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ハードウェア

AMD、新 CPU「AMD FX」シリーズを発表 48

ストーリー by reo
ブルドーザーの運転手になるのが夢でした 部門より

hylom 曰く、

AMD が Bulldozer アーキテクチャを採用したデスクトップ向け CPU「AMD FX」シリーズを発表した (PC Watch の記事より) 。全 7 モデルが発表され、うち 3 モデルが 8 コア、1 モデルが 6 コア、3 モデルが 4 コアを搭載する。「推奨販売価格」は最上位の 8150 が 33,800 円、最下位の 4100 が 9,980 円とのこと。

AMD FX シリーズの構成については 4Gamer.net の記事に詳しいが、従来の Phenom シリーズからマイクロアーキテクチャが刷新され、2 基のコア、浮動小数点ユニット、L2 キャッシュを 1 つの「Bulldozer モジュール」とし、これを 2 つから 4 つまで組み合わせたものとなっている。動作クロックは Bulldozer モジュール単位で変更でき、たとえば最上位モデルで 8 コア (= 4 モジュール) 構成の「FX-8150」は動作クロック表記は 3.6 GHz となっているが、Bulldozer モジュール自体は最大 4.2 GHz で動作が可能で、状況によりフレキシブルに各モジュールの動作クロックを変動させるとのこと。全製品で倍率固定が解除されており、ユーザーが自由にオーバークロックできるのも特徴だ。ただし、整数演算ユニットは Phenom などと比べ簡略化されており、高クロック化は容易になっているものの、トータルのパフォーマンスは低くなる可能性もあるようだ。

ただ、すでに 4Gamer.net の記事PC Watch の記事でベンチマークが行われているが、インテルの Sandy Bridge プラットフォーム CPU には性能面では勝てていないという状況で、場合によっては旧製品である Phenom II にも負ける状況のようだ。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2011年10月13日 11時44分 (#2033953)

    トータル性能については8コアをフルに回せるアプリケーションなら十分に競争力のある性能なのでは。
    デスクトップにそんなアプリどころかベンチすら存在しないだけで。

    コアあたりでは、整数ユニットがPhenom/Sandy Bridgeの2/3、浮動小数点ユニットがPhenom並/Sandy Bridgeの半分(256bitユニットを2コアで共有)、となっています。
    浮動小数点についてはAMDに強化する気が感じられないので(ベクトルやりたきゃGPGPU使えという主張なので)想定通り、問題は整数ユニットの性能がどの程度出るかでしょう。
    まあ整数についても想定通りというかPhenomの2/3しかないケチケチコアの割には性能が出ているとも言っていい方ですかねぇ。
    8コア詰めて6コア版Phenom2よりダイサイズが小さくなってこの性能特性というのは、だいたいAMDが元々計画していた通りの性能だと思われます。

    雑感としては非常にロマン溢れる面白いCPUだと思います。
    まあダイサイズあたりの総スループットという意味では高効率でしょう。DBサーバやWebサーバを走らせるならかなり期待できるんじゃないでしょうか。
    ただゲーマー向けのFXシリーズとしての価値は無いと思います。FXなんて作ってる暇あったら全ラインOpteronに回すべきだったのでは。

    • マルチスレッドでごりごり回すベンチマークとかは存在してますよ。Cinebench をマルチスレッドで回した場合の消費電力計測結果 [itmedia.co.jp]とかも出てますし。
      また、整数演算性能は結構いい [itmedia.co.jp]ように見えますね。

      メモリーが DDR3-1866 になる点と、特性的に多コアで回した方がよりパフォーマンスが出せる感じですので、確かにサーバー向けにはなかなか面白いかな、と思います。
      水冷ユニット添付とか、TDP135W でアイドル 87.3W →マルチスレッドでフルロード時 223.4W になる辺りをスルーするなら。

      親コメント
      • Phenomの頃からの傾向なんだけど、どう考えても高負荷広帯域を使うような
        特定用途のサーバー/ワークステーション向けプロセッサの劣化版なんだよね。

        Hyper Transportが1本じゃなく、せめて2本あるとなぁ…大量のデータを並列してごりごり処理ってのに向きそうなんだけど。
        Opteron買えってことですかそうですか。

        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2011年10月13日 19時06分 (#2034241)

          > 特定用途のサーバー/ワークステーション向けプロセッサの劣化版なんだよね。

          BulldozerはAthlon/Phenom系を設計していたAlphaチームではなくIBMから引き抜いたPowerチームが設計したのでどう見てもPower丸出しです本当にあ(ry
          デスクトップなんて最初からろくすっぽ想定もしてないんじゃないですかね
          利益率はサーバの方が圧倒的に大きいのであながち間違っているとも言いませんが、じゃあFXなんて製品作んなよと言いたい

          ところでHyper TransportはOpteronでは3~4チャンネルあるはずだから横に置くとして、メモリチャンネルはこれで足りてるんですかね?

