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ストレージ

SSD の価格、ここ 3 年連続で順調に降下中 31

ストーリー by reo
想像したより安くなってた 部門より

taraiok 曰く、

IHS iSUPPLY の調査によると、SSD の容量単価が順調に下がっているとのこと。2012 年の第二四半期には 20 % 価格が低下したが、今年の下半期はさらに 10 % の価格低下がみられた。2010 年には 1 GB あたりの単価は 3 ドルであったのに対し、今では 1 GB あたり 80〜90 セントと 1 ドル (約 80 円) を切るのが一般的になりつつある。NAND 型フラッシュメモリの供給過剰が SSD の価格低下の原因だとしている (ComputerWorld の記事本家 /. 記事より) 。

価格比較サイトの DRAMeXchange の報告でも同様の結果が出ているという。2011 年のタイ洪水以降、HDD の価格が洪水前より 47 % ほど高い価格で停滞している一方で SSD の価格は 2012 年の初めから比較すると 24 % 低下しているとしている。

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  • うちですら導入 (スコア:4, おもしろおかしい)

    by hpn_smile (11442) on 2012年12月21日 11時55分 (#2294252) 日記

    嫁のMacBook AirはもちろんSSDで、でも自分で使ってないから、
    「省電力と薄くするのが目的でしょ?」くらいにしか考えてませんでした。

    最近、自分のポリカMacBookのHDDが不調になったし、SSDの
    値段もこなれてきたので、思い切って載せ替えたのです。
    そしたら・・・! SSDの早さにビックリです。
    嫁はこんな快適な環境で使ってたのかと、今さらながら嫉妬(笑
    ノートなら256GBあれば概ね容量としては十分なので、
    これからはノートはSSDが断然お勧めですね。SSD搭載のノートが
    普及すれば、もっと値段は下がるんじゃないでしょうか。
    (逆に、品薄になって値段が上がる?)

    • by Anonymous Coward on 2012年12月21日 14時30分 (#2294423)

      今のパソコンの実質的なパフォーマンスはドライブのアクセス性能に依存しているといって良いくらいなので、HDDからSSDへの換装は効果大です
      一方、SDDの故障は素人には判断しづらいことが多く、パソコンのトラブルの原因が他にあるのかSSDの問題なのか分からず使い続けてるうちにズルズル被害が拡大して痛い目にあったことがあります
      HDDの場合、一度LSIが火を噴いて一瞬のうちに死んだことがあるのを除けば、いかにもプラッター(円盤)についた傷が徐々に拡大していくというような壊れ方をするので気がついた時点ですぐにバックアップ等の保全処置を取れたんですけどね
      本当にSSDの故障は怖いです

      親コメント
      • by phenix (31258) on 2013年01月05日 12時31分 (#2300651)

        スマホやタブレットが幅をきかせていることですし、
        これからは重要なデータはクラウドにあったり、他のデバイスに同期されていたりするようになって、
        身構えてバックアップをとるような時代も終わるんじゃないでしょうか。

        親コメント
      • 今のパソコンの実質的なパフォーマンスはドライブのアクセス性能に依存しているといって良いくらいなので、HDDからSSDへの換装は効果大です
        一方、SDDの故障は素人には判断しづらいことが多く、パソコンのトラブルの原因が他にあるのかSSDの問題なのか分からず使い続けてるうちにズルズル被害が拡大して痛い目にあったことがあります
        HDDの場合、一度LSIが火を噴いて一瞬のうちに死んだことがあるのを除けば、いかにもプラッター(円盤)についた傷が徐々に拡大していくというような壊れ方をするので気がついた時点ですぐにバックアップ等の保全処置を取れたんですけどね

        • by Anonymous Coward

          >根本的な回避ができないのに、
          >最近のWindowsはデフラグ機能がデフォルトが有効になっていると もうめもあてられない。

          たとえばWin8では、SSDとして認識すると
          デフラグはTrimコマンドの発行程度しかしないような挙動になる、など
          SSDに対応したロジックが組み込まれてるわけですが。

          それを知らないで暴れるとか、本当に・・・・うわぁ・・・・

    • 空目した (スコア:2, おもしろおかしい)

      by Anonymous Coward on 2012年12月21日 20時46分 (#2294645)

      ===
      嫁のMacBook AirはもちろんSSDで、
      (中略)

      嫁はこんな快適な環境で動いてたのかと
      ====

      Macで動く嫁ってなんだろうとしばらく考えてました。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      モーターとヘッドがないので気圧変化や埃、振動に強いのと
      低発熱な点もノートPC向き

      • by Anonymous Coward

        あと、省電力も。
        ほとんど同じスペックでも、SSDモデルの方が、表記されている駆動時間は長かった。

    • by Anonymous Coward

      特に他のOS比べて、
      OSX ってディスクI/Oが発生するとビジーになりやすいので
      他のOSより、SSD効果はかなり高い気がする。

  • by Anonymous Coward on 2012年12月21日 12時29分 (#2294275)

    近頃のSSDの先駆けになったVAIO Tyep UX ゼロスピンドルモデルの発売が2006年だったんだが、このときHDDとSSD(当時はまだSSDなんて言葉は無かった)価格差が約7万円で、16GBだった。

    GB単価は約4400円。
    それが今じゃ、価格.comによるとGB単価43円とか。ざっと1/102。本当に、本当に安くなったもんだなあ。

    Vaio TYPE UXのゼロスピンドルはまだ使っているのだが、SSDについてはエラー知らずで元気よく動いている。どうやらSSDがSLCらしい。このモデルはプチフリとは無縁。一方でそのあと2008年に購入したIntel SSDの最初期モデルを搭載したノートはSSDの書き込み回数限界が来て駄目になり、換装した。この頃はまだプチフリとか言われたが、いまじゃプリフリなんて過去の言葉と言う感じだ…。

    もはや、デスクトップであろうともうブートドライブとキャッシュドライブにSSD以外を使う気にはならないし、仕事でもSASの高回転HDDはSSDに置き換えてしまった。少なくとも、でかくて熱くてうるさい高回転HDDにはもう戻りたくない。

    SSDの次は、HDD互換の殻を破っていくのかなと思う。
    Intelは来年発売予定の次のチップセット8シリーズからPCIEに直接差し込むタイプの、SATA-Expressのサポートを始めるらしい [ascii.jp]し、既に動いている規格としてmSATAなんていう規格もある。
    これはSATAのスロットに直接基盤に載せたSSDを差し込むようなスタイルなのだが、近頃2.5インチHDD用の場所と同時にmSATAを搭載しているノートパソコンは結構ある。本来はIntel SRT的に使うのだろうが、mSATAでも480GBまで大容量のものが出ているのでもはや2.5インチのスペースをやめてしまってもスペックに妥協せずに済む時代が来ているような気がする。

    HDDと同じベイに取り付けなければならないばっかりに持っていた不要なねじ穴やケースも無くなってくるだろうし、さらに安くなるのかな。

    • by Anonymous Coward

      × VAIO Tyep UX
      ○ VAIO Tyep U
       

  • そろそろ (スコア:2, 興味深い)

    by Anonymous Coward on 2012年12月21日 13時55分 (#2294395)

    HDDも終焉が近づいてきたかな。
    一般の人ならSSDで十分な容量になってきているし
    HDDは倉庫用途がメインになってくるはず。

    そしてこのままあと10日ほど経ってしまえば、
    2012年はパソコンが一般に普及してから始めて3.5インチHDDの最大容量が増えなかった年になるだろう。

  • by Anonymous Coward on 2012年12月21日 12時01分 (#2294257)

    TLCのSSDが普通に出回ってきてるのに、時世の変化を感じますね。
    性能面は圧縮コントローラと大容量キャッシュの合わせ技で隠蔽できるので、
    特に問題無さそうですし。低価格化にフォーカスした技術の進化はすごいと感じます。

    「実用上問題ない範囲でどこまで信頼性を削ってもOKなのか」
    各社頑張ってるのを実感します。

    • by Anonymous Coward

      DLCじゃないんですか?

      TLC SSDを出しているのはsamsungだけだと思いますが、IndilinxとSandForce共にまだSSDにTLCはムリって言ってました。

  • by Anonymous Coward on 2012年12月21日 12時29分 (#2294276)

    エンタープライズ向けのSSDも価格は下がっているのでしょうか?
    半年ほどまえに、100GBで数十万円とか百万円強とかで見積来たのは、ボラれそうになっただけ?

    • サーバ用途の価格は市場とはまた別でありますし、SSDの価格ならそんなもんでありましょう。
      というか、以前はまともにSSDはカタログに載ってなかったし。
      やっとサーバー構築時の選択肢に入るかな。というレベル……

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      エンタープライズ用って今でもコンシューマ品の3倍ぐらいまではおちてきているような。
      (Fusion-ioのような規格外品は別)

      本来はエンタープライズ用を使うのが無難だと思われる、数値シミュレーションのキャッシュにケチって普通のSSDをRAID0で使ったら2ヶ月で駄目になったのだが、エンタープライズ用だとこう言った用途でも持つのだろうか?
      誰か使っている人いません?

      • by Anonymous Coward on 2012年12月21日 17時50分 (#2294523)

        【Flash Memory Summit 2012】【SSD編】 安易なSSD導入がもたらす「猛毒」の正体 [impress.co.jp]

        ●クライアントSSDに対する誤解
         ところが、1年を経過せずしてこのSSD導入は破綻する。SSDの書き換え寿命が尽きてしまうからだ。より厳密には、SSDが内蔵するMLCタイプのNANDフラッシュメモリが寿命に達してしまう。NANDフラッシュメモリのユーザーにとっては常識なのだが、SSDを導入するユーザーにとっては常識ではない。HDDには「書き換え寿命(Endurance:エンデュランス)」という概念は存在しないからだ。 (中略)
         Flash Memory SummitでSSDベンダーが示したのは、下記のような推定である。先ほどの4台構成の240GBクライアントSSDでアプリケーション別の寿命を試算した結果だ。Webサーバーの場合は読み出しが95%、書き込みが5%で読み出しが主体である。SSDの寿命は1.6年。書き込みの割合が5%とわずかでも、ドライブの寿命は1.6年であり、これはアプリケーションとしては寿命が相当に長い部類に入る。次にExchangeサーバーの場合である。読み出しの割合が67%、書き込みの割合が33%で、寿命は0.3年に過ぎない。4カ月も持たないことになる。最悪なのはSQLロギングで、100%が書き込み動作だ。なんと0.08年、わずか1カ月でドライブの交換が必要となる。

        というところの「書き換え寿命」が問題なんじゃないですかね
        例えばToshibaのエンタープライズ向けのSSDだとスペックシート [toshiba.co.jp]に
        「総書き換えデータ量 (4 kBランダム)」の記述がある

        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2012年12月21日 22時18分 (#2294692)

          そう。まさにこれ。
          ここら辺は承知の上で使ってみたんだけど2ヶ月持たなかったという。

          書き込みと読み込みの比率はきちんと統計取ってみたわけではないが、ソルバー通しの連携にAソルバーから出たデータをBソルバーに入れるとき、一時保存用の領域として使っていた。
          1ステップごとにキャッシュが50GBほど出る事が分かっていたので、Intelの120GBのSSDをRAID0にして使用。それを1万ステップなので1回のシミュレーションで490TBほど書き込んでいたことに。
          このシミュレーション、1回目は上手く言って計算時間も短縮できて喜んだんだが、2回目の途中でSSDがエラー出して死んで止まってしまった。
          2回目をやる前に途中でテストで使ったりもしたんで、1台あたり500TBあたりが寿命なのかな?

          まあ普通はこれだけ読み書きできれば普通の用途なら全然問題ないでしょうけど、やはりこう言う用途には向かないのかな。
          リンクして頂いた東芝のエンタープライズ向けは8PBとあるので十分持つのだろうか?

          #その前にファイルベースで連携する等というアホなコードを早く書き直せと言うごもっともな話もあるんですが

          親コメント
          • by Anonymous Coward on 2012年12月21日 23時31分 (#2294720)

            その東芝のSSDは、そういう用途で使うことを想定してるので大丈夫と思いますが、
            元々の話の、「100GBで数十万円とか百万円強」の正体がコレだったりします。
            # サーバ用については、eMLCのものに移行してきているようですが

            国内メーカのサーバ用の奴だと、某通販で30万円台ってとこですかね

            親コメント
            • by Anonymous Coward

              書き込みもそうなんですが,中長期保存ってのもどうなんでしょうか?
              昔,USBフラッシュメモリに蒸発されたのでイマイチ信用しきれないところがあるのですが......
              システムドライブのファイルなんてのは一度書いてしまえば年単位で書き換えないファイルばかりです
              なにもしなくても数年が寿命だとも聞きます

              #微細化,大容量化と共に書き込み寿命が減らされていると何かで読んだ気もする
              #保持期間もヤバクなってるのではないと危惧してます

              • by Anonymous Coward

                電源繋いだ状態にあるなら、揮発に関しては問題ないという話でした
                まぁ、訂正/代替の仕組みで対応するということなのかなと思いますが

                # 検討してたときに見た資料には、Webで公開されているものより詳しいデータもあったのですが...
                # まぁ、製品寿命内で大体SAS-HDD並みの値が載ってたような気が

          • by Anonymous Coward on 2012年12月22日 17時19分 (#2294961)
            そこらのコンシューマ向けのは書き換え回数が5000回ぐらいのはず。なので120GBのなら600TBぐらい。 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/20121222_579943.html [impress.co.jp] これだと18000回は持つそうだから3倍ぐらいですかね。コストパフォーマンスはトントンよりはやや良いし 交換の回数も減るからそういう用途には結構良いかも。
            親コメント
      • by Anonymous Coward

        MK1001GRZB(SLC,100GB)なら、職場の机の上にある
        開発PC用のSSDくれって言ったら、余ってるからってつい最近これが来た
        SASを業務PCでどうしろと...

        まぁ、仕様見る限りはそういう利用方法でも問題なさそうですね
        http://www.semicon.toshiba.co.jp/product/storage/selection/built-in/en... [toshiba.co.jp]

      • by Anonymous Coward

        数値シミュレーション用はどちらにも属さないでしょうね。
        東芝は民生1年、エンタープライズが3年と寿命を言ってますが、書き戻しの多い演算関係はSRAMにしましょう。
        これからはやるネットオーディオ用はほとんどが読み出しだから、10年ぐらいは持つかもね。

        • by Anonymous Coward

          SRAM? CPUキャッシュ(無知)?

    • by Anonymous Coward

      金にものを言わせるとアリのようですね。

      OracleがOracle Days Tokyo 2012の基調講演で「この筐体にメモリがウンギガ、SSDがウンテラ入っている」と豪語していたような気が………これか
      http://www.oracle.com/jp/products/database/exadata/database-machine-x3... [oracle.com]
      22TBを超えるExadata Smart Flash Cache

      • by Anonymous Coward

        高速なサーバ何台もRACにつっこんでも、ディスクがネックになって速度でねーとか騒ぐくらいなら、
        よっぽど賢いのかもしれない。
        特に更新が少なくて、何回もフルスキャンしちゃうようなデータ傾向だとなおさら。

    • by Anonymous Coward

      エンタープライズ系の定価はそんなもん。
      SAS600GBのHDD1コで50万とか、そういう世界。

      • by Anonymous Coward

        http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/20121217_578971.html [impress.co.jp]
        上記では、M$製品を前提としていますが、価格が出ています。

        システムを吟味して的確な導入をすればかなりメリットは大きいと思います。
        ただし、
        SSDの耐久性がまだ。。。
        導入事例が少ないだけに理論値と実質値にどれほどの開きがあるか。
        ※客もそこをきにしています。

        まぁ、メモリを格安になっていますし。

        1Gメモリ+5TSSD
        なんて組み合わせが普通の時代になるのかも。
        ※ますます、システムを組むための見せ所がなくなりますね。

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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家

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