
故障中の風力発電所、修理されずモニュメントに、原因はコスト高 107
ストーリー by hylom
使い捨て 部門より
使い捨て 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
読売新聞の報道によると、北海道興部町に存在するオホーツク地方唯一の風力発電所が、修繕費用難のため廃止されモニュメントとされる事態に陥っているという。
この風力発電所は2001年に「自然と共生する地域社会の形成」のシンボルとして建設されたもので、建設費は約1億9千万円。建設費の半分をNEDOが、残り半分のうち、道の補助を除く5千万円を町が負担した。完成後約9年半の収支は、売電収入が6170万円、維持管理費が6430万円とほぼ均衡していた。
しかし一昨年10月に発電機のベアリングが破損して停止、修理には4千万円が必要であり、最終的に昨年11月に廃止が決定されたという。廃止後は風車を固定しモニュメントとして残すとのこと。
最初からモニュメント? (スコア:5, 興味深い)
HP見たら、ドイツ製の風車が1基だけ。
こりゃ、最初からモニュメント扱いだったのかもね。
道や町はともかくNEDOの予算でそんなことで良いのかは大いに疑問ですが。
別に海外製が悪い訳じゃないけど、1基だけではメンテ要員の出張費も、パーツの取り寄せもやたらとコストが掛かるはず、
維持管理費や修繕見積にはそういう費用も含まれていると思うんですよね。
到底ビジネスとして成り立つ計画とは思えない。
大規模に数十基の風車を用意するか、量産・規格化された風車を用いるかして
1基あたりのメンテコストを下げなければ成り立たないと思います。
ここのは収支もトントンというのがわざとらしいし、作ったのも10年前。
IR情報を公開していないので個人的な憶測ですが、最初からモニュメント扱いだったのかもしれません。
いえ、タイマー不良では? (スコア:2)
Re:性能と建造コストが合ってない (スコア:2, 参考になる)
>なんでこんな低出力の風車を2億もかけて作ったんでしょう?
10年前ですんで、600kW級発電機はそんなに変な話じゃないと思います。
三菱重工が2000年頃に出したレポートがあって、「世界の現在の主流は600kW級の大型発電設備だが、1MW級が開発されつつある。我が社も1MW級の開発に成功した」みたいな事を言っていたんで。
と思って検索。これかな?
http://www.mhi.co.jp/technology/review/pdf/371/371022.pdf [mhi.co.jp]
2001年であっても、まあ実績のある(もしくはサイズ的な制約から)600kW級を導入するってのはおかしな話ではないと思います。価格の2億円も、一基しか導入しないならそんなもんでしょう。
確かどこだったかが2000年に600kW級を5基ぐらい導入したときのコストが一基あたり1.8億とかそんな感じでしたから。
「ほぼ均衡していた。 」じゃなくて (スコア:4, すばらしい洞察)
「建設費の回収どころか足が出る始末。」と書くところではないか。
最初から「5000万の負担で2億のモニュメントをおらが村に建てられるんで、建てちゃいました」というつもりだったような気もするが。
Re:「ほぼ均衡していた。 」じゃなくて (スコア:2, すばらしい洞察)
同感。
いつかは壊れる物なんだから、立て直し費用、修理費用を蓄積しているくらいじゃなければビジネスとしては成立しない。
そもそもこんなに綺麗に収支トントンってのが怪しすぎる。
風力は燃料代がかからない低コストの発電のはずなのにねえ。
本当に設備の維持管理にそんなに金がかかるのなら、そもそもの計画自体の失敗、その責任が問われるべきだし、
不要な人件費とかで資金が流出していたのであれば、背任とか横領という話。
どこかに収支の細かい内訳ないかな。
Re:「ほぼ均衡していた。 」じゃなくて (スコア:1)
>風力は燃料代がかからない低コストの発電のはず
始動用のディーゼル発電機が付いてたような…
Re:「ほぼ均衡していた。 」じゃなくて (スコア:1)
事業として成り立たせるなら、機械はかならず壊れるという前提で、各部品の故障率に基づいて修理費を積み立てるのは当然でしょう。
