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テクノロジー

Microsoft、どこでもタッチスクリーン技術を開発中 24

ストーリー by headless
どこかで聞いたような名前 部門より
sillywalk 曰く、

Microsoftは、手のひらやノート、テーブル、壁などをタッチスクリーン化するウェアラブルデバイス「OmniTouch」の試作機を公開しました。また、ポケットに入れたスマートフォンを服の上から操作できるようにする「PocketTouch」も同時に公開しています(Microsoft ResearchOmniTouchインターネットコムの記事本家/.)。

OmniTouchは超小型プロジェクターと奥行き検出機能付きカメラを組み合わせることで、任意の面をマルチタッチ対応のタッチスクリーン化します。カメラはKinectの技術を応用して短距離向きに調整したもの。デモ映像では試作機を肩に背負い、投影したキーパッドやキーボードによる入力操作や、ピンチ操作による地図の拡大・縮小、ペイントソフトの操作などを行っています。

試作機なのでまだ大きいですが、共同開発しているカーネギーメロン大学のチームは、マッチ箱、ペンダント、腕時計程度の大きさになるのではと述べています。

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  • こないだ飲みながら話してた未来のUIのアイデアにそっくりだわ。

    その時、こんな話が出たんだが
    なめらかな平面ならいいけれど、平面上に突起があったら擦った指を傷つけそう。ささくれとか。

    だから、いつか実用化するならこんな機能を付け加えてほしい。

    • カメラで前もって平坦度を判定する
    • もし異常があれば、その箇所にマーカーをつけてオブジェクトを再配置する。

    将来、マウスパッドがガラス板になったりするのかもね。

  • by greentea (17971) on 2011年10月25日 9時40分 (#2039407) 日記

    スクリーンとなる軽くて薄い板さえあれば、なんでもがタブレットPCとして使えるし、単なる板なら、折り曲げ式にするのも簡単だ。
    今のタブレットよりも持ち運びしやすいタブレットとして使いたいな。

    --
    1を聞いて0を知れ!
    • by Anonymous Coward

      板は軽くてもプロジェクタは重そうだ。
      光量が必要だから、肩の上でファンが回ってる状態にすらなりそうなんだけど...
      光量が必要でファンまで回ったら、バッテリーも大容量のが必要だろうな。
      スクリーンはなくなっても、その他の機能は今時のタブレットPCと同等の機能が必要だから、重いのは変わらず。もちろん500g以上のデバイスを服にクリップで止めるわけにもいかないから、しっかり身体に固定する器具も必要。
      スクリーンを置きたい場所に光が当たるように向きを調節するのも大変そうだなあ。

      考えれば考えるほど、普通のタブレットで十分としか思えんな。

  • Chris Harrison氏の後ろにISAバスが載った奴やら大昔の72ピンや30ピンSIMMの
    スロットが載ったM/Bがあるけど、壁紙代わりにしてるのかしらん?
    なるほど、こういうインテリアもありか。捨てずにとっておいて飾りにすればよかったかなあ。

    # うーん、でも服がひっかったり手ついたら怪我して血が出たりしそうだ。

    • by Anonymous Coward

      既に血が出なくなっているんです

  • by Anonymous Coward on 2011年10月23日 12時26分 (#2038708)

    おまわりさん、この人です!

  • by Sukoya (33993) on 2011年10月23日 12時33分 (#2038709) 日記

    どこかで見たもなにも、掌(てのひら)や腕ををタッチディスプレイにするのなんて、うん年前からそこらの大学でやってない???

    カラー表示が新しい?
    まさか、特許を取ったのが新しい?

    #おのれゲイツめ……!!!

    • by Anonymous Coward on 2011年10月23日 13時21分 (#2038713)

      この手の変態UI技術は元々MSが大学と共同開発したものが多いですよ。
      今回の技術はMicrosoft Researchがほぼ毎年くらいのペースで開発中のをデモってますから、その「そこらの大学でやってない?」と記憶にあるのはまさにこれじゃないですか?
      MSは世間一般のイメージと違って基礎研究には本当に熱心です。民間でこれほど「アホな」研究集団はIBM以外ではMicrosoft Researchくらいでしょう。未来に生きすぎてて実用化されない死屍累々の山を毎年築きまくってます。
      その死屍累々の山から実用化にこぎつけた数少ないアホ技術がKinectです。

      親コメント
      • by USH (8040) on 2011年10月24日 2時08分 (#2038844) 日記

        そのせいか、Microsoft の出すPC周辺ハードは、マウスといいKinectといい、意外と良いものが多い気がする。
        ソフトもそこまで練り上げて出せばいいのに、Vistaとか中途半端なの出して、たたかれてる気がするなぁ。

