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13993475 story
AMD

PC向けGPU市場シェア、AMDが5年ぶりにNvidiaを上回る 23

ストーリー by headless
逆転 部門より

Jon Peddie Researchによれば、2019年第2四半期のPC向けGPU出荷ユニット数でAMDがNvidiaを上回ったそうだ(プレスリリースTom's Hardwareの記事Windows Centralの記事)。

データは単体GPUと統合GPUの合計であり、Intelが圧倒的なシェア(66.9%)を占める。しかし、Intelの出荷ユニット数は前四半期から1.44%減少し、シェアは1.4ポイント減少している。一方、AMDは出荷ユニット数が9.85%増加しており、シェアも1.5ポイント増の17.2%となった。Nvidiaの出荷ユニット数は0.04%減、シェアは16.0%(0.1ポイント減)となっている。AMDは2014年第2四半期までNvidiaを上回っていたが、同年第3四半期には同数で並び、同年第4四半期以降はNvidiaに逆転されていた。そのため、AMDがNvidiaを上回るのは5年ぶりとなる。

13993218 story
iPhone

Apple、サードパーティーのiPhone修理業者が正規サービスプロバイダーと同等のサービス提供を可能にする新修理プログラムを発表 16

ストーリー by headless
提供 部門より

Appleは8月29日、Apple正規サービスプロバイダー(AASP)以外のiPhone修理業者も純正部品などを入手可能にする、新修理プログラム「Independent Repair Provider Program」を発表した(ニュースリリース9to5Macの記事Mac Rumorsの記事iFixitの記事)。

新修理プログラムは保証外の修理を対象としたもので、サードパーティー修理業者は規模の大小にかかわらずAASPに提供されるのと同じApple純正部品やツール、トレーニング、修理マニュアル、診断機能などを同価格で利用できるようになる。プログラムにはiPhoneの保証外修理を行う業者が参加可能で、参加のために費用はかからない。ただし、部品の再販業者や卸売業者は対象外となる。修理担当者がAppleCareサービス認定資格を受ける必要はあるが、プログラム参加が認められた業者は認定費用が免除される。プログラムは当初米国で開始され、他国にも拡大していく計画だ。既にAppleはサードパーティー修理業者に純正部品を提供するパイロットプログラム20件を成功させているという。プログラムを本格展開することで、ユーザーが安心してサードパーティー業者の修理サービスを利用可能になるとのことだ。

iFixitはAppleの発表を歓迎しつつ、3月に入手したパイロットプログラムに関連するとみられる部品価格表で一部の部品が正規の保証外修理を利用するよりも高額だったことや、認定が公平に行われるのかどうかについてなど、注意深く見守る必要があると述べている。

13991979 story
交通

ヴァージンオーストラリア航空、MacBook全モデルの預け入れを禁止 19

ストーリー by hylom
こんな影響が 部門より

headless曰く、

ヴァージンオーストラリア航空がMacBook全モデルについて、預入手荷物に入れることを禁じ、機内持ち込み手荷物に入れるよう求めている(危険物品に関する情報ページ9to5Mac)。

Appleは2015年9月~2017年2月に販売された15インチMacBook Pro(Retina、15-inch、Mid2015)の一部でバッテリーが発火する可能性があるとして6月に自主回収プログラムを発表している。

これを受けてEU航空安全機関(EASA)は8月1日、航空機での損傷・不良・回収対象のリチウム電池輸送に関する勧告(SIB 2017-01)の対象になると注意を呼び掛けている。Bloombergは8月13日に米連邦航空局(FAA)が自主回収対象のMacBook Proを機内持ち込み・預入ともに禁じたと報じたが、MacBook Proを特に指定したものではなく、旅客機での輸送は必ずしも禁じていないリコール対象のリチウム電池に関する勧告(SAFO 16011: PDF)の対象になると注意を呼び掛けたものだったことが後に判明した。

EASA・FAAともに勧告は強制力のあるものではないが、実際に禁止するにしてもチェックイン時や搭乗時に自主回収の対象になっているかどうかを判定するのは困難だ。そのため、ヴァージンオーストラリア航空ではMacBook全機種の預入を禁止したようだ。ただし、ノートPCを預入手荷物に入れる乗客は少ないと思われ、影響も小さいとみられる。