問題は、毎年着実に消耗するものであれば、単年度会計で保守費詰めますが、10年単位で消耗するものに対して、自治体が積み立てられるとは思えない。
風車だけでなく、そこいらにある橋とか、高度成長期につくりまくったのが、そろそろ耐用年数になっていて、保守費やかけ替え費が出なくて問題になってきているという話を、どこかで聴いたなぁ。
維持してこそインフラなんだが、日本は作りっ放しのハコモノだらけ。
Re:「ほぼ均衡していた。 」じゃなくて (スコア:1)
少なくとも、発電のようなインフラ事業で、そんな博打のような経営しているようでは、ダメでしょう。
もちろん、積み立てたものを現金ではなく、換金性の高い資産として運用するのはありと思いますが。
一時的に借金するのもありですが、銀行も、着実に返してくれる=着実に積み立てられる余力があるからこそ、貸すわけです。
自治体だから、公的機関だから無担保で借りれる(公債が売れる)という時代は、おそらく終りに近づいているでしょうから。
費用のほうでなく、エネルギー的な収支はどうなんだろう (スコア:3)
これ、ライフサイクル(建造・維持・廃棄)分で消費したエネルギーは回収できたのでしょうかね。モニュメントにするにしても(「朽ちるのに任せる」というのでもない限り)維持は必要ですし。
ものすごく大雑把には「かかったコスト ∝ 必要なエネルギー」かもしれませんが、今回程度の差であれば厳密な評価をしないと何とも言えない。どこかに資料落ちてないかな。
Re:費用のほうでなく、エネルギー的な収支はどうなんだろう (スコア:1)
エネルギー収支の算定基準が不明ながらwikipediiaでは風力発電のエネルギーペイバックが数ヶ月。まともな設計なら十分黒字のはず。
6千万円分-生産コスト分のエネルギーを19千万-6千万=13千万で買ったと考えたとき、高いと見るか安いと見るかは資源・環境をどれだけ貴重と考えるかによって違うでしょうけど。
#むしろ発電機・磁石類がちゃんとリサイクルに回されるのかが心配
Re:費用のほうでなく、エネルギー的な収支はどうなんだろう (スコア:1)
もとの読売の記事に目を通していたら明白だと思いますが、近くの農業関係研究施設に回していた分の余りを売電していたということですから、現状でも黒字の公算が大きいかと。それより、維持費 6450 万でしょう。交換部品がそれほどかさんでいたとも思えませんから、人件費とすると5人ぐらい? 風車が一台回っているだけですから、町側がたかっていたとしか言いようがないのでは。
なお、今回は風車一台だけぽつんと作ったケースですから、建設費などでコストバランスの計算をしても無意味です。例えば百台作ったのとは建設費や維持費がまるっきり違うので、単体の風車の費用計算しても意味を成さない。実際に実用的な発電に使う場合は風車数がはるかに多いはずですから、土建はともかく建設でのコストもかなり下 (多分数分の一) と思うな。
Re:費用のほうでなく、エネルギー的な収支はどうなんだろう (スコア:2)
http://www.priee.org/modules/pico2/index.php?content_id=41 [priee.org]
によれば,電気自体は3.3円/kwhのようです。環境貢献分が5.8円/kwhで,合わせて9.1円/kwhとのことです。
計画的に発電できない電力の価値なんてそんなものと思います。
(太陽光の電力はもうすこし価値が高いとは思います。)
使い捨てじゃないよ (スコア:1)
再利用だよ
Re:使い捨てじゃないよ (スコア:1)
このニュースが再生可能エネルギーとかであちこちでやってそうな事業やら法案やらに影響出るのか、出ないのか。
ちょっと気になる。
Re:使い捨てじゃないよ (スコア:2)
壊れて、とんでもないことになっている福島の設備に比べれば
Re: (スコア:0)
影響はないでしょう。
建設費の幾らかは地元へ落ちたのでしょうし、維持管理費の一部も地元へ落ちていたと思いますから。
修理代ももっと地元を潤すようなものなら、廃止にはならなかったのかと。
Re:使い捨てじゃないよ (スコア:2, すばらしい洞察)
風力発電所の目的は地元へ金を落とすことなの?
