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アメリカ合衆国

米国のエネルギー生産量、再生可能エネルギーが原子力エネルギーを抜く 203

ストーリー by headless
Quadrillion Btuってイメージできない 部門より

あるAnonymous Coward 曰く、

米国エネルギー情報局(EIA)が発行する「Monthly Energy Preview」の最新版によると、再生可能エネルギーが原子力によるエネルギー生産量を上回ったそうだ (Monthly Energy Preview: PDFDomestic Fuelの記事本家/.)。

最新のデータは2011年1~3月のトータルで、全エネルギー生産量に占める再生可能エネルギーの割合は11.73%だったのに対し、原子力エネルギーは11.1%。生産量で比較すると、再生可能エネルギーが5.65%多い計算になる。残りの77.16%は化石燃料によるものだ。

再生可能エネルギーの内訳については、表を参照してほしい。

再生可能エネルギーの内訳(2011年1月~2011年3月)

バイオ燃料 48.1%
水力発電 35.4%
風力 12.9%
地熱 2.4%
太陽光 1.2%

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  • by gedo (7079) on 2011年07月09日 16時16分 (#1984263) 日記
    アメリカは広大な砂漠のある国ですから、太陽光がそこまで普及したのか...と思いましたが1.2%で、メインはバイオマスでしたか。まさに自然エネルギーの困難さを再認識させられました。
    そうなると、やはり砂漠もなく耕作放棄地全部作付けしても食料の自給すらままならない(バイオマスを栽培するにも水+肥料+農地は必要)、地形や気象も厳しくバラエティーに富む日本ではさらに難しいでしょう。
    とはいえ、日本は石油も食料も何かの産業で稼いだ外貨で買わなければならず、天然資源も乏しく、CO2削減要求を跳ね返したり産油国にちょっかいを出す国際発言力や軍事力もない以上、アメリカみたいに無節操に価格上昇傾向の化石燃料にも頼れませんし、ヨーロッパみたいに電力の輸入もできません。

    そしてこのアメリカでの結果は日本に対して、今までの経済を維持するために原発を推進するのか、激痛レベルの改革(産業構造や都市構造、国家のあり方など)と国家規模の縮小(人口の削減や広がりすぎた郊外やインフラの整理)の選択という「進むも地獄引くも地獄」な選択を突きつけている記事のような気がします。
    • by s-kei (16661) on 2011年07月10日 12時06分 (#1984564)

      アメリカは、ドイツ等に比べると再生可能エネルギーの普及が遅れています。
      少数の遅れている例(それも普及初期段階の例)だけを取り上げて全体を論じるのは、詭弁です。何よりそのアメリカですら、今結構なペースで普及を進めています。

      先に、進んでいるドイツの例を挙げておきます。
      ・電力に占める再生可能エネルギーの割合は1998年時点では5%未満でしたが、2010年時点で17%まで増えてます [erneuerbare-energien.de]。毎年数千億円かけてますが、それに匹敵する化石燃料コストを節約してます。加えてその数倍の経済効果が得られていて、雇用も増加しています。
      2050年までの長期計画 [www.bmu.de]も立てていて、2030年には電力の半分以上が再生可能エネルギーになる見込みです(PDFの119ページ、Abbildung 3.10)。
      ・現行法の原型(StrEG)を使って再生可能エネルギーの普及を始めたのは、1991年からです。既に20年前。当時は経済界や電力会社が反対しましたが、当時の抵抗派が言っていたような酷いことにはなっていません(経済もむしろ好調)。コストも下がっています。

      一方のアメリカですが、ご指摘の通り比率は少ない(そもそも原発の比率も多くないですし、それと比べてもしょうがないでしょう)。
      ・しかし最近化石燃料の輸入比率が増えて財政を圧迫していて、彼ら自身も輸入比率の増加を気にしてます。例えば今EIAのサイトを見に行ったら、トップページに私たちはどれだけ輸入の石油に依存しているのか? [eia.gov]なんてページが。
      ・ガスはシェールガスで暫くは需給緩和しそうなものの、これも20年もすると輸入国に転落するだろうと見られてます(MITのレポート [mit.edu]。