一方タイ国際航空では21日、SIB 2017-01に従って旧世代の15インチMacBook Proを預入・機内持ち込みともに認めないと発表。シンガポール航空は25日、バッテリーの安全性が確認されるか、安全なバッテリーに交換されない限り、旧世代の15インチMacBook Proを持って来ないよう乗客に求めている。

13991878 story
グラフィック

偽グラボの直し方 10

ストーリー by hylom
ネタとしては面白い 部門より

Anonymous Coward曰く、

低価格GPUや旧世代GPUを搭載したGPUをハイエンドモデルや新モデルに偽装した偽グラフィックカードが出回っていることは以前にも話題になった。こういった偽グラフィックカードではOSが認識するGPUと実際に搭載されているGPUが異なるため、ドライバが正しく動かずにそのままでは定期的にブルースクリーンが発生するという。そこで、グラフィックカードのファームウェアを書き換えて本来のGPU情報を書き込むことで偽装を解き、何とか使おうとする人も現れたようだ (Hackerday)。

書き換えにはNVIDIA製ツールのNVFlashは使えず、直接基板上のEEPROMを書き換える必要があるとのこと。ただし使えるようになるとは言っても古いもの (今回の場合5世代以上前とのこと) なので、どこまで意味があるかは不明だ。

13991865 story
テクノロジー

縦横215mmという超巨大サイズの深層学習向けプロセッサ 27

ストーリー by hylom
扱いも大変そうだ 部門より

Anonymous Coward曰く、

CPU/GPUの大型化が進む昨今であるが、8月に米国にて開催されたLSIチップに関する学会「Hot Chips 31」にて、一般的な「大型プロセッサ」を遥かに上回る46,225平方mm(縦横215mm×215mm)というサイズの超巨大プロセッサが発表された(PC WatchマイナビニュースSlashdot)。

発表を行ったのは元AMDのARM部門のメンバーが中心となり設立されたCerebras社。「Cerebras Wafer Scale Engine(WSE)」と呼ばれるこの深層学習プロセッサは、なんと1つのプロセッサに300mmウェハを丸ごと1枚使ってしまったという代物で、現行最大のGPUであるNVIDIAのVolta GV100(815平方mm) と比べても実に56.7倍もの大きさとなる。トランジスタ数が1兆2,000億個、コア数が40万コア、オンチップメモリが18GBと、桁違いの性能を持つ。

こうした超巨大なプロセッサが開発された背景には深層学習のモデルの複雑化があるようで、GPUを使った大規模な構成ではチップ間通信がネックとなることから、最初から数十個のGPUに相当する巨大チップが作成されたという。ただし、通常の製造装置では800平方mm程度が限界ということで、これを独自技術で組み合わせてワンチップとしたようである。

13991317 story
パテント

GlobalFoundries、TSMC製品の米国とドイツへの輸入差止を求めてTSMCやAppleなどを提訴 10

ストーリー by hylom
新たな紛争 部門より

headless曰く、

GlobalFoundries(GF)は26日、同社の特許計16件をTSMCが侵害したとして、米国とドイツでそれぞれ複数の訴訟を提起した(プレスリリースメディア向けファクトシートPDF9to5Mac)。

GFが侵害されたと主張する特許は半導体デバイスの構造に関するものなどで、米国の特許が13件、ドイツの特許が3件。訴状の提出先は米国際貿易委員会2件、米デラウェア地区連邦地裁6件、米テキサス西部地区連邦地裁13件、ドイツ・マンハイムとデュッセルドルフの地方裁判所各2件で、計25件となる。

GFではTSMCの7nm/10nm/12nm/16nm/28nm技術で製造された半導体製品の米国およびドイツへの輸入差止を求めており、コンシューマー製品でTSMC製チップを使用するASUSやCisco、Google、Lenovo、TCLなどのほか、AppleやBroadcom、Mediatek、nVidia、Qualcommなど自社設計チップの製造をTSMCに委託する企業、電子部品の卸売り企業がTSMCとともに被告となっている。