それなら、壊れないように最初から可動部を作らない方がいいね。
Re: (スコア:0)
あの人たちにとって風車の故障は問題でもない「想定外」だからどんどん推進されるでしょう
まぁ損失補填の保険とかが必要になるとは思いますが
シュールなモニュメントだね (スコア:1)
本来の役割であった「自然と共生する地域社会の形成」の破綻を象徴するかのよう。
変な言い逃れをせずに、はっきり予算がないので修理できませんと言うか、費用がかかっても撤去するべきと思う。
Re:シュールなモニュメントだね (スコア:1)
兵どもの夢の跡
Re:シュールなモニュメントだね (スコア:1)
変な言い逃れをせず、「予算がないので修理も(おそらく撤去も)できないからモニュメントにする」とわりとはっきり言っているのでは?
風力発電といえば (スコア:1)
これを思い出す。
早稲田大に2億円賠償命令 つくば市の風力発電訴訟 [47news.jp]
今回のも発電量と維持コストが均衡していたということですし、風力発電というのは効率の悪いものなのでしょうか。
Re:風力発電といえば (スコア:1)
まず、電力の買い取り価格が電力会社の言い値であること
次に、電力会社の既設発電所が本来維持する上で必要な保険に加入していないという問題。
風力も原子力も助成金の塊で本来のコストがよくわからんという問題
がありますね。
Re:風力発電といえば (スコア:1)
必要なときに発電できない風力の電力は,火力発電の燃料代以下の価値しかありません。安いのは当然なのですが。
Re:風力発電といえば (スコア:1)
いや、全電源喪失でも正常にシャットダウンする仕組みはあるのですよ。
RBMK-1000(チェルノブイリのあれ)ですらそういう仕組みがあって、例の事故は全電源喪失時のシャットダウンが
正常に行われるかテスト中、テスト手順などに問題があった上にフェイルセーフを
カットしていたという致命的な事象が重なったわけで。
> 需要の変動が激しいのに出力調整できない上に稼働率を上げないと減価償却できない原発よりましだろ。
出力調整は技術的には実現できているのですが、いわゆる反原発の方々が阻止しているだけです。
これに反対している方々は、3.11以降突然反原発を絶叫し始めた厨な方ではなく、真摯に取り組んでおられる方々が多いように
見受けられるので、心情は理解するところではありますが。
> 火力発電所をガスタービンに置き換えていけば、調子良く風車が回っている時は細かく燃料を節約できるわけだし。
ガスタービンの場合、例えば輸出大国のロシアが突然値上げしたり「北方領土問題を持ち出すなら輸出停止だ」という政治取引に
使われるリスクもあるわけで…。
# 尖閣諸島周辺でも採掘できますが、中国に先を越されてますな。
石油火力にしても、案の定燃油調達コストが嵩んで東電は今期赤字。
それを価格転嫁しようものならフルボッコ。
短期的なコストはかかりますが、複数の発電方式を併用してリスクヘッジするのは悪くないと思います。
国民性なんでしょうけど「100%安全だと言わないと納得しない→安全ならフェイルセーフやバックアップは必要ないだろ→事故る→叩く」
という二元論に終始してしまうのが問題だと思います。
今回の原子力災害もフェイルセーフが脆弱だったり、全電源喪失時の訓練がまともにされていなかったりとか、問題の根は
その辺にありそうな気がします。
津波にしても既存メディアは「1000年に1度の津波でも耐えうるインフラを作れ」とか言ってますけど、そのインフラを
造って維持するのにかかるコストを負担できるのかと。
おそらく30年も経てば喉元過ぎれば何とやら…だと思いますよ。残念ながら。
死して屍、拾う者なし。
Re:風力発電といえば (スコア:1)
早稲田大に2億円賠償命令
これ、一審判決だけど、二審では「市は風の状況が悪く発電量が少ないと情報を得ていたのに再検討を怠った」として、早大の過失割合が7:3から3:7へ大幅に軽減されてます(要はつくば市の責任大ってこと)。結局最高裁まで争ったけど、二審判決が確定判決 [ibarakinews.jp]になってます 。まあ、どっちもどっちとは思うけど。
黒字になる気配すらないとか (スコア:1)
あ!わかった!実験だったんだね!?