      こちらの日本投資銀行の資料 [www.dbj.jp]に、米国における再生可能エネルギーの状況がまとめられています。
      遅ればせながらも、風力や太陽光はそれなりの勢いで伸ばしてます(それこそ前政権時代から始めてる)。ただほんとにここ数年の話ですので、全体の比率ではまだ微々たるものですね。伸び率は凄いんですが。
      ・風力:現在40GWぐらい [awea.org]。政策が安定してなくて年ごとの導入量の変化が激しいですが、2030年には風力だけで国の全力の2割にしよう、その方が化石燃料よりも安いだろう(系統安定化費用込みで) [energy.gov]、と言っています。
      ・太陽光:量は既にご指摘の通り、まだ全然大したことないです。ですが毎年の導入量はどんどん増えていて、今年は2GW近く、2015年は6GWぐらいになる見込み(Figure2-15) [seia.org]です。国レベルでも色んな面から補助をしてます [dsireusa.org]。
      どちらの分野でも中国の台頭がすごいんですが(中国国内で大規模な助成をしてて貿易摩擦ネタになってます)、米国企業もGEやFirstSolar(最近、トタルに6割買われましたが)等がそれぞれの分野で競ってます。

      というわけで、現時点での累計量だけを見て今後の可能性まで否定するのは、無理があります。

      ==========
      ただし最近の日本における状況には、私も幾つか言いたいことが。

      ・突然、原発を全部止める流れになっているようですが、どう考えても無茶です。
       原発だろうが何だろうが、今使ってる発電所をいきなり何十基も止めて全部置き換え始めたら、恐ろしい額の負担が一度に発生してしまいます(それこそ、震災被害に匹敵する額が)。
       また例えお金があったとしても、それらの建設や、送電網の改造が物理的に追いつきません。
       脱原発を希望されるなら、ドイツ並に、それなりの額と数十年(彼らですら、これまでの20年+まだあと10年かける予定)の期間をかける覚悟でお願いします。

      ・再生可能エネルギーの普及ペースは、特定個人の思いつきだけでパッと変えるようなものではありません。
       今回の全量買い取りだって、2年ぐらい前から利害関係者や識者が何十回も集まって相談して、ようやく法案になったものです。
          http://www.meti.go.jp/committee/gizi_8/8.html#meti0004601 [meti.go.jp]
       (その下敷きになったのは今の家庭用太陽光の余剰買取で、これは自民党時代にできたもの。)
       そうやって決まったペースを急に変えるのは、ちょっとご勘弁願いたいです。ペース変えるならせめて関係者と相談してから、来年以降にして欲しいです。

      ・これだけの被害を食ったのですから、今後何をするにしても、厳しいことにはなると思います。
       しかも太陽光はともかく、地熱・バイオマス・風力等にもそれなりに使えそうな資源があります [env.go.jp](しかも、これでも調査はまだ途中)。にもかかわらず活用されてこなかったため、余計に被害を大きくする結果になってます(たとえば東北の地熱発電所は、今回いずれも地震後すぐに復帰したと聞いてます)。
       自然エネルギーはいわば「前払い式」で、一度設置してしまえば、あとは燃料を他国から買ってこなくてすみます(バイオマスを輸入したりしたら別ですが)。普及を進める時にはお金がかかりますが、それを嫌がってたらいつまで経っても使えません。
       でもコツコツと普及を進めれば、ドイツみたく、立派に選択肢の一つになるはずです(環境省による2030年までの費用や便益の試算例) [env.go.jp]。ドイツのように、逆に経済効果を得ることも可能と見られてます。
       「負担」があるからといつまでも先送りするのでなく、腰を据えて正面から取り組んで頂ければと思います。

      ・世界では既に、2010年に新設された発電所のうち30%(設備容量ベースで34%)が再生可能エネルギーになってます(2006年は6%位しかなかった)。また同分野への投資額は2110億ドル、前年から32%増加しています。Bloombergや国連がまとめた報告書 [fs-unep-centre.org]とプレスリリース [unep.org]。
       競争は激しいですが、日本の産業や経済の面からも、これに対応していく方が結局はお得ではないでしょうか。

      とりいそぎ。

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      • by s-kei (16661) on 2011年07月10日 15時00分 (#1984627)

        補足資料として。バイオマスや地熱は適当な資料を知りませんので、ご存じの方にお任せします。

        ・風力
         ・IEAによる2015年の見通し(Figure ES.2) [iea.org]…化石燃料と同じぐらいになると見ています。
         ・風力は一番出力変動が激しいのですが、それでも系統安定化費用込みでも、普及費用がペイする [energy.gov](再掲)と見られてます。

