米連邦取引委員会に続き、AppleもQualcommを訴える 26
参加 部門より
Appleがメディアに出した声明によれば、Qualcommはセルラー通信の標準規格に貢献した十数社の1社に過ぎないが、他社の特許料をすべて合わせた額の5倍以上の金額を要求していたという。そのため、特許料の値引きを求めるAppleは業務協力および特許に関する合意(BCPA)をQualcommと交わし、他社のチップを使わないなどの条件で、製造委託先がQualcommに支払った特許料の一部をリベートとして受け取っていた。しかし、反競争行為の疑いでQualcommを調査していた韓国公正取引委員会(KFTC)の求めに応じてAppleが証言したところ、BCPAを破ったとしてQualcommはリベートの支払いを拒否する。その結果、支払われなかったリベートは10億ドル近いとのこと。