今後はこの事例を教訓にして風力発電などというものはゴミであると広く周知させることができれば、だまされそうになってる他所の自治体から感謝されるんじゃないかな?
耐用10年未満? (スコア:1)
実働約9年。設計か施工が間違ってたんじゃないですか? モニュメントにする前に設計会社か施工会社に損害賠償請求することを考えたらどうでしょうか。
# その前に破損の原因を調べなきゃだけど。
Re:耐用10年未満? (スコア:2)
風力発電も機械なんで風雨に晒されて9年も動いてりゃたいしたもんだと思いますがね?
どういうふうにメンテナンスされてたかが問題かな。年間6000万円以上の維持コストを
かけていたのだから、定期点検はしてたと思いますね。
点検でベアリングの破損を事前に察知できても交換費用が出せなきゃ同じことだけれども
風力発電のために天下り組織を作って、その人件費が維持コストの大半を占めていて、
点検はおざなりだったとか、良くありがちな事例じゃなきゃいいんですけどねー。
Re:耐用10年未満? (スコア:1)
破損した原因が何かは分かりませんけど、9年間はとりあえず稼動していたのだから、
設計及び施工に過失が認められる可能性はほぼないと思います。
つまり、裁判やっても勝てないでしょう。
しかも、微差ながら赤字施設だったわけで、このまま放置が得策なのでしょうね。
Re: (スコア:0)
外国製の補修部品が実はコスト高というのはよくある話だと思います。
今回は高い勉強代だったと思って、国内で風力発電建設の糧として欲しいものです。
モニュメントにするくらいなら、 (スコア:0)
いっそのこと、風車の近くにこの店 [wikipedia.org]を誘致すれば完璧。
見果てぬ夢 (スコア:0)
現代のドンキホーテは原発に突撃してっからな
ソフトバンクに売っちまえよ (スコア:0)
風力発電の会社も買ってただろ、あそこ。
壊れているわけではないけど (スコア:0)
某大学の発電用風車は、よほど強い風が吹かないと羽根が回りません。
Re:壊れているわけではないけど (スコア:1)
某大学じゃないけど、起動時に抵抗があるため、電力使ってブートストラップする風車があった。
近くで見ていると、そよ風でブート->停止が頻繁に起きていた。
絶対エネルギー収支マイナスだと思う。
#それは某公園のモニュメントだったので、それでも構わないのかもしれませんが。
Re:壊れているわけではないけど (スコア:1)
私の住んでる市の市役所の屋上に風車があったのですが、夕方5時になると止まってました。
良く分からないのだけど、風車を回すために少し電気を消費するそうで、その電源のスイッチを切ると
風車が止まるそうです。
Re: (スコア:0)
船橋市市営アンデルセン公園の風車は電動風車でしたよw
Re: (スコア:0)
秋葉原UDXの風車もまともに発電してるところが見られるのはごくごく稀ですよなぁ。
特に一番下、動いてるところを一回も見たことがない。
Re:壊れているわけではないけど (スコア:1)
あれって風力が少なくても回るタイプらしいですね
設置されてすぐの頃はよく回っていた気がします
故障してるのか周りのビルのせいで風が変わったのか…
Re:壊れているわけではないけど (スコア:1)
強い風吹いてたときに見たことあったけど、
そんときだけ、ものすごい勢いで回ってたよ。
台風じゃないけど、向かい風に向かって歩くのに抵抗が出る程度の風だった
Re: (スコア:0)
え? アレって風力発電機だったの?!
オブジェかと思ってた。
Re:壊れているわけではないけど (スコア:1)
太陽光発電や風力発電が仕込まれたオブジェ、というのもわりとあちこちにあります。
ビル内で使うとか売電するとかじゃなく、イメージを示すだけのものが。
だから「オブジェだと思ってたら発電機!?」と驚くほどのこともありません。オブジェはオブジェ。
メンテナンスって? (スコア:0)
羽の修理とか、モーターのブラシが摩耗とか、そういうの?