        ・太陽光
         ・ドイツ銀行による見通し(2枚目) [slideshare.net]…2015年ごろから、条件の良い地域(西南部)で系統電力コストを下回り始めると見られます。
         ・参考までに、欧州での見通し(Figure 4) [europa.eu]。やはり2015年ごろから、10ユーロセント/kWhを切る地域が出てくると見られてます。
         ・最近の太陽電池パネルの値下がりの様子 [solarbuzz.com]…継続的に下がり続けてます。

        もちろん、これらだけで100%全部供給ってのは現実的じゃありません。でも何割か(それでも凄い量だ)組み合わせた方が結局安上がりになりそう、という話です。

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      • by gedo (7079) on 2011年07月10日 16時58分 (#1984664) 日記

        脱原発を希望されるなら、ドイツ並に、それなりの額と数十年(彼らですら、これまでの20年+まだあと10年かける予定)の期間をかける覚悟でお願いします。

        日本人の悪い所として、こういう災厄が発生すると集団ヒステリーのごとく急進的というかパラノイア的に暴走する所がありますから。

        日本の場合、ドイツと比べて、風力資源の少なさや地形の問題、人口密度の高さや大エネルギー消費地である巨大都市が存在する等の都市構造の違い、地下資源の少なさなどがありますので、分散型電源を考慮していない上周波数が統一されていない電力網などなど、ドイツより厳しいコスト面の見通しと別の国になったと評されるぐらいの沢山の変革を覚悟する必要があるでしょう。そしてそれを混乱なく進めるにはおっしゃるとおり数十年の時間と莫大なコストがかかるでしょうから、脱原発をするにしても最低でも既存のものと建設中のものは完成させて寿命までは使い倒すことになるでしょう。

        特に東京のような巨大都市は、その都市インフラ(特に高層ビルや地下関連)を維持するためには、沢山のエネルギーを必要としますし、加えてそのような都市は巨大な郊外を抱えて、通勤移動に莫大なエネルギーを使っている事が今春の計画停電で明らかになりました。

        そして自然エネルギーの類は分散型電源で密度も低いので、東京一極集中是正など分散型の国家への移行と同時に、各都市のスケールでは人口の増加で広がりすぎた郊外とインフラの整理(ついでにそこを発電用地に?)して低エネルギー消費社会への移行も必要ですし、どうやって移住を促すのかが問題になります。(まさかポル・ポト時代のカンボジアみたいに強制移住というわけにはいかないでしょうし)
        ちなみにドイツはベルリン都市圏人口が500万人で総人口8175万人、日本は東京都市圏が3500万人で総人口1億2500万人ですので、ドイツの方が国としての分散化が進んでいます。(国土面積は日本の方がやや広いですが山がちな島国であることを考えると、可住面積は大陸にあるドイツの方が広いでしょう)

        あと産業も今までの巨大工場での製造業(と関連する産業)中心から、観光や金融、コンテンツ関連など物作りとの関連の低い産業のウェイトを上げていく必要があります。その過程では、失業や職業訓練などのコストも発生しますし、当該産業に所属している人は生活かかっていますから死に物狂いで抵抗するでしょう。(特に日本の雇用慣行では)

        それと、これらを真面目にやると、雇用や食糧(外貨が必要)、物理的な土地の制約から、たぶん人口は長期的にはある程度減らす方向で考えなければならくなるでしょうから、日本版一人っ子政策みたいなものも必要になるかもしれません。
        しかも、かなり慎重にやらないと経済の混乱に加え、今いる人口を支えられなくなって、移民を放出する事態となるリスクも心配です。(特に工業系の人が中心かも?)