          親コメント
          • by Anonymous Coward

            デスクトップなんて最初からろくすっぽ想定もしてないんじゃないですかね
            利益率はサーバの方が圧倒的に大きいのであながち間違っているとも言いませんが、じゃあFXなんて製品作んなよと言いたい

            デスクトップを想定せずにHPCとか特定用途に特化したCPUは結局、その特定用途でもだんだん使われなくなってきてみんなじり貧になってますし、そう言う事情もあって出したんじゃ無いですかね。
            Intelもそうですけど、自作市場とかコンシューマのハイエンド市場なんて知れてるでしょうに、わざわざそこに向けた商品を出すのは、市場規模以上に何らかのメリットを見いだしているからではないかと思います。

            メモリチャンネルはこれで足りてるんですかね?

            Opteronではメモリチャンネルも強化されるのでは?と、そう思いたい…。むしろそうなってないと困る。

            • Opteronはいつの頃からか4チャンネルDDR3ですね。
              HyperTransportも双方向なので超広帯域
              # 51.2GBpsとか何に使うんだこれレベル
              # 一般人には必要ありませんなぁ。
              # 逸般人は欲しがります。

              親コメント
              • by Anonymous Coward on 2011年10月13日 21時50分 (#2034347)

                >いつの頃からか4チャンネルDDR3ですね。

                いつの頃からかというか、マルチチップモジュールで2個のダイをワンパッケージに封入するようになってから。
                2個入ってるCPUから、それぞれ2チャンネルのメモリバスが出て単純に合計して4本になってるとも言う。
                まあ配線的にはデュアルCPU構成と変わりませんわな。

                だからマルチチップモジュールのMagny-Coursは4チャンネルだけど、同じコアのダイを1個しか封入してないLisbonは2チャンネル。
                Bulldozer世代でも、マルチチップモジュールのInterlagosは4チャンネルだけど、シングルチップしか入っていないValenciaは2チャンネル。

                親コメント
      • itmedia に「画像直リンやめて」って怒られました

    • by Anonymous Coward on 2011年10月13日 12時14分 (#2033971)

      トータル性能については8コアをフルに回せるアプリケーションなら十分に競争力のある性能なのでは。
      デスクトップにそんなアプリどころかベンチすら存在しないだけで。

      そうかなぁ…。
      PCWatchの記事 [impress.co.jp]に、64並列まで対応していて、コア数が増えても上手くスケーリングするんで、よく引き合いに出されるベンチマークソフト、Cinebench 11.5の結果 [impress.co.jp]が表示されているが、それでも対Sandy Bridgeには惨敗、Phenomにすら僅かに勝ってる程度。(4コア時にくらべて85%の効率でスケーリングしているので、ベンチマークソフトのスケーリング性能が悪いというわけじゃ無い)

      少なくとも性能で競争力を望むのは難しい性能だと思った。安かろう悪かろうじゃないけど、価格性能比で戦うしか無いレベルだと思うけど、それでハイエンドを勝ち抜けるかというと疑問。

      後、このベンチマークソフトは実際にCINEMA4Dと言うソフトウエアから出来てるベンチマークソフトなんだけど、こいつほど高級じゃ無い3D CGソフトとか、CADとか、あるいは動画の編集・エンコードなんかでも伝統的に並列対応はなされていて、すでに今でも並列性能を生かせるソフトかなりあるよ。これから先ツールが出そろってくるんで普通のデスクトップアプリケーションもある程度並列に対応してくると思う。
      そう言う点ではメニーコアに舵を切ったAMDの戦略は正しいと思うが、それすらもPhenomとの差がこれしかないようじゃとても…。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        あんた全然コメント読んでないだろw