13990382 story
交通

ロシアの水上浮揚型原発、目的地までの航海を開始 55

ストーリー by hylom
原子力空母と比べればコンパクト 部門より

Anonymous Coward曰く、

ロシアの水上浮揚型原子力発電所「アカデミックロモノソフ号」が8月23日、運用地であるシベリア北東部ペベクに向かって出港した(AFPCNNAPSlashdot)。

この原子力発電所はロシア国営企業のロスアトムが開発・建造を進めていたもので、現時点では世界で唯一の水上浮揚型原子力発電所になるという。出力3.5万kWの小型原子炉を2基搭載し、船体のサイズは長さ144m、幅30m。今までは北極圏のムルマンスクで試験が実施されており、試験が完了したことから運用地への移動が開始されたようだ(原子力産業新聞電気事業連合会の海外電力関連トピックス情報)。

航海距離は5000キロで、目的地であるペベクに到着するまでの航海期間は、4~6週間ほどだとしている。ペベク到着後は、現地の原発と既に閉鎖された石炭火力発電所の後継として年末までに稼働する予定。

ロスアトムは、水上浮揚型原発は永久凍土での原発建設の簡便な代替となり得ると説明しており、将来的には海外輸出も目指しているという)。

13989818 story
ゲーム

プロキシならぬプロ棋士向けPC登場 42

ストーリー by hylom
囲碁ソフトプリインストールで+数万円という感じか 部門より

Anonymous Coward曰く、

PC販売店「ドスパラ」の運営や独自ブランドでのPC販売を手がけるサードウェーブが、囲碁のプロ棋士向けPC「GALLERIA 碁MASTER」を発売する(ドスパラの製品ページエルミタージュ秋葉原)。

プロの囲碁棋士団体である日本棋院公認で、プロ棋士向けのPCは世界初だという。最近囲碁棋士の間ではAIを使った練習や分析が普及しているそうで、検討ソフトがプリインストールされているとのこと。

価格は24万9,980円(税別)。プロだけでなく、上位愛好者もターゲットとされている。

以前、若手囲碁棋士の間でAWSを使ったコンピュータ囲碁システムが流行という話があったが、CPUにCore i7-9750H、GPUとしてGeForce RTX2070 MAX-Q(RTX2070の薄型ノートPC向けバージョン)を搭載し、AWSをしようせずとも高速に着手の探索や検討ができるという。サードウェーブによるベンチマークでは、本PCでは毎分約1.6万件の探索処理が実行できるという。これはAWSのP2(毎分約1万件)以上、P3(毎分約2.7万件)以下というスペックだそうだ。

13989566 story
Intel

Intelが今月2度目のノートPC向け新型プロセッサを発表。8月だけで19種類 27

ストーリー by hylom
そんなに出たの 部門より

Anonymous Coward曰く、

2019年8月21日、IntelがノートPC向け低消費電力版の第10世代Coreプロセッサ計8製品を発表した(4GamersITmediaArsTECHNICASlashdot)。

開発コード名は「Comet Lake」で、発表された製品の内訳はTDP 15Wの省電力設計モデル「Uプロセッサ」が4モデル、TDP 7Wの超省電力設計の「Yプロセッサ」が4モデル。製造プロセスルールは14nmで、省電力設計のUシリーズとしては初めて6コア/12スレッド対応となる「Core i7-10710U」が含まれているのが特徴。

第10世代とされているものの、実質的には第8世代(「Kaby Lake Refresh」)の低消費電力版という位置付けだが、Kaby Lake Refreshとは異なり、Ice Lakeで搭載されたThunderbolt 3とWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)の標準サポート、モダンスタンバイや音声エージェントへの対応強化、プロセッサのパフォーマンスを自動最適化する「Intel Adaptix Technology」への対応は引き継がれているとしている。

なお、今月発表されたIce LakeとComet Lakeを合わせるとIntelは合計19種ものモバイル向けCPUを発表したことになるため、ユーザーの間では混乱も予想される。