        今回の全量買い取りだって、2年ぐらい前から利害関係者や識者が何十回も集まって相談して、ようやく法案になったものです。

        昨日NHKで取り上げていたドイツも、やはりチェルノブイリの事故を受けて利害関係者が何度も話し合い、さらに原発を止めることでどうしても発生するデメリット(ドイツの電気代は先進国では一番高いし、実際に電力を多く消費する産業はドイツから逃げるケースが発生したそうです)を公にして国民に周知して、それにより不利益(失業とか)を受ける人へのケア(失業手当や職業訓練など)をしっかりやったうえで脱原発に踏みきっています。日本みたいな感情論や夢想的な脱原発派とは、覚悟がまるで違います。

        最後は日本がどちらの地獄を選ぶかでしょう。

        #とにかく福島の事故以来急増している急進的だったり夢想的な脱原発(原発は嫌だけど電気は欲しい、なんとかなるでしょ)は、利権と関わりのない原発推進派にも、真面目な脱原発派にも迷惑です。

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    • by Anonymous Coward on 2011年07月09日 18時28分 (#1984312)

      > アメリカは広大な砂漠のある国ですから、太陽光がそこまで普及したのか...と思いましたが1.2%で、
      > メインはバイオマスでしたか。まさに自然エネルギーの困難さを再認識させられました。

      そういう意味では今年だけのワンショットの傾向見ても仕方ないし、
      少なくとも原資料のtable1.2あたりで近年の増減傾向を眺めておいた方がヨサゲですね。

      再生可能エネルギーの二強は結局水力とバイオマスなわけですが、
      水力は中期的にあまり増減していないようで、やっぱりバイオマスの伸びがポイントのようで。

      比するに太陽光の安定っぷりときたら...地熱が増えないのはロケーションの問題を考えると
      仕方ないと思いますが、少ないながらも増やそうという傾向が見られる風力に比べて、
      投資すれば増やせそうな太陽光が伸びてないのが(米国から見た)将来性をうかがわせます。

      といっても、再生可能エネルギーをひっくるめてやっと原子力発電単体をちょっとだけ越えたって状況で、
      原子力をなくしていくならやっぱりバイオマスを倍にするくらいの勢いは必要そうですな。

      ということで、米国以上に日本は太陽光なんて増やしづらいと思うんですが、
      こんなもので「めがそーらー」とか「電田」とかいう連中は何を根拠にしているのやら...

      よく推進派は「将来の技術進化が」とか言うんだけど、
      太陽光発電の現状の技術課題とか知らずにそーいうこというのはやめて欲しいよね。
      だいたい日本にだってかなりの投資をして長年研究してた連中や事業化を図ってた連中がいるわけで、
      年月かけて何とかできる程度の課題だったら基幹電力に入れないにせよ
      局所的な施設利用とかでもっと普及してるはずなんだが...

      結局、公金でインセンティブだの強制だのしないと普及しないようなものであれば、
      少なくとも事業化には向いてないわけだし、中長期的に運用できるようなものじゃないってことだね。

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      • by 335 (4199) on 2011年07月09日 19時03分 (#1984324) 日記

        >連中は何を根拠にしているのやら...

        実際のところ1kW/m^2で降ってくる太陽光エネルギーの一部をもぎ取る手段が再生可能エネルギーなわけで、すでにインフラを持っている農業国でまさに進行したエネルギー高騰のタイミングで選択されたのがバイオマスだったとしてもなんら不思議ではない。

        栽培と収穫と物理的輸送が必要なことを除けば、例えば植物のほうが太陽光パネルよりずっとエネルギー効率がよいのだから、大規模農場が維持できるなら、パネルよりバイオマスのほうが効率はよい。

        一方、太陽電池パネルの効率は過去10年で1.5倍になっているし、過去35年間線形以上の早さで効率が向上している。また、電力輸送手段が今後大幅に改善する可能性がある(超電導電力線など)。エネルギーを使う側も内燃機関から電力へシフトしている。遅かれ早かれ植物栽培のコストと比較可能になるでしょう。

        そして、バイオマスが原油のコストの天秤が簡単に傾くということはすでに市場が証明しているし、化石燃料と原子力のコストの天秤もどうやら簡単に傾くらしいのだ。だから、投資家はどっち向きにもトレンドを形勢しうる。

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      • >原子力をなくしていくならやっぱりバイオマスを倍にするくらいの勢いは必要そうですな。
        バイオマスを倍に増すってことですね。

        #それだけなのでAC

        --

        ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
        親コメント
      • メガソーラーも、シャープの堺工場 [sharp.co.jp]のように工場の屋根の上に付ければ、場所も取らないし、工場内で消費できるので送電ロスも減って効率はいいんですどね。

        空き地に建てるなら、サーキットの中 [srad.jp]とか、ごみ埋立後でまだ汚染されている土地 [impress.co.jp]とか、リニア実験線跡地 [impress.co.jp]とか、
        通常の建物が建てることがない土地に建てるのが理想。