        • by Anonymous Coward

          コンセプトうんぬんなら読み飛ばして正解だと思うけど
          ただの妄想オナニーじゃん

    • by Anonymous Coward on 2011年10月13日 18時59分 (#2034237)
      Web鯖みたいな、多スレッド軽負荷みたいな物には、まぁ行けそうな気もするけど、
      技術計算系みたいにフルスレッドでガシガシ回す物にはどうかなぁ・・・
      いや、スペック的には良いスコア出してくれるとは思うんだが、消費電力がね・・・
      ちょっとあまりにも酷すぎませんかと。

      じゃぁクロック落とすかってーと、それこそWebのフロントエンド位にしか使えないっつー話になりかねない訳で。
      性能・クロック変えずに、消費電力減らさないと、
      結局メーカーからは、扱いづらくて嫌われそうかもなーと、
      思ってみたり。
      親コメント
    • by Anonymous Coward

      ゲームの多コアに最適化はまだまだな感じですしね
      BF3でAIが~物理演算が~とか有れば面白いですが

      グラフィック系はGPUへデータを送り込むのにCPUが必要で、そこがネックでベンチもあまり高くないって感じですかね
      概ねコア数増えると最上位同士比較すると一時的にベンチが落ちるのは何時も通りだししばし暫く待てばまた状況が変わるでしょう。

    • by Anonymous Coward

      >8コア詰めて6コア版Phenom2よりダイサイズが小さくなって

      Phenom II X6のダイサイズが346mm^2。
      今回の8150なんぞのダイサイズが315mm^2(と言われている)。

      一見小さいけど、プロセスルールは前者が45nm、後者が32nm(大雑把に言って、同じものが45nm時の半分の面積で作れる)なのを考えるととても小さいとは……

      • by Anonymous Coward

        コアサイズを比べるなら、L2+L3が7MBも増えているから、その分の補正が必要。

        # L2がモジュールごとに2MBって、本当に要るのか?
        # L2に対してL3が少なすぎないか?

        • 元コメはコアサイズじゃなくてダイサイズを比べてるから,これで良いんじゃない?

          親コメント
          • by Anonymous Coward

            ダイサイズの絶対値で考えれば、元コメで挙げているダイサイズの数値もPhenom2から小さくなっているんだが。
            元コメはそれでも不満そうだから、テクノロジを反映したサイズと比べて大きいというならキャッシュの増量分を差っ引かないとだめだよ、と書いたのだが。

        • by Anonymous Coward

          そういう意味では、コアサイズはやっぱり小さくなっていないっぽい。
          (けど大きくもなっていない)

          http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/kaigai/20110301_430044.html [impress.co.jp]

          機能拡張で大きくなって、FPUの削減(2コアに1ユニットのみ)で小さくなって、トータルでPhenom比あまり変わらず、と言うところか。
          それで性能もPhenom比であまり変わらず、ってのは微妙……

          まあ、将来的にGPUも組み込んでヘテロジニアス化することを見越した設計なんだろうけど、そこまで行っていない現状だと、うーむ。

    • by Anonymous Coward

      >8コア詰めて6コア版Phenom2よりダイサイズが小さくなってこの性能特性というのは、だいたいAMDが元々計画していた通りの性能だと思われます。

      いや、それはどうだろう?
      少なくとも2年前のAnalyst Dayでは「Phenom比50%のリソース増で80%のスループット増」をうたっていたわけで。
      実際には80%のスループット増は多スレッド系のベンチでも全く実現できていないわけだから、当初の予定からしたらずいぶんと弱体化してる気がする。

      今年だか去年末だかに言ってた、「Opteron系での同一消費電力での50%の性能向上」ってのも難しいんじゃないかなあ……
      確かに12コアから16コアに増える分(33%増)があるけど、同一消費電力でコアあたりさらに10%以上性能向上できるかって言うと結構微妙かも。

    • by Anonymous Coward

      >トータル性能については8コアをフルに回せるアプリケーションなら十分に競争力のある性能なのでは。
      >デスクトップにそんなアプリどころかベンチすら存在しないだけで。
      普通に動画のエンコードに役立ちそうですが何か?

