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もう16年になるのか。早いなあ。37年間のうち、ソニーの下で43%も過ごしたわけだ。
EVFカメラになってから、ついにトランスルーセントミラーは取り払われなかった。Eマウントとの差別化の為、画質の足かせが必要だったのだと思わずにはいられない。
わざわざ足かせつけるようなもんでも無いと思うけどなぁ…。うがち過ぎでは?
Aマウント-フルサイズEマウントアダプターの LA-EA5 [www.sony.jp] があるから十分ってのもあるし。機械連動式の絞り制御とAFモーターをこのサイズのアダプターに突っ込んじゃうのは、ソニーならではかもしれない。これが完成形のアダプタと言えるけど、5世代目だからね。Aマウントへのケアは手厚いと言える。
たしかα-7000付属レンズも最新α7でつかえてた気がする。
LA-EA5は型番的には5番だけど、販売時期的には4代目、技術的には3代目ですね。
2010/06 LA-EA1: APS-Cサイズ、モーター内蔵レンズのみオートフォーカス可能2011/10 LA-EA2: APS-Cサイズ、ハーフミラーとオートフォーカス機構をまるごと内蔵し、モーター非内蔵レンズのオートフォーカスが可能2013/11 LA-EA3: LA-EA1の35mmフルサイズ対応版2013/11 LA-EA4: LA-EA2の35mmフルサイズ対応版(現行)2020/11 LA-EA5: フルサイズ対応。モーター内蔵レンズは全カメラでオートフォーカス可能。一部のカメラではカメラ本体のオートフォーカス機構を使って、モーター非内蔵レンズのオートフォーカスが可能(現行)
知らない人向けに軽く説明しておくと、昔のオートフォーカス一眼レフシステムでは、コストやサイズの観点などからフォーカス駆動するモーターをカメラ本体に内蔵し、フォーカスや絞りについては本体側から機械的に制御するのが主流でした。(例外はキヤノン。最初に銀塩オートフォーカス一眼レフのEOSを出した時に、マウントを一新して完全電子制御化したので、マウントアダプタでのフォーカス駆動問題は起きません。当時はコストの点で無茶しやがるとちょっと低評価でしたが、今となっては先見の明があったということで。)
その後の技術の発展と制御のしやすさから、どこのカメラメーカーもモーター内蔵レンズに移行していきましたが、旧レンズを使えるように一眼レフのカメラ本体にはモーターを内蔵し続けます。でもって、ミラーレスでマウント一新すると、機械駆動の必要性はないのでカメラ内モーターはなくなります。となると、モーター内蔵レンズならマウントアダプタで電子的に変換するだけでフォーカス駆動することができますが、モーター非内蔵レンズでは単純なマウント変換だけではフォーカス駆動できません。
その対策としてソニーだけは、上述のように「フォーカス駆動用のモーターを内蔵したマウントアダプタ」を出してます。こんなことやってるのはソニーだけ。変態だ。ただしLA-EA2/LA-EA4は、Aマウントカメラのオートフォーカス機構をまるごとマウントアダプタにしたものですので、でかくて重いですし、カメラのオートフォーカス性能がまったく生かされないという欠点がありました。そこに出てきたのがLA-EA5で、普通のマウントアダプタサイズでモーター内蔵という、機能的には究極のものだと思います。
でも、モーター非内蔵レンズに対応しているのはα6600、α7R IV、α1だけなので、機能的にLA-EA5はLA-EA1/LA-EA3の上位互換だけど、LA-EA4の上位互換にはなりきれない。(なので、LA-EA3は終売だけど、LA-EA4は併売)
LA-EA5のモーター非内蔵レンズオートフォーカスがEマウントの全カメラ対応なら言うことないのですが、LA-EA5登場以前のカメラが対応しないのは仕方にしても、LA-EA5発売以降のカメラでも、α1のみ対応でα7Cとα7 IVは非対応だったりと、微妙に中途半端。今は「LA-EA5と、LA-EA5に対応したカメラ本体」を導入することでAマウントからの移行ができますが、今後のカメラの買い換えに対応できるかどうかに不安が残るのが難点。
ってことこで、私はα9000以来のAマウントカメラ使いなんですが、・LA-EA5対応の中級機や廉価機が出たら、(将来的にもLA-EA5を使えると期待できるので)Eマウントカメラ+LA-EA5に移行しようと様子見してるとこなんですが…このままだと、レンズ資産の観点からすると、LA-EA4にした方が長持ちするんじゃないかと考え始めてるとこです。
ちなみに、手持ちのレンズ資産の中でも、使い回す想定なのはMINOLTAの50mmF1.4と200mmF2.8APOの2本。たった2本なら買い換えた方がいいだろ、と言われたら返す言葉がないんですが、愛着があるし今でも使えてるし、微妙に乗り換え先がないんですよね。
MonsteradapterがLA-EA4向けに出してるLA-EA4r(ミラーを外して基板を入れ替えるやつ)でモーター非搭載のレンズでもAFエリア全開でギュインギュイン動くようにできたので結局Eマウントのソニーレンズは一本も持ってない。
おお、そんな便利なものが。LA-EA4を、モーター非内蔵レンズ向けLA-EA3化するって感じですね。モーター内蔵レンズは非対応になってしまうのが微妙ですが、過去の資産を使う分には困らないかな。なんなら、LA-EA5と2本持ちでもいいし。
情報ありがとうございます。これでEマウントαへ移行の道が開けてきました。
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UNIXはただ死んだだけでなく、本当にひどい臭いを放ち始めている -- あるソフトウェアエンジニア
ソニーに移ってから (スコア:0)
もう16年になるのか。早いなあ。
37年間のうち、ソニーの下で43%も過ごしたわけだ。
EVFカメラになってから、ついにトランスルーセントミラーは取り払われなかった。
Eマウントとの差別化の為、画質の足かせが必要だったのだと思わずにはいられない。
Re: (スコア:0)
わざわざ足かせつけるようなもんでも無いと思うけどなぁ…。うがち過ぎでは?