        せめて農地として適していない場所ならともかく、耕作放棄地に建てる「電田」は筋が悪い。
        それなら、稲藁がバイオマスの原料にもなる飼料用の多収品種の稲とか、エタノール用に遺伝子組み換えの小麦とかを栽培するように、
        規制緩和したり補助金を付けたり方がまし。

        雇用も生むし、飼料の国産化がすすめば、食糧自給率も上がるし(数字上は)。

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      • by Anonymous Coward on 2011年07月09日 19時03分 (#1984323)

        メガソーラーなんて、作る必要も必然性もない。
        なんでわざわざ広い土地をつぶして固定資産抱えてやろうとしてるのか、さっぱりわからない。
        個人で屋根に載せたがってる人はいっぱいいるんだから、メガソーラーに設置するはずのパネルを個人宅に乗せればいい。
        土地を自前で用意する必要がなくなるから初期投資が抑えられて不動産税もかからない。
        土地の投資が抑えられるのでパネルの投資を増やすことができる。
        儲けは売電の中間搾取で出す。
        パネル投資を増やせる分、規模を大きくできるので回収効率も上がる。

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    • 「進むも地獄引くも地獄」な選択を突きつけている記事のような気がします。

      まぁ、「じゃあ、他にどーすりゃ良かったんじゃい!!??」と云う意見も有るとは思うけど、原発に関わる諸問題(使用済み燃料の最終処分をど〜するねん、とか)を考えると、原発に電力を依存する様な社会になっちまった時点で、ある意味、「進む(原発使い続ける)も地獄、引く(原発を使わないようにする)も地獄」って状況になっちまったんじゃねーんですかねぇ。
      で、よりマシな地獄はどこかって検討や選択を引き伸ばしてきた結果が、今の状況、と。

      親コメント
  • 本当かな? (スコア:5, 参考になる)

    by NOBAX (21937) on 2011年07月09日 17時14分 (#1984278)
    北欧諸国 [meiji.ac.jp]が電力消費量が多いという統計もありますが、
    米国がダントツに多いよ [yonden.co.jp]というのが一般的で、
    再生可能エネルギーもいいけど、もっと節約しろよといいたいところでしょう。

    しかし
    この統計 [hatena.ne.jp]とか、こっちの統計 [jepic.or.jp]
    なんか見ると、再生エネルギーが多いって本当かよって、感じがしますが。
    • Re:本当かな? (スコア:3, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward on 2011年07月09日 17時28分 (#1984285)

      この統計を見ると、単純に原子力が半減しただけ?

      去年まで:原子力20%
      今年  :原子力10%

      になったから、結果として再生可能エネルギーの割合が原子力を超えたのか

      親コメント
  • とりかえし (スコア:4, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2011年07月09日 15時43分 (#1984256)
    何千年かかって生い茂った森を切り開いて畑をつくり、そこで化学肥料じゃんじゃん使って穀物や糖蜜を作って、それを飢えて死んでいく子供たちには渡さないで燃料に使って発電するのも「再生可能」エネルギーなわけですね。
    原発賛成派に転向しようかと一瞬思ったわ。
    • by Dobon (7495) on 2011年07月09日 15時50分 (#1984259) 日記
      補充のアテのない地下水も使い放題だったり。

      # 地下水の枯渇で放棄される農地も……
      --
      notice : I ignore an anonymous contribution.
      親コメント
    • by s-kei (16661) on 2011年07月10日 16時59分 (#1984665)

      マジレスしときますと、バイオマスも性能や土地利用変化をチェックするようになってきてます。
      先行してる欧州の2009年の指令ですとこの資料のArticle 17(P.36)で規定されてる [europa.eu]んですが、”性能が悪すぎるものとか、酷い環境破壊を伴うものは認めないよ”という内容が書かれてます。ヒートポンプ等についても、性能に関する規定があります。

      再生可能エネルギーの定義には”持続的に使える”という意味もあって、単に”自然エネルギー”というだけでは不十分なので、当然のことなんですが。
      # アメリカのトウモロコシエタノールとか、加減性能悪すぎるんじゃ…。

      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2011年07月09日 17時40分 (#1984292)

      「バイオ燃料とは、ガソリンや木炭の代わりにパンやコーンフレークを燃料にして車を走らせるようなもの」
      とかいう表現を見た時、的確な表現だなと思った。

      ダムも耐用年数が何十年かで、その後は廃棄処分ですよね?
      風力は発電量が風任せなので、バックアップの火力発電は減らすことができない。
      真の意味で再生可能なエネルギーを生み出すのは、
      やはりとても難しいことなんですよ。

      親コメント
      • by tsukachan (26170) on 2011年07月09日 21時04分 (#1984357)

        >ダムも耐用年数が何十年かで、その後は廃棄処分ですよね?