13989537 story
バグ

吸排気口がテープで塞がれた販売機、虫対策のためか 30

ストーリー by hylom
現場でのバグ対策 部門より

駅ホーム内に設置されているグリーン券販売機の吸排気口がテープで塞がれているという事例がTwitterで報告されている。吸排気口をテープで塞ぐと筐体からの排熱がうまく行われずトラブルになる可能性があることが指摘されてるのだが、なぜ塞いだのかは不明。これに対し、「虫対策」ではないかとの推測が出ている(別のTogetterまとめ)。

これによると、過去に別の駅で内部にカメムシが大量に入り込み、それで機器がエラーを出したという事例が発生したという。

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変なモノ

日産、確実にカップインするゴルフボールを開発 52

ストーリー by hylom
こんなもの作っている余裕はあるんですかね 部門より

日産自動車が自動車の運転支援システムを応用した「自動でカップインするゴルフボール」を開発した(CNET Japan日産の「ProPILOT GOLF BALL」ページ)。

日産の「ProPILOT 2.0」は高速自動車道での車線変更や追い越しなどをアシストする技術で、このゴルフボールも軽く打つだけで自動的に「走行」し、目的地となるカップに到達するという。

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ニュース

カセットコンロ、発売から50年 92

ストーリー by hylom
昨今は電気鍋や電磁調理器に置き換わっているところもあるそうですが 部門より

Anonymous Coward曰く、

岩谷産業が1969年に日本初のカセットコンロ「カセットフー」を発売してから50年が過ぎたそうだ( 朝日新聞)。

最初は冬にガスホースに煩わされず鍋を食べるための器具だったが、その後、焼き肉、たこ焼き、アウトドアレジャー、災害対策など、用途によって種類も増えたという。

皆様はカセットコンロを使っているだろうか。どのような使い方をしているだろうか。

なお、岩谷産業は50周年を記念したモデル2機種を発売している(家電Watch)。 

13985301 story
お金

クラウドファンディングで72万ドル以上を集めながらも製品をリリースできなかった「Futurefon」プロジェクト、代表者が詐欺で有罪に 38

ストーリー by hylom
ずっと同じネタで詐欺をしていたのか 部門より

やや旧聞となるが、2014年にクラウドファンディングで72万ドル以上を集めながらも製品をリリースできなかった「Futurefon」というデバイスの開発プロジェクトの代表者が、詐欺で逮捕され有罪となっていたという(Verge米司法庁の発表)。

このFuturefonというデバイスや経緯については『「史上最悪のクラウドファンディング詐欺」Dragonfly Futurefon事件に有罪判決が出ていた』や『72万ドルごと消えつつある夢の四つ折りセパレートPC「Dragonfly Futurefon」』にまとめられているが、問題のデバイスは2画面に分割されたスクリーンを備える手のひらサイズのデバイスで、広げた状態ではフルサイズのキーボードを備えたノートPCのように利用でき、畳んだ状態ではスマートフォンのように使えるというもの。クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で資金募集が行われ、799ドルの出資で入手できるというキャンペーンが展開されていた。

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ハードウェア

天井から吊り下げ設置したプロジェクターの外装が劣化して破損・落下する事例 27

ストーリー by hylom
一般家庭でも危険の恐れがあるのか 部門より

Anonymous Coward曰く、

エプソンからの注意喚起メールで知ったのだが、天井に吊り下げるように設置したプロジェクターの外装が劣化して破損したり、それによってプロジェクタ本体が落下するという事例があるそうだ(エプソンの「重要なお知らせ」ページ)。

外装ケースに油・潤滑剤・洗剤・溶剤・接着剤・薬品などが付着したり、空気中に漂う油煙が多い環境や溶剤・薬品が揮発している空間で利用している場合に、プラスチックの劣化が発生し、その場合重量に耐えきれずケースが破損したり、最悪プロジェクターが落下することがあるという。

一般のご家庭でこのような環境にプロジェクタを設置することはあまりないかもしれないが、頻繁に焼き肉をするようなLDKとかに設置している場合は注意した方が良いのかもしれない。

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犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward

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