  • BOINCでPhenom II X6以上の性能が出るのか否か、興味はそこだけだ

    --
    RYZEN始めました
    • by Anonymous Coward

      BOINCって浮動小数点バリバリ使ってると思われるので、
      ブルドーザ系ではふるわないと思いますよ。

  • by Anonymous Coward on 2011年10月13日 11時50分 (#2033956)

    かつてクロック競争に勝つためだけに無駄にクロックを上げまくって、大食らいだわ、発熱が酷いわ、そのわりには性能がいまいちだわと言うIntel Pentium4と言うプロセッサがありましたが、こいつはまさにそのAMD版という感じ。スペック上のコア数水増し、クロック数水増しするためだけに作られたプロセッサという。実効性能が悪すぎる。論外でしょう。

    当時Pen4の弱点を突いて上手い具合にシェアを伸ばしたAMDが、今は似たような事をやっているのは一体AMDに何があったんでしょうか。もうAMDはインテルの当て馬としてすらも機能しなくなって来てしまっているのでしょうか。
    ARM版Win8がある程度使い物になって宣伝通り高性能なARMプロセッサが出回るようになればそっちがIntelのよきライバルになってくれるでしょうし、グローバルファウンドリーズは余所からも仕事を取るようになっているみたいだし、AMDが多少うんこでもかまわないと言う向きはあるでしょうが、競争がなくなったIntelがろくな事をしないのはかつての経験から言われていますし、どうにかならないもんでしょうかねぇ。

    Intelと真っ向勝負したくないってので微妙に争点をずらしてきたのは分かりますが、肝心の性能がアレなんじゃどうしようもない。
    ずらすにしてもこんな斜め下な方向じゃ無くって、せめて斜め上の方向で攻めてくださいよ。

    #好き勝手言ってるのでACで

    • Re:AMD版Pen4 (スコア:5, 興味深い)

      by T.SKG (20663) on 2011年10月13日 13時49分 (#2034060) 日記

      AMDの本質みたいなものは、変わってないと思います。
      Intelとは圧倒的な体力差があり、これだけは負けないという一芸もない。
      故に真正面で勝負せず、Intel立ち位置と少しだけ離れておくという戦略。
      Pentium4の時は、Intelの立ち位置が悪くいわば自滅でしたが、
      今回は逆かも知れません(個人的には、AMDを贔屓したいのですが)

      残念ながら自由に立ち位置を決めることが出来るのはIntelなので、
      AMDは少し離れた位置を探すことができるだけ。

      Intelがシリコンをたっぷり使って来るならAMDは減らす。プロセス技術でも差が
      でていますから、Intelと同量のトランジスタは使えない。
      小さいコアを高速でまわして、それだけじゃ弱いから、コアの数も少し上にする。
      結局、AMDにできる範囲で対抗しているだけだと思います。

      Intelは、体力がありますから、IA64だとか、Rambusメモリだとか、x86メニイコア
      だとか、ハイリスクハイリターンの開発にも手を出して失敗も可能ですが、
      AMDは、そこまでの冒険は避けるのが社風です。Transmetaは、冒険の結果の敗退者ですね。

        -------
      今年に入ってすぐ AMDのCEOが辞めましたが、このCPUの設計はそれ以前からのものです。
      この新CPUも心配ですが、CEOが辞めさせられた理由は、モバイル向けCPUへの注力が
      足りないことだとか。しかしモバイル向けとて競争が少ない訳でなく、多分CPU価格も安い
      市場向けに、社内のリソースを分散することになるので、最早AMDでの新x86 アーキテクチャ
      開発は無理じゃないかと心配です。

      長文失礼。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        今年に入ってすぐ AMDのCEOが辞めましたが、このCPUの設計はそれ以前からのものです。
        この新CPUも心配ですが、CEOが辞めさせられた理由は、モバイル向けCPUへの注力が
        足りないことだとか。しかしモバイル向けとて競争が少ない訳でなく、多分CPU価格も安い
        市場向けに、社内のリソースを分散することになるので、最早AMDでの新x86 アーキテクチャ
        開発は無理じゃないかと心配です。

        このBulldozerの開発方針を巡ってCEOと役員側と対立があって、開発の遅れやらなんやらをCEOにおっかぶせて辞めさせたなんて話もあってだな…。まぁいいけど。

    • かつてクロック競争に勝つためだけに無駄にクロックを上げまくって、大食らいだわ、発熱が酷いわ、そのわりには性能がいまいちだわと言うIntel Pentium4と言うプロセッサがありましたが、こいつはまさにそのAMD版という感じ。スペック上のコア数水増し、クロック数水増しするためだけに作られたプロセッサという。実効性能が悪すぎる。論外でしょう。