        違います。堆砂(たいしゃ)と言ってダムに流入した砂がダムを埋めてしまうと機能不全に陥り使えなくなります。しかし、土砂の浚渫や排砂により機能回復は可能です。数十年で機能不全に陥るのは天竜川水系など一部で、万年単位でも埋まらないと予測されている水系もあります。ダムを擁護する訳ではありませんが、誤った認識は正して置きたいと思いまして。

        >真の意味で再生可能なエネルギーを生み出すのは、
        やはりとても難しいことなんですよ。

        これには同意。

        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2011年07月09日 21時24分 (#1984368)

          >土砂の浚渫や排砂により機能回復は可能です。
          まさに、おっしゃるとおりなんですけど...
          そのおかげで、ダムより下流の流れがエメラルドグリーンに染まってしまうのは、なんとかしてほしいものです。
          うちの近所の川ですが、(結構大きな川ですよ、何ちゃら三郎とあだ名されています)、
          今から何十年も前、ダムができる以前は、川底や、泳いでいる魚が見えたのに、
          ダムができて以来、水は濁ったままで、無粋なことこの上ありません。

          え、それぐらい我慢しろって? いやいや、遠くの原発の方がましです。
          遠くの町の原発に賛成し、わが町に清流を取り戻そう!

          親コメント
          • by tsukachan (26170) on 2011年07月09日 22時12分 (#1984387)

            自分もダムがいいなんては思っていないんですけど、人間が生活して行く以上何らかの環境負荷は免れないと考えております。その環境負荷を少なくする手段が必要です。水力発電はやはり有効だと思います。大規模なダムでなくて、小規模水力発電なんかは環境負荷も少なく、過疎地などの電力してはいいのではないかと思います。(限界集落みたいな過疎地は都市計画的に対応が必要だと思いますが・・。)

            白い川のそばで生まれ育ちましたが、20年ぶりに訪れたら、すっかり透明になっていて驚いた。あれはあれで懐かしいものだったので。

            親コメント
      • by Anonymous Coward on 2011年07月09日 20時53分 (#1984354)
        言いたい事はわかるけど、ミスリードを招きかねないと思う。
        実際にパンやコーンフレークなんて使わないのに、「食品」に限定しかねない表現。

        バイオ燃料と化石燃料の違いは、「昔育った植物」と「直近に育った植物」の違い。
        バイオ燃料の原料となっている穀物が、たまたま人間が食べる事ができるものだったわけだけど、もしかしたら化石燃料だって、当時は様々な動物の食料だったのかもしれない。

        パンやコーンフレークではなく、「過去に育っていたものを使うのか、使うために育てるのか」…と考えれば、考え方も違ってくるかもしれないと思う。
        親コメント
      • Re:とりかえし (スコア:1, すばらしい洞察)

        by Anonymous Coward on 2011年07月09日 17時47分 (#1984294)
        そしてパンやコーンフレークや、そのほかまだ食べられるものをバンバン棄ててる(そして石油かけて燃してる)私たち。
        今すぐ全部変えるのが無理なのはそりゃわかりますけどね・・・
        親コメント
    • Re:とりかえし (スコア:1, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward on 2011年07月09日 17時48分 (#1984295)
      何千年で回復する森林資源

      何億年で回復する化石燃料

      どちらが、より再生可能かといえば、前者でしょう。
      親コメント
      • by kota (2142) on 2011年07月10日 0時19分 (#1984444) 日記

        >何千年で回復する森林資源

        明治から第二次大戦にかけて、日本の里山は、かなり禿山に近い状態になっていたそうですが、おおよそ50年で回復を見せていますね。「この数百年で、一番森が深い」などとも言われているようです。

        炭焼きのクヌギなども、15年から20年ごとに伐採することで、まさに再生可能なエネルギーとして長年使われてきました。「回復に数千年かかる」というのは、日本においては、当てはまらないようです。
        (いまの日本国内のエネルギー消費をまかなうには当然足りませんが…)

        親コメント
      • Re:とりかえし (スコア:1, すばらしい洞察)

        by Anonymous Coward on 2011年07月09日 19時58分 (#1984343)

        その理論で行くとフクシマ並に爆発してもたかだか数十年で戻る
        原子力ってすごく再生可能じゃね?

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    • by Takahiro_Chou (21972) on 2011年07月09日 22時09分 (#1984385) 日記

      それを言ったら、原子力だって、下手すりゃ人類が滅んで以降もヤバいままで有り続けるゴミを大量生産し続けてる訳でさ。
      もう、既に、人類は、どんな選択肢を選んでも地球に大きなダメージを与え続ける(人類が大幅に減るか、文明を失なうかしない限り)って状況になってるんじゃねーの?

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  • 再生可能厨め…… (スコア:4, すばらしい洞察)

    by Meth610 (31617) on 2011年07月09日 19時51分 (#1984340)

    プルサーマル含めて考えた原子力が一番再生可能なんじゃねえの……?

    • Re:再生可能厨め…… (スコア:1, おもしろおかしい)

      by Anonymous Coward on 2011年07月09日 21時05分 (#1984359)

      永久機関がいちばん再生可能ですよ。
      # 不可能だという点に目をつぶればな

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    • Re:再生可能厨め…… (スコア:1, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward on 2011年07月09日 21時16分 (#1984364)
      ウラン235は、たった7億年で半減しちまいますぜ。
      自然崩壊する放射性物質こそ、取り返しのつかない地球上の限りある資源なんですよ。
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    • Re:再生可能厨め…… (スコア:1, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward on 2011年07月09日 23時28分 (#1984424)

      核融合もダメ高速増殖炉もダメで溜まりに溜まったプルトニウムを処分する必要性が出てきたから仕方なくプルサーマルなんだが
      ウラン資源を1割節約できるが廃棄物処理は格段に難しくなる
      ネタにマジレスか

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  • by sadaken (41076) on 2011年07月09日 22時23分 (#1984389) 日記
    バイオ燃料つくる土地に困らない農業大国だし
    大河もあるから大規模な数力発電も可能だし
    風車だって広大な土地にいくらでも立てられるけど
    それを日本に当てはめるのは無理ではないかと。
    しかもそれだけ条件に恵まれてても現状1割程度しかないわけですし。
    というか水力入れていいなら日本でも電力の1割は再生可能エネルギーですよね。
    ただもう適地が殆ど残ってないからこれを原発の代用にするってのは不可能ってだけで。

    土地の問題を無視しても
    比較的安定してるバイオ・水力・地熱は供給量に問題があり
    供給量にはほぼ問題がない風力や太陽光は不安定なわけで しかも共通してコストが高いという欠点を抱えてる現状では
    発電の主力は火力か原子力の二択ににならざるを得ないでしょう。

    まああと10年くらいで太陽光が発電コストだけなら火力に並ぶ可能性が高いらしいから
    20年もすれば蓄電池も進歩してたいしたコスト増なしで代用可能になってるか可能性も結構ありそうですが
    駄目でしたではすまない以上それを宛てにしてエネルギー政策決めるわけにもいかんし

    というか電気が安価に貯められさえすれば、島国で稼働率そのものは高い地域が結構あるから風力だって使えるし
    小水力だって使える、自動車もガソリンを使う必要もなくなるわけで、原子力みたいな危険な技術に頼らなくても
    悲願のエネルギーの自給自足が可能になるんでしょうけどね
    そんな夢のような時代が来る日はあるんだろうか。
    • 小水力は確かに開発すれば有望でしょうが日本では水利権でそれこそ雁字搦めです。
      新規に開発したとしてもこのような利権に対する保証金を毎年利権者に支払う必要
      が有り逆に割高な発電となる可能性が有りますよ。
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  • by kujira090 (16707) on 2011年07月10日 0時32分 (#1984447) 日記

    人類は穀物を得てエネルギーを獲得し、次の時代への歩みを進めてきたはず。
    穀物は不作の年もあるし、人の都合には合いません。
    それを緩和するのが商業や通貨の役割と思ってましたが・・・

    --
    #壮大なストーリ。空転するアイディア。
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ナニゲにアレゲなのは、ナニゲなアレゲ -- アレゲ研究家

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