        いっそ社名を Microhard に。
        # でも儲け頭はソフト。

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        • by Anonymous Coward on 2011年10月24日 9時51分 (#2038884)

          基礎研究に糸目を付けないだけあってソフトも個々の技術は凄いものが多いんですけどね。
          Kinectもカメラが凄いわけではなく制御ソフトが凄いわけですし、Windowsだって個別のエレメントで見ていくと色々凄いです。
          ただ全体で見ると合議的に作られてしまったような芯の通っていないバラバラ感があって、典型的な「技術はあるけど仕切りがヘボ」の仕事になっています。
          周辺ハードが強いのは案件のスコープが小さく仕切りが容易だからだと思いますよ。

          親コメント
          • by USH (8040) on 2011年10月25日 11時24分 (#2039456) 日記

            典型的な「技術はあるけど仕切りがヘボ」の仕事になっています。

            実は、Microsoft は典型的な日本のメーカ的存在だったのか。
            まあ、Windows を普及させる際の政治力とかは日本企業にない点ですが。

            親コメント
    • by Anonymous Coward

      んじゃ、マルチタッチってのはどうかな?
      タッチパネルはどこでもやっていたけど、マルチタッチになると新しいんだよね?

  • by Anonymous Coward on 2011年10月23日 14時07分 (#2038719)

    奥行き計算と画像処理で解決しているので仕方が無いのですが、
    ときどき指先が接触するまえに、接触したと判定されているような。
    人体の皮膚を流れる微弱な電流関知か何かで、なんとか厳密な判定ができないものなんですかね。
    #まあ、わたしが考える程度のことは当然議論されているでしょうけど。

    こんな未来なことよりも、とりあえずタッチパネルモニターに、今回のように接触面から離れた指先のポインタ検出を搭載してほしいな。
    #どちらかというとこの研究って、ここまで一気に作り上げたら、これ以上はもう何も触りたくないと学生が力尽きるような
    #研究の袋小路に突貫した例なんじゃないかと。まあ、マイクロソフトがお金出してくれるから幸せなのか。

    • by Anonymous Coward

      MSのことだから、指先に圧力センサー付けろとか、その程度の解決案しか出ないんじゃないですかね。
      それで、そんなもんいつも持ち歩くわけないじゃん、で使われないというオチ。

      スクリーンを持ち歩かずに済むというメリットしかない技術なんだから、指先センサーとかプロジェクタの固定やブレ防止をする固定治具とか、色々別のものが必要になるんじゃ意味がないんだけど、MSの研究って最初にそういうことを考えてなさそうな臭いがプンプンするんだよね。

      結局頭の悪い指導者が、アニメかSFで見たようなネタを指差して「これを作れ」って言ってるだけなんじゃないかな。

  • by Anonymous Coward on 2011年10月23日 15時00分 (#2038727)

    どこでもOCRを開発してるけどね。

  • by Anonymous Coward on 2011年10月25日 23時10分 (#2039804)

    腕をスクリーンがわりにするという前提なら、ずいぶん解像度も低いし狭いエリアにしか表示できない。色付きで柄があるかも知れない面に投影するわけだから、カラーもほとんど使えないよね。せいぜい16色かな?
    小さい文字を見ようと腕を顔に近付ければレンズにも近づくわけだから、表示サイズはさらに小さくなってしまう...(それ以前にピントがずれるから、腕の位置はしっかり固定していないといけないけど。)
    これでWebやメールを読むのは無理だねぇ。
    プロジェクタの光を使うわけだから、昼間の屋外で使うことも出来ないし、屋内や暗いところでは光が他人の目に当たったら困るので、人がいるところでは使えない...
    壁に投影する場合は、座ると足の分壁との距離が離れるから立ったままでないと使いにいくそうだし、板に当てると肩のプロジェクタとの距離や角度がずれるとピントがずれたり画像の角度がフラフラ変わったりで酔いそう...
    何か作業をしている間、姿勢を微動だにしちゃいかんというのもある種の拷問だなぁ。
    ジェスチャーで5本指のどの指がタッチしたかも判断出来ないから、基本は一本指打法でしか使えない。

    と言うわけで、結局このツールは暗い部屋で一人で、三目並べを2分ほど楽しむ程度しか、使い道は無さそうだねぇ。

    • by Anonymous Coward

      便所の個室で三目並べを楽しもうとポケットから颯爽とマッチ箱サイズのOmniTouchを取り出すも、肩に付けようとしたところでコロコロと転がり落ちてそのまま便器にポチャン。
      これがこの技術の終焉だろうな。

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犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward

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