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X68000のは何が凄かったの?これはファミコンミニみたいなノリなの?
>X68000のは何が凄かったの?
「の」はタイプミスとして真面目に答えるけど、搭載されていた MC68000を当時個人向けPCに多く採用されていたIntel-8086と比べると分かりやすい。
【Intel 8086】1978年~命令セット= 16ビット、トランジスタ数=約 29000、最大メモリ 1 MB8ビットの 8080 との互換性重視で完全な 16 ビットとは言い難く、随所に8ビットのしがらみがみられる。 【MC68000】1980年~命令セット= 32ビット、トランジスタ数=約 70000、最大メモリ 16 MB従来品との互換性は考慮せず、完全な16ビット設計を目指したらしい。
MC68000はミニコンクラスでも使われていたという実績からも性能の高さが伺える。
X68000よりずっと後に出て、CPU に 80386を搭載して広告打ちまくっていた FM TOWNS [wikipedia.org] が全くと言っていいほど評価されなかった。もし FM TOWNSがMC68000を採用していたら、私も買っていたかもしれない。
CPUもそうだけど、X68000 はグラフィックチップが凄かったのよ。ゲーム作りにはほぼ最高のスペックと言って良かった。X68030 の時にグラフィックメモリを増やして、768×512 で6万色出せたらもっと魅力的なマシンになっていたのに。
>768×512 で6万色出せたら
え? 出せてましたよ?(768x512モードのアスペクト比で)SX-WINDOW3.0の売りの一つがそれじゃなかったかな。
#CTRCさんが頑張った。
いや、出来るけど出来ませんよ。X68000はテキストVRAMとグラフィックVRAMがそれぞれ512KBいかない。いや、当時的には画期的な大容量だけど。
で、グラフィックVRAMは、4bit(16色)、8bit(256色)、16bit(65536色)の3種類の色モードがありますが、16bitモードの場合は、512KBは512x512ピクセル分の広さしかありません。768x512の解像度モードでも6万色表示は可能ですが、その場合は全画面には表示できず、そのモードにすると512x512をタイル表示(繰り返し)になります。
一方のテキストVRAMはテキストVRAMといいつつ、PC-98のグラフィックVRAMと同様の4プレーンビットマップ方式で、1024x1024で、4bit=16色発色。SX-Window はこのテキストVRAMにウィンドウシステムの描画を行っています。そうやって768x512x16色で画面構築した上で、その一部でグラフィックVRAMを透過して見せることで、「画面内の最大512x512の矩形を6万色で見せる」ことができてました。
ってことで、768x512の画面モードで6万色表示はしてるけど、768x512で6万色出せるとは言えないかと。
うん、だからあえて「768x512モードのアスペクト比で」と書いてる。
そんなこと言ったらセガサターンだって704*480の16bitカラーで表示できるぞ。
隠し機能で1024x848(インタレース)のモードがあったけど,この解像度でも64k色の512x512のタイル表示できたのかな?
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Stay hungry, Stay foolish. -- Steven Paul Jobs
X68000ってよく話題に上がるけど、 (スコア:0)
X68000のは何が凄かったの?これはファミコンミニみたいなノリなの?
Re: (スコア:0)
>X68000のは何が凄かったの?
「の」はタイプミスとして真面目に答えるけど、搭載されていた MC68000を
当時個人向けPCに多く採用されていたIntel-8086と比べると分かりやすい。
【Intel 8086】1978年~
命令セット= 16ビット、トランジスタ数=約 29000、最大メモリ 1 MB
8ビットの 8080 との互換性重視で完全な 16 ビットとは言い難く、随所に8ビットのしがらみがみられる。
【MC68000】1980年~
命令セット= 32ビット、トランジスタ数=約 70000、最大メモリ 16 MB
従来品との互換性は考慮せず、完全な16ビット設計を目指したらしい。
MC68000はミニコンクラスでも使われていたという実績からも性能の高さが伺える。
Re: (スコア:0)
X68000よりずっと後に出て、CPU に 80386を搭載して広告打ちまくっていた FM TOWNS [wikipedia.org] が全くと言っていいほど評価されなかった。
もし FM TOWNSがMC68000を採用していたら、私も買っていたかもしれない。
CPUもそうだけど、X68000 はグラフィックチップが凄かったのよ。
ゲーム作りにはほぼ最高のスペックと言って良かった。
X68030 の時にグラフィックメモリを増やして、768×512 で6万色出せたらもっと魅力的なマシンになっていたのに。
Re: (スコア:0)
>768×512 で6万色出せたら
え? 出せてましたよ?(768x512モードのアスペクト比で)
SX-WINDOW3.0の売りの一つがそれじゃなかったかな。
#CTRCさんが頑張った。
Re:X68000ってよく話題に上がるけど、 (スコア:1)
いや、出来るけど出来ませんよ。X68000はテキストVRAMとグラフィックVRAMがそれぞれ512KBいかない。いや、当時的には画期的な大容量だけど。
で、グラフィックVRAMは、4bit(16色)、8bit(256色)、16bit(65536色)の3種類の色モードがありますが、
16bitモードの場合は、512KBは512x512ピクセル分の広さしかありません。
768x512の解像度モードでも6万色表示は可能ですが、その場合は全画面には表示できず、そのモードにすると512x512をタイル表示(繰り返し)になります。
一方のテキストVRAMはテキストVRAMといいつつ、PC-98のグラフィックVRAMと同様の4プレーンビットマップ方式で、1024x1024で、4bit=16色発色。
SX-Window はこのテキストVRAMにウィンドウシステムの描画を行っています。
そうやって768x512x16色で画面構築した上で、その一部でグラフィックVRAMを透過して見せることで、「画面内の最大512x512の矩形を6万色で見せる」ことができてました。
ってことで、768x512の画面モードで6万色表示はしてるけど、768x512で6万色出せるとは言えないかと。
Re: (スコア:0)
うん、だからあえて「768x512モードのアスペクト比で」と書いてる。
Re: (スコア:0)
そんなこと言ったらセガサターンだって704*480の16bitカラーで表示できるぞ。
Re: (スコア:0)
隠し機能で1024x848(インタレース)のモードがあったけど,
この解像度でも64k色の512x512のタイル表示できたのかな?