Aマウント-フルサイズEマウントアダプターの LA-EA5 [www.sony.jp] があるから十分ってのもあるし。
機械連動式の絞り制御とAFモーターをこのサイズのアダプターに突っ込んじゃうのは、ソニーならではかもしれない。
これが完成形のアダプタと言えるけど、5世代目だからね。Aマウントへのケアは手厚いと言える。
たしかα-7000付属レンズも最新α7でつかえてた気がする。
Re:ソニーに移ってから (スコア:3, 参考になる)
LA-EA5は型番的には5番だけど、販売時期的には4代目、技術的には3代目ですね。
2010/06 LA-EA1: APS-Cサイズ、モーター内蔵レンズのみオートフォーカス可能
2011/10 LA-EA2: APS-Cサイズ、ハーフミラーとオートフォーカス機構をまるごと内蔵し、モーター非内蔵レンズのオートフォーカスが可能
2013/11 LA-EA3: LA-EA1の35mmフルサイズ対応版
2013/11 LA-EA4: LA-EA2の35mmフルサイズ対応版(現行)
2020/11 LA-EA5: フルサイズ対応。モーター内蔵レンズは全カメラでオートフォーカス可能。一部のカメラではカメラ本体のオートフォーカス機構を使って、モーター非内蔵レンズのオートフォーカスが可能(現行)
知らない人向けに軽く説明しておくと、昔のオートフォーカス一眼レフシステムでは、コストやサイズの観点などから
フォーカス駆動するモーターをカメラ本体に内蔵し、フォーカスや絞りについては本体側から機械的に制御するのが主流でした。
(例外はキヤノン。最初に銀塩オートフォーカス一眼レフのEOSを出した時に、マウントを一新して完全電子制御化したので、マウントアダプタでのフォーカス駆動問題は起きません。当時はコストの点で無茶しやがるとちょっと低評価でしたが、今となっては先見の明があったということで。)
その後の技術の発展と制御のしやすさから、どこのカメラメーカーもモーター内蔵レンズに移行していきましたが、旧レンズを使えるように一眼レフのカメラ本体にはモーターを内蔵し続けます。
でもって、ミラーレスでマウント一新すると、機械駆動の必要性はないのでカメラ内モーターはなくなります。
となると、モーター内蔵レンズならマウントアダプタで電子的に変換するだけでフォーカス駆動することができますが、
モーター非内蔵レンズでは単純なマウント変換だけではフォーカス駆動できません。
その対策としてソニーだけは、上述のように「フォーカス駆動用のモーターを内蔵したマウントアダプタ」を出してます。こんなことやってるのはソニーだけ。変態だ。
ただしLA-EA2/LA-EA4は、Aマウントカメラのオートフォーカス機構をまるごとマウントアダプタにしたものですので、でかくて重いですし、カメラのオートフォーカス性能がまったく生かされないという欠点がありました。
そこに出てきたのがLA-EA5で、普通のマウントアダプタサイズでモーター内蔵という、機能的には究極のものだと思います。
でも、モーター非内蔵レンズに対応しているのはα6600、α7R IV、α1だけなので、
機能的にLA-EA5はLA-EA1/LA-EA3の上位互換だけど、LA-EA4の上位互換にはなりきれない。(なので、LA-EA3は終売だけど、LA-EA4は併売)
LA-EA5のモーター非内蔵レンズオートフォーカスがEマウントの全カメラ対応なら言うことないのですが、
LA-EA5登場以前のカメラが対応しないのは仕方にしても、
LA-EA5発売以降のカメラでも、α1のみ対応でα7Cとα7 IVは非対応だったりと、微妙に中途半端。
今は「LA-EA5と、LA-EA5に対応したカメラ本体」を導入することでAマウントからの移行ができますが、
今後のカメラの買い換えに対応できるかどうかに不安が残るのが難点。
ってことこで、私はα9000以来のAマウントカメラ使いなんですが、
・LA-EA5対応の中級機や廉価機が出たら、(将来的にもLA-EA5を使えると期待できるので)Eマウントカメラ+LA-EA5に移行しよう
と様子見してるとこなんですが…
このままだと、レンズ資産の観点からすると、LA-EA4にした方が長持ちするんじゃないかと考え始めてるとこです。
ちなみに、手持ちのレンズ資産の中でも、使い回す想定なのはMINOLTAの50mmF1.4と200mmF2.8APOの2本。
たった2本なら買い換えた方がいいだろ、と言われたら返す言葉がないんですが、
愛着があるし今でも使えてるし、微妙に乗り換え先がないんですよね。
Re: (スコア:0)
MonsteradapterがLA-EA4向けに出してるLA-EA4r(ミラーを外して基板を入れ替えるやつ)で
モーター非搭載のレンズでもAFエリア全開でギュインギュイン動くようにできたので
結局Eマウントのソニーレンズは一本も持ってない。
Re:ソニーに移ってから (スコア:1)
おお、そんな便利なものが。LA-EA4を、モーター非内蔵レンズ向けLA-EA3化するって感じですね。
モーター内蔵レンズは非対応になってしまうのが微妙ですが、過去の資産を使う分には困らないかな。なんなら、LA-EA5と2本持ちでもいいし。
情報ありがとうございます。これでEマウントαへ移行の道が開けてきました。