      まぁ、初物はこんなもんでしょう。と思いますが。
      三次キャッシュを増やすとかコア数を増やすのに演算関連の処理を根本から変えたとか言うものですからね。
      K8の最初の頃に戻ったんでないか程度の事ではないかと。

      あの当時は確かPentium4と競合してて、電力あたりの処理速度でどちらがアドバンテージを取るか鎬を削って、結局AMDが処理能力を上げながらの電力低減を上手い事やって優位になった。

      問題は、bulldozer単体での考え方は、サーバサイド向けのワンチッププロセッサのコア数を安価に増やすためのそれであって、デスクトップ・特にゲームやマルチメディアとかはBulldozerコアとGPUを組み合わせたAPUにやらせるべきだという方向性はぶれてない訳で。
      最終的な評価は4コア若しくは6コアのCPUとミドルエンドのGPUの組み合わせのAPUがどういう結果を導くか。という所まで保留しておいた方がいいのではないかと…その時点までにGPU部分とx86エンジン部分がシームレスに扱えるようにコンパイラとミドルウェアやOSがなってるかどうか。ではないでしょうかね?

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      サーバー向けベンチの結果が出てくるまで、そういった先走った結論は記事尚早でしょう

      • by Anonymous Coward

        ここから各種ベンチマークが見れますのでご自由に [fc2.com]。
        現時点で、ある特定のサーバ用アプリケーションだけ異常に高速の動作する魔法とかかかってない限り、評価が覆りそうな要素はみつかりませんが…。

        • by Anonymous Coward

          誰かGussianとかGAMESSとか測ってくれないかと一瞬思ったが、よく考えたらFPUが半分しかないからそもそも期待できなかった。

      • by Anonymous Coward

        >記事尚早

        なんか違和感を覚えたが、見直すまで気がつかなかった(笑)

      • by Anonymous Coward

        確かにAMDはサーバやHPCに向けたアーキテクチャだと宣伝はしていますが…。
        IntelはサーバでもPCでもHPCでも基本的に同じアーキテクチャで性能を発揮しているんですよね…。

    • by Anonymous Coward

      コア数が多いってだけで価値がある画面も増えると思います。
      Intelが追随してきてクロック数競争が再現されるのは嫌だけど、
      今は選択肢が増える程度の話だしいいんじゃないですか。
      自分にとってコア数よりも大事なものを把握してたらそういう道もあるわけだし。

      • Re:AMD版Pen4 (スコア:2, おもしろおかしい)

        by Anonymous Coward on 2011年10月13日 13時12分 (#2034031)

        > コア数が多いってだけで価値がある画面も増えると思います。
        Windowsのタスクマネージャですね。

        親コメント
      • by Anonymous Coward on 2011年10月13日 13時39分 (#2034053)

        確かにIntelは少なくとも2012年のうちは6コアが最大みたいだ。(Xeon,Opteronとか化け物は別)
        ただintelにはHTがある。6コアCPUだと、見かけ上は12コアに見えるんだよな。だから

        コア数が多いってだけで価値がある

        も、さらに限られて

        • ・コアが多い事が重要
        • ・コアが多ければ全体の実効性能の数割の低下は問題にならない
        • ・コアが多ければ消費電力あたりの実効性能の数割の低下は問題にならない
        • ・Hyper Threadingでは駄目

        と言う条件をそろえた場合には選択肢が広がる事になる。だけど、どんなシチュエーションだとこれが選ばれるのかよくわからん。

        ただ、価格は、外国では初物の値付けで280ドル [google.com]らしいし、今後日本だと最上位が2万前後になると思われるんで、価格競争力はありそう。
        結局AMDはレッドオーシャンを低コストだけを武器に、収益性を犠牲にしながら泳ぐ事になるんじゃなかろうか。

        #1月には技術出身のCEOが商業的な業績が伸びない事を理由に解任 [srad.jp]されているが、その結果がこれかよと思うと悲しくなる
        #そのおっさんががんばってたら化け物Intelに対しても何とか戦えてたってのが今までだった、ってな事になっちゃうのかなぁ

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          >その結果がこれかよと思うと悲しくなる

