中国製ソーラーパネルへの関税、米国内における太陽光発電の盛り上がりに悪影響 22
ストーリー by reo
まあそれは米国の都合で 部門より
まあそれは米国の都合で 部門より
ある Anonymous Coward 曰く、
米商務省が中国製太陽電池パネルに対して 2.9 % 〜 4.73 % の関税を課すとの仮決定を発表したばかりであるが、5 月には追加で税率を引き上げる可能性も残されており、これに対して米国内では、クリーンエネルギーへの移行が遅れることを懸念する声が上がっている (Forbes の記事、The New York Times の記事、本家 /. 記事より) 。
太陽電池パネルの価格が過去 4 年間で 3 分の 1 にまで急落したことが、太陽電池パネル設置の追い風となっていたが、関税の適用はその動きを殺すことになるとのこと。調査会社の GTM Reseach によれば「太陽光発電システムの設置業者が米国内で既に設置を予定している分のおよそ 40 〜 50 % は中国製ソーラーパネルを使用することになっていた」とのことで、もし関税が 20 %、50 %、最悪 100 % にまで引き上げられてしまえば、米国のクリーンエネルギー業界に大きな悪影響を及ぼす可能性がある。
当たり前でしょ? (スコア:1)
米国内の雇用確保に躍起になってる最中なのに、海外から安い製品を輸入したがる訳ないでしょ。
関税掛けて排除した上で、国内工場産のパネルに補助金付けて普及させるのが筋ってもんです。
保護貿易?関税障壁?そんな事より国内雇用ですよ。
普及の動きが遅くなるよりも、海外の安い品物で国内市場を潰されるほうがよっぽど問題です。
Re: (スコア:0)
関税かけるのが当たり前とかほざくならTPP推進やめろ。まあ自国ができもしないことをよそに押し付けてくるのはいつものUSだが。
Re: (スコア:0)
アメリカと支那はTPPの交渉すらしてませんが?
Re: (スコア:0)
そもそも2国間TPP交渉って何?
支邦って書けばカッコイイと思ってるバカは2chから出てくるな
Re: (スコア:0)
オフトピでフレームの素野郎は引っ込めって言われてんだよ
Re: (スコア:0)
関税0%でもアメリカ製品が売れなければ非関税障壁があるというし、関税1000%でもある程度アメリカ製品が売れなければ何も言わない。そもそも、アメリカ独立戦争は自分たちの地域で保護貿易をするために宗主国ともめたことが発端であることを忘れてはならない。そういう国なんです。
Re:当たり前でしょ? (スコア:1)
解説
ボストン茶会事件 [wikipedia.org]
Re: (スコア:0)
当たり前ですね。
日本でもソーラー発電用のパネルなどは国内製で調達すべきだと思いますね。
Re: (スコア:0)
無駄にぼったくられるのは嫌だなぁ。
Re: (スコア:0)
まあ、自由貿易を旗印とする国の話じゃ無きゃそれで済むのだが。
アメリカがTPP怖くないのは、そういう政府のごり押しでどうにかなるって目論見が有るのだろう。
が、実際は他国がTPP対応体制化しちゃうと、一番最初に競争力を失って脱落してしまうのは、
当のアメリカ製品になっちゃうと思うんだけどね。
Re: (スコア:0)
それを部品として更に輸出を考えると、それはそれでマイナスになったりしますが。
地球的には追い風? (スコア:0)
国外に輸出する前に、おまえんとこで設置しろよとアメリカの親切心・・・
# なわきゃないか
Re: (スコア:0)
爆発物を自分ちの屋根に取り付ける人はいません。
製造、輸送でのエネルギー消費を考えると (スコア:0)
中国よりアメリカ国内で作ったものを使う方がエコだから関税障壁で中国製を締めだそうとしてるに違いない!
ということにしとけばいいじゃない。
iPad.iPodにも (スコア:0)
関税かけているのかな。
おしえて得ろ居人。
1/3に急落? (スコア:0)
>太陽電池パネルの価格が過去 4 年間で 3 分の 1 にまで急落
これって本当なの?
実際のシステム価格としては大して下がってない気がするんだが。
日本だけ輸入障壁があったりして高いままなのか?
Re:1/3に急落? (スコア:5, 参考になる)
このへん [nikkei.com]のデータによると、2008年4Qに1Wあたり3.5ドル弱だったのが2011年4Qには1ドル近くまで下がっているようですね。
というか2009年に入ってからの下落がすごいな…
Re:1/3に急落? (スコア:1)
Country #2の価格が大体日経のグラフと一致する感じですね。2008年に4ドル程度だったものが2009年に2ドル程度になっています。
一方でCountry #3は5ドルが2年後に4ドルに下がったくらいですが、これが日本なのかも?
Re:1/3に急落? (スコア:3, 参考になる)
とあるメーカーの中の人ですが、日本が高いというのは事実です。
とは言え、あくまで「比較的」というレベルの話で、日本だけそこまで特別に(たとえば3倍も)高かったりはしません。
ポイントになるのは、価格下落しているのは「太陽電池パネル」であって、システムではないというところです。
太陽電池パネルは4年前はシステム価格の大部分を占めていましたが、一昨年~昨年に約半分を切り、今では20~30%程度になっています。
太陽電池パネルは太陽光発電システムの主要部品ではあるけれども、一部品に過ぎない、そういうところまで価格が落ちてきました。
(それはすなわちパネルメーカーとしては利益を確保できずに苦しいところに追い込まれているということも意味しています。日本のメーカーはこのままじゃバタバタ倒れかねません)
自動車でいうところのエンジンと車両価格の関係をイメージしていただけるとわかりやすいかと思います。
Re: (スコア:0)
2012年4月にドイツの太陽発電パネルメーカーのQ-Cell社が事業継続は不可能と判断して法的整理に入りました [nikkeibp.co.jp]。
2007年に世界トップシェアを持っていたメーカーが中国メーカーの低価格攻勢に負ける、厳しい業界です。
Re: (スコア:0)
あれだけユーロ安の恩恵を受けれるドイツですら負ける。
それだけ、事実上のドルベックを維持してる人民元による安売り攻勢には勝てない訳ですよ。
なので、今回のアメリカの対応は至極真っ当であって、クリーンエネルギーの普及が遅れるだの
どうだの言ってるほうが現実を見てないとしか思えないのです。
Re: (スコア:0)