鳥とかって、別に死ぬくらいの早さで回ったりもしてないでしょ?
Re:メンテナンスって? (スコア:5, 参考になる)
風力発電機といってもいろいろ構造がありますけど, 例えばこちらのサイト [21aomori.or.jp]に記述されているメンテナンスが必要な項目を見ると
などがあるみたいです. 思うよりも複雑な構成になっていますし, 特に油圧系やギアボックスなんかは損耗に伴う交換が確実に必要になってくる部分でしょうね. ですので新規増設分についてはギアレスタイプが増えている [muromin.mnw.jp]みたいです.
結構かかるみたい (スコア:5, 参考になる)
経産省が出してるレポートによれば,
平成22年度北海道における風力発電の現状と課題 [meti.go.jp]
ついでにメンテナンス費用の載っていた中国地方版 [meti.go.jp]
結構な頻度でトラブっていて,それなりにメンテナンス費用がかかるみたいです.上記中国地方のアンケートだと,風車1基あたり年間で250-500万円,って項目への回答が一番多かったみたいなんで,まあ10年弱で6000万の維持費ってのは人件費等を含めても妥当なのかなと.
一時期の風力発電ブーム時に立てられたものが5-10年程度経過してきて電気系・機械系の摩耗によるトラブルが増加傾向らしいんで,今後もそれなりにメンテナンスコストはかかるんじゃないですかね.
>鳥とかって、別に死ぬくらいの早さで回ったりもしてないでしょ?
回転速度はそんなに高くないですが,翼端の速度は結構速いですね(メンテナンスとは関係ありませんが).大型のものだと時速200kmぐらいはいくんじゃありませんでしたっけ.
昔どこだったかの風力発電施設の直下あたりに立ったことがありますが,頭上をばかでかいブレードが轟音を立てながら凄い速度で通過していくんで実に恐ろしいものでした.
Re:メンテナンスって? (スコア:4, 興味深い)
少なくともでっかい羽を支えるためのベアリングは高価な品になりそうです。
日本だと台風とかで思いっきり振られる事になるでしょうが、その負荷に耐え切らないといけません。
ベアリングもですが、風向きにあわせて首振り等のさまざまな動きをする油圧系は当然要メンテ品です。
風車の回転速度では発電機に直結では遅すぎるのでギアボックスが内蔵されており、そちらも注油、交換が必要でしょう。
羽が歪んでバランスが崩れたら危険ですし、定期的な確認や修理も必要になるのでは?
後は安全装置のブレーキ(風が強すぎる場合、停止させる必要があります)とかもチェックが必要でしょうし、
ソーラーでも必要な不安定なエネルギー源を安定化させる為にインバータ類も当然チェック対象でしょう。
関連して落雷も要注意ですね。
電装系は当然ですが、周囲に避雷針が無ければ風車の羽が最も高くなるので雷が直撃して羽が壊れる事もあります。
風車は結構大きいので、回転数が低くても外周部は相当な速さです。
遊園地とかにある大型観覧車とかとてもゆっくりですけど、乗り場は結構早く感じますよね?
Re: (スコア:0)
モーターのブラシが摩耗
目標を達成するコストとして妥当かどうか (スコア:0)
風力発電の現ライフサイクルは、未だ黒にできるようなものじゃないわけだし、
| 自然豊かな興部町の町づくりにふさわしい「自然と共生する地域社会の形成」を目標としています。
この目標のため、10年間で2億円 + (6430万円 - 6170万円)/年に意味があったのか、ぜひ検証してほしい。
個人的な感想では、発電実績値をみる限り、年毎の変動がありかなり使いづらそうだが、
電力の発電が冬場に偏っていることを利用すれば、将来、冬の北海道のインフラ維持に利用できるかもね。
Re:小さい風車をたくさん (スコア:1)
これは風を受けるのを風車ではなくベルトを使い振動を電力に変える構造になっています。
http://wired.jp/wv/2007/10/17/タービンを使わない風力発電『windbelt』/
回る所がないのでベアリングが壊れるような故障は起こりにくいのですが、風切音はけっこうするかもしれませんね。