
AMDのZen世代全CPUに脆弱性 35
脆弱性 部門より
ジョージア工科大学やグラーツ工科大学などの研究者らによって発見されたもので、この脆弱性には「SQUIP(Scheduler Queue Usage via Interference Probing)」という名称が付けられている。この脆弱性は同時マルチスレッディング(SMT)が有効な場合に機能するという。攻撃者がスケジューラキューの競合レベルを測定するサイドチャネル攻撃がおこなった場合、機密情報が漏洩する可能性があるとしている。AMDによれば、この潜在的な脆弱性を緩和するためには、ソフトウェアがシークレットに依存する制御フローを回避する、一定時間のアルゴリズムなどを使うことで軽減できるとしており、関連する案内を開発者向けにおこなっているという。