          いや、むしろおっさんがいる間に頑張って作っちゃったのがこの微妙な性能のBulldozerアーキテクチャなんだが……

          • by Anonymous Coward

            解任された本当の理由はBulldozerが失敗と判断されたから何ではないかと勝手に想像しています。
            技術面でダメっぽいもんなぁ。

        • by Anonymous Coward

          Athlon64 X2が出てPen4にぶっちぎりで勝っていたのに、その後、新アーキの開発が停滞したのが痛いね。

          # ここだけは完璧にうさぎと亀だと思う。

          • by Anonymous Coward

            ただ、これがIntelにおけるPen4と同じで危機感が出て開発が加速されれば、これをバネに次はすばらしいCPUを出してくれるに違いない。
            そう信じております。

        • by Anonymous Coward

          AMDはこのアーキテクチャで2012年中にサーバ向けには20コアまで出荷する計画があるみたい。(当然Opteronだ)
          米国でDELLと組んで新規設置が予定されているAMDのGPU/CPUを使用したHPCもこの20コア(Terramar)Opternの使用が決まってるという話も出回ってる。
          一方IntelもSandy-Eでリングバスを採用し、コア数の増減を容易なアーキテクチャにしてきていると言われるし、12コアとかそれ以上に攻めてくるかも知らんが、Ivy-Ex世代Xeon E7の構成が、現状のXeon7000番台と同じだとするとメモリレイテンシの関係だかなんだかでHPCではさっくり無視される可能性も高いのでアドバンテージを保てるかも知れないよ。

          #エネルギー効率は知らん

          HPCやらデータセンター向けのハイエンド分野は今後出荷額ベースではCPU市場の半分以上を占めるだろうと言うIntelの予想もあるし、間違ってはいないのかも知らん。そんな分野関係無く自分のマシンを組みたいだけのAMDファンとしては寂しい限りだけど。

          • by Anonymous Coward

            更に仮想化が進んでますが、沢山の乗っけると広帯域が必要となるのでありかも。

            • by Anonymous Coward

              性能が出るならね。
              今のままコアばかり増えたら「コアが多いことが何よりも必要。他は問わない」と言う非常にニッチな市場でしか相手にされないでしょ。

              広帯域広帯域言うけど、現状Xeonで作ったHPCのほうが数が多い事を考えると、広帯域が必要で、広帯域があればXeonとの性能差を埋められるほど帯域の影響が大だという用途の市場ってそんなにあるとも思えないんだがね。

    • by Anonymous Coward

      それだけうだうだ書く暇があったらどういう設計コンセプトか調べればいいのに.

      旧 Opteron は DEC AlphaAXP 流れのチームがメインで設計していたが,
      今回の bulldozer のシリーズからは旧IBM POWER をやっていた
      アーキテクトが設計してます.

      それなりにOpteronから引き継ぐものも引き継いではいるけど,
      基本的には新しいアーキテクトが適切な用途・バランスを考えて
      コンセプトを仕切り直しています.
      なので前と比べてどうこうというよりはどういう性能特性か,
      というのが本来の着眼点.

      # もちろん商品としては新しくした以上は旧型を越えてもらわないと
      # 困るんですけどね…

      • Re:AMD版Pen4 (スコア:2, すばらしい洞察)

        by Anonymous Coward on 2011年10月13日 14時43分 (#2034102)

        その結果が
        PC watchの記事 [impress.co.jp]の最後の一文

        Bulldozerアーキテクチャが成功を収められるか否かは、ソフトウェアベンダーの協力を得られるかにかかっていると言える。今後Bulldozerのポテンシャルを引き出せるアプリケーションが増えることに期待したい。

        かよ。笑える。
        旧IBM POWER をやっていたアーキテクトが旧IBM POWERの欠点までコンセプトとして一緒に持ち込んだってわけかい。
        世の中の人は作った奴の意図とかコンセプトを考慮して、評価して欲しいポイントだけに着眼するんではなくて、自分が見たいところを見るんだけどね。本来の着眼点(キリッ とか言われてもちゃんちゃらおかしい。

        AMDの新しいコンセプトに世の中がきちんと付いてきてくれるといいですね。

        親コメント
      • by eru (12367) on 2011年10月13日 14時55分 (#2034111) 日記

        そこはあれだ…
        過去にもあったAMDマジックでマイクロアーキテクチャもプロセスルールも変更していないのに何故か消費電力激減!とか
        ステッピング変更でクロックも消費電力も変わらないのになぜか性能アップ!とか

        なので、初物見逃しが正解かなぁw

        親コメント
    • by Anonymous Coward

      じゃあ今後はLlanoで攻めてみます。

      #AMDのPentium-Mとなりうるの…か?

typodupeerror

あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー

読み込み中...