:1)
「アナログの時代にやっておくべき事がたくさんあった・・・」
とレコードの事を説明していました。
カラヤンがベートーベンの第九を1枚で入れたかったから、
74分から逆算でサンプリング周波数44.1kHz、ビット深度16bit、
2チャンネルのステレオで記録する事になったようですが、
当時、74分以内で第九を演奏するのは
カラヤン、ベルリンフィルぐらいしか居なかったと思う。
その弟子、小沢征爾はサイトウ記念で72分かな?!
CDの音にいくらお金をかけて聞いても
作られた音になってしまいます。
アナログレコードはより繊細な雰囲気まで伝わってきす。
CDの貧弱な音とは違います、情報量が多いのです。
スクラッチノイズもレコード針、カートリッジによって
格段にノイズが出ません。
<参考>
光悦http://www.youtube.com/results?search_query=koetsu+cartridge&oq=ko... [youtube.com]
スウェーデンの国立レコード会社?プロプリウスレコードは、
マイク3本、一発録音のレコードがたくさん発売されています。
素晴らしい音ですよ。
日本の歌謡曲は昔から何本もトラック使ってつなぎ目だらけ
心に伝わらない音の大量生産。
そんな日本の歌謡曲だからCDにするとコストダウンや
ヘタクソなアーティストの録音でも使い捨てて行くんでしょう。
年末の紅白は見ませんでしたが、
友人の話によると上手いのは美輪さんしかいなかったと。
私もレコード500枚ぐらい持っています。
じっくり聴くと、とても心が癒されます。
Re:CDの限界に気がついた人が多くなったのでは?! (スコア:1)
> 当時、74分以内で第九を演奏するのは
> カラヤン、ベルリンフィルぐらいしか居なかったと思う。
それは嘘でしょう。遅いと言われたフルトヴェングラー(バイロイト盤)でも74分台ですし、カラヤン自身も
66~68分台の演奏があります。60分台の人はむしろ普通だと思いますが。
ここまで書いて一応WPをあたったのでリンクしておきます:コンパクトディスクの収録時間 [wikipedia.org]
DJ! (スコア:0)
本当に純粋に聴く目的なんでしょうかね。
...こうやって売れてるうち、スクラッチに耐えられる厚手のものはどれくらい含まれてるのだろう。
Re:DJ! (スコア:1)
自分はそっち方面の実情とかにあまり詳しくないので正確なところはわかりませんが
むしろ最近はDJもデジタル化が進んでるんじゃないんでしょうか。
知り合いはこういうの [pioneer.jp]使ってますね。
Re: (スコア:0)
CDJはじめ、デジタル化はレコードの衰退とともにすすんできた感がありますね。
でもやっぱり直感ベースのダイレクトコントロールと言う点で、レコードも根強い人気なのかな?
そんでこうやってリバイバルブームとともに、DJ方面もまた復活してくるのかもしれませんね。
コレクターズアイテム (スコア:0)
コクレターズアイテムとして所有欲を満たしてくれること、
また最近はmp3のダウンロードリンクも同封されてるので、
わざわざ自分でリッピングする手間も省けるという利便性もあり。
mp3配信価格とそう変わらないなら、そりゃレコード買うよ。
Re:コレクターズアイテム (スコア:1)
確かに、最近CDとレコード同時リリースなんてのも聞きますね。
主にHIP-POPやレゲエみたいな、DJで使うのに最適なタイプ。
中古レコード屋に行くと、皆一枚ずつ目を凝らしてチェックしてますよね。
傍目から見ると、結構目がマジなので、ちと怖い(苦笑)。
Re:コレクターズアイテム (スコア:1)
レコードとCDと両方持っているものを比べるとCDのジャケットはおもちゃみたいだし、ライナーノーツは文字や写真が小さすぎて読むのが苦痛です。
買い方 (スコア:0)
クラシックは新譜を相当前に予約しないと、新品は入手できません。
jazzは、よほどでない限り、発売日以降でも購入できる場合が多いです。
初音ミクのLPレコードはまだ1枚しか出ていませんが、けいおんはEP-BOX盤が出ています。
とはいえ、ほとんどが、中古市場で購入する時代ですね。
ヤフオクでも、国内版は多くが音が悪いので、安いです。
マニアは、数万円以上するオリジナル盤を探しています。オリジナル盤でもスタンパーの初期ものを探している人もいます。
オリジナル盤だから音がいいとは限りませんが。
新譜というより、質の良いリマスター版を購入したほうが、しあわせになる場合もあります。ノイズもないしね。リマスターされるというのは需要があるわけで、売れ筋でもあるわけで。はずれは少ないですね。
DSD音源をLPレコードにしたという、リマスター版もあって、賛否両論です。いろいろあるということは良いことです。
でも、一番は、一山いくら(Lot of )っていうのを買って、気に入ったのが見つかった時が一番